木葉の幻想郷日記   作:バスタオル

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紫の焦りとプリン戦争

本庄「そういえば光さん」

 

木葉「ん?」

 

本庄「何で腕が動かなくなったんです?」

 

木葉「あーあれね。それがよく分からないんだよ」

 

本庄「分からないんですか?」

 

木葉「あぁ。突然腕に痛みがあったんだ。服を持ち上げたり箸を持とうとしたりした時に」

 

本庄「お箸や服を持ち上げただけで痛みがあったんですか?」

 

木葉「あぁ。すっげぇ痛かった」

 

本庄「で、腕が動かせなくなった…と?」

 

木葉「あぁ。突然何も感じなくなったよ。その時に自分では腕が動かせなかったんだ」

 

本庄「と、いうことは感覚そのものが感じられなくなった…そして腕すら動かせなくなった…」

 

アクエリアス「…妙ね」

 

本庄「アクエリアスさんもそう思います?」

 

アクエリアス「えぇ。まぁね」

 

木葉「まぁ、もう治ったしあんまり深く考えてもな…」

 

本庄「ダメですよ!再発したらどうするんですか!」

 

木葉「うっ…」

 

アクエリアス「そうね。もう二度とそうならないって決まったわけじゃないわね」

 

木葉「お、おう…」

 

本庄「だからこういう時は何故そうなったのかを知る必要があるんですよ!」

 

木葉「た、確かに…」

 

本庄「でも今回は突然起こったことですし…」

 

アクエリアス「そうね。今回は難しいわね」

 

本庄「仕方ないですね。また動かなくなったら考えましょう」

 

アクエリアス「そうね」

 

木葉「おう…」

 

 

みんなで話しているとある人が部屋に入ってきた。

 

スーッ

 

 

木葉「あ、紫。どこ行ってたんだ?」

 

紫「光。ちょっと来て」

 

木葉「え、うん」

 

 

スタスタスタ

 

木葉と紫は部屋を出た。

 

 

霊夢 (何かあったのかしら)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紫「光。あなた、人里の亀裂を見たかしら」

 

木葉「あぁ。見たよ」

 

紫「実はね、さっき幻想郷を見てきたんだけど、また亀裂が増えていたの」

 

木葉「…」

 

紫「それにね…」

 

 

グヮン!

 

 

木葉「!!」

 

 

木葉は突然何かを感じた。

 

 

紫「…あなたも分かったようね」

 

木葉「紫。ここの結界は大丈夫なのか?」

 

紫「さぁ?分からないわ。でも覚えてて光。今の大結界は非常に不安定な状態にある。何故なのかは分からないわ。でもその中でちょっと違和感のあった部分があったからよく調べてみたの」

 

木葉「…それで」

 

紫「これは私の予想なんだけど、外部から力が加わってる…もしくは支えが無くなったんじゃないかって」

 

木葉「ふむふむ」

 

紫「あなたと私、霊夢で結界を維持しているわ。このうちの誰かがその力を失えば当然失った分を他の2人で補わなければならない。そうなると以前の大結界よりも脆くなってしまう」

 

木葉「そうなのか」

 

紫「もしそうなったら…この世界と外の世界を断絶しているこの結界が無くなれば当然外の世界の人がこの世界に入ってくる。今まで誰も寄せ付けなかったこの世界が、外の人たちが来ることによってバランスが崩れるかもしれない」

 

木葉「…」

 

紫「そうなったら最後よ。この幻想郷を保つバランスが崩れればここも存在できなくなる。それにもし外の世界の人が戦争でも仕掛けてきたら二つの世界は大きな損失を受けることになる」

 

木葉「…」

 

紫「外の世界は自分たちが作った兵器を私たちは神や妖怪の力を失うかもしれない」

 

木葉「…だろうね。もしそうなったら外の世界の人たちが負けてしまう。だが、こちらが無傷で済むとも限らない」

 

紫「そう。話が飛躍しすぎてるかもしれないけど実際どうなるか分からないわ。光。これまで以上に結界の管理を厳重にしておいて欲しいの。霊夢にも伝えて。この結界が無くなったらこの世界や私たちは終わりよ」

 

木葉「…あぁ。分かった。伝えておこう」

 

紫「…お願いね」

 

 

スタスタスタ

 

紫はどこかへ歩き始めた。

 

