ロンギヌス「ごふっ…」
アクエリアス「…」
ロンギヌス(こいつ…本気で殺しに来てる…何とかしねぇと…)
アクエリアス「まだ死なないわね」
ロンギヌス「はっ…殺したきゃ殺せばいいだろ」
アクエリアス「…おかしいわね。もう死んでてもおかしくないんだけど」
ロンギヌス「…」
アクエリアス「全然死なないわね?」
ロンギヌス「…」
アクエリアス「スコーピオ。能力でどうにかならない?」
スコーピオ「いや、ならんだろうな」
アクエリアス「何でよ?」
スコーピオ「いや、お前の冥界の能力を受け続けて死んでねぇんだぜ?これじゃあ俺の能力でも死なねぇだろ?」
アクエリアス「…そうね」
スコーピオ「なぜ死なねぇのかも分からんしな」
タウラス「しかしまぁ、なんかパワーアップしたかと思ったのにアクエリアスに手を出せないなんてな」
ロンギヌス「くっ…」
タウラス「封印されてから何もしてねぇとでも思ってたのか?とか言ってたけど、所詮この程度か」
ロンギヌス「黙れ…」
サジタリウス「だが、何も言えんだろ。その状況じゃ」
ロンギヌス「黙れー!」
バゴォォォォォォォン!
ロンギヌスは力を放出した。
アクエリアス「!?」
スコーピオ「!?」
サジタリウス「!?」
ロンギヌス「俺はこんなところで死なんぞー!」
ロンギヌスは能力を使った。
ロンギヌス「変化!」
ブゥン…ギギギ…
ロンギヌスは星座たちにかかっている重力を重くした。
アリエス「…重力操作か」
ピスケス「…」
カプリコーン「この程度じゃ私は止められませんよ」
シュゥゥゥゥゥゥゥゥ…
カプリコーンが能力を使った。
ブゥン…
すると重くなっていた重力が元に戻った。
ロンギヌス「な…」
カプリコーン「私は重力を操ることができるんですよ。相手が悪かったですね」
ロンギヌス「くそっ…チートが」
長津「…ほんとにいいんだね?」
メギストス「…あぁ、消してくれ」
長津「…」
光「…気炎…光楼」
光は技を発動しようとしていた。
条乃「光!」
光「…こいつが殺せって言ってるんだ。俺たちがどうこう言っても仕方ないだろ」
条乃「だが…」
光「…じゃあお前が何とかするのか?」
条乃「いや…」
光「人の願いを聞き入れるのも俺たちの仕事だ。お前は人の願いを拒んでるんだぜ?」
条乃「…」
光「どうするんだ」
条乃「…お前の好きにしてくれ」
光「…」
ジジジ…
光「…じゃあ、やるぞ」
メギストス「…あぁ、お願いだ」
光「…浄穢」
シュゥゥゥゥゥゥゥゥ…
光は浄穢を出した。
スッ…
光は浄穢を構えた。
光「…菊一文字」
キィィィィィィィン!
光は浄穢でメギストスの体を斬った。
シュゥゥゥゥゥゥゥ……
メギストスの体が徐々に消えていった。
メギストス「…ありがとうな。十二天星」
光「…あぁ、安らかなれ」
メギストス「…」
シュゥゥゥゥゥゥゥ……
やがて、その姿は消えた。
光「…」
条乃「…」
光「…あなたの来世に…憂うこと無かれ」
ピキピキ…パリン!
ロンギヌス「!?」
星座たち「!!」
突如、ロンギヌスの一部が欠けた。
ロンギヌス(な…)
ライブラ(いきなり欠けた…一体何が…)
ロンギヌス(まさか…あの4人の中の誰かが死んだのか…)
カプリコーン「あら、そういう事だったんだ」
キャンサー「どういう事だ?カプリコーン」
カプリコーン「アクエリアスさんの能力を受け続けても死なない理由が分かりましたよ」
アクエリアス「何だったの?」
カプリコーン「ロンギヌスは自分の心臓部分を分けてるそうですよ。4つに」
アクエリアス「心臓部分を…分けた?」
ロンギヌス(こいつ…なんで知って…)
カプリコーン「当然ですよ。私は心を読めるので」
ロンギヌス(くっ…)
カプリコーン「だから、その4つに分けたものを倒さないとロンギヌスは倒せませんよってこと」
アクエリアス「なるほどね」
ライブラ「教えなさい。ロンギヌス」
ロンギヌス「アホか…自分から教えるわけないだろ…」
ライブラ「まぁ、当然ですね」
ロンギヌス「はぁ…はぁ…」
ライブラ「でもあんなに色々言っておきながらこの程度なんてね。心底呆れるわ」
ロンギヌス「なんだと…」
ライブラ「…消しておくべきでしたね。アクエリアス」
アクエリアス「えぇ、でもまぁ、今回は逃がさないから」
ライブラ「…そうね。ちゃんと殺してあげましょうか」
ロンギヌス(こいつら…人の血通ってんのか)
光「…あと3人だな」
長津「そうだね」
三室「確か1人あそこにいたな。星座たちがいるところに」
矢巾「そういえば」
双葉「じゃあ、行こうか」
風和瀬「双葉さん。大丈夫なんですか?」
双葉「あぁ、大丈夫。これくらい」
十二天星たちは星座たちがいる所へ戻った。
レヴィリー(メギストス…逝っちゃった…決断したんだね)
ルーフ(仲間の信号が途絶えた…なぜ…)
ウリン(悲しかや悲しかや…メギストス…私もあとを追います)
ロンギヌス(!!)
