木葉の幻想郷日記   作:バスタオル

175 / 296
エクス・マキナの能力

エクス・マキナ「死滅 冥獄堕忌!」

 

バリバリバリ! 

辺りに電気が走る。

  

光「ライブラ!力を使うぞ!」

 

ライブラ「分かりました!」

 

光「言霊!…結界!」

 

ガシャン!

光は結界を張った。 

 

ジジジジ…バリバリバリ

エクス・マキナが放った電気が結界を伝う。 

 

光「…これはダルい」

 

エクス・マキナ「あなたたちも…もういらない!」

 

バリバリバリ!

エクス・マキナはオルグイユたちの方に向かって電気を放った。 

 

オルグイユ「な!?」

 

アセディ「…ヤバいね」

 

アンヴィ「このままじゃ…イラやルフリアも…」

 

オルグイユ「…」

 

ビュン!

 

アセディ「!!」 

アンヴィ「!!」

 

オルグイユ「俺が盾になるから!早くそこで寝てるイラとルフリアを移動させろ!」

 

アセディ「分かった」

 

アンヴィ「お願い!」

 

アセディとアンヴィはイラとルフリアを抱えその場を離れた。

  

ビリビリ!

  

オルグイユ「…」

 

バリバリバリ!

 

エクス・マキナ「…」 

 

オルグイユは無傷だった。 

 

エクス・マキナ「…やはり、厄介ですね。オルグ」

 

オルグイユ「へっ…当たり前だな」

 

エクス・マキナ「でも私はあなたの弱点を知ってます」

 

オルグイユ「…」

 

エクス・マキナ「今の私ならあなたを倒せます」

 

光「!!」

オルグイユ「!?」

長津「!!」

 

エクス・マキナが放った電気が当たりを照らしたため、一時的にエクス・マキナの姿は見えなくなっていた。その隙にエクス・マキナは姿を変えていた。

 

長津「あの人…姿が変わった」

 

オルグイユ「…」

光「…」

 

エクス・マキナ「私はもう…止められませんよ」

 

エクス・マキナはイラ・エグゼの重さを重ねる能力を使った。

 

エクス・マキナ「…これで」 

 

スッ… 

エクス・マキナは手のひらを下に向け、そのまま下ろした。 

 

ガコン! 

 

光「!?」

オルグイユ「!?」 

 

ガラガラガラ… 

地面にヒビが入った。

 

オルグイユ(あれは…イラの…)

 

光「なんだあいつ…手のひらを下に向けて動かしただけだぞ」

 

長津「…それで地面が割れるなんてね…」

 

アンヴィ「みなさん!」

 

早乙女「あなたたちは…大罪の…」

 

アンヴィ「みなさん!ここから離れますよ!」

 

風和瀬「でも…」

 

アンヴィ「今のエクス・マキナを相手にするのは危険です!彼女は私たち大罪の力だけでなく、時止めの能力まで持ってるんです!」

 

佐野守「え!?」

 

矢巾「時止めまで…」

 

アンヴィ「だから早く!オルグが相手になってる隙に!」

 

早乙女「分かった!」

 

本庄「みなさん!ここから離れましょう!」

 

双葉「光!早く離れるぞ!」

 

光「先に行って!」

 

早乙女「光!」

 

光「いいから!早く!」

 

双葉「光…」

 

ザッザッザッ

光に近づくひとつの影。

 

条乃「…俺も残るぜ…光」

 

光「和人!?何してる!お前も早く行けって!」

 

条乃「俺がお前一人置いて逃げるとでも思ってんのか?」

 

光「な…」

 

条乃「俺はそんな弱い人間じゃねぇよ!舐めるな!俺もここで足止めしてやる!あいつらが安全なところに行くまでな!」

 

ビュン!