 

木葉「どこ行くんだ?」

 

紫「人里よ。亀裂を直すのよ」

 

木葉「そうか」

 

 

シュッ…

 

紫はスキマを開いた。

 

 

紫「光。お願いね」

 

木葉「あぁ。分かった」

 

 

シュゥゥゥゥゥゥゥ

 

そしてスキマはゆっくりと閉じていった。

 

 

木葉「…」

 

 

木葉は空を見た。

 

 

木葉 (やっぱりシヴが原因だろうな…少なからず。どこ行ったのか…)

 

 

スタスタスタ

 

木葉はそう思い神社に戻った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所…刻領宝殿

 

 

ルナ「サン。何処にいるの。サン」

 

サン「ん?何?」

 

 

現在ルナとサンは仕事をしている。

 

2人の仕事はこの世界の記録と管理。

 

刻領宝殿の一室にその記録がびっしり残っている部屋がある。

 

2人の仕事場はそこだ。

 

2人は今までずっとこの世界についての記録を残し続け、管理してきた。

 

 

ルナ「ひとつ聞きたいことがあるわ」

 

サン「聞きたいこと?何?」

 

ルナ「あなた"禁書庫"の書物を触った?」

 

サン「禁書庫?触ってないよ?」

 

ルナ「ホントね?ホントに触ってないのね?」

 

サン「うん。触ってないよ?どしたの?

 

ルナ (触ってないのに勝手に無くなるのかしら…)

 

サン「なんか無くなったの?」

 

ルナ「えぇ。禁書庫にある改変者の書物って何冊あったか覚えてる?」

 

サン「禁書庫の改変者?えーっと…感情、天帝、禁忌、思想、事象、劣悪、審判、穢土、花魄で9冊だっけ」

 

ルナ「そう。9冊」

 

 

サンはこの時嫌な予感がした。

 

 

サン「まさか…」

 

ルナ「そうよ。1冊無くなってたわ」

 

サン「え…」

 

 

サンの予感は的中した。

 

 

サン「無くなったって…なんで?」

 

ルナ「分からないわよ。だからあなたに禁書庫を触ったのかを聞いたのよ」

 

サン「ちなみに、何の改変者が?」

 

ルナ「事象よ」

 

サン「事象…カタストロフ・シヴか」

 

ルナ「そうよ。他の改変者は残っていた。でも事象だけは無かった」

 

サン「事象か…厄介だな」

 

ルナ「そこまででしょ。言うほど脅威ではないわ」

 

サン「そりゃ君なら事象の改変者程度なら軽く捻り潰せるだろうけど…」

 

ルナ「と言うより事象が1番弱いと思ってるわ。他の改変者の方が厄介だし」

 

サン「だね、特に"穢土"と"花魄"はね」

 

ルナ「そうね」

 

サン「とにかくこの事は十二天星たちに伝えておこう。あと他の三柱(頼れる友人)十二星座(我が子たち)にも」

 

ルナ「えぇ。そうね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所…???

 

 

シヴ「さぁーて…あと少しだよ。あと少しでみんなを出してあげられる」

 

 

シヴは他の改変者たちを復活させるために力を蓄えていた。

 

 

シヴ「あの幻想郷という世界や忌まわしき三柱のいる世界が滅ぶまで…」

 

シヴ「あと少し…待っててみんな…あと少しで書物から出してあげる。そしてみんなで壊そうよ、みんなで殺そうよ…遥か昔に私たちを書物に封印した忌まわしき三柱たちを…そして、三柱の住む世界や幻想郷という新しい世界を…ふふふ…ふふふ…楽しみだね。みんな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所…十二天星の家

 

 

条乃「おい晃大!てめぇ!俺のプリン食いやがったな!?」

 

三室「あ?お前のプリンなんか知るかよ」

 

条乃「は!?お前が食っただろうが!」

 

三室「いや証拠あんのかよ」

 

条乃「あるわ!お前の前にある机には何があるんだよ!」

 

 

条乃は机の上に置いてあるものを指した。

 

 

三室「何ってプリンだろ」

 

 

条乃はそれを聞いて一旦冷静になって言葉を発した。

 

 

条乃「どこにあったよそのプリンは…」

 

三室「当然冷蔵庫だろ」

 

