ラディア「滅亡 ディス・ディレクション!」
キィィィィィン!
するとその魔法陣が光り出し、攻撃態勢に入った。
ラディア「さようなら。我が戦友よ」
バッ!
ラディアは自分の掌をトガミヒメたちに向けた。
だが…
ギギ…ギギギギ…
ラディア「!」
その魔法陣が妙な音を立てた。
ラディアは合図を送ったにも関わらず魔力を放たなかった魔法陣に違和感を感じ、振り返った。
ラディア「ま…魔力が…」
シュゥゥゥゥゥゥゥ…
ラディアが溜めた魔力が徐々に減少していった。
ラディア「な…誰が…」
木葉 (撃たせない。こんな物…)
ラディア「!」
ラディアは突然誰かの声が聞こえた。
木葉 (霊夢!霊夢!)
霊夢「え…木葉?」
トガミヒメ「?」
刹那「お嬢さん。主がどうかしたのか?」
霊夢「いや…木葉の声が聞こえたの…私を呼んでた」
トガミヒメ「どういう事でしょうか…」
エクス・マキナ「その声と今のあの人の行動は何か関係がありそうだね」
すると、みんながラディアを見た。
ラディアは減った魔力を補充していた。
木葉 (霊夢!俺だよ俺!木葉!)
霊夢「!」
今度は霊夢の耳にハッキリ聞こえた。
霊夢「木葉!どこにいるの!」
木葉 (俺はこいつの中にいる!今はこいつの攻撃を何とか阻止しようとしてるんだ!)
霊夢「私に何か出来ることない!?」
木葉 (こいつの攻撃を止められるのはこの場で俺だけなんだ!それでももって30秒くらい…だから!)
霊夢「…うん!分かった」
霊夢は木葉からの言葉をそのままみんなに言った。
霊夢「みんな!今木葉はあいつの中で戦ってる!今の私たちは何も出来ないけどせめて死なないようにだけして欲しいらしいの!」
風神「し、死なないようにって…」
妖夢「何したらいいんですか?」
霊夢「木葉はもってあと30秒くらいって言ってた。今ある人を呼んでてその人が来るまで耐えて欲しいの!」
トガミヒメ「つまり、30秒後の攻撃に備えて攻撃が来たら耐えればいいんですね?」
霊夢「そう!だから今からここに結界を展開するわ!紫!」
紫「分かったわ。任せなさい」
ガシャン!ガシャン!
紫は攻撃に備えて結界を展開した。
紫「これでいい?霊夢」
霊夢「分からない…でも、これしかできない…」
場所…現代
ザッザッザッ…
ある人が変わり果てた世界を見て回っていた。
ルナ「…サン」
サン「…何?」
ルナ「これ見て」
ザッザッザッ…
サンはルナが指さしたところを見た。
ルナ「…十二天星たちが…死んでるわ」
サン「…」
ルナ「星座の気配もない。恐らく、主と一緒に力尽きたのね」
サン「…ルナ」
ルナ「何?」
サン「…まさかここまでやられるなんてね」
ルナ「…そうね」
サン「さ、行こうか」
ルナ「どこに?」
サン「どこって…僕らの子供たちが殺されたんだ。おまけにその主も。子供が殺されて黙ってる親なんていないよ」
ルナ「サン…まさか…」
サン「…誰がやったのかは知らないけど…僕を本気で怒らせたらどうなるか…思い知らせてあげる」
ルナ「サン…」
サン「ルナ」
ルナ「何?」
サン「三柱のメンバーを集合させて。今すぐ戦争を始めます」
ルナ「待って!調和を保つ私たちが戦争したらこの世界は!」
サン「知ってる。全部消えて無くなる。でも、殺った犯人の目星はついてるよ。メンバーが集まり次第、そこへ乗り込む」
ルナ「ほんとに…戦争するの…サン」
サン「…さぁね。でも、ここまで本気で怒ったのは久しぶりだな」
ルナ「…」
サン「ルナ。今すぐ三柱のメンバーを呼んで」
ルナ「…はい」
スタスタスタ
するとルナは他の三柱たちを呼び寄せた。
サン「…さて、覚悟できたかな」
サン「真実の天秤 ラディア」
しばらくして他の三柱たちが集まり始めた。
スタッ!
