木葉の幻想郷日記   作:バスタオル

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みんなで温泉③

温泉を楽しんだ一行はお風呂上がりの飲み物を物色していた。

 

 

条乃「牛乳どこだー?」

 

タウラス「和人」

 

条乃「ん?」

 

 

条乃がタウラスの方を見るとタウラスが牛乳を2つ持っていた。

 

 

タウラス「ほら。牛乳」

 

条乃「おぉ!サンキュー!」

 

 

条乃はタウラスから牛乳を受け取った。

 

 

条乃「それじゃあ遠慮なく…」

 

 

ゴクッ…ゴクッ…ゴクッ…

 

条乃は牛乳を一気飲みした。

 

 

タウラス「和人。そんなに一気に飲んだら…」

 

条乃「ゲーップ」

 

 

条乃は牛乳を飲み干したあと、ゲップをした。

 

 

条乃「んぁ?なんだ?」

 

タウラス「…いや、なんでもない」

 

条乃「?」

 

スコーピオ「晃大。コーヒー牛乳あるぞ」

 

三室「なに!?どこだ!」

 

スコーピオ「ほら、ここ」

 

 

スコーピオは冷蔵されているコーヒー牛乳を指した。

 

 

三室「おほぉ!いいじゃないか!いいじゃないか!頂こう!」

 

 

カコン…カコン…

 

スコーピオは中からコーヒー牛乳を取り出した。

 

 

スコーピオ「ほら」

 

三室「テンキュー」

 

スコーピオ (テンキュー…?)

 

 

三室とスコーピオはコーヒー牛乳の蓋を開け、飲み始めた。

 

霊夢「ねぇ木葉」

 

光「ん?」

 

霊夢「あれはなに?」

 

光「飲み物。あれは牛乳とコーヒー牛乳だな」

 

霊夢「その2つは何か違うの?」

 

光「飲んでみる?」

 

霊夢「え」

 

 

カコン…カコン…

 

光は中から牛乳とコーヒー牛乳を取り出した。

 

 

光「ほら」

 

 

霊夢は光から牛乳とコーヒー牛乳を受け取った。

 

 

霊夢「色が違うわね。こっちは白でこっちは…茶色?」

 

光「そ。飲んでみな」

 

霊夢「じゃ、じゃあこっちから」

 

光「じゃあもう片方のは俺が持つよ」

 

霊夢「そう。ありがとう」

 

 

光はコーヒー牛乳を受け取った。

 

霊夢は牛乳の蓋を開け、匂いを嗅いでから飲み始めた。

 

 

霊夢「…冷たいわね」

 

光「そりゃあまぁね」

 

霊夢「んー…美味しいけどすぐに飲み干してしまいそうだわ」

 

光「じゃあこっちは?」

 

 

そう言って光はコーヒー牛乳を渡した。

 

 

霊夢「ん」

 

 

そして霊夢から牛乳を受け取った。

 

 

霊夢「んー…」

 

 

霊夢は先程と同じように蓋を開け、コーヒー牛乳を飲み始めた。

 

 

霊夢「…こっちも冷たいわね」

 

光「そりゃあね」

 

霊夢「私、こっちの方が好きかも」

 

光「そう?」

 

霊夢「えぇ。なんとなくだけどね」

 

光「じゃあこっちは俺が飲んでもいいか?」

 

霊夢「いいわよ」

 

光「じゃあ頂き」

 

 

光と霊夢は牛乳とコーヒー牛乳を飲んだ。

 

 

光「っはぁ…いい…」

 

霊夢「美味しかったわ。ありがとう」

 

光「はいよ」

 

 

光は霊夢からコーヒー牛乳の瓶を受け取った。

 

 

霊夢「そういえばあの子たちは?」

 

光「さぁ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

矢巾「ねぇサジタリウス」

 

サジタリウス「ん?」

 

矢巾「こうして2人でお風呂入るのも久しぶりだね」

 

サジタリウス「…だな」

 

矢巾「前に入ったのはいつだっけ?」

 

サジタリウス「…さぁな」

 

矢巾「まぁとにかく。こうしてみんなと入ったのも久しぶりだし楽しまなくちゃな」

 

サジタリウス「!」

 

 

サジタリウスは何かに気づいた。

 

 

矢巾「あ、そうだサジタリウス。この後…あれ?」

 

 

矢巾は辺りを見渡した。

 

だが、サジタリウスの姿が見えなかった。

 

 

矢巾「サジタリウス?おーい。サジタリウスー?」

 

