木葉の幻想郷日記   作:バスタオル

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インドラの思い

フリューゲル「なぁ、俺と一緒にこの世界を壊さねぇか?」

 

霊夢「!?」

 

木葉「!?」

 

オスカー「…何言ってるのよ」

 

フリューゲル「何ってそのままの意味だ」

 

オスカー「…嫌よ」

 

木葉「!」

 

オスカー「私の目的は弟のお迎え。この世界やあっちの世界を壊すわけじゃない」

 

フリューゲル「…」

 

オスカー「というかもう弟さえお迎え出来たら私はもういいのよ」

 

フリューゲル「…」

 

オスカー「お墓が壊されてたんでしょ?なら直せばいいじゃない。私が手伝ってあげるわ」

 

フリューゲル「…ほんとに直せるのか?」

 

オスカー「…私は穢土の改変者よ。それくらいできるわ」

 

フリューゲル「…なら、お願いする」

 

オスカー「はいはい」

 

木葉 (ほっ…)

 

 

木葉はここで一息ついた。

 

 

オスカー「それで、私のエレナスを返して。あなたが主なんでしょ?早く」

 

木葉「うーん…」

 

 

木葉は少し考えた。

 

 

木葉「なぁ刹那」

 

刹那「ん?」

 

木葉「刹那はどうしたい?お姉さんと一緒に帰りたい?」

 

刹那「…何度も言うが、俺はこんなやつは知らん」

 

オスカー「…」

 

刹那「…だが、不思議だな」

 

木葉「…?」

 

刹那「こいつからは懐かしさを感じる」

 

オスカー「!!」

 

刹那「俺がこいつの弟なのかは知らん。こいつの嘘かもしれん。だが不思議と懐かしさを感じる。こいつの言う通り俺がこいつの弟なら…帰るべきなのかもしれない」

 

雷神「え…」

 

オスカー「エレナス…」

 

刹那「で、俺を連れ出してどうするんだ」

 

オスカー「一緒に帰ってくれるのね!?」

 

刹那「いや、帰るつもりは無い」

 

オスカー「…え?」

 

刹那「とりあえず聞かせろ。俺を帰らせてどうするつもりだ」

 

オスカー「当然一緒に暮らすのよ!2人仲良くね!」

 

刹那「…」

 

 

刹那は少し考えた。

 

 

雷神「刹那…帰っちゃうの…」

 

刹那「…」

 

 

刹那は雷神を見てから再びオスカーを見た。

 

 

刹那「…なぁ」

 

オスカー「?」

 

刹那「お前は俺と一緒にいればいいのか?」

 

オスカー「そう!一緒に暮らせば…」

 

刹那「なら、お前がこっちに来ればいい」

 

木葉「…へ?」

 

オスカー「…え?」

 

 

木葉とオスカーはその言葉を聞いて少し驚いた。

 

 

オスカー「え?どういう事?エレナス」

 

刹那「…エレナスが俺の事かは知らんが、お前がこっちに来ればずっと一緒にいられるんじゃないのか?」

 

オスカー「ふむふむ」

 

刹那「俺は何処とも知らん場所に行くのはごめんだ。俺の主はこいつで俺の居場所でもある」

 

木葉「刹那…」

 

刹那「俺はこいつから離れることは無い。だからどこにも帰らない。お前が俺と一緒に暮らしたいならお前がこっちに来ればいい…簡単な話だろ?」

 

オスカー「ふむふむ…なるほど…」

 

木葉「おい、刹那…それでいいのか?」

 

刹那「…あぁ。俺もこいつの事は知らん。だが俺の懐かしさとこいつの言葉がほぼ一致しているんだ。もしかすると、俺はこいつの弟なのかもしれん。まだ確定はしてないがな」

 

木葉「うーん…」

 

刹那「…で、どうするんだ」

 

オスカー「そっちに行けばずっと一緒にいられる?本当に?」

 

刹那「…あぁ。俺はこいつから離れない。この意味が分かるだろ?」

 

オスカー「分かったわ!あなたと一緒にいるわ!」

 

フリューゲル「!?」

 

オルコット「!?」

 

 

フリューゲルとオルコットはその言葉に驚いていた。

 

 

オルコット「え、ちょ、オスカー?ほんとに言ってるの?」

 

オスカー「当たり前じゃない。私の目的は弟のお迎えなのよ。でもエレナスはここを離れたくないらしいわ。私もエレナスから離れたくない。そして、そのエレナスが一緒に暮らせる提案をしてくれた。なら私はその提案を受けるしかないでしょ?」

