木葉の幻想郷日記   作:バスタオル

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木葉の弾幕修行②

木葉はフランとの弾幕ごっこで怪我したのでその日は休むことにした。

 

そして次の日、木葉は霊夢に弾幕について教えてもらおうと早起きした。

 

 

 

霊夢「ふぁ〜…」

 

 

 

霊夢が起きてきた。

 

 

 

木葉「あ、霊夢おはよ」

 

霊夢「お、おはよ…」

 

木葉「?」

 

 

 

霊夢は目を見開いていた。

 

 

 

霊夢「木葉?」

 

木葉「うん?何?」

 

霊夢「え?木葉今何やってるの?」

 

木葉「え、お茶飲んでるけど」

 

霊夢「え、え?」

 

 

 

霊夢は机の上に置いてた朝食と木葉の近くに置いてあった掃除道具と袋を見た。

 

 

 

霊夢「木葉…ご飯作ってくれたの?」

 

木葉「え、うん。そうだけど」

 

霊夢「掃除は?」

 

木葉「終わったよ?」

 

霊夢「え?」

 

木葉「え、何?」

 

霊夢 (は、早い…いつもなら朝食を食べてるくらいなのに掃除まで終わってる…)

 

 

 

霊夢は考え事をしていた。

 

 

 

木葉「霊夢?」

 

霊夢「え、何?」

 

木葉「どしたの?」

 

霊夢「え、いや、なんでもないわ」

 

木葉「ご飯は机の上に置いてるから食べてね。お茶はここにあるから必要なら飲んで」

 

霊夢「え、うん。分かったわ」

 

 

 

そして霊夢は顔を洗いに行って朝食を食べた。

 

 

 

霊夢「ご馳走様」

 

木葉「は〜い。お粗末様」

 

霊夢「じゃあ洗ってくるわね」

 

木葉「はいよー」

 

 

 

霊夢は食器を洗いに行った。

 

 

 

木葉 (ふぅ…まだかな…)

 

 

 

数分後…

 

食器を洗いに行った霊夢が戻ってきた。

 

 

 

霊夢「ただいま」

 

木葉「おかえり。お茶淹れたからどうぞ」

 

霊夢「あ、ありがと…」

 

 

 

霊夢はお茶を飲んだ。

 

 

 

霊夢「…ね、ねぇ木葉」

 

木葉「うん?」

 

霊夢「今日はどうしたの?」

 

木葉「どうしたのって?」

 

霊夢「いや、ご飯も掃除もお茶までも終わらせて…」

 

木葉「んー…そりゃあ弾幕の事知りたいし…」

 

霊夢「あー言ったわねそんなこと」

 

木葉「早くやりたかったから1人で終わらせたんだ」

 

霊夢「そ。まぁなんにせよ楽で助かったわ」

 

木葉「はいよ」

 

霊夢「じゃあ早速やる?」

 

木葉「あー待って」

 

霊夢「何?」

 

木葉「ご飯食べたばっかりだからもう少し休んでからしよ?」

 

霊夢「え、うん。別にいいけど」

 

 

 

その後、木葉と霊夢は1時間ほど休憩した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木葉「さて、そろそろしよ?」

 

霊夢「そうね。もういっぱい休んだしね」

 

魔理沙「そして私もここにいる」

 

 

 

突然背後から魔理沙の声がした。

 

 

 

木葉「あいぇぇぇぇい!?魔理沙!?」

 

魔理沙「おっす!木葉、霊夢」

 

霊夢「あんた…普通に前から来れないのかしら」

 

魔理沙「驚かせたかっただけだぜ」

 

木葉「心臓に悪いぞ全く…」

 

魔理沙「にひひ〜」

 

霊夢「さ、早く始めるわよ」

 

木葉「おう!」

 

 

 

そして木葉の弾幕修行が始まった。

 

 

 

霊夢「はぁっ!」

 

 

 

ガシャン!

 

 

 

霊夢は自分に結界を展開した。

 

 

 

霊夢「さ、じゃあまずは普通に撃ってみなさい」

 

木葉「おん」

 

 

 

木葉は周囲に弾幕を展開した。

 

 

 

木葉「はっ!」

 

 

 

ビュンビュンビュン!

