あれから1日が経過した。
木葉「…」
木葉は目を閉じて座っていた。
霊夢「木葉…」
霊夢はその様子をじっと見ていた。
長津「霊夢さん」
霊夢「?」
長津「光の事、信じてあげてくださいね」
霊夢「わ、分かってるわよ」
長津「光はあれでもあなたを1番に考えてます。あの時の発言にもありました。ここには霊夢さんがいるって」
霊夢「…」
長津「大丈夫ですよ。私たちは光を信じてますから」
霊夢「そう…」
その頃エクス・マキナは…
エクス・マキナ「大罪の天使たち。十二天星たちと戦う日は近いですよ」
???「お?やっとか?」
???「十二天星…強力な力を持つ存在…あぁ…妬ましい妬ましい…」
???「アヴァリスとグラを殺ったやつらか…よくも俺の仲間に手を出したな…あぁ腹立たしい」
???「少し落ち着きなよ…イラとアンヴィ。もっと気楽にいこうよ…」
???「そ…そそそ…そうですね…も、もっと…お、落ち着かないと…」
???「ルフリアも…落ち着こ…?」
エクス・マキナ「強欲の天使 アヴァリス・ゴードンと暴食の天使 ロスト・グラ・イースがいない今、大罪は君たち5人しかいません。君らの悲願成就のためにも存分に力を奮ってください」
???「あぁ。そのつもりだ」
イラ「あーイライラする…仲間に手を出しやがって…仲間を傷つけられて怒り狂うのは人間の特権じゃねぇぞ!」
???「はぁ…面倒いな…」
???「イラさん…お、落ち着いてください…」
イラ「落ち着いてられるかー!」
???「ひぃぃぃぃぃ!ごめんなさい!」
???「イラ。あまり仲間に強く当たるなよ」
イラ「ちっ…」
???(怖い…イラさん…)
アンヴィ「みんなは強い能力を持ってる…あぁ…妬ましい妬ましい」
???「なんだ?お前もいい能力持ってるじゃないか」
アンヴィ「私も…強い力で…他人を見下したい…」
???「傲慢だな…」
アンヴィ「私は嫉妬だけどね…」
???「…」
エクス・マキナ「とにかく、決戦は明後日。今からそれを伝えに行く。くれぐれも力の出し惜しみはしないでください」
イラ「徹底的にねじ伏せてやる…二度と立てないように…金輪際、人として生活できないようにしてやる…」
???「イラ。なんだか…嫉妬みたいだね…」
アンヴィ「なら、私と交換する…?」
イラ「お断りだ!」
アンヴィ「軽く傷つくんだけど…」
???「あはは…」
???「それで?勝てば力が手に入るんだよな?」
エクス・マキナ「あぁ、そうだよ」
???「なるほど…これで私はまたひとつ上へ行くことができる。この私が最強になる日も近い…」
エクス・マキナ「みんなが殺る気になってくれて嬉しいよ。それじゃあ、伝えに行ってくるよ。明後日が楽しみだ」
シュッ
エクス・マキナはその場を去った。
その頃木葉たちは…
木葉「…」
木葉は縁側でずっと座っていた。
早乙女「光。すごい集中力だね」
佐野守「そうですね。ずっとあのままですし」
風和瀬「確か大罪って追放された7人の天使でしたよね?」
倉本「そう言ってましたね」
風和瀬「今2人倒してるから…残りは5人ってことかな?」
倉本「そうですね。7人いて2人倒してるので残りは5人ですね」
風和瀬「ならこのままいけば勝てるんじゃ?」
早乙女「いや。そうとも限らないかも…ゴードンは私たち2度も戦ったけど2回目の方は私たちは負けちゃったじゃない。姫乃ちゃんがいなかったら私たちは生きてないよ」
佐野守「それに美羽ちゃんの件も…ですね」
早乙女「うん。私たち寝込みを襲われたとはいえ、間接的に負けている…でもこれまでは何らかの形で勝利を収めているに過ぎないから…」
風和瀬「そっか…」
早乙女「だから光もあそこまで本気になってるんだと思うよ」
風和瀬「…」
シュゥゥゥゥゥゥゥゥ…
早乙女「!!」
佐野守「!!」
風和瀬「!!」
倉本「!!」
木葉の目の前に魔法陣が展開された」
早乙女「なにか来るね」
佐野守「もしかして…」
風和瀬「エクス…マキナ…」
シュゥゥゥゥゥゥゥゥ…
魔法陣が閉じ、姿を確認することができた。
木葉「…」
エクス・マキナ「…なるほど。とても強い力ですね」
木葉「…」
木葉はゆっくりと目を開けた。
エクス・マキナ「…日時をお伝えに参りました。決戦は明後日。私が異空間を作り、そこへ案内します。そこなら他の世界には干渉しないからあなた方も本気で戦えると思います」