 

オルコット「え、じゃあこの世界とあっちの世界はどうするの?」

 

オスカー「何言ってるのよ」

 

オルコット「?」

 

オスカー「私は三柱を倒すとかこの世界を壊すなんて一言も言ってないわよ?」

 

オルコット「え、でもアルマとルーンが…」

 

オスカー「あの二人が言ったからって私がそれをするとは限らないでしょ?」

 

オルコット「まぁ…そうだけど…」

 

オスカー「それに、私だけじゃないでしょ?」

 

オルコット「?」

 

オスカー「フリューゲル。あなたもただお墓参りに行くだけだったでしょ?」

 

フリューゲル「…まぁ」

 

オルコット「え!?そうなの!?」

 

フリューゲル「あぁ。俺は美緒のお墓参りさえできれば何でも良かった」

 

オルコット「えー…」

 

オスカー「だから私はエレナスと一緒にいれるならそれでいいのよ」

 

オルコット「じゃあ私も!何もしなーい!」

 

オスカー「…」

 

オルコット「オスカーが何もしないなら私も何もしない!折角外に出られたし満喫しようかな!」

 

フリューゲル「…随分切り替えが早いな」

 

オルコット「えへへ…まぁね」

 

オスカー「さ、エレナスの主。私はエレナスの提案を受けるけどあなたはどうするの?」

 

木葉「うーん…」

 

 

木葉は少し考えた。

 

 

木葉「…まぁ、刹那がいいなら…」

 

オスカー「分かったわ。じゃあよろしくね。エレナスの主」

 

刹那「おい。こいつは天野 光って名前だ。覚えときな」

 

オスカー「天野 光ね。分かったわ」

 

木葉「ちなみにこいつは刹那だよ」

 

オスカー「刹那…ね。多分エレナスって言ってしまうかもしれないけど、昔からそう呼んでたから許してね」

 

刹那「…あぁ」

 

オスカー「さて、フリューゲル。お墓を直しにいきましょうか」

 

フリューゲル「あぁ…頼む」

 

 

スタスタスタ

 

オスカーとフリューゲル、オルコットは外に出ようとした。

 

 

オスカー「あ、八雲 紫さん」

 

紫「?」

 

オスカー「あなたのおかげでエレナスに会えました。ありがとうございました」

 

紫「…いいわよ別に」

 

オスカー「あ、ちなみになんだけど、ここで起きたことは結界を解除すれば元に戻るから」

 

紫「…どういう事よ」

 

オスカー「実はね、私が復活した後にオルコットからここにエレナスがいるって聞いたのよ。だから、あなたたちを逃がさないようにここに結界を展開してたのよ」

 

紫「でも私はそれを感知しなかったわ」

 

オスカー「そりゃあ…ここだけ異次元の世界に飛ばされてるからね」

 

霊夢「え!?」

 

オスカー「気づかなかったの?あなたたちは私が復活してからこの場所を出ることができなかったのよ?」

 

霊夢「な、なるほど…どうりで魔理沙とかが来ないわけだわ…」

 

オスカー「まぁ、結界を解除すればいつもの日常に戻るわ。お話はまたゆっくりしましょ」

 

紫「…」

 

オスカー「それでは…」

 

 

すると、オスカーとフリューゲル、オルコットは外に出た。

 

 

霊夢「…紫。気づいてた?私たちがここから出られないこと…」

 

紫「…悔しいけど、全く気づかなかったわ」

 

霊夢「…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オスカー「さて、行きましょうか」

 

フリューゲル「あぁ」

 

オルコット「私も行く!」

 

 

パチン!

 

オスカーは指を鳴らした。

 

 

シュゥゥゥゥゥゥ…

 

すると、足元に魔法陣が展開された。

 

 

オスカー「転送」

 

オルコット「レッツゴー!」

 

 

シュッシュッシュッ

 

そして、オスカーとフリューゲル、オルコットは現代に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所…十二門の前

 

 

アルマ「…やっと来たね」

 

ルーン「…だね」

 

アルマ「あとは鍵だけだね」

 

ルーン「うん」

 

 

スタッ!