 

 

 

弾幕が霊夢目掛けて飛んだ。

 

 

 

ポスッポスッポスッ…

 

 

 

木葉の弾幕は霊夢の結界に命中した。

 

 

 

魔理沙「へ?」

 

霊夢「…え?」

 

木葉「ん?何?どしたの?」

 

魔理沙「…冗談だろ…木葉」

 

木葉「何が?」

 

霊夢「え…木葉…これ本気の弾幕?」

 

木葉「え、うん。そうだけど」

 

魔理沙「…霊夢」

 

霊夢「えぇ…これは相当重症ね…」

 

木葉「何だよ…人の弾幕を病気みたいに言って…」

 

魔理沙「いや、木葉…これはマズいぜ…」

 

木葉「何が?」

 

霊夢「木葉…あんたの弾幕…弱すぎよ…」

 

木葉「……え?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フラン「お姉様!お姉様!」

 

レミリア「フラン!あなた昨日どこ行ってたのよ!部屋に行ってもいないし館にもいなかったし!」

 

フラン「んーっとちょっと霊夢のところ〜」

 

レミリア「だったらちゃんと私たちに言いなさい!勝手に何も言わずに家を出たら心配するじゃない!」

 

フラン「ごめんなさ〜い」

 

レミリア「はぁ…全く…あなたって子は…」

 

フラン「それよりもお姉様!」

 

レミリア「何よ…」

 

フラン「フラン!弾幕ごっこで木葉に勝ったよ!」

 

レミリア「…あっそ。嘘つくならもっとマシな嘘をつきなさい」

 

フラン「嘘じゃないもん!ほんとだもん!」

 

レミリア「はいはい分かった分かった」

 

フラン「ムーッ…だったら今から霊夢のところに行こうよ!」

 

レミリア「なんでよ…」

 

フラン「フランが木葉に勝ったって証明できるから!魔理沙もいたし霊夢も見てたし!」

 

レミリア「はぁー…」

 

咲夜「お嬢様。どうされますか?」

 

レミリア「どうせ嘘なんでしょ。行く意味なんてないわ」

 

フラン「嘘じゃないもん!ホントの事だもん!」

 

レミリア「はいはいホントの事ホントの事」

 

フラン「ムーッ…じゃあフラン一人で行く!」

 

レミリア「ちょ…フラン!」

 

 

 

ピューッ!

 

 

 

フランは神社に向かって飛んでいった。

 

 

 

レミリア「はぁ…全く…」

 

咲夜「お嬢様。どうしましょうか」

 

レミリア「咲夜。あの子について行って」

 

咲夜「よろしいんですか?」

 

レミリア「いいわよ。何かあったら報告に来て」

 

咲夜「はい。分かりました」

 

 

 

パチン!

 

 

 

咲夜は能力を使ってフランの後を追った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木葉「はぁっ!」

 

 

 

ポシュッ…

 

 

 

霊夢「…」

 

魔理沙「…」

 

木葉「…どう?」

 

霊夢「…全然ダメね」

 

魔理沙「あぁ…ここまで酷いと思ってなかったぜ…」

 

木葉「え?そんなに酷い?さっきよりも強くなっただろ?」

 

魔理沙「…いや、全く」

 

木葉「えぇ…」

 

霊夢「なんでここまで弱いのかしら…」

 

魔理沙「うーん…全く分からん…」

 

木葉「俺もなんでか分からん…」

 

霊夢「慣れてないからかしら」

 

魔理沙「ならもっと撃ってみようぜ!」

 

木葉「おうけい!」

 

 

 

ザッ!

 

 

 

木葉は弾幕を撃つ姿勢になった。

 

 

 

木葉「はぁぁぁぁぁ!」

 

 

 

ビュンビュンビュン!

 

 

ポスッポスッポスッ…

 

 

 

木葉の弾幕は速いが威力がとてつもなく弱かった。

 

 

 

霊夢「うーん…弾幕の速度はいいんだけどねぇ…」

 

魔理沙「だよな。あ、もしかしたら威力が弱い代わりに速い弾幕が撃てるんじゃないか?」

 

霊夢「あーなるほどね。一理あるわね」

 

魔理沙「速さに特化してるから威力が疎かになってるとか」

 

木葉「あーはいはいなるほどね」

 

霊夢「あ、じゃあ遅くしてみたら?」

 

木葉「遅く?」

 

霊夢「そうすれば威力の方に集中できるんじゃない?」

 

木葉「あーなるほど!」

 

 

 

ザッ!

