ある日の出来事…
霊夢「ん…」
霊夢が起きてきた。
霊夢「あ、…もう朝なのね…」
霊夢はいつも通り立ち上がる。
霊夢「…?」
その時、一本の大きな柱が目の前にあった。
霊夢「…何かしら。これ」
霊夢は辺りを見渡す。
隣には木葉が寝ていた。
霊夢「…」
霊夢は夢かと思って縁側に行ってみた。
霊夢「…あれ、縁側までこんな距離あったっけ…」
霊夢は不思議に思って歩いた。
縁側に着くと霊夢は背筋を伸ばした。
霊夢「んー!いい天気ね〜。さて、朝ごはんでも作ろうかしら」
霊夢が台所に向かおうとした時、ある者を目にした。
針妙丸「あ、霊夢!おはよう」
霊夢「!?」
そこにいたのは少名針妙丸だった。
彼女は身体がとても小さく、一寸法師のような子だった。
だが、今は違った。
霊夢「え、あなた…なんで…」
針妙丸「?」
本来身体が小さいはずの彼女が霊夢と同じくらいの背丈になっていた。
霊夢はそのことに驚きを隠せずにいた。
霊夢「身体が…大きくなってるの?」
針妙丸「?」
針妙丸は何言ってるのか分からない様子だった。
針妙丸「何言ってるの?霊夢。私は私のままだよ?」
霊夢「え…それって…どういう…」
針妙丸「霊夢こそどうしたの?そんなに身体が小さくなっちゃって」
霊夢「え、身体が…小さく…?」
霊夢は恐る恐る自分の身体を見た。
そして、あたりの風景を見渡した。
その後、自分がさっき寝ていた場所を見た。
霊夢「!?」
霊夢はここで気づいた。
起きた時に見えた一本の大きな柱は机の足だった。
霊夢「え、私…小さく…」
霊夢は夢かどうかを確認するために頬をつねった。
当然、夢じゃないので痛みが走る。
霊夢「い、痛い…」
針妙丸「何してるの霊夢」
霊夢「え、じゃあ…あんたが大きくなったんじゃなくて…私が小さくなっちゃったの!?」
針妙丸「え、うん。そうなんじゃないかな」
霊夢「木葉!」
霊夢は木葉を起こしに行った。
針妙丸 (忙しいな…霊夢も…)
霊夢「木葉!起きて木葉!」
木葉「何…どうしたの…」
霊夢「か、身体が!」
木葉「身体が…何…」
霊夢「身体が小さくなってる!」
木葉「身体が…小さく…?」
霊夢「そうよ!とにかく起きて!」
木葉「ん〜…」
木葉は目を擦りながら起きた。
木葉「…」
木葉は辺りを見渡した。
木葉は目の前の大きな柱を見た。
木葉「…大っきい柱だね」
霊夢「違うの!これは机の足よ!」
木葉「机の…足?」
木葉は上を見上げた。
木葉「…あぁ。ほんとだ」
霊夢「ちょっと木葉!しっかりしてよ!」
木葉「うん…」
針妙丸「なぁ霊夢…ってあれ?君は?」
木葉「ん…あれ、霊夢…お客さん来てるよ」
霊夢「今はいいの!」
針妙丸「ひょっとしてお前が霊夢のつがいか!?」
木葉「…君は?」
針妙丸「私は少名針妙丸!見ての通り一寸法師だ!」
木葉「一寸…法師…?」
針妙丸「そう!」
木葉「…ずいぶん大きいね」
霊夢「違うの木葉!私たちが小さくなったのよ!」
木葉「ん…あ、え?あ、そういう事…」
霊夢「やっと分かった?」
木葉「うん…分かった…」
霊夢「でもなんでこんな事に…」
木葉「霊夢も今朝気づいたの?」
霊夢「え、えぇ…」
木葉「そっか。じゃあとりあえず朝ごはんでも食べよ。話はその後で」
霊夢「え、あ、うん。そうね」
霊夢と木葉は朝食を済ませた。
霊夢「ま、まさか…朝ごはんを食べるだけでも手こずるなんて…」
木葉「まぁ身体が小さいしね」
霊夢「でもなんで…」
木葉「あの子に聞いてみたらどう?」
霊夢「あの子って?」
木葉「ほら、さっき話した子」
霊夢「あぁあの子ね。行ってみましょ」
霊夢と木葉は針妙丸のところに向かった。
針妙丸「ふん♪ふん♪ふふふん♪」
霊夢「ちょっとあなた」
針妙丸「何?」
霊夢「あなた、私たちの身体が小さくなった原因知らない?」
針妙丸「え、知らないよ。私だって今来たばっかりなのに」
霊夢「まぁ、そうよね」
木葉「君の身体は元々そのくらいの大きさなの?」
針妙丸「そうだよ」
木葉「んー…」
霊夢「私たちだけなのかしら…」
木葉「この子が小さくなってないとなるとそうなのかもしれないね」
霊夢「全く…どこのどいつよ…こんなことしたの…」
針妙丸「でも小さい霊夢も可愛いね」
霊夢「!」
木葉「あ、分かる?やっぱそうだよな」
霊夢「!?」