条乃はエクス・マキナに向かって走った。

 

光「全く…あいつは…」

 

早乙女「光!」

 

光「渚!大罪の人たちと一緒に戻れ!ここは何とかして止める!」

 

早乙女「でも…」

 

光「早く!」

 

早乙女「…分かった」

 

タッタッタッ

光と条乃を除いた十二天星とオルグイユを除いた大罪の天使たちはその場から離れた。

 

光「…さて、やるか。霊夢には帰ってきてって言われてるからな…本気でやるぞ。エクス・マキナ」

 

オルグイユ(…なるほどね。残ってくれるのか。なら、助かる)

 

エクス・マキナ「誰もここから逃がしません!」

 

パチンッ!

エクス・マキナは指を鳴らした。

 

カッチッカッチッカッチッ

時が止まった。

 

エクス・マキナ「すみませんがあなたたちは後です。先にあの人たちを始末します」

 

カッチッカッチッカッチッ……カチッ

 

光「!!」

条乃「!!」

オルグイユ「!!」

 

光たちは目を見張った。さっきまでそこにいたエクス・マキナがいなくなっていた。

 

条乃「野郎…どこ行った…」

 

光「…!?」

 

オルグイユ「十二天星!あそこだ!」

 

条乃と光はオルグイユが指さした方を見た。

 

条乃「な!?」

 

光「…なるほど、時止めか」

 

エクス・マキナはその場を離れた残りのメンバーを追いかけていた。

 

条乃「行くぞ光!」

 

光「あぁ!」

 

オルグイユ「俺も行こう!」

 

タッタッタッ

3人はエクス・マキナを追った。

 

本庄「あの…どこまで離れたら…いいんですか!」

 

アンヴィ「できるだけ遠く…遠くに逃げれば…」

 

三室「お前、そいつを貸せ!」

 

アンヴィ「嫌!」

 

三室「何もしねぇよ!担ぐだけだ!」

 

アンヴィ「…」

 

ズサッ

三室とアンヴィは立ち止まった。

 

アンヴィ「…お願い」

 

アンヴィはクーネ・ルフリアを三室に預けた。

 

三室「…あぁ、任せろ」

 

タッタッタッ

そして2人はみんなの後を追った。

 

早乙女「!?」

 

早乙女は後ろを振り返った。するとそこにはエクス・マキナがいた。

 

早乙女「三室さん!」

 

三室「!!」

 

エクス・マキナ「逃がさない…」

 

エクス・マキナは怠惰の力を使った。

 

エクス・マキナ「はぁっ!」

 

ガクッ!

突然三室の膝が曲がった。

 

三室「な…」

 

ドサッ

 

早乙女「三室さん!」

 

三室は脱力し、その場に倒れた。

  

三室(こいつは…大丈夫みたいだな…)

 

三室はクーネ・ルフリアの心配をした。彼女には怪我がなかった。

 

エクス・マキナ「これでお終い!」

 

エクス・マキナはイラ・エグゼの重さを重ねる能力を使った。

 

エクス・マキナ「死圧!」

 

早乙女「三室さん!」

 

立花「陰石結界!」 

 

ヴォン!ギギギギ…

 

立花「早乙女!今のうちに晃大の背中にいる子を担いで逃げろ!」

 

早乙女「はい!」

 

タッタッタッ 

早乙女は三室の元へ走った。

 

早乙女「三室さん!その子は私が担ぎます!」

 

三室「すまねぇ…頼む…」

 

早乙女「はい!」

 

早乙女はクーネ・ルフリアを担ぎ走った。

 

ギギギギ…

 

立花「くっ…」

 

立花が張った結界が軋み始めた。

 

立花「ここまで…強い…のか…」

 

エクス・マキナ「早く潰れなさい!」 

 

グググ… 

エクス・マキナは重さを重ねた。

 

ギギギギ…

結界はさらに音を立てた。

 

立花(まずい…これじゃあ…結界が…)

 

ピシッ!……ピキピキ……バリン!

  

立花「!?」

 

立花が張った結界が割れた。

 

立花「な!?」

 

エクス・マキナ「死になさい!」

 

条乃「させるかゴルァ!」

 

ドゴォン!