ヒンメル「久しぶりだなルナ。会議以来か?」
ルナ「えぇ。そうですねヒンメル」
メル「どうしたんですか?ルナ」
ルナ「いえ、私に用があったわけじゃないんです」
メル「?」
ルナ「…」
ルナは少し遠くにいるサンを見た。
するとメルも同じ方を見た。
メル「サンに何かあったの?」
ルナ「…はい」
スタッ!スタッ!スタッ!スタッ!
すると、四季宝神たちが集まった。
オータム「…急だね。僕たちが呼ばれるなんて」
エア「そ、そうですね…」
ラト「ルナ。何かあったのか?」
ルナ「はい」
ジマ「何があったの。ルナ」
ルナ「…」
ジマ「…」
ルナ「…あとはボーガンだけですね」
スタッ!
すると、ボーガンが来た。
ボーガン「すまねぇ。遅くなった」
ルナ「構いませんよ」
クルッ…スタスタスタ
ルナは振り返り、サンのいる所へ向かった。
ルナ「サン。みんな集まったよ」
サン「…そっか」
スタスタスタ
ルナとサンはみんなの所へ向かった。
サン「やぁみんな。よく集まってくれたね」
ヒンメル「サン。どうしたんだ急に」
サン「…」
サンは近くに倒れている十二天星たちを指さした。
サン「…十二天星たちがみんなやられた」
三柱「!?」
サンとルナ以外のその場の全員が驚いた。
サン「星座も一緒に消えてる。誰かに殺されたんだろうね」
ボーガン「な…星座もか…」
エア「そんな…」
ジマ「…」
サン「そこでなんだけど」
サンは真面目な顔で言った。
サン「…今からこの人たちを殺した人を…消し炭にしに行きます」
ラト「待ってサン。サンが本気で戦ったらこの世界は」
サン「知ってる。この世界が消えても元に戻すよ。それに、この世界にはもう…人間は存在しない」
メル「…」
サン「それよりも、僕たちの可愛い子供たちが殺されたんだ。僕としては殺した犯人を消さないと気が済まない」
エア「あ、あの…」
サン「何?エア」
エア「あの…ルナは…それに賛成なの…?」
ルナ「…はい。賛成ですよ」
エア「あの…じゃあ…私も…」
ヒンメル「冗談だろ?エア」
エア「冗談じゃ…ないです…私としても…子供たちが殺されるのは…嫌な気分です…」
ジマ「…私も」
オータム「そうだね。僕としても腹が立つよ」
サン「そこでなんだ。犯人の目星はついてる。そこへ行くんだけどみんな着いてきてくれる?」
ボーガン「分かった。行こう」
ヒンメル「ボーガン…」
ボーガン「すまないな。俺も同じ気持ちだ。俺の子供が殺されたとして、やられっぱなしってのは俺の性に合わない」
ヒンメル「…そうか」
サン「ヒンメルはどうする?嫌なら残っててもいいよ」
ヒンメル「…行くよ。いつまでもこんな汚染された空気の中生きたくないしな」
サン「みんな…ありがとう。さ、行こうか」
パチン
サンは指を鳴らした。
シュゥゥゥゥゥゥゥ…
すると、足元に魔法陣が展開された。
シュッ…シュッ…シュッ…
すると三柱たちは順々に幻想郷に向かった。
場所…幻想郷
ジジジ…ジジジ…
現在、木葉とラディアの魔力による攻防戦が繰り広げられていた。
ラディア「こいつ…いい加減に…」
木葉 (絶対撃たせない…これを撃ったら…この世界は!)
ラディア「しつ…こい!いい加減に…くたばりなさい!」
木葉 (絶対に…折れない!)
ジジジ…バリバリバリ!
すると、魔法陣から魔力が漏れだした。
ラディア「な…」
木葉 (チャンス!)
ギュォォォォォォ!
木葉は隙を見て魔力を吸収した。
ラディア「な…この!」
ギュォォォォォォ!
ラディアも負けじと魔力を補充する。
木葉 (くっ…まだ…)
ラディア「私を上回ることなんて…絶対にあり得ない!」
ギュォォォォォォ!