条乃「そのプリンはどういう状態で冷蔵庫の中にあった…」

 

三室「綺麗に大事そうに包装してあったな」

 

条乃「てめぇぇぇぇぇぇ!それ俺のプリンじゃぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

三室「は?何かの冗談だろ」

 

条乃「冗談じゃねぇよ!てめぇ!よくも俺の可愛いプリンちゃんを!」

 

三室「可愛いプリンってなんだよ!知るかよ!だったらプリンに名前でも書いてろよ!もしくはこれ俺のだからなって言っとけよ!そうしてくれたら俺だって手を出さねぇわ!」

 

条乃「自分のじゃ無かったら普通手を出さねぇだろうが!」

 

三室「俺もプリン買ったわ!ちゃんと保管してたわ!だがなぁ!俺のプリンは冷蔵庫に無かったんだぞ!」

 

条乃「だからって俺のプリンちゃんに当たることねぇだろ!」

 

三室「だったら聞くぞ和人!お前はプリン食ったのか!?えぇ!?どうなんだ?」

 

条乃「知るかよ!昨日は酒飲んでて覚えてねぇよ!」

 

三室「んだとてめぇ!もしそれで俺のプリン食ってたらてめぇ承知しねぇぞ!」

 

条乃「じゃあ俺がプリン食った証拠あんのかワレェ!」

 

三室「ねぇよ!」

 

条乃「ねぇならグチグチ言うんじゃねぇよ!」

 

三室「んだとてめぇ!」

 

そうやって三室と条乃が口喧嘩していると…

 

 

ガチャ…

 

 

本庄「ただいま戻りました〜」

 

 

本庄が帰ってきた。

 

 

条乃「とにかく!」

 

本庄「!」

 

条乃「俺のプリンちゃんを亡き者にした罪はでけぇからな!」

 

三室「てめぇも食ってたら同罪だぞ!」

 

 

本庄は2人が口喧嘩しているのに気づいた。

 

 

本庄 (またあの2人喧嘩なんかして…ちょっと家を空けるとこうなんですから…)

 

 

スタスタスタ

 

本庄は2人に近づいた。

 

 

条乃「ガミガミ!」

 

三室「ガミガミ!」

 

 

2人は本庄の存在に気づいていなかった。

 

 

本庄「条乃さん!三室さん!何喧嘩してるんですか!」

 

条乃「!」

三室「!」

 

 

2人は本庄の存在に気づいた。

 

 

条乃「おう本庄じゃねぇか。もう帰ったのか」

 

三室「朝から一体どこに行ってたんだ?」

 

本庄「そんな事はどうでもいいです!2人とも!何を喧嘩してるんですか!」

 

条乃「聞いてくれよ本庄!こいつ!俺の可愛いプリンちゃんを食いやがったんだ!俺が大事に冷やしておいたプリンちゃんを!」

 

本庄「プ、プリン…」

 

三室「てめぇが名前書いてないからだろ!俺だけの責任じゃねぇだろ!」

 

本庄「…ん?プリン?」

 

 

本庄は昨日のことを思い出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

回想…昨日の出来事

 

 

条乃「っはぁ…あーやっぱ酒はいいなぁ…」

 

本庄「条乃さん。お酒は飲みすぎないでください。お身体に障りますよ」

 

条乃「でぇじょーぶだって!俺は酒に強いからなぁ!」

 

本庄「はぁ…だといいですが…」

 

条乃「そうだ本庄」

 

本庄「何ですか?」

 

条乃「冷蔵庫に俺が大事に冷やしてあるプリンがあるんだ。取ってきてくれねぇか?」

 

本庄「プリンですか?分かりました」

 

 

スタスタスタ

 

本庄は冷蔵庫にあるプリンを取りに行った。

 

 

条乃「うひー…」

 

 

ガチャ…

 

本庄は冷蔵庫を開けた。

 

 

本庄 (えーっと…プリンプリン…あれ?)

