三柱の三領保神 大陸 グランド・ボーガンが幻想郷に来て何時間か経過した。
木葉たちはボーガンとの戦闘で大きなダメージを受け、未だに目を覚まさない。
木葉たちを運んだ魔理沙と藍は今、博麗神社にいる。
魔理沙「…なぁ」
藍「…はい」
魔理沙「…霊夢たちはちゃんと起きるよな」
藍「…分かりません」
魔理沙「…」
藍「…紫様に報告に行きます」
魔理沙「…」
魔理沙は返事をしなかった。
スタスタスタ
藍は紫の元へ向かった。
魔理沙「…寂しいな」
場所 魔理沙の家
アリス「魔理沙?いる?」
アリスが魔理沙の家を訪れていた。
アリス「…いないのかしら」
スタスタスタ
アリスは魔理沙の家を覗いた。
アリス「…いないわね」
アリスはそれだけ確認すると歩き始めた。
アリス「霊夢のところかしら」
アリスはそのまま神社に向かった。
その頃…
藍「…紫様」
紫「あら藍。どうしたの?監視は?」
藍「…あの方はお帰りになられました」
紫「そう。どうだった?」
藍「…」
藍は何も言わなかった。
紫「藍?」
藍「…」
妖夢「藍さん?」
幽々子「…」
藍「…紫様」
紫「何?」
藍「実は…」
藍は博麗神社で起こったことを全て話した。
紫「え…」
幽々子「…」
妖夢「え、じゃあ…霊夢さんたちは…」
藍「博麗の巫女は大丈夫です。ですが、ダメージが大きく、今は眠っています」
紫「…そう」
幽々子「…やっぱり」
妖夢「幽々子様?」
幽々子「…危険な人物だわ。手を出さないって言ってたのに」
紫「…そうね」
藍「ですが…」
紫「何?」
藍「博麗の巫女たちを傷つけたのは別の人物です」
紫「誰?」
藍「…恐らく、あの方のお仲間です」
紫「名前は分かる?」
藍「…すいません」
紫「…分かったわ」
スッ
紫は立ち上がった。
幽々子「紫?」
紫「…幽々子。霊夢の様子を見てくるわ」
幽々子「そう」
スタスタスタ
紫は部屋を出て博麗神社に向かった。
幽々子「…どうするのかしら…紫」
場所 博麗神社
魔理沙「…」
魔理沙は1人縁側に座っていた。
魔理沙「…霊夢」
ザッザッザッ
魔理沙「!」
魔理沙が音がした方を見た。
アリス「ここにいたのね」
魔理沙「…アリス」
神社に来たのはアリスだった。
アリス「あなた一人?霊夢は?」
魔理沙「…」
魔理沙は何も言わなかった。
アリス「どうしたのよ。あなたらしく…」
アリス「!!」
アリスは部屋で倒れている木葉と霊夢、ライブラと六門九門を見た。
アリス「ねぇ魔理沙。この人たちはどうしたの?」
魔理沙「…」
アリス「ねぇ」
魔理沙「…みんな…やられちまったんだよ」
アリス「やられたって…どういう…」
魔理沙「外から来たやつにみんな負けたんだよ」
アリス「え…」
アリスは再度部屋を見る。
アリス「霊夢が…負けたの?」
魔理沙「…」
魔理沙は小さく頷いた。
アリス「相手は…」
魔理沙「…あいつがみんなを倒したんだ。みんなはあいつに負けたんだ」
アリス「…相手は誰なの?」
魔理沙「…木葉の知り合いらしい」
アリス「知り合い…」
アリスは部屋を見た。
アリス「この人たちが…みんな…」
魔理沙「…」
アリス「相手は…何人?」
魔理沙「…1人」
アリス「え…1人…」
アリスは部屋を見た。
アリス「1人で…これだけの人を…」
ザッザッザッ
アリス「!」
アリスの後方から誰かが近づいてきた。
紫「…酷い有様ね」
魔理沙「…紫」
それは、冥界にいた紫だった。