 

 

ルーン「?」

 

 

ルーンとアルマが話しているとレニアが来た。

 

 

アルマ「あ、レニア。鍵は持ってこれた?」

 

レニア「あぁ。これだろ?」

 

 

ジャラ…

 

レニアは牡牛座、蟹座、乙女座、蠍座、射手座の十二門の鍵を持っていた。

 

 

アルマ「うん。5本ちゃんとあるね。あとは7本。12本揃えばこの門が開いて中にある天秤を壊すことができる」

 

ルーン「あと7本か…」

 

アルマ「そう。7本」

 

レニア「7本くらい簡単だな。俺一人で5人倒せたし俺らが3人揃えば7本なんてあっという間だろ」

 

アルマ「そっか。ならもうすぐ目標達成だね」

 

ルーン「そだな」

 

レニア「さて、あと7本集めてこようぜ」

 

アルマ「そだね。ここまでの道のりは保存してあるから次からは転送でここに来れるよ」

 

ルーン「便利だな」

 

アルマ「うん」

 

レニア「さ、早く行こうぜ。さっさとこの世界を消さねぇとな」

 

アルマ「うん」

 

 

トコトコトコ

 

アルマとルーン、レニアは残りの十二天星たちを倒すため動いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所…???

 

 

ウルティマ「突然どうしたんですか?インドラ」

 

インドラ「…」

 

ウルティマ「何かお話したいことでも?」

 

インドラ「…うん」

 

ウルティマ「…今は話しにくいですか?」

 

インドラ「ううん…今なら話せるよ」

 

ウルティマ「そうですか。急かさないのでゆっくりお話してください」

 

インドラ「…うん」

 

 

するとインドラは深呼吸して話し始めた。

 

 

インドラ「ねぇウルティマ」

 

ウルティマ「ん?」

 

インドラ「ウルティマは…この世界のこと…どう思う?」

 

ウルティマ「どう…とは?」

 

インドラ「私はあの時…三柱に封印された日からずっと思ってたんだ…私はここまで強い力を持つが故に封印されたのかなって」

 

ウルティマ「…」

 

インドラ「だからさ、アルマに封印を解かれてから少し疑問だったんだ。私は…封印されていたほうが良かったんじゃないかって」

 

ウルティマ「…」

 

インドラ「ねぇウルティマ…私はもうこの世界の迷惑になりたくないの。私は静かに封印されるか死にたいの。ウルティマはこのお願いを…聞いてくれる?」

 

ウルティマ「…なるほど。自分の力が怖いのね。だから今みたいになってるのね」

 

インドラ「…うん」

 

ウルティマ「実はね、私自身もこの世界に害を仇なす存在なんじゃないかって思ってるんです。他の皆さんが集まった時にアルマがこの世界の先導者になるとか言ってたでしょ?」

 

インドラ「…うん」

 

ウルティマ「私はその時思ったの。強い力で支配する世界に未来はあるのかって。私たちがいない世界がその人たちにとっての幸せな世界なんじゃないかって」

 

インドラ「…」

 

ウルティマ「だからね、私はアルマたちが思っている世界の支配には参加しないつもりなんですよ」

 

インドラ「!」

 

ウルティマ「あなたも同じですよね」

 

インドラ「…うん」

 

ウルティマ「恐らくですが、この世界の支配を求めているのはアルマとルーンくらいでしょうか。他の人たちはそんな事を思ってないと思いますよ」

 

インドラ「そうなの?」

 

ウルティマ「はい。私は興味ありませんし、オスカーは弟を迎えに行くだけですし、フリューゲルに関してはお墓参りに行くだけですよ」

 

インドラ「他の人たちは?」

 

ウルティマ「あとは…オルコットですね。あの子は恐らくオスカーと一緒にいるでしょうね。人の意見に左右されやすい子なのでオスカーと一緒にいれば問題ないでしょう」

 

インドラ「…」

 

ウルティマ「エレナスに関しても何も問題無いでしょうね」

 

インドラ「そっか…」

 

ウルティマ「ただ、レニアに関してはよく分からないので、この人は注意ですね」

 

インドラ「うん…」

 

ウルティマ「インドラ。あなたが思っているほど皆さんはこの世界に興味はありませんよ。何百年も封印されて自分のやりたいことができなかったから今はそのできなかったことをやっているのだと思いますよ」

 

インドラ「そっか…」

 

ウルティマ「ですが、アルマとルーンは気をつけてくださいね。あの二人は恐らくこの世界を崩そうとしていますよ」

 

インドラ「…分かった」

 

ウルティマ「インドラ」

 

インドラ「何?」

 