 

 

 

木葉は弾幕を撃つ姿勢になった。

 

 

 

木葉「ぐっ…はぁぁぁぁ!」

 

 

 

木葉は力を入れて弾幕を作った。

 

 

 

木葉「これなら…どう…だ!」

 

 

 

ドン!

 

 

 

木葉は弾幕を撃った。

 

 

 

ヒョロヒョロヒョロ…

 

 

ポシュッ…

 

 

 

だが、その弾幕はさっきよりも酷かった。

 

 

 

木葉「はぁ…はぁ…どうだ。霊夢…魔理沙…」

 

霊夢「えーっと…なんて言うか…」

 

魔理沙「なんか…さっきよりも酷くなってるぜ…」

 

木葉「えぇ…遅くしたのに…」

 

魔理沙「な、なら今度は速く撃つ方に集中してみたらどうだ?」

 

木葉「速く?」

 

魔理沙「そうだぜ!速くしたら威力が上がるかも!」

 

木葉「さっき速い代わりに弱いんじゃないかって話をしてたんじゃないのか?」

 

魔理沙「まぁまぁ!物は試しだ!やってみたらどうだ?」

 

木葉「まぁ…やるけど」

 

 

 

木葉は弾幕を撃つ姿勢になった。

 

 

 

木葉 (速く撃つ…速く撃つ…)

 

 

 

木葉は弾幕を作った。

 

 

 

木葉「はぁぁぁぁ!」

 

 

 

ビュン!

 

 

ポスッ…

 

 

 

魔理沙「…」

 

霊夢「…」

 

 

 

木葉は速く撃つよう意識して弾幕を撃った。

 

その結果、速くはなったが威力は上がらなかった。

 

 

 

木葉「どう?強くなってた?」

 

魔理沙「いや…木葉…」

 

木葉「ん?」

 

霊夢「全然…強くなってないわ…」

 

木葉「え…えぇ…」

 

 

 

ドサッ…

 

 

 

木葉は膝をついた。

 

 

 

木葉「なんで…こんな目に…」

 

魔理沙「ま、まぁ気にすんな!弱くても速かったら相手に当てられる!だからそれでもダメージを稼ぐことはできるぜ!」

 

木葉「うぅ…」

 

霊夢「そうね。いくら威力が高くても当てられなければ意味が無いわ。どっかの白黒魔法使いみたいにね」

 

魔理沙「な!なにを!?」

 

霊夢「むしろ、威力が弱くても確実に当てられたら強いわよ」

 

木葉「ほんとか?」

 

霊夢「そうよ。考えてみなさいよ。威力が高くても当てられない弾幕と威力が弱くても当てられる弾幕…どっちが強いと思う?」

 

木葉「うーん…」

 

霊夢「当然。弱くても当てられる弾幕よ。当てられないってことは相手にダメージは無いってことよ。逆に当てられるってことは相手にダメージがあるって事よ。この時点で大きく差がつくわ」

 

木葉「おぉ!確かに!」

 

霊夢「だから木葉は弱くてもいいから確実に当てられるようになりなさい。良い?」

 

木葉「おっしゃ!分かった!」

 

霊夢「…ふぅ」

 

魔理沙「霊夢…」

 

霊夢「何よ」

 

魔理沙「私の悪口を言うなー!」

 

霊夢「何よ!ホントの事じゃない!」

 

魔理沙「じゃあ勝負だ!手加減しないぜ!」

 

霊夢「望むところよ!返り討ちにしてあげるわ!」

 

 

 

ビューン!

 

 

 

霊夢と魔理沙は空高く飛んだ。

 

 

 

木葉「あーあ…全く…」

 

 

 

木葉は2人の弾幕ごっこを見ていた。

 

 

 

フラン「木葉ー!」

 

木葉「ん?」

 

 

 

木葉が声のした方を見るとフランがこっちに来ていた。

 

 

 

木葉「あれ?フラン?どした?」

 

フラン「遊びに来た!」

 

木葉「おう。そうか」

 

フラン「んっしょ」

 

 

 

フランが木葉の横に座った。

 

 

 

ドォォォォォン!