 

矢巾は何度もサジタリウスを呼んだが、返事がなかった。

 

 

矢巾「…どこいったんだろ。サジタリウス」

 

 

スタスタスタ

 

すると、矢巾の元にひとつの影があった。

 

 

矢巾「!」

 

 

矢巾はその足音に気づき、後ろを振り返った。

 

 

矢巾「!」

 

さとり「…お久しぶりですね。矢巾さん」

 

矢巾「さとりさん!」

 

 

そこにいたのはさとりだった。

 

 

さとり「元気そうでなによりですよ」

 

矢巾「はい!元気ですよ!」

 

さとり「…あの、矢巾さん」

 

矢巾「はい」

 

さとり「…少し、お話しませんか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔理沙「おーい木葉ー!」

 

光「ん?魔理沙か?」

 

霊夢「げっ…」

 

魔理沙「霊夢見てないかー?」

 

光「霊夢?いるぞ?」

 

魔理沙「どこだどこだ?」

 

光「ほら、ここ」

 

 

光は後ろにいた霊夢を指した。

 

 

魔理沙「あ!いた!」

 

 

すると魔理沙は霊夢に向かって走ってきた。

 

 

魔理沙「探したぞ霊夢!」

 

霊夢「な、なによ…探さなくてもいいじゃない」

 

魔理沙「ダメだぜ!聞くって約束だろ!?」

 

霊夢「ぐっ…」

 

光「聞くって何をだ?」

 

魔理沙「木葉!お前は…」

 

霊夢「ちょ、ちょっ!何も無いわよ!!」

 

光「え?何?」

 

魔理沙「だからお前は」

 

霊夢「あーあーあー!」

 

 

霊夢はなんとかして魔理沙を止めようとした。

 

 

光「…どうした?霊夢」

 

霊夢「な、なんでもないわよ…」

 

魔理沙「…それでなんだが」

 

霊夢「あーあーあー!」

 

魔理沙「あーもううるさいぞ霊夢!」

 

霊夢「何よ!別になんでもいいじゃない!」

 

魔理沙「よくねぇよ!ちゃんと聞かねぇとスッキリしないだろ!」

 

霊夢「別にいいわよ!」

 

光「なんだよさっきからスッキリとか聞くとかって…何かあるのか?」

 

魔理沙「実はな」

 

霊夢「な、なんでもないわよ!ほら木葉!風に当たりに行くわよ!」

 

光「え、ちょ…」

 

 

霊夢は光の手を引いて外に出た。

 

 

魔理沙「全く霊夢のやつ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

矢巾「それでさとりさん。お話ってなんですか?」

 

 

ギュッ…

 

 

矢巾「!」

 

 

さとりは矢巾の手を握った。

 

 

さとり「あの…矢巾さん…」

 

矢巾「はい」

 

さとり「あの…こんなこと…わがままだと思いますが…やっぱり…」

 

矢巾「?」

 

さとり「あの…地霊殿に…住みませんか…」

 

矢巾「!」

 

 

矢巾はさとりの手が震えてることに気づいた。

 

 

さとり「あの…こいしもお空もお燐も矢巾さんのことが好きですよ。…もちろん私もですが…でも、そんな好きな人が遠い世界にいるのはやっぱり…少し…寂しいです」

 

矢巾「…」

 

さとり「あの…矢巾さん。私と…いえ、私たちと一緒に…暮らしませんか?」

 

矢巾「…」

 

 

矢巾は悩んでいた。

 

以前にも同じようなことを言われた。

 

あの時は学生だからと流したが、今回はそうもいかなかった。

 

 

矢巾「…あの、さとりさん」

 

さとり「はい」

 

矢巾「さとりさんは…その…僕のこと…好きなんですか?」

 

さとり「…はい。好きです」

 

矢巾「えと…それはどのような…」

 

さとり「あなたをその…異性として…」

 

矢巾「…」

 

さとり「こいしたちは分かりませんが、私は他の誰かにあなたを取られたくありません…私の好きな人は私のものになって欲しいと…そう思います…」

 

矢巾「さとりさん」

 

さとり「はい」

 

矢巾「…僕もあなたが好きですよ」

 

さとり「!」

 

矢巾「多分、あなたが思っている好きと同じですよ」

 

さとり「!!」

 

矢巾「心配してくれてありがとうございます。でも大丈夫ですよ。僕は、誰にも取られませんから」

 

さとり「えっと…じゃあ…」

 