 

 

冷蔵庫の中にはプリンが2つあった。

 

2つとも同じプリンだが、包装され方が少し違っていた。

 

 

本庄 (えっと…どちらなんでしょうか…)

 

 

本庄は迷った。

 

もし間違えて誰かのを渡せばその人の迷惑になると思ったからだ。

 

 

本庄「!!」

 

 

本庄は片方のプリンを見た。

 

それは綺麗に包装されているものだった。

 

 

本庄 (これは私が以前麗奈ちゃんと一緒にプリンを食べに行った時に持ち帰りとして包装してくれたもの…もしかしてこっちが麗奈ちゃんのプリンなのかもしれません…)

 

 

本庄は考え、包装されていない方のプリンを持っていった。

 

 

本庄「はい条乃さん。プリンですよ」

 

 

コトッ

 

本庄はプリンを机に置いた。

 

 

条乃「おほぉ!待ってましたぜプリンちゃん!」

 

 

パカッ

 

条乃は早速食べ始めた。

 

 

条乃「うめぇ…うめぇよ…」

 

 

条乃はあまりの美味しさにすぐに食べ終えた。

 

 

条乃「ふぅ…美味かった…」

 

 

条乃は満足気だった。

 

 

本庄「じゃあこのプリンは下げますね」

 

条乃「あぁ。ありがとうな本庄」

 

本庄「いえいえ」

 

 

回想終了

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本庄 (あれ…そのプリンって…もしかして…)

 

条乃「覚悟は出来てんだろうな?晃大」

 

三室「あ?てめぇこそ覚悟できてんだろうな?」

 

 

条乃と三室は喧嘩を始めようとしていた。

 

 

本庄「2人とも!ちょっと待ってください!」

 

条乃「あ?なんだ本庄。今から喧嘩するんだ。危ねぇから下がってな」

 

三室「そうだ。怪我したら大変だ。下がってな」

 

 

条乃と三室は怒りながらも本庄の身を案じた。

 

 

本庄「ちょっと待ってください!違うんです!」

 

条乃「あ?何が違うんだよ」

 

本庄「その…」

 

三室「なんかあったのか?」

 

本庄「その…昨日条乃さんにプリン渡したの…私なんです」

 

条乃「…え?」

三室「…え?」

 

 

条乃と三室は驚いていた。

 

 

三室「本庄。自分の身を呈して庇わんでもいいぞ」

 

条乃「あぁ。どうせ食ったのはこいつだしな」

 

三室「あ?」

 

本庄「いえ…ホントなんです…昨日条乃さんがお酒を飲んでいてプリンが食べたいと言っていたので私は冷蔵庫にプリンを取りに行きました」

 

条乃「…」

三室「…」

 

 

条乃と三室は静かに話を聞いた。

 

 

本庄「プリンは2つあったんですが、以前私と麗奈ちゃんがそのプリンを持って帰った時は綺麗に包装されていたんです。なので、綺麗に包装されていた方が麗奈ちゃんの買ったプリンだと思ったのでもう一方のプリンを条乃さんに渡したんです」

 

条乃「…ん?つまりは俺が晃大のプリンを食べたってことか?」

 

本庄「もし包装されていないプリンが三室さんの買ったプリンなら…そうです」

 

条乃「な、なんだ…そういう事か…」

 

三室「やっぱりてめぇが先に食ったんじゃねぇか」

 

条乃「あ?んだと?」

 

本庄「すみません!私が間違わなければお二人が喧嘩することもありませんでした!」

 

条乃「…」

 

三室「…」

 

本庄「その…お詫びと言ってはなんですが…今からお二人分のプリンを買ってきます…今回はそれで手を打ってもらえないでしょうか」

 

条乃「…」

 

三室「…」

 

 

条乃と三室は互いの目を見て頷いた。

 

 

条乃「あぁ。分かった」

 

本庄「!」

 

三室「今回は手違いだったってことでこれで終わりだ」

 

本庄「じゃ、じゃあ少し時間をください!今から買ってき…」

 

条乃「行くぞ晃大。プリンちゃんが待ってる」

 

三室「おう。参るぞ」

 

 

条乃と三室は出かける準備を始めた。

 

 

本庄「え、あの…私が買ってきますよ…」

 

条乃「いや、本庄はここにいな」

 

三室「あぁ。何かあったら大変だ。本庄は留守番しててくれ」

 

本庄「でも…私が間違えなければ…」

 

条乃「間違えた程度じゃ誰も責めねぇよ」

 

三室「だな」

 

条乃「それよりも俺たちは本庄がプリンを買いに行ったとして、その道中で事故に遭う方が心配だ」

 

本庄「!」

 

三室「そうだ。女性は大事にするべきだ。何かあったら大変だ」

 