 

 

 

フラン「?」

 

 

 

フランが空を見た。

 

 

 

フラン「あれ?霊夢と魔理沙?何してるの?」

 

木葉「うーん…弾幕ごっこ?」

 

フラン「あ!じゃあ木葉もやろうよ!」

 

木葉「いや、今日はいいかな…」

 

フラン「えー?何でー?」

 

木葉「いや、今日は疲れたから」

 

フラン「何かしてたの?」

 

木葉「うん。弾幕を撃つ練習」

 

フラン「え?練習?」

 

木葉「うん」

 

フラン「練習する意味あるの?」

 

木葉「まぁ…ね」

 

フラン「ふーん」

 

 

 

ドォォォォォン!

 

 

 

霊夢と魔理沙の弾幕が接触する音が響く。

 

 

 

木葉「すごいなぁ…2人とも。俺もあれくらいになれたらな…」

 

フラン「木葉は強いからいいじゃん!」

 

木葉「能力だけはね…でも弾幕は違うよ」

 

フラン「あ、だから練習?」

 

木葉「そうそう」

 

フラン「あーなるほどね」

 

木葉「ふぅ…」

 

フラン「あ!そうだ!」

 

木葉「何?」

 

フラン「お姉様が弾幕ごっこでフランが木葉に勝ったことを信じてくれなかったの!」

 

木葉「ふーん。そうか」

 

フラン「だから木葉!フランが木葉に勝ったことをお姉様に言ってよ!」

 

木葉「うーん…」

 

フラン「折角勝ったのに信じてもらえないのはちょっと寂しいよ」

 

木葉「…分かった」

 

フラン「!!」

 

木葉「紅魔館に行った時に言ってあげる。フランは弾幕ごっこで俺に勝ったって」

 

フラン「やった!ありがと!じゃあ早めに紅魔館に遊びに来て!」

 

木葉「はいはい。分かった分かった」

 

フラン「約束!」

 

木葉「はいよ。約束」

 

 

 

その会話を聞いていた咲夜は…

 

 

 

咲夜 (本当に木葉に勝ってたのね…見てないから確証はないけど一応報告に行きましょうか)

 

 

 

パチン!

 

 

 

咲夜は能力を使って紅魔館に戻った。

 

 

 

ドォォォォォン!

 

 

 

木葉「ん?」

 

 

 

木葉が空を見ると、霊夢と魔理沙の弾幕ごっこが終わっていた。

 

 

 

フラン「弾幕ごっこ終わったのかな?」

 

木葉「うーん。かもね」

 

 

 

ヒュゥゥゥゥゥゥゥ…スタッ

 

 

 

2人は空から降りてきた。

 

 

 

霊夢「ほら、言ったじゃない」

 

魔理沙「くっそぉぉぉ…」

 

木葉「やぁ2人とも。決着はついた?」

 

霊夢「当たり前だけど私の勝ちよ」

 

魔理沙「私だっていいところまで行ったぜ!」

 

霊夢「でも結局負けたじゃない」

 

魔理沙「何をー!」

 

木葉「やるね霊夢。やっぱり霊夢は弾幕勝負強いね」

 

霊夢「まぁね!」

 

木葉「魔理沙も。今回は負けたそうだけど参考になったよ。ありがとう」

 

魔理沙「そ、そうか?参考になったなら良かったぜ!」

 

霊夢「木葉。こんな脳筋な弾幕を参考にしても意味ないわよ」

 

魔理沙「な、脳筋だと!?」

 

霊夢「脳筋でしょ?パワーしか見てないんだから」

 

魔理沙「弾幕はパワーだぜ!」

 

霊夢「そこが脳筋なのよ」

 

魔理沙「何をー!」

 

木葉「あっははははは!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

咲夜「お嬢様」

 

レミリア「あら、咲夜じゃない。どうしたの?」

 

咲夜「妹様の件ですが…妹様が弾幕勝負で木葉に勝ったと言うのはどうやら嘘ではないようです」

 

レミリア「どういう事よ」

 

咲夜「私は途中からしか話を聞けていませんが、木葉が次に紅魔館に来た時にお嬢様に勝ったことを伝えると…そう言っていました。木葉も嘘をついているようには見えませんでした」

 

レミリア「な…な…

 

咲夜「?」

 

レミリア「何ですってー!?

 

 

 

レミリアは大声でそう言った。

 

 

 

レミリア「こうしちゃいられないわ!咲夜!」

 

咲夜「はい」

 

レミリア「今すぐ行くわよ!霊夢のところに!」

 

咲夜「かしこまりました」

 

 

 

そしてレミリアと咲夜は博麗神社に向かうのだった。




〜物語メモ〜

は、今回は新しい情報は無いので次回にしますね。
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