ロンギヌスはアクエリアスの能力を受けながらあるものを目にした。
ロンギヌス(あそこにいるのは…レヴィリーか。丁度いい。やつの能力ならどうにかできるかもしれん)
スッ
ロンギヌスはレヴィリーに手のひらを向けた。
カプリコーン「!!」
カプリコーン「ベビィグラビティ!」
ヴォン!
ロンギヌス「ぐっ…」
カプリコーンはロンギヌスにかかる重力を重くした。
ロンギヌス「くそっ…カプリコーンのやつめ…だが、これで…」
ロンギヌスは能力を使った。
ロンギヌス「変化…」
ドクン!
レヴィリー(な、なに…今…なにか…)
グォン!
レヴィリー「!!」
レヴィリーはロンギヌスの元へ吸い寄せられていく。
レヴィリー「な、嫌!止めて!」
ロンギヌス「レヴィリー…お前は俺の糧となれ」
レヴィリー「嫌!嫌!絶対に嫌!」
ロンギヌス「あはは…もう遅い…」
グォン!
レヴィリーは宙に浮かされ、ロンギヌスの元へ吸い寄せられた。
ガシッ!
レヴィリー「うぐっ…」
アクエリアス「!!」
カプリコーン「!!」
ライブラ「!!」
ロンギヌス「はぁ…はぁ…レヴィリー…お前の力…貰い受ける!」
レヴィリー「え!?嫌だ!離して!嫌だ!」
シュゥゥゥゥゥゥゥ…
レヴィリー「あ…や…」
レヴィリーはロンギヌスに取り込まれていく。
レヴィリー「お願い…嫌だよ…やめて…よ…」
シュゥゥゥゥゥゥゥ……
レヴィリーはロンギヌスに取り込まれた。
アクエリアス「な…」
カプリコーン「なんてこと…」
ライブラ「…」
ロンギヌス「これで…お前らを始末できる」
スッ
ロンギヌスはカプリコーンの重力を無視し、立ち上がった。
カプリコーン「な…重力が…」
ロンギヌス「んなもん効かねぇよ」
カプリコーン「そんな…」
ロンギヌス「手始めにお前からだ。カプリコーン」
ロンギヌスはレヴィリーの能力を使った。
パチン!
ロンギヌスは指を鳴らした。
シュゥゥゥゥゥゥゥ………
カプリコーン「!」
カプリコーンは身構えた。その時目の前に白い光が出現し、その白い光とともに現れたのは
???「…」
カプリコーン「!?」
ライブラ「…トガミヒメ」
トガミヒメだった。トガミヒメは六門九門の三幻力 軍神を司る人物。そして、カプリコーンの天敵でもある。
カプリコーン「こ、この人って…」
ロンギヌス「お前なら分かるだろ?」
カプリコーン「な、なぜ…この人が…」
ロンギヌス「お前の"弱点"だ」
カプリコーン「くっ…」
ライブラ「トガミヒメ!誰も傷つけてはいけません!」
トガミヒメ「…」
ライブラ「トガミヒメ!」
ロンギヌス「はっははははは!何言っても通じねぇよ!」
ライブラ「な…」
ロンギヌス「俺が呼んだんだ。俺の命令にのみ従う」
ライブラ「こいつ…」
ロンギヌス「さぁトガミヒメ。カプリコーンを始末しろ」
トガミヒメ「…」
トガミヒメはゆっくりとカプリコーンに近づいていった。
ライブラ「カプリコーン!戦って!こいつは私たちが何とかするから!」
カプリコーン「だ、ダメだよ…私には…できない…」
ライブラ「カプリコーン!」
カプリコーン「無理…勝てない…」
トガミヒメ「…」
トガミヒメは力を使った。
トガミヒメ「軍神 白化浄化」
ジジジ…シュゥゥゥゥゥゥゥ!!