矢巾「…実は、お風呂で光さんに言われました。さとりさんからあるお話を持ち掛けられるだろうね…と」

 

さとり「!」

 

矢巾「お話の内容は聞けませんでしたが、そのお話が僕のこれからの人生を左右するものだと…そう言われました」

 

さとり「!」

 

矢巾「なので僕は、それまでの短い時間である決断をしました」

 

さとり「ど、どういう決断なのでしょうか…」

 

矢巾「…僕の好きな人は僕の手で守ろう…そう決断しました」

 

さとり「!」

 

矢巾「僕もあなたが大切です。あの時はどう答えを出せばいいか分からなかったので咄嗟に学生だからと言いました。…ほんとはあなたと一緒に暮らせたらと…そう思っていました」

 

さとり「…」

 

矢巾「さとりさん」

 

さとり「…はい」

 

矢巾「…僕の方から、あなたと一緒に暮らしてもいいですか?」

 

さとり「…はい。喜んで…」

 

 

さとりはそのまま矢巾に抱きついた。

 

 

矢巾 (…光さん。僕はこれから…大事な人を守っていきます)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

光「ちょ…霊夢…待って…」

 

霊夢「はぁ…はぁ…」

 

 

光と霊夢は外に出ていた。

 

 

光「どうしたの…」

 

霊夢「厄介だったわ…はぁ…はぁ…」

 

光「なんの…話…」

 

 

2人は走ったせいで少し疲れていた。

 

 

霊夢「…」

 

光「…霊夢?」

 

霊夢「ねぇ…木葉」

 

光「なに…?」

 

霊夢「木葉はその…大きい方が…好きなの?」

 

光「え?大きい?何の話なの…」

 

霊夢「その…む…」

 

光「む?」

 

霊夢「む、胸の…話よ…」

 

光「!」

 

霊夢「その…星座の人たちはみんな大きかった…木葉の星座もね…だから木葉は大きい方がその…好きなのかなって…単純に思ったの」

 

光「…いや、大きい方が好きとかはないかな」

 

霊夢「!」

 

光「見るべきはその人の中身…外見じゃない」

 

霊夢「…そう」

 

光「悩みがあるのは仕方のないこと。人の悩みは大抵自分が解決したいことにあるからね。解決できるか否かが不安になり、次第に悩みとなる。だから霊夢」

 

霊夢「?」

 

光「…おいで」

 

 

光は手を大きく広げた。

 

 

霊夢「…」

 

 

ポスッ…

 

霊夢は光の胸に顔を置いた。

 

 

光「霊夢は今の霊夢のままでいて。ずっと離れないで欲しい。悩みがあるなら聞くし頑張って解決策も考える。2人でできることはちゃんと2人でやっていこ?」

 

霊夢「…分かったわ」

 

光「よし。じゃ、これからどうする?戻る?」

 

霊夢「…もう少し、このままで」

 

光「分かった。じゃああそこに座ろうか」

 

 

そして光と霊夢は近くの椅子に座った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長津「和人〜」

 

条乃「あ?なんだ?」

 

長津「あ、こんなところに…って…何その瓶の数…」

 

 

長津が条乃を見つけると条乃の周りには瓶が多数置かれていた。

 

 

条乃「これか?飲み比べをしてたんだ。やっぱり風呂上がりは美味しいもん飲みたいからな」

 

長津「そ、そう…」

 

条乃「で?なんだ?」

 

長津「あ、もう少しでご飯らしいよ」

 

条乃「昼飯か!?よっしゃ!食うぞ!」

 

長津「あ、あとそれと」

 

条乃「?」

 

長津「光輝と光を見なかった?」

 

条乃「さぁな?そこら辺にいるんじゃないのか?」

 

長津「うーん…」

 

アリエス「智志」

 

 

シュゥゥゥゥ…

 

長津の体からアリエスが出てきた。

 

 

長津「あ、アリエス」

 

アリエス「呼んでこようか?ライブラとサジタリウスを」

 

長津「あ、じゃあお願い」

 

アリエス「任せろ」

 

 

アリエスはライブラとサジタリウスの頭の中に話しかけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サジタリウス「!」

 

 

サジタリウスは何かを感じ取った。

 

 

アリエス (サジタリウス。もうすぐお昼ご飯らしいぞ。部屋は最初に集まったあの部屋だ。10分後に料理が来るらしいからそれまでに来なよ)

 

サジタリウス (そうか。もうそんな時間か)

 

 

そしてアリエスとの通信が切れた。

 

 

シュゥゥゥゥ…

 

