木葉の幻想郷日記   作:バスタオル

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雷神と六門九門

シエロ・ヒンメルの協力により風神の妹 雷神を作り出すことに成功した木葉。

 

雷神はまだ幼く知らないことも多々あるため、その教育係に姉である風神を選択した。

 

 

木葉「と、言うことで風神。この子の面倒を見てやってくれないか?」

 

風神「構いませんよ!任せてください!」

 

木葉「あぁ。頼む」

 

風神「雷神!私が色々教えますね!」

 

雷神「え、うん」

 

 

すると風神と雷神はどこかへ行った。

 

 

木葉「…ねぇライブラ」

 

 

ヒュォォォォォ…

 

木葉の体からライブラが出てきた。

 

 

ライブラ「…何ですか?光」

 

木葉「雷神が来てからの風神ってなんだか変わったよね」

 

ライブラ「そうですか?」

 

木葉「うん。以前は全然自信もなく気迫もなく、弱そうに見えてたけど…今は違う。とてもお姉さんっぽくなってる」

 

ライブラ「…そういえば全然泣いてる姿を見ませんね」

 

木葉「だろ?前まではすぐ泣きそうな感じだったのに今は全然そんな事ないよね」

 

ライブラ「やはり雷神の影響でしょうか」

 

木葉「だね」

 

ライブラ「守るべき人ができた…ですね」

 

木葉「うん。そうかもね」

 

ライブラ「"人を守るために人に背を向ける"。あなたと同じですね。光」

 

木葉「そうか?」

 

ライブラ「はい。今の風神はそう見えますよ」

 

木葉「そっか、俺と同じか。なら、雷神の教育係を任せて正解だな」

 

ライブラ「ですね」

 

木葉「このまま2人が仲良く…尚且つ強くなれば上出来だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所…いつもの部屋

 

 

そこはいつも霊夢と木葉がお茶する縁側がある場所。

 

今六門九門たちはそこにいる。

 

 

スーッ!

 

風神は襖を開けた。

 

 

風神「こっちに来て雷神!」

 

雷神「え、うん」

 

 

雷神は風神に手を引かれある人の前に行った。

 

 

炎天「ん?なんだ?風神」

 

風神「雷神。この人は炎天(えんてん)って言います。私たちと同じ六属性の炎を司ってる人です」

 

炎天「なんだ?自己紹介か?」

 

風神「いえ、ただ紹介してるだけです」

 

雷神「…」ジーッ

 

 

雷神は炎天を睨んでいた。

 

 

炎天「…なんか俺、睨まれてね?」

 

風神「え?雷神?どうしたんですか?」

 

 

ギュッ…

 

雷神が風神の服を握った。

 

 

風神「?」

 

雷神「…お姉ちゃんには指一本触れさせない」

 

 

雷神は炎天が風神を怪我させようとしていたのを思い出し、炎天に対して敵対心を持っていた。

 

 

炎天「もうあんな事しねぇよ。それにあれは演技だ。お前らをくっつけるためのな」

 

雷神「お姉ちゃん…ほんと?」

 

風神「え?うん。そうらしいですよ」

 

雷神「そっか…」

 

 

雷神は風神の服から手を離した。

 

 

風神「炎天は見た目通りの人でいつも誰かにちょっかいかけてはボコボコにされるような人ですよ」

 

炎天「おいてめぇ…何言ってやがる」

 

風神「こんな怖い言葉使いますけど実際慣れればさほど怖くないですよ」

 

炎天「て…めぇ…」

 

風神「さ!次行きましょう!」

 

 

風神と雷神はアクアのところに行った。

 

 

アクア「ん?あら、風神じゃない。どうしたの?」

 

風神「この人はアクアって言います。先程紹介した炎天と同じ六属性で水を司っています。私はいつもアクアのお世話になってます」

 

雷神「よろしく…」

 

アクア「はい。こちらこそ」

 

風神「何かあったらアクアにも頼ってみてね」

 

雷神「うん」

 

風神「さ、次行きましょう!」

 

 

風神はシヴァのところに行った。

 

 

風神「この人がシヴァです!この人も六属性で氷を司っています!」

 

シヴァ「シヴァよ。よろしくね」

 

雷神「うん。よろしく」

 

風神「シヴァは他の六門九門の人たちとは違って氷を纏うんです!なので、その氷を壊さない限りシヴァにはダメージは無いんですよ!」

 

雷神「へぇー…」

 

シヴァ「そうね。でもあなたの雷なら簡単にダメージを与えられるわね」

 

雷神「やだ…そんな事したくない…」

 

シヴァ「…偉いわね」

 

風神「あはは…何ででしょうね…」

 

シヴァ「炎天には気をつけてね。あの人は弱い人に強く出るタイプだから。困ったらアクアに頼りな」

 

雷神「うん」

 

風神「さ、次行きましょう!」

 

 

 

風神はキルのところに行った。

 

 

 

風神「この人がキルです!この人は六属性の光りを司っています!」

 

キル「なんだ?自己紹介か?」

 

風神「雷神にみなさんを紹介してるんです!」

 

キル「ほうほう」

 

風神「それで、こっちがルグレ。彼は六属性の闇を司っているんです!」

 

ルグレ「よろしくな」

 

雷神「うん。よろしく」

 

風神「キルは凄いんですよ!走るとすごく速いんですよ!」

 

ルグレ「言われてるぞキル」

 

キル「改めて言われると恥ずかしいな」

 

風神「それでルグレは六属性の中でトップの攻撃力を誇っています!」

 

キル「言われてるぞルグレ」

 

ルグレ「改めて言われると恥ずかしいな」

 

キル「だろ?」

 