カプリコーン「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
カプリコーンは白化浄化の影響で身が焼けるような痛みに襲われた。
ライブラ「カプリコーン!」
カプリコーン「あぁ…あぁ…あぁぁぁぁぁぁ!」
ライブラ「アクエリアス!」
アクエリアス「くっ…」
ぽわ〜ん
アクエリアスは治癒の能力を使った。
アクエリアス「か、回復…しない…」
カプリコーン「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
ライブラ「アクエリアス!」
アクエリアス「ダメ!回復しない!」
ライブラ「そんな…」
トサッ…
ジェミはジェニを優しく寝かせた。
ジェミ「ねぇ…ジェニ」
ジェニ「…」
ジェミ「私、あんたがいないとダメね。いつも私の隣にいて、いつも私にかまってくれて、いつも私に…いつも私のことを気にかけてくれるあんたが…私の支えになってたのよ…」
ジェニ「…」
ジェミ「あいつに能力を使おうと提案したのもあんただったわね。やっぱり、すごいわ。私の自慢の妹」
ジェニ「…」
ジェミ「ねぇ…ジェニ…戻ってきてよ…ねぇ…また私に…あんたの笑顔…見せてよ」
ジェニ「…」
ジェミ「!!」
ジェミはある事を思いついた。
ジェミ「そうだ…この手があった」
トサッ…
ジェミはジェニの上に乗った。
ジェミ「あんたの能力は分離と消滅。対する私の能力は融合と変換…相反する力だけど…もし私とあんたが一つになれるのなら…」
トンッ
ジェミはジェニの胸に手を当てた。
ジェミ「ジェニ…私と…」
シュゥゥゥゥゥゥゥ………
ジェミは融合の能力を使った。
カプリコーン「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
タウラス「くそっ!」
ダッ!
タウラスはロンギヌスに向かって走った。
ロンギヌス「お前もか…!!」
ロンギヌスは能力を使おうとしたが、止めた。
ロンギヌス(こいつ…弱点が…ない…)
タウラス「おらぁ!」
ドゴォン!
タウラスはハンマーを叩きつけた。
ロンギヌス(どうする…こいつには…弱点が…)
タウラス「待ておらぁ!」
ドカッ!
ロンギヌス「ごふっ…」
タウラスはロンギヌスを蹴り飛ばした。
ロンギヌス「くそったれ…弱点が無いやつなんているのかよ…」
ピスケス「はぁぁぁぁぁぁぁ!」
ビュン!ビュン!ビュン!ドカッ!!
ピスケスは速度を極限まで高め、ロンギヌスに突進した。
ロンギヌス「ぐはぁっ…」
ドゴォン!
ロンギヌスはそのまま飛ばされた。
ロンギヌス「野郎…」
シュゥゥゥゥゥゥゥゥ!
ロンギヌスは能力を使った。
ロンギヌス「やつの弱点は…へっ…あるじゃねぇか」
ビュン!
ピスケスは再度、ロンギヌスに突進した。
ロンギヌス「熱放出!」
シュゥゥゥゥゥゥゥゥ!
ピスケス「!!」
ピスケスは反応が遅れた。
ピスケス「あ…暑い…」
ロンギヌス「お前は熱に弱いらしいな?第十二星座」
ピスケス「うっ…」
サジタリウス「ピスケス!」
ヒュン!
サジタリウスは矢を射た。
ロンギヌス「やつの弱点は…」
ヒュッ!
ロンギヌスは矢を避けた。
ロンギヌス「…ブースト」
ビュン!
サジタリウス「!?」
ロンギヌスはサジタリウスの目の前にいた。
ロンギヌス「はっ!」
ドゴォン!
サジタリウス「がっ…」
ロンギヌス「お前の弱点は近距離戦か…」
サジタリウス「くっ…」
アリエス「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
ロンギヌス「!!」
アリエスは魔力の塊をロンギヌスにぶつけた。
ロンギヌス「ぐはっ…野郎…」
ロンギヌスは能力を使った。
ロンギヌス「やつの弱点は…お前も近距離戦か」
ビュン!
ロンギヌスはアリエスの目の前に行った。
ロンギヌス「はぁぁぁぁぁ!」
キャンサー「結界!」
ガシャン!ドゴォン!