ウルティマ「死にたいなんて思っちゃダメですよ」

 

インドラ「…うん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所…現代

 

 

オスカー「…何…これ」

 

オルコット「うわ…」

 

 

オスカーとオルコットは現代の悲惨さに驚いていた。

 

 

フリューゲル「これはドレインってやつがやったらしい」

 

オスカー「ドレイン?」

 

オルコット「何それ」

 

フリューゲル「俺たちが復活したからドレインが出てきたそうだ。ドレインは人を取り込んで成長するらしくてな、この世界の人間は全てドレインに殺されたわけだ」

 

オスカー「…なるほど」

 

オルコット「…可哀想だね」

 

フリューゲル「…あぁ」

 

オスカー「ねぇフリューゲル」

 

フリューゲル「ん?」

 

オスカー「…私たちは復活しない方が良かったのかもね」

 

フリューゲル「…あぁ。だな」

 

オルコット「ねぇ」

 

オスカー「?」

 

オルコット「他のみんなはどうかな」

 

フリューゲル「他のやつ?」

 

オルコット「うん。アルマとかルーンとかインドラとかウルティマとかレニアとか」

 

フリューゲル「あいつらは知らん。だが、ウルティマは良識あるやつだ。この世界を壊そうとは思わんだろう」

 

オスカー「そうね。ウルティマは大丈夫そう」

 

オルコット「他の4人は?」

 

フリューゲル「知らん。だが、今の俺は美緒のお墓を壊されて少し怒ってるんだ。もし壊したやつがあいつらの中の一人ならすぐに消すだろうね」

 

オルコット「わーこわー」

 

オスカー「ねぇ、2人とも」

 

オルコット「どしたの?」

 

オスカー「私たちもさ…この世界を守る側になろうよ」

 

フリューゲル「…」

 

オルコット「いいね!」

 

オスカー「この世界にはエレナスがいる。そのエレナスが信頼している人がこの世界にいる。エレナスはあの人が死んだら寂しくなるんじゃないかな。もしそうならそんな未来にならないようにしてあげたいの。姉として」

 

フリューゲル「…まぁ、いいんじゃねぇか?」

 

オスカー「!」

 

オルコット「私もいいと思う!」

 

フリューゲル「理由はどうあれ俺も封印されるのはごめんだ。何百年も美緒のお墓参りをサボっていたんだ。これから先の未来を生かしてくれるなら俺はそっち側に立とう」

 

オルコット「私はオスカーと一緒にいたいからこっち側!」

 

オスカー「あなたはいつも私の意見に従うわね…」

 

オルコット「まぁね!」

 

フリューゲル「さ、早く行こう。美緒のお墓を直してくれ」

 

オスカー「そうね」

 

 

スタスタスタ

 

フリューゲルとオスカー、オルコットは美緒のお墓に行くことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所…墓地

 

 

フリューゲル「…ここだ」

 

オスカー「ほぉ」

 

オルコット「案外少ないんだね」

 

フリューゲル「ここに置かれた人が少ないだけだ。他のやつは他の場所に安置されている」

 

オルコット「ふぅーん」

 

オスカー「さ、案内して。フリューゲル」

 

フリューゲル「あぁ。こっちだ」

 

 

スタスタスタ

 

3人は美緒のお墓の前に向かった。

 

 

スタスタスタ…ザッ…

 

そして3人は目的の場所に着いた。

 

 

フリューゲル「…ここだ」

 

オルコット「うわ…」

 

 

美緒のお墓は一部粉々になっていた。

 

 

オスカー「…酷いね。これは」

 

フリューゲル「…あぁ。俺の愛した人がこんな目に遭うのは見てられない」

 

オスカー「分かったわ。すぐに直しましょう」

 

フリューゲル「あ、待って」

 

オスカー「何?」

 

フリューゲル「他のお墓も直してもらえないか?」

 

オスカー「いいわよ。任せて」

 

フリューゲル「助かる」

 

 

バッ!

 

オスカーは手を上にあげた。

 

 

シュゥゥゥゥゥゥ…

 

すると、青い光りが集まり、やがてその墓地全体に降り注いだ。

 

 

オスカー「…これでいいわ。30秒待って」

 

フリューゲル「おう…分かった」

 

 

30秒後…

 

 

シュゥゥゥゥゥゥ…キィィィィィィン!