紫「…魔理沙」
魔理沙「…なんだぜ」
紫「…みんなは無事なの?」
魔理沙「…安静にさせてって言われたぜ」
紫「…そう」
紫は神社に入った。
紫「…」
紫は霊夢の隣に座った。
紫「…霊夢」
紫は霊夢の頬を撫でた。
アリス「…」
魔理沙「…」
紫「…あなたたちはもう帰りなさい」
アリス「!」
魔理沙「…私はここに残るぜ」
紫「ここは私に任せなさい」
魔理沙「…でも」
紫「あなたも休みなさい魔理沙」
魔理沙「…分かったぜ」
スッ
魔理沙は立ち上がって神社を出た。
アリス「待って魔理沙!」
アリスも魔理沙と一緒に神社を出た。
紫「…」
紫は部屋で倒れている人たちを見た。
紫「…酷い有様ね…
紫は木葉の頭を撫でた。
紫「…あなたたちがいないと私は寂しいわ。だからお願い…元気な姿を私に見せてちょうだい」
藍 (…紫様)
???「おや、珍しいですね。あなたがここにいるのは」
藍「!!」
藍は声のした方を見た。
藍「…あなたは」
映姫「…四季映姫です」
そこにいたのは地獄の閻魔 四季映姫だった。
藍「…あなたがここにいるのも珍しいですね」
映姫「そうですか?私は何度もここを訪れていますよ」
藍「…何しに来たのですか」
映姫「…少し前に鏡を見ました。すると、木葉さんや博麗の巫女、その他の人が大怪我を負って倒れていました」
藍「!!」
映姫「私はそれを見て急いでここに来ました」
藍「…あなたが?…この人たちとどんな関係が?」
映姫「そうですね…そこで寝ている木葉さんとは
藍「…それはどういう事でしょうか」
映姫「いえ、こちらの話です」
藍「…」
小町「四季様ー!」
タッタッタッ
後ろから小町が走ってきた。
藍「…あなたも」
小町「おや、あなたは」
藍「…今日は地獄は大丈夫なんですか?」
小町「大丈夫ですよ!四季様が全部やってくれたので!」
藍「…そうですか」
スタスタスタ
映姫は神社に入った。
スッ
そして、紫の隣に座った。
紫「…あなたがここに来るなんてね」
映姫「…珍しいですか?」
紫「えぇ。あまり見ないわね」
映姫「そうですか」
映姫は木葉たちを見た。
映姫「…木葉さんたちは大丈夫なんでしょうか」
紫「…さぁ。分からないわ」
映姫「…そうですか」
紫「…」
映姫「…」
二人の間に沈黙が訪れる。
スッ
映姫は立ち上がり、ライブラの横に座った。
映姫「ライブラさん。あなたがやられる程の敵だったんですか?私はあなたがやられる所なんて見たことないですよ。もちろん短い間だけでしたが」
ライブラ「…」
映姫「…十二星座は十二天星がいないと力が発揮しない…ですか」
映姫は木葉を見た。
映姫「木葉さんが起きないからライブラさんも連動して起きることが出来ないんですよね…。…私はあなたを頼りにしてますよ木葉さん。もちろん私だけではないです。この世界の人があなたを頼りにしていますよ。あなたは独りではないですよ」
木葉「…」
映姫「…私から言えるのはこれだけですよ」
木葉「…」
映姫「また来ますね」
スッ
映姫は立ち上がり、神社を出た。
映姫「小町。帰りますよ」
小町「もういいんですか?」
映姫「はい。もういいです」
小町「分かりました!」
そして映姫と小町は地獄へ帰った。
藍 (紫様…)
紫「…藍」
藍「はい」
紫「…少しそこで待ってて」
藍「…分かりました」
パタン
すると、紫はその部屋を閉め切った。
紫「…
〜物語メモ〜
は、今回は無いので次回にしますね