ロンギヌス「!?」
ロンギヌスはアリエスを殴ろうとしたがキャンサーの結界により阻害された。
ロンギヌス「こいつ…」
キャンサー「へっ…俺の結界は硬いぜ?」
ロンギヌス「なら…」
ロンギヌスが能力を使おうとすると
ヴァルゴ「させません!」
ドゴォン!
ロンギヌス「ごふっ…」
ヴァルゴが隙を見て攻撃した。
ロンギヌス「第六星座…ヴァルゴ」
ヴァルゴ「もう手は出させませんよ!」
ロンギヌス「ちっ…」
ロンギヌスは能力を使った。
ロンギヌス「こいつの弱点は…人を失うことか」
シュゥゥゥゥゥゥゥ…
ロンギヌスはあるものを召喚した。
ヴァルゴ「!?」
ロンギヌス「…」
ヴァルゴ「主…?」
ロンギヌス「そうだ。お前の主 早乙女 渚だ。そして…」
ガシッ!
ロンギヌスは早乙女の首を掴んだ。
ヴァルゴ「や、やめ…」
ヴァルゴの脳裏に先程のジェニがよぎった。
ロンギヌス「へっ…」
ゴキッ!
ロンギヌスはジェニの時と同じように首を折った。
ヴァルゴ「あ…あ…」
ロンギヌス「どうだ。これでお前の主は死んだ!お前はもう独りだ!」
ヴァルゴ「あ…あ…」
ロンギヌス(どうだ…お前の主を模した幻術…これで心が折れるだろう…)
ヴァルゴ「あ…あなた…」
ロンギヌス「?」
ヴァルゴ「あなたは…絶対に!許さない!」
ロンギヌス「な…心が折れていない…」
ヴァルゴは愛する人を殺された場合、殺した相手を再起不能になるまで殴り続ける。
ヴァルゴ「はぁぁぁぁぁぁ!」
ドゴォン!
ロンギヌス「ぐあっ」
ヴァルゴ「はぁぁぁぁぁぁ!」
ドカッ!ドカッ!ドカッ!ドカッ!ドカッ!ドカッ!ドカッ!ドカッ!ドカッ!ドカッ!ドカッ!ドカッ!ドカッ!ドカッ!
ヴァルゴは何度も殴り続ける。
ロンギヌス「ぐはっ…がっ…ごっ…」
ロンギヌスは何も出来なかった。
ロンギヌス(こ…こいつ…)
ヴァルゴ「はぁぁぁぁぁ!」
ロンギヌス「くっ…変化」
ヴァルゴ「!!」
ヴァルゴの動きが止まった。
ヴァルゴ「な…」
ロンギヌス「くそっ…てめぇ…容赦なく殴りやがって…だがまぁ、これで終わりだな」
ヴァルゴ「くっ…」
ヴァルゴは身動きが取れない。
ロンギヌス「全く…」
レオ「俺を忘れてもらっちゃ困るな!」
ロンギヌス「第五星座…」
レオ「へっ…俺の能力はな…解放を…」
ガシッ!
ロンギヌスはレオの首を掴んだ。
ロンギヌス「お前の弱点は…寒さか」
パキパキ…
レオ「!?」
ロンギヌス「しばらく寝てろ。第五星座」
レオ「あ…が…」
パキパキ…ガキン!
レオは氷漬けにされた。
ロンギヌス「さぁ…あとはお前らだけだ。第七星座 ライブラ。第八星座 スコーピオ。そして、第十一星座 アクエリアス」
スコーピオ「くっ…」
ライブラ(スコーピオの能力じゃみんなに影響が…それにカプリコーンが動けないようじゃ尚更…どうする…)
アクエリアス(マズイわね。打つ手がない…)
???「3人とも、私がやります」
スコーピオ「!!」
ライブラ「!!」
アクエリアス「!!」
ロンギヌス「…」
3人は声のした方を見た。
ライブラ「ジェミ…」
そこにいたのはジェミとジェニによく似た存在。
ジェミニ「いえ、私はジェミではありません。本来の第三星座 双子座の…ジェミニです」
ライブラ「ジェミ…ニ…」
ジェミニ「さて、覚悟はいいですか?ロンギヌス」
ロンギヌス「なぜだ?首を折ったはず…なぜ動いている」
ジェミニ「私はジェミの能力である融合を使い、ジェミとジェニを融合させた存在。本来の第三星座 双子座の星座です」
ロンギヌス「こいつ…」
ジェミニ「覚悟してくださいロンギヌス。あなたを…この世からさよならさせてあげます」