 

集まった青い光りが一瞬輝いた。

 

 

フリューゲル「!!」

 

 

すると、さっきまで崩れていたお墓は全て元通りになっていた。

 

 

フリューゲル「美緒!」

 

 

タッタッタッ!

 

フリューゲルは美緒のお墓の前に行った。

 

 

オルコット「よっぽど大事な人だったんだね」

 

オスカー「行くわよオルコット」

 

オルコット「うん!」

 

 

スタスタスタ

 

オスカーとオルコットはフリューゲルの所へ行った。

 

 

フリューゲル「良かったな美緒…良かったな…」

 

 

フリューゲルは手を合わせていた。

 

 

オスカー「…山崎 美緒。いい名前ね」

 

フリューゲル「だろ!?そうだろ!?」

 

 

フリューゲルは途端に元気になった。

 

 

フリューゲル「いやー俺が言うのもなんだけど顔とかすっげぇ可愛かったぜ?真面目で責任感が強くてこんな俺を愛してくれたんだ!」

 

オスカー「そう。良かったわね」

 

オルコット「いいですねいいですね!」

 

フリューゲル「最後まで俺を見てくれていたんだ!」

 

オスカー「分かった分かった…あなたのお話は後で聞くわ」

 

フリューゲル「にへへ〜」

 

オルコット「私も聞きたいですね!」

 

フリューゲル「おうよ!たっぷり聞かせてやるぜ!その時には写真も見せてやるよ!」

 

オルコット「楽しみ楽しみ!」

 

オスカー「さて、直ったことだし戻るわよ」

 

フリューゲル「おう!ありがとうなオスカー!」

 

オスカー「はいはい」

 

 

そしてオスカーとフリューゲル、オルコットは幻想郷に戻るのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同時刻…

 

 

長津「…なぁ、アリエス」

 

アリエス「なんだ?」

 

長津「改変者を消す方法はないか?」

 

アリエス「…」

 

長津「雪さんは何も悪いことしていなかった。真面目な人だった。なのにこれはどういう仕打ち?雪さんは悪人じゃないよ。殺される理由が分からないよ」

 

アリエス「…そうだな」

 

長津「ねぇ、アリエス」

 

アリエス「…」

 

長津「全面戦争…しようか。十二天星と改変者で」

 

アリエス「…落ち着け。まだ決めるには早い」

 

長津「十分遅いよ!見てみなよ!あの5人を!」

 

 

そう言いながら長津は倒れた5人を指さした。

 

 

長津「もう5人も死んでる…これがまだ早い?もう遅いでしょ…ねぇ、遅いでしょ」

 

アリエス「…」

 

長津「おまけに十二門の鍵まで取られてる。もしかしたら改変者は十二門の扉の奥にある天秤を壊そうとしてるんじゃない?」

 

アリエス「…十分に有り得る」

 

長津「ならさ、壊される前に僕たちで倒そうよ。改変者全員を」

 

アリエス「…不可能に近いな」

 

長津「なんで?」

 

アリエス「数で負けてる。おまけに強さは三柱並。俺たち星座ですら勝てない」

 

長津「それでもやる。たとえ死んでもね」

 

アリエス「…どうした智志。人が変わったな」

 

長津「そう?僕は前からこんな感じだよ」

 

アリエス「…そうか」

 

本庄「長津さん」

 

長津「なんだい?」

 

本庄「やはり回復は難しいです」

 

長津「そっか。なら残りのメンバーで倒そう」

 

本庄「え?何の話ですか?」

 

長津「何って…改変者を1人残らず倒すんだよ。僕たちで」

 

本庄「え!?」




〜物語メモ〜


刹那
六門九門の三幻力 雷獄に分類される人物。
穢土の改変者 オスカーを姉に持ち、自身も禁忌の改変者として君臨していた。
改変者だったときの名前はオロネア・タブー。
別名はエレナス。
天野 光とライブラがオロネア・タブーを復活させる際に刹那と名付けた。
強さ的には4番目で、ウルティマの1つ下。
1番は花魄の改変者 フリューゲル
2番は穢土の改変者 オスカー
3番は審判の改変者 ウルティマ
4番は禁忌の改変者 オロネア・タブー
オスカーとは姉弟で、オスカーが刹那に対し過剰に接触するため、刹那は嫌気をさしていた。
オスカーは重度のブラコン。
刹那がいないとすぐに心配し、近くにいるとすぐにくっつきたがる。
刹那はそんなオスカーから少し距離を置きたがっている。
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