木葉は微力ながら魔力を吸収した。
ラディア「ぐっ…」
ラディアは魔力を補充し続けていたため、自分の持つ魔力が底をつきそうになった。
ラディア (くっ…このままじゃ…魔力が…)
木葉 (ラストスパート…これさえ乗り越えれば…)
シュゥゥゥゥゥゥゥ…
木葉 (!?)
ラディア「!!」
すると、30秒が経過したのか、木葉の魔力を吸収する力が激減した。
木葉 (くっ…時間か…)
ラディア「ははは!時間切れのようね!」
ギュォォォォォォ!
ラディアはその隙を見て急激に魔力を補給した。
木葉 (な…魔力が…)
ラディア「これで…おしまい!」
ガチャン!
木葉とラディアの攻防戦はラディアが勝利し、魔法陣に魔力が補充された。
木葉 (しまっ…)
ラディア「あなたも死になさいな」
木葉 (ぐっ…くそっ…)
木葉は徐々に意識を失っていき、そして消えた。
ラディア「あっはははは!これで私の勝ちね!くらいなさい!これが私の…」
グサッ!
霊夢「!!」
エクス・マキナ「!」
紫「…!?」
ロンギヌス「…」
ラディアが溜めた魔力を放とうとした時、何者かがラディアを攻撃した。
霊夢「な…何…あれ…」
ラディアの体には槍が刺さっていた。
ラディア「ぐっ…なによ…これ…」
シュゥゥゥゥゥゥゥ!
すると、その槍が突然ラディアから力を奪っていった。
ラディア「な…力が…あぁぁぁぁぁぁぁ!」
ラディアはそのまま力を奪われ、次第に地面に降りていった。
ドサッ…
飛べなくなったラディアはそのまま地面に落ちた。
ラディア「ぐっ…なによ…これ…」
トガミヒメ「あ…あれは…」
トガミヒメはラディアに突き刺さった槍を見て驚いていた。
刹那「トガミヒメ。何か知ってるのか」
トガミヒメ「…えぇ。あれは天冥槍 ゲイボルグ。全てを貫く槍として作られたものよ」
刹那「全てを貫く槍…」
トガミヒメ「えぇ。あれはあの人が…主の母上様がお作りになられた槍…天秤の暴走措置としての役目を持つの…」
刹那「じゃあそれがなんでここに…」
???「真実の天秤 ラディア」
ラディア「!!」
みんなは声のした方を見た。
アルマ「な!?」
ルーン「な…なぜここに…」
レニア「くっ…」
フリューゲル「…三柱」
そこにいたのは三柱たちだった。
サン「君。何やってるの」
ラディア「な…サン…それに…ルナまで」
ルナ「お久しぶりですね。ラディアさん」
ラディア「な…何のつもり!まさか…私の邪魔しようと…」
サン「聞きたいことがあるんだ」
ラディア「な…なによ…」
サン「十二天星および十二星座…彼らを殺したのは…誰かな」
ゾワッ…
その場にいる全員がその言葉に対して悪寒がした。
ある者はその声に。ある者はその事実に。またある者はサンの顔に。
サン「…答えなさい。誰が殺したの」
だが、誰も何も言わなかった。
サン「…ジマ・タルヴィ。犯人を探せ」
ジマ「え、目星はついてるんじゃなかったの?」
サン「あぁ。だが、その人が名乗り出ない。なら、こちらから宣告する方がいいんじゃないかな」
ジマ「…分かった」
スッ…
ジマはその場にいる全員を見た。
ジマ「…なるほど。分かったよ」
サン「じゃあ言ってあげて」
ジマ「事象の改変者 カタストロフ・シヴ、劣悪の改変者 セルメア・フォーン、思想の改変者 テラ・ホルン。この3人です」
アルマ「!!」
ルーン「!!」
レニア「!!」
アルマたちは言い当てられてドキッとした。
サン「…今言われた人は立ちなさい」
アルマ「…」
ルーン「…」
レニア「…」
だが、3人は立たなかった。
サン「…そう。立たないんだ。じゃもういいや。さっき言われた3人はこのまま…」
サン「"消えてください"」
フッ…
フリューゲル「!?」
オルコット「!?」
インドラ「!?」
霊夢「!!」
紫「!!」
すると、一瞬にしてアルマ、ルーン、レニアの姿と気配はそこから消えた。
インドラ「な…なにが…」