矢巾の体からサジタリウスが出てきた。

 

 

サジタリウス「光輝」

 

矢巾「ん?サジタリウス。どうしたの?」

 

サジタリウス「アリエスから伝言。もうすぐお昼ご飯の時間だよ」

 

矢巾「あ、もうそんな時間なんだ。分かった。行こう」

 

 

シュゥゥゥゥゥ…

 

サジタリウスは矢巾の体の中に戻った。

 

 

矢巾「じゃあさとりさん。そろそろ戻りましょうか」

 

さとり「はい。そうですね」

 

 

矢巾とさとりは最初に集まったあの部屋に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ライブラ「!」

 

 

ライブラは何かを感じ取った。

 

 

アリエス (ライブラ。もうすぐお昼ご飯だから最初の部屋に集まってくれ)

 

ライブラ (分かりました)

 

 

そしてアリエスとの通信が切れた。

 

シュゥゥゥゥゥ…

 

光の体からライブラが出てきた。

 

 

ライブラ「光」

 

光「ん?なに?」

 

ライブラ「もうすぐお昼だそうですよ。場所は最初に集まった部屋だそうです」

 

光「分かった。じゃあ霊夢。行こっか」

 

霊夢「えぇ」

 

 

光と霊夢は最初に集まった部屋に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アリエス「智志」

 

長津「ん?」

 

アリエス「2人に伝えたからもうすぐ来ると思うよ」

 

長津「そっか。分かったよ。じゃあ僕たちも行こうか」

 

アリエス「あぁ」

 

条乃「よっしゃ!食うぞ食うぞ!」

 

 

長津と条乃は最初に集まったあの部屋に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長津と条乃が部屋に戻ると他のメンバーが既に部屋にいた。

 

 

立花「あ、2人とも。もうご飯が来てるよ」

 

条乃「おぉ!美味そうだな!」

 

三室「お前どこほっつき歩いてたんだよ」

 

条乃「あ?飲み物の飲み比べしてたんだよ」

 

三室「あ?プリンは飲み物だろ」

 

条乃「ちげぇよ。プリンはアートだ」

 

三室「何?」

 

佐野守「どっちでもいいですよ全く」

 

条乃「よくねぇよ!」

三室「よくねぇよ!」

 

本庄「お二人とも。こんな所に来てまで喧嘩ですか?」

 

条乃「うっ…」

三室「うっ…」

 

本庄「ちゃんと行儀良くしてください。結衣ちゃんも見てるんですから」

 

条乃「あぁ…」

三室「すまねぇ…」

 

倉本 (なんで私?)

 

 

みんなで談笑してると…

 

 

光「お、もうみんないるのか」

 

長津「やぁ光。さ、光の席はあっちだよ。霊夢さんも」

 

霊夢「え、えぇ、分かったわ」

 

長津「あとは光輝だけ…かな。誰か知らない?」

 

うどんげ「そういえばさとりさんもいませんね」

 

条乃「おいおいそれってまさか…」

 

三室「できてんじゃねぇのか!?」

 

本庄「条乃さん…三室さん…」

 

条乃「!!」

三室「!!」

 

 

本庄が条乃と三室を睨んでいた。

 

 

本庄「変なことしたら…めっ…ですよ?」

 

 

本庄は満面の笑みをうかべた。

 

 

条乃「…はい」

三室「…はい」

 

 

 

するとその後すぐに矢巾とさとりが部屋に着いた。

 

 

矢巾「みなさん。遅くなりました」

 

長津「あ、来たね。光輝の席はあそこでさとりさんはあそこですよ」

 

矢巾「分かりました」

 

さとり「ありがとうございます」

 

 

そしてみんな席に着いた。

 

 

長津「それではみなさん。どうぞ、お食事を楽しんでください」

 

全員「頂きます!」

 

 

そしてみんな、お昼ご飯を楽しんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔理沙「なぁ木葉!」

 

光「ん?」

 

魔理沙「これ!これなんだ!」

 

 

すると魔理沙はお刺身を見せてきた。

 

 

光「それはお刺身。生魚だよ」

 

魔理沙「へぇー魚か!綺麗なんだな!」

 

光「だな」

 

倉本「ですよねですよね!魚って綺麗ですよね!」

 

 

すると突然目の前に倉本が出てきた。

 

 

魔理沙「お、おう…」

 

倉本「魚は人に愛されてますからね!形は違えど人気は絶大です!」

 

魔理沙「な、なぁ木葉…急にどうしたんだ?」ヒソヒソ

 