条乃「だから本庄は留守番しててくれ」

 

三室「俺たちで買ってくる」

 

 

スタスタスタ

 

すると条乃と三室は部屋を出た。

 

 

本庄「…」

 

アクエリアス「優しいわね。あの二人」

 

 

ヒュゥゥゥゥゥ…

 

本庄の体からアクエリアスが出てきた。

 

 

アクエリアス「さっきまで言い合ってたのに姫乃の事になると途端に優しくなる。女性に弱いのかしら」

 

本庄「…」

 

アクエリアス「どうしたのよ」

 

本庄「私が間違えなければこんな事には…」

 

アクエリアス「…」

 

 

ポンッ…なでなで

 

 

本庄「!」

 

 

アクエリアスは本庄の頭を撫でた。

 

 

アクエリアス「そうね。姫乃が間違えなければこうはならなかったのかもね」

 

本庄「…」

 

アクエリアス「でもね、それでもあの二人はそれを許してくれた。なら姫乃は二度とそうならないようにすればいいのよ。分かった?」

 

本庄「…そうですね。分かりました」

 

アクエリアス「よしよし…今はそうしなさい」

 

本庄「…はい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、条乃と三室は…

 

 

条乃「何!?プリンと言えば生クリームだろ!」

 

三室「何!?プリンはプリンアラモードとして食べるのが良いんだろうが!」

 

条乃「あれは果物とかあるだろ!あれはプリンと生クリームの出会いを邪魔してるだろ!」

 

三室「そういうお前だってプリンと生クリームとか言ってるがお前の食べるプリンにもチェリーが乗ってるだろ!」

 

条乃「あれはプリンと生クリームの仲を急接近させる大事なやつだ!お前の食べるプリンとは違って余計なものがない!」

 

三室「何!?その果物たちがプリンを際立たせる大事なものだと知らないのか!?」

 

条乃「てめぇこそ!シンプルなプリンの良さを知らないのか!一度食べてみろ!プリンと生クリーム、チェリーのこの三つで構成された完成形をな!」

 

三室「だったらてめぇもプリンアラモードを食べてみろ!いかに周りの果物が大事かその身で知ることになるだろうな!」

 

条乃「んだとゴラァ!」

 

三室「やるかゴラァ!」

 

 

プリンを買いに行った2人はその道中で喧嘩していたのだった。




〜物語メモ〜


プリン
条乃と三室の大好物はプリン。
2人はプリンのストックを自分の部屋の冷蔵庫に入れておくほどプリンが好きである。
おまけに2人の好きなプリンは同じ。
なので、今回のように取り違いが発生することが時々ある。
そうなったらお互いが買ったプリンを食べて事を収めている。
条乃はプリンに生クリームとチェリーが乗ったシンプルなプリンが好き。
三室はプリンアラモードが好き。
ちなみに、そんなプリン好きの2人がもし何かあって喧嘩になる時は、喧嘩で勝った方にプリンを奢るという特殊なルールを立てることが多い。




禁書庫
刻領宝殿には世界の記録が記されている書物が保管されている部屋が存在する。
そこはサンとルナの仕事場で常に厳重に保管されている。
その中で、この世界に甚大な被害をもたらした記録や人物は禁書庫という棚に保管されている。

現在、禁書庫に保管されているのは
改変者 (9冊)
天秤の崩壊 (1冊)
星天戦争 (1冊)
大罪の天使 (7冊)
大罪の総括者 エクス・マキナ (1冊)
喜怒哀楽の烙印 (4冊)
烙印の総括者 ロンギヌス (1冊)
天秤座の逆進 (1冊)
ドレインの発生 (1冊)
天秤座の崩壊現象 (1冊)の10シリーズ 計27冊。


※この内の7つは過去に投稿した作品に登場しています。
大罪の天使
大罪の総括者 エクス・マキナ
喜怒哀楽の烙印
烙印の総括者 ロンギヌス
天秤座の逆進
ドレインの発生
天秤座の崩壊現象


それぞれの登場作品

東方十二想
・ドレインの発生
・天秤座の崩壊現象

東方神無想
・大罪の天使
・大罪の総括者 エクス・マキナ
・喜怒哀楽の烙印
・烙印の総括者 ロンギヌス
・天秤座の逆進
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