風神「2人は光りと闇で対の存在なんですよ!」

 

雷神「私たちと同じ?」

 

風神「まぁ、似たようなものですね!」

 

雷神「そっか…」

 

キル「風神」

 

風神「はい。何ですか?」

 

キル「雷神は雷なんだろ?なら、それを応用すれば俺より速くなるかも知れないぞ」

 

風神「あー確かに!」

 

ルグレ「それに魔力も相当なものだ。あの炎天に深い傷を負わせるレベルのものだからな、攻撃力も相当高いだろうな」

 

風神「確かに!」

 

雷神「?」

 

キル「もしかしたら雷神はこの中でトップクラスかもな」

 

風神「た、確かに…」

 

雷神「?」

 

風神「今後の成長が楽しみです!」

 

ルグレ「だな」

 

風神「さ、次行きましょう!」

 

 

 

風神はトガミヒメのところに行った。

 

 

 

風神「この人はトガミヒメと言います!さっきまで紹介していた人とは違って三幻力と呼ばれる人たちです!」

 

トガミヒメ「よろしくね。雷神」

 

雷神「うん。よろしく」

 

風神「トガミヒメは軍神という名前の能力を持っていてその効果は相手を浄化するというものなんですよ!」

 

雷神「浄化?」

 

風神「はい!」

 

トガミヒメ「そうね。この力があれば穢れた者は全て浄化されるわ」

 

雷神「そうなんだ…」

 

トガミヒメ「安心して。あなたたちには使わないわ」

 

雷神「そっか…良かった…」

 

風神「さ、次行きましょう!」

 

 

 

風神は銀神のところに行った。

 

 

 

風神「この人が銀神(ぎんかく)って言います!この人もトガミヒメと同じで三幻力と言われている人です!」

 

銀神「銀神だ。よろしく」

 

雷神「うん。よろしく」

 

風神「銀神の能力は圧縮なんですよ!なんでも潰しちゃうんですよ!」

 

雷神「なんでも?」

 

風神「はい!」

 

銀神「あぁ。一人を除いて他は潰せるよ」

 

雷神「他?一人って誰?」

 

銀神「ん?第六星座 乙女座の十二天星と十二星座だ」

 

雷神「その人は強かった?」

 

銀神「あぁ。俺の能力を完全に破壊されたからな」

 

雷神「そうなんだ」

 

風神「銀神は頼れるので雷神も何かあったら頼ってみて!」

 

雷神「うん」

 

風神「さ、次は刹那のところに行きましょう!あの人で最後です!」

 

 

 

風神は刹那のところに行った。

 

 

 

風神「この人が刹那です!彼も三幻力で雷獄というちょっと特殊な能力を持っています!」

 

刹那「…」

 

雷神「よろしく」

 

刹那「…あぁ」

 

風神「この人の雷獄って相手を堕とす能力だそうですよ」

 

雷神「ふぅーん…」

 

 

 

トテトテトテ

 

雷神が刹那に近寄った。

 

 

 

刹那「…なんだ」

 

雷神「あなた…私の頭…撫でた人?」

 

刹那「…だったらなんだ」

 

 

 

スッ…

 

雷神は刹那の頭に手を伸ばした。

 

ナデナデ…

 

 

 

刹那「!」

 

 

 

雷神は刹那の頭を撫でた。

 

 

 

雷神「お返し。また撫でて」

 

刹那「…お前。俺が怖くないのか」

 

雷神「怖くない。あなたの手は優しかった。あなたを怖がる人はその事を知らないだけ」

 

刹那「…そうか」

 

雷神「撫でて。私の頭も」

 

 

 

スッ…ナデナデ

 

刹那は雷神の頭を撫でた。

 

 

 

雷神「ありがと」

 

刹那「あぁ」

 

風神「良かったですね!雷神!」

 

刹那「風神」

 

風神「何ですか?」

 

刹那「この子をしっかり守りな。もし守れなさそうなら俺を頼れ。俺が何とかするから」

 

風神「!!」

 

 

 

刹那は基本、単独行動。

 

誰かを助けたり誰かに協力したりする事は少ない。

 

風神はそんな刹那の発言に驚いていた。

 

 

 

風神「…はい!分かりました!」

 

刹那「…さ、行きな」

 

雷神「うん」

 

 

 

雷神は風神のところに戻った。

 

 

 

雷神「ありがとう…えっと…」

 

刹那「刹那だ」

 

雷神「ありがとう。刹那」

 

刹那「…あぁ」

 

 

 

風神と雷神はそのままどこかへ行った。

 

 

 

刹那 (…人に好かれるのは…存外良いものだな)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所…縁側

 

 

 

風神「光!」

 

木葉「やぁ風神。どうした?」

 

風神「とりあえず六門九門のみんなの事を紹介してきました!」

 

木葉「そっか。それが良かった」

 

風神「これからは何かあったら雷神に教えていきます!」

 

木葉「おう。頑張れな」

 

風神「はい!」

 

 

 

スタスタスタ

 

雷神が木葉に近寄った。

 

 

 

雷神「光…」

 

木葉「ん?どうした雷神」

 

雷神「私を作ってくれて…ありがと…」

 

木葉「…はいよ」

 

雷神「…」

 

 

 

雷神はそのまま風神のところに戻った。

 

 

 

風神「さ、みんなとお話しましょう!」

 

雷神「うん」

 

 

 

スタスタスタ

 

風神と雷神は六門九門のいる部屋に戻った。

 

 

 

木葉「…良かったよかった」

 

ライブラ「…ですね。2人の成長が楽しみです」

 

木葉「だな」




〜物語メモ〜


は、今回は新しい情報は無いので次回にしますね。
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