光「あぁ。倉本は魚座って言って魚の星座なんだ。だから魚が綺麗って言われて嬉しかったんだろうな」ヒソヒソ

 

魔理沙「あ、なるほどな」ヒソヒソ

 

倉本「それにですね!魚には色んな食べ方が…」

 

本庄「結衣ちゃん」

 

倉本「?」

 

本庄「ご飯冷めちゃいますよ」

 

倉本「あ、私…その…」

 

魔理沙「お前は魚が好きなのか?」

 

倉本「大好きです!」

 

魔理沙「そうか!私も今好きになった!また何か教えてくれ!」

 

倉本「喜んで!それでは〜」

 

 

すると倉本は自分の席に戻った。

 

 

魔理沙「なぁ木葉」

 

光「ん?」

 

魔理沙「あいつ面白いな」

 

光「…あぁ。まぁな」

 

霊夢「ねぇ木葉」

 

光「ん?」

 

霊夢「この変な形のは何?」

 

 

霊夢はタコのお刺身を見せてきた。

 

 

光「それはタコって言って魚と同じ海に住んでる生き物だよ。歯応えがあって美味しいぞ」

 

霊夢「ふーん…タコ…ねぇ…」

 

 

パクッ

 

霊夢はタコを食べた。

 

 

霊夢「…確かに。歯応えがある。美味しいわね」

 

光「だ…」

 

倉本「ですよねですよね!」

 

光「!」

霊夢「!」

 

倉本「やっぱり海の幸は美味しいですよね!」

 

光 (ま、またか…)

 

本庄「結衣ちゃん!」

 

倉本「あ、はーい」

 

 

すると倉本は自分の席に戻った。

 

 

霊夢「い、忙しいわね…あの人…」

 

光「あぁ。あんな倉本初めて見たわ…」

 

紫「ねぇ幽々子」

 

幽々子「何?紫」

 

紫「これ、すごく美味しいわよ」

 

 

そう言って紫はお酒を出てきた。

 

 

幽々子「お酒?」

 

紫「そうよ。この料理と合うわ」

 

幽々子「そう。じゃあ頂くわね」

 

妖夢 (お、美味しい…で、でも…私の方がもっと上手に作れます!)

 

うどんげ「美味しいですね〜ね、妖夢さん」

 

妖夢「へぇ?あ、そうですね!美味しいですね!」

 

うどんげ「?」

 

炎天「おい銀神!この酒もうめぇぞ!」

 

銀神「炎天。まだお昼だぞ」

 

炎天「いいんだよ別に!うめぇもんを食うのは正義だ」

 

銀神「なんだそれ…」

 

雷神「お姉ちゃん」

 

風神「何?」

 

雷神「これ熱い…食べて…」

 

風神「いいよ。じゃあこれと交換ね」

 

雷神「うん」

 

アクア (微笑ましいわね。この2人)

 

シヴァ「…」

 

トガミヒメ「あら…今の時代にはこのようなお料理が…食べたことないお味。なのに嫌味がない。とても美味しいですね」

 

オスカー「ねぇエレ…刹那。あーん」

 

刹那「…言いにくいなら無理に刹那と呼ばなくてもいい。それに、あーんはしない」

 

オスカー「むっ…姉からのあーんができないとは…姉離れが早い弟だこと」

 

キル「なぁルグレ」

 

ルグレ「ん?」

 

キル「お前って生魚食べれたっけ?」

 

ルグレ「あぁ。多少はな」

 

キル「食べれないものあったら言えよ。俺が食うから」

 

ルグレ「なんだお前。今日はやけに優しいな。気持ち悪い」

 

キル「なに!?」

 

シヴァ「ねぇ光」

 

光「ん?」

 

シヴァ「これ熱い…食べて…」

 

光「あぁ。いいぞ。シヴァは熱いもの苦手だもんな」

 

シヴァ「…うん」

 

光「じゃあ何か食べられるものはあるか?」

 

シヴァ「うーん…じゃあこれ」

 

光「分かった」

 

 

光は小さなお皿にシヴァが選んだものを乗せた。

 

 

光「はい。どうぞ」

 

シヴァ「…ありがと」

 

 

するとシヴァはそれを持って自分の席に戻った。

 

 

霊夢「…ねぇ木葉」

 

光「ん?」

 

霊夢「ほら、口開けなさい」

 

光「!」

 

霊夢「ほら早く」

 

光「あー」

 

 

光は言われた通り口を開けた。

 

パクッ

 