針妙丸「正直身体が小さいのって私くらいなんだよね。だから霊夢たちが小さくなって嬉しいよ!」
木葉「良かったな霊夢」
霊夢「…褒めても何も出ないわよ」
木葉「しかしどうしたもんか…今日からの生活は…」
針妙丸「誰かの家に泊めてもらえば?」
霊夢「そうしたいけど難しいのよ」
針妙丸「なんで?」
霊夢「身体が小さくなったから力もあまり出せないの。空を飛べたとしても速度が…」
木葉「あ、なるほどね」
針妙丸「じゃあ私が誰かに言ってこようか?」
霊夢「あんたでも遅いでしょ」
針妙丸「そうだけどさぁ…」
木葉「うーん…」
魔理沙「おーい霊夢ー!」
木葉「ん?」
霊夢「魔理沙ね。丁度いいわ。魔理沙に言って…」
魔理沙「なぁ霊夢。私の身体が小さくなったんだが何か…」
霊夢「え!?あんたも!?」
魔理沙「え、二人もか!?」
木葉「うん。朝起きたらね」
魔理沙「えー…」
針妙丸「あれ、魔理沙も小さくなってる!」
魔理沙「あーお前は一寸法師か」
針妙丸「そうそう!」
魔理沙「…ん?あれ、お前は何も変わってないような…」
針妙丸「うん。何も変わってないよ」
魔理沙「いや何でだよ」
針妙丸「分からないよ」
霊夢「てかなんであんたも小さくなってるのよ」
魔理沙「なりたくてなってるわけじゃないぞ」
霊夢「はぁ…折角あんたの家に泊めてもらおうと思ってたのに」
魔理沙「なんだよそれ…」
霊夢「はぁ…完全に予定が狂ったわ。どうしよ木葉」
木葉「うーん…他に泊めてもらえそうなところは…」
魔理沙「アリス!アリスの家なんかどうだ?あいつなら人形置いてるから私たちがいても何ら変わりないだろ?」
霊夢「そうね。そこにしましょうか」
木葉「え、俺家知らないよ?」
魔理沙「大丈夫だぜ!私が乗せてやるよ!」
木葉「あざっす」
魔理沙「さ、行くぞ!」
霊夢「そうね」
針妙丸「あ、私も行くー!」
こうして4人はアリスの家に向かった。
場所…アリスの家
魔理沙「よっと…」
木葉「はぁ…やっとついた…」
霊夢「全く…力が弱いと不便ね…」
針妙丸「まぁ私はいつもと変わらないかな」
4人はアリスの家の扉の前に立った。
魔理沙「な、なんかラスボス倒しに行くみたいだな…」
霊夢「なによそれ」
木葉「魔理沙は魔法使いだな」
魔理沙「そうそう!で、木葉が…剣士?で霊夢は格闘家!お前は…ペット?」
針妙丸「なんで私がペットなのよ!」
魔理沙「いやぁすまんすまん。いいのが思いつかなかった」
針妙丸「全く…」
アリス「あら、誰かいるの?」
魔理沙「あ、アリスの声だ。アリスー!ドアを開けてくれー!」
アリス「魔理沙?ちょっと待ってね」
ギィィィィィィ…
少ししてその扉は開いた。
魔理沙「よぅアリス!悪いが今日…」
アリス「あれ、魔理沙に霊夢、あと霊夢のとこの人と小人じゃない。どうしたのよ」
出てきたアリスは霊夢たちと同じくらいの背丈だった。
魔理沙「え!?アリスもか!?」
アリス「え、何がよ」
魔理沙「か、身体が…」
アリス「あ、そういえばあなたたちも…」
魔理沙「えぇ…アリスなら泊めてくれると思ってたのに…」
アリス「何よそれ」
魔理沙「完全に予定が狂っちまったぜ」
木葉 (あれ、何これデジャヴ)
霊夢「まぁいいわ。とにかくあなたも一緒なのね。よかったわ」
アリス「ねぇ霊夢。これは異変なの?」
霊夢「分からないわ。でもこのままだとまともに生活できないわ」
アリス「そうね。私のところは人形たちがやってくれてるわ」
魔理沙「全くお前は便利だな…」
アリス「何言ってるのよ」
魔理沙「私は独り身だから何も出来ないぜ」
アリス「可哀想に」
魔理沙「何を!?」
木葉「んー…でもどうしたものか…」
針妙丸「私がいるから大丈夫だよ!」
霊夢「元々小さいあんたに言われてもねぇ…」
針妙丸「でも体の小ささで言えば私の方が先輩だよ!私に任せて!」
霊夢「はぁ…仕方ないわね」
針妙丸「やったぁ!」
霊夢「とにかく戻りましょうか。何かあってからじゃ遅いわ。それに、こんな体じゃまともに戦えないし」
木葉「だね。一旦戻ろっか」
魔理沙「分かったぜ!じゃあなアリス!また来るわ!」
アリス「はいはい。じゃあね」
4人は博麗神社に向かった。
アリス「…まさか魔理沙たちも小さくなってるなんて…」
アリスは空を見た。
アリス「一体…何が起きてるの…」
〜物語メモ〜
は、新しい情報がないので次回ですね。