ウルティマ「インドラ。注意してください。彼の持つ力は言葉を現実にするものです。下手なことをすればさっきの3人のように消されますよ」
インドラ「ひっ…」
サン「さて、ラディア」
ラディア「!!」
サン「君はここで…何してるのかな」
ラディア「わ、私は…天秤から命令があって…それで…」
サン「それで?」
ラディア「この世界を…消そうとしました」
サン「…そう」
サン「じゃあ次は改変者たち」
フリューゲル「!!」
サン「君たちはなんでここにいるの?書物に保管されてたはずですが?」
フリューゲル「…俺たちは復活したんだ。アルマの力でな」
サン「…」
フリューゲル「だが、復活してこの世界を消そうとしたのはアルマとルーン、レニアだけだ…俺たちは何もしていない…」
フリューゲルは震えていた。
オルコット (フリューゲルが震えてるの初めて見た…)
サン「…そうですか。分かりました」
サンはラディアと改変者たちを見て言葉を続けた。
サン「ラディア」
ラディア「はい」
サン「今すぐそれを解きなさい。私たちは紫さんとの約束でこの世界の人たちに危害を加えません。その状態であなたがそれを発動すればこの世界は消えるでしょう。そうなれば交わした約束を破棄することになります。人としてそれは許されません」
ラディア「…」
サン「もしそれでもあなたがそれを発動するなら僕が君を消します。さぁ、どちらを選びますか?」
ラディア「…」
シュゥゥゥゥゥゥゥ…
霊夢「!!」
ラディアは魔法陣を解除した。
ラディア「…これでいいのね」
サン「えぇ。結構です」
そしてサンは改変者たちの所へ行った。
スタッ…
フリューゲル「!」ビクッ!
フリューゲルは驚いていた。
サン「…さて、君たちはどうしますか?」
フリューゲル「な…どういう事だよ…」
サン「…見たところ、あなたたちは何もしていませんね。このまま何もしないならこのまま拘束を解き、あちらの世界に住むことを許します。どうしますか?」
フリューゲル「俺たちを…解放するのか…」
サン「はい。ただし、先程の3人は許可しません」
インドラ「じゃあ…お願いします!」
フリューゲル「!」
すると、インドラが前へ体を乗り出して言った。
インドラ「あっちの世界でもこっちの世界でもどちらでもいいです!その代わり…私の持つ能力を消してください…私が持つこの能力は他の人たちにとって迷惑でしかありません。なので、消してください」
サン「…不可能です」
インドラ「なんでですか!」
サン「あなたはその能力を死ぬまで持たなければなりません。使い方は簡単です。ですが、誤れば凄まじい力となるでしょう」
インドラ「だから消して欲しいんです!」
サン「…消すのは不可能ですが、鍵をかけることはできます。それでもいいですか?」
インドラ「はい!お願いします!」
サン「分かりました。他の人たちはどうですか。何かありませんか?」
フリューゲル「…なぁ」
サン「はい」
フリューゲル「オスカーを…蘇らせてくれ」
サン「オスカー?」
フリューゲル「穢土の改変者 オロノア・レイヴンだ」
サン「穢土ですか。何故ですか?」
フリューゲル「あいつは弟と一緒に生かせてやりたい…お願いだ」
サン「弟?」
刹那「…俺だ」
サン「?」
サンは声のした方を見た。
サン「…君がその人の弟?」
刹那「あぁ。そうらしい」
サン「らしい?」
刹那「俺には以前の記憶はない。だが、奴からは懐かしさを感じる。もしかすると、俺はあいつの弟なのかもしれん」
サン「…分かりました。いいでしょう」
刹那「…そうか」
サン「…ただし、君たちには色々とやってもらう事があるから。それが終われば自由にしていいよ」
フリューゲル「…何をすればいいんですか…」
サン「ルナ、ボーガン、ヒンメル、エア、ラト」
ルナ「はい」
ボーガン「おう」
ヒンメル「あぁ」
エア「はい」
ラト「おう」
すると、三柱たちが数人降りてきた。
スタッ…ドサッ…ドサッ…