木葉「…で、その異空間に細工するんじゃねぇだろうな?」
エクス・マキナ「…しません。そんなズルをして勝ちたくないですので」
木葉「…」
エクス・マキナ「とにかく伝えましたよ。あ、それと、こっちは5人いるのでそちらも5人用意してください。1VS1での勝負になりますので」
木葉「…」
エクス・マキナ「それでは…」
シュゥゥゥゥゥゥゥゥ…
エクス・マキナはその場を去った。
木葉「…」
佐野守「聞いた?1VS1だって」
風和瀬「ということは基本前線で戦ってる人を出すのが無難でしょうね」
倉本「まぁその事はみんなで話しましょう」
早乙女「そうね」
木葉「…」
エクス・マキナ (…思ったより強い力を持ってるようですね…天秤座は。…ぜひあの力を私のものに…)
長津「…なるほど、5VS5か」
木葉「…あぁ」
条乃「確かアイツは強欲と暴食が殺されたとか言ってたな?じゃああとは…」
長津「憤怒、嫉妬、色欲、怠惰、傲慢…だね」
条乃「名前的に憤怒と嫉妬、傲慢は面倒くさそうだな」
早乙女「どうします?」
長津「んー…」
三室「なぁ智志。お前大罪に関する書物を読んだことあるんだろ?アイツらの能力とか分からんのか?」
長津「あぁ…残念ながら…」
矢巾「名前的に嫉妬と色欲と怠惰って状態異常的なことをしてきそうですよね」
双葉「確かにそれっぽいかも」
長津「仮にそうだとしたら…適任は風和瀬か…」
風和瀬「私ですか!?」
長津「まぁ、風和瀬は能力も強いし防御力もそれなりにある。攻撃力はなくてももしかしたら勝てるかもしれんな」
風和瀬「そうですか…」
早乙女「じゃあ麻莉ちゃんは決まりだね!」
長津「あぁ、そうだな」
立花「じゃあ残りはどうするよ?」
長津「んー…」
条乃「俺は光と早乙女を推薦する」
早乙女「私!?」
木葉「…」
条乃「お前なら身軽だろ。それに攻撃力は十二天星の中で最も高い。能力も申し分無い」
本庄「条乃さんが褒めるなんて…明日は天変地異でも起こるのでは…」
条乃「能力で起こしてやろうか?」
本庄「私たちを殺す気ですか?」
長津「そうだな…じゃあ光と早乙女。お願いできる?あと風和瀬も」
木葉「…あぁ」
早乙女「わ、分かりました…」
風和瀬「私もいいですよ」
長津「ありがとう。5人だから…あと2人だね」
立花「俺は倉本もいいと思うぞ」
倉本「私…ですか?」
立花「あぁ」
長津「何故?」
立花「倉本のラストワードは蜃気楼。つまり、敵の攻撃の無効化だ。これに合わせて神速も持っている。ここまで相性のいい能力は他にないんじゃないか?」
長津「…なるほど」
立花「それに相手には色欲がいる。恐らく俺たちよりも女性陣が戦った方が有利になるんじゃないか?」
本庄「でも女性なら風和瀬さんが…」
立花「いや…光輝が言ったように状態異常的な攻撃をする相手がいるかもしれない…そいつらは風和瀬に任せておくとして、色欲の相手は俺たちよりも女性の方がいいんじゃないかって思ってね。だからその中で立ち回りが強い倉本を推薦したわけだ」
長津「…そうか。どう?倉本。お願いできる?」
倉本「は、はい…私でもお役に立てるのなら」
長津「ありがとう。じゃああと一人、どうするかだね」
木葉「…」
佐野守「私は三室(みむろ)さんを推薦します」
長津「それは何故?」
佐野守「三室さんなら能力さえ発動すれば動かなくても勝てると思います」
条乃「あぁ、そう言えばそうだな」
長津「…どう?晃大。やってくれるかい?」
三室「…あぁ、分かったよ」
長津「ありがとう。じゃあこれでメンバーは決まったね。早乙女、光、晃大、風和瀬、倉本。この5人はみんなの為に全力を尽くしてくれ」
早乙女「はい!」
倉本「はい!」
風和瀬「はい!」
三室「はいよ」
木葉「…あぁ」
長津「じゃあ5人は明後日に備えてくれ。残りのメンバーは5人が十分に備えられるような環境作りをお願い」
条乃「任せろ」
双葉「分かりました!」
矢巾「分かりました!」
立花「おうけい」
本庄「私に任せてください!」
佐野守「私もやりますよ!」
長津「よしっそれじゃあ解散!」
それからみんなは明後日の決戦に備えた。
決戦に参加するメンバー
第六星座 乙女座 早乙女 渚
第七星座 天秤座 天野 光
第八星座 蠍座 三室 晃大
第十星座 山羊座 風和瀬 麻莉
第十二星座 魚座 倉本 結衣