口の中に何かが入ったので光は口を閉じた。

 

 

霊夢「どう?美味しい?」

 

光「…あぁ。美味い」

 

さとり「矢巾さん」

 

矢巾「どうしましたか?」

 

さとり「これ、食べられますか?」

 

矢巾「はい。食べられますよ」

 

さとり「よかったです。それでは口を開けてください」

 

矢巾「!!」

 

 

矢巾は突然の事で驚いていた。

 

 

矢巾「あー」

 

 

矢巾は口を開けた。

 

 

さとり「はい。口を閉じてもいいですよ」

 

 

パクッ

 

矢巾は言われた通りに口を閉じた。

 

 

矢巾「あの…さとりさん…これって…」

 

さとり「け…結構恥ずかしいですね…これ…」

 

矢巾「…///」

 

さとり「…///」

 

 

矢巾とさとりは顔を赤くした。

 

 

条乃「…」

 

 

条乃はその一部始終を見ていた。

 

 

条乃「なぁ晃大」

 

三室「なんだ?」

 

条乃「あーんしてやるから口開けろ」

 

三室「ブーッ!」

 

 

三室は突然の事で驚いていた。

 

 

三室「おい和人!お前何言ってるか分かってんのか!?」

 

条乃「当たり前だろ。ほら、口開けろ」

 

三室「ちっ…男同士のあーんとか誰に需要あんだよ」

 

条乃「知るかよ。ほら、口開けろ」

 

三室「ちっ…あー」

 

 

三室は口を開けた。

 

 

条乃 (にひひ〜)

 

 

条乃は小皿に乗っていたわさびを全て三室の口の中に入れた。

 

 

パクッ…モグモグ…

 

三室はそれを知らずに口を閉じた。

 

 

三室「!?」

 

 

猛烈な辛さが三室の口の中を襲う。

 

 

三室「がああああああああ!」

 

 

三室はわさびを口に含んだため、辛さとツーンと鼻に抜ける感覚に襲われていた。

 

 

三室「あがあああああああ!口がああああああああ!」

 

条乃「ガッハハハ!」

 

三室「ギィエエエエエエエエエエ!」

 

条乃「ギィエエエだってよアッハハハハ!」

 

三室「て、てめぇ…」

 

条乃「アッハハハハ!」

 

 

三室は辛さを我慢して自分の小皿に乗ってるわさびを条乃が口を大きく開けたタイミングで入れた。

 

パクッ…

 

条乃はそのまま口を閉じた。

 

 

条乃「ん?何か口に…」

 

 

すると条乃の口の中に辛さとツーンとした感覚が襲ってきた。

 

 

条乃「あげえええええええ!」

 

三室「あっははは!あげええええだってよあっははは!」

 

条乃「晃大てめぇ…」

 

三室「あっはははは!」

 

本庄「はぁ…全くあのお二人さんは…」

 

風和瀬「あはは…エグいことしますね…」

 

早乙女「相手が私ならあの二人はボコボコにされてただろうね」

 

佐野守「だね」

 

双葉「そうか?わさびってそこまで辛くないだろ?」

 

立花「だよね。あそこまで騒ぐほどのものじゃないよね」

 

双葉「うん」

 

佐野守「双葉さんと立花さんはわさび大丈夫なんですか?」

 

双葉「あぁ」

 

立花「平気だよ」

 

本庄「へぇー凄いですね!」

 

早乙女「あ、じゃあめちゃめちゃ辛いって噂のペヤ〇グは?」

 

双葉「あれはダメ。人間が食べると口が死ぬやつ」

 

立花「あれは僕も難しいな」

 

風和瀬「なるほど、お二人でもあれは無理なんですね」

 

双葉「あぁ。だからみんなも気をつけな」

 

早乙女「分かった」

 

条乃「があああああああ…かれぇ…」

 

三室「まだ口の中に残ってやがる…」

 

本庄「ほんと、もっと苦しめばいいのですが」

 

長津「あはは…みんな仲が良くていいですね…あはは…」

 

 

その後一行は食事を楽しんだのだった。




〜物語メモ〜


辛いもの
十二天星の中で辛さに耐性があるのは双葉と立花だけ。
残りのメンバーは辛いものにはあまり耐性がない。
その辺を順位付けするなら

1位.条乃、三室 (最も辛さに耐性がない)
3位.光
4位.佐野守
5位.本庄、早乙女
7位.倉本、矢巾
9位.長津
10位.風和瀬
11位.双葉、立花 (最も辛さに耐性がある)
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