すると、三柱たちは倒れた十二天星たちを地面に置いた。
フリューゲル「!!」
ウルティマ「はぁ…なんという…」
エクス・マキナ「あぁ…みなさん…」
ロンギヌス「な…お前ら…」
サン「…まずはこの人たちに第2の人生を歩ませてください。改変者ならそれくらいできるでしょ?」
フリューゲル「…あぁ。やるぞお前ら」
すると改変者たちは十二天星たちの蘇生に入った。
ザッザッザッ…
サンはラディアに近づいた。
サン「…」
ラディア「な…なによ…」
サン「あなた…そろそろその人の体から出てきなさい。あなたが取り込んでるその人は私の大切な人です。さぁ、早く」
ラディア「わ…分かったわよ…」
シュゥゥゥゥゥゥゥ…
すると、木葉の体からラディアが出てきた。
トガミヒメ「ラディア!」
ラディア「トガミヒメ…」
ルナ「…サン」
サン「…あぁ。この人は僕たちが治そう」
スッ…
サンとルナは木葉に掌を向けた。
シュゥゥゥゥゥゥゥ…
すると、木葉の周りに緑色の光りが集まり、次第に木葉の体に入っていった。
木葉「ん…ん…」
傷が癒えた木葉は目を開けた。
ルナ「…気づいたようですね。第七星座の主」
木葉「あ…あれ…あなたは…」
ルナ「ライブラの母です」
木葉「あ…お母さんですか…それはどうも…って!な、なんで三柱がここに!?」
ルナ「あなた方に異変があったので来ました」
木葉「はっ!魔力!あの後どうなったの!?」
ルナ「大丈夫ですよ。なんともありません」
木葉「はぁ…良かった…」
霊夢「木葉ー!」
木葉「あ、霊夢」
ガシッ!
霊夢は木葉に抱きついた。
霊夢「良かった…帰ってきた…」
木葉「はい…帰ってきましたよ」
ルナ「ふふふ…」
サン「第七星座の主」
木葉「はい」
サン「他の十二天星たちもすぐに生き返ります。生き返ったら私たちは元の世界に戻って傾いた世界を直します」
木葉「あ、はい!分かりました!」
スタスタスタ
ルナは紫の所へ行った。
ルナ「紫さん。すみません。私たちのミスであなた方を巻き込んでしまって」
紫「良いわよ。でも、ちゃんと元に戻して」
ルナ「はい…分かりました」
スタッ!
空にいた残りの三柱たちが降りてきた。
ジマ「ねぇ、ルナが頭下げてるの初めて見た」
ラト「あぁ。俺もだ」
エア「私もです…」
ジマ「もしかしてあの人…ルナよりも強いのかな…」
エア「そ、そうですね…」
ルナ「サン!」
サン「何?」
ルナ「もうすぐ十二天星と十二星座が元に戻るよ」
サン「そっか…分かった」
木葉「あの…」
サン「何?」
木葉「ライブラは…その…どうなったんでしょうか」
サン「…本来星座と天星はリンクされた状態にあります。星座が怪我をすればその主も怪我をし、天星が無事なら星座も無事です。ということは今のライブラは無事ですね」
木葉「そうですか…良かったです…」
サン「さて、私はそろそろ元の世界の修理に取り掛からないと」
木葉「あの!ありがとうございます!」
サン「はい。どういたしまして」
スタスタスタ
するとサンは三柱たちの所へ行った。
霊夢「ねぇ木葉」
木葉「ん?」
霊夢「あの人たち…何者なの…」
木葉「さぁ…何者なんだろうね…」
その後、改変者たちによって生き返った十二天星たちは、その晩、博麗神社に泊まることになった。
ラト「なぁヒンメル」
ヒンメル「なんだ」
ラト「結局サンが一人で終わらせたな」
ヒンメル「あぁ」
ラト「…俺たち必要だったか?」
ヒンメル「…さぁ?」
〜物語メモ〜
サン・ソレイユ
サン・ソレイユは三柱の二刻神 太陽で、十二天星たちが住んでいる世界の1番上の存在。
三柱の中でトップの戦闘力と能力を持ち、誰もサンには勝てない。
唯一対等に戦えるのは同じ二刻神 月のルナ・ムーンのみ。
残りの人たちは何も出来ずに敗北する。
ただし、ルナは対等に戦えるだけで勝てるわけではない。
昔、第二星座 牡牛座の条乃が三柱に喧嘩を売って何も出来ずに負けたのも相手がサンだったから。