条乃は持ってたハンマーをエクス・マキナに当てた。 

 

エクス・マキナ「!?」

  

ヒュゥゥゥゥゥ!

エクス・マキナは大きく飛ばされた。

 

条乃「はぁっはぁっ…間に合って良かったぜ…」

 

立花「和人…」

 

三室「和…人…」

 

条乃「立花!そこで寝てるやつをさっさと運べ!」

 

立花「わ、分かった!」

 

三室「すまねぇな…和人…」

 

条乃「やかましいわ!礼ならあとで言え!」

 

三室「…あぁ」

 

タッタッタッ

立花は三室を担いで走った。

 

条乃「…さぁーて…いっちょやるか」

 

ガラガラガラ…

エクス・マキナは瓦礫から出てきた。

 

エクス・マキナ(…まさか追ってくるなんて…油断してましたね…オルグの能力が無かったらダメージを負ってましたよ…)

 

ビュン!

エクス・マキナは条乃に向かって飛んだ。

 

条乃「な!!」

 

光「和人!」 

 

ドゴォン!

 

光「ぐっ…」

 

条乃「光!おめぇ!」

  

光はエクス・マキナの攻撃を受けた。

 

光「なんの…これしき!」

 

光は能力を使った。

 

光「言霊……けっか…」

 

エクス・マキナ「させません!」

 

光「な!?」 

 

エクス・マキナは光が言霊を使う前に怠惰の力を使った。

 

光「こ…これは…」

 

光はまともに攻撃を受けたため脱力してしまった。

 

条乃「おい!光!どうした!」

 

光「すまねぇ…力が…」

 

条乃「なんだと…!!」

 

条乃は近づいてくるエクス・マキナに気づくのが遅れた。

 

エクス・マキナ「今度こそ…!!」

 

ドゴォン!

エクス・マキナは光に攻撃した。

 

エクス・マキナ「…!?」

光「…!!」

条乃「…!!」

 

オルグイユ「…すまねぇな。遅れた」

 

エクス・マキナ「オルグ…」

 

オルグイユ「へっ…俺には攻撃は通じねぇぜ?」

 

エクス・マキナ「…」

 

オルグイユ「残念だったな!エクス・マキナ!」

 

エクス・マキナ「…」

 

パチンッ!

エクス・マキナは指を鳴らした。

 

ドクン!

 

オルグイユ「!?」

  

オルグイユの周りに人が現れた。

 

オルグイユ(なんだ…こいつら…まさか…)

 

エクス・マキナ(ふふっ…分かったかしら?あなたの家族よ)

 

オルグイユの周りには父親、母親、弟らしき人が現れた。

 

オルグイユ(親父…母さん…ジーン…)

 

グサッ!グサッ!グサッ!

 

オルグイユ(!?)

 

その3人はオルグイユの前で串刺しにされた。

 

オルグイユ(おい…みんな…な、なんで…あ…あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!)

 

 

その頃現実では…

 

オルグイユ「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

条乃「おい!どうした!おい!」

 

エクス・マキナ「彼には聞こえませんよ」

 

条乃「なんだと…」

 

エクス・マキナ「彼には色欲と嫉妬の力を使って幻覚を見てもらってます。それもただの幻覚ではありません。嫉妬の力も絡んでいるので過去の話…つまり、トラウマを見てもらってます。彼が精神崩壊するのも時間の問題でしょうね」

 

条乃「くっ…」

 

エクス・マキナ「最後はあなたですね。物理攻撃、魔法攻撃が効かないオルグと十二天星の中で最も強いと言われている天秤座が戦えないんですからもう負けを認めてください」

 

条乃「ふざけるな!俺を舐めんじゃねぇよ!こいつより弱くても俺は強い!てめぇになんか負けねぇよ!」

 

エクス・マキナ「…なら、試してみますか?あなたを倒してから残りの人たちを追いかければ問題ありませんし」

 

条乃「いいぜ…こっからが本番だ…いくぞ!」

 

ダッ!

条乃はエクス・マキナに攻撃を仕掛けた。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。