ある日のこと…
木葉「霊夢ー!」
霊夢「なにー!」
木葉「これって霊夢のー?」
霊夢「えー?なんのことー?」
木葉「ちょっとこっちに来てー!」
霊夢は木葉のところに行った。
霊夢「なに?木葉」
木葉「これ」
木葉はそう言いながら賽銭箱の横に置いてある段ボールを指さした。
霊夢「…なに?これ」
木葉「え?霊夢のじゃないの?」
霊夢「え、うん。私のじゃないわよ」
木葉「えー…じゃあ誰のなんだろ…」
霊夢「全く…こんなところにゴミを置いていくなんて」
木葉「仮にこれがゴミなら俺も腹立たしいわ」
霊夢「ふふっ…よかった」
木葉「?」
木葉は霊夢が何言ってるのか分からなかった。
霊夢「木葉も私と同じ考えだから…」
木葉「え、うん…うん?」
霊夢「さ、さぁ!この段ボールの中身を見ましょ!」
木葉「あ、あぁ!そ、そうだな!」
ガサゴソ…ガサゴソ…
霊夢と木葉は段ボールを開けた。
木葉「!!」
霊夢「!!」
段ボールの中身を見た2人は驚いた。
木葉「こ、これって…」
霊夢「…桃?」
そう。段ボールの中に入っていたのは桃だった。
木葉「だ、誰のだろ…」
霊夢「ここに置いてたのなら私たちの物ね!」
木葉「いやちょっと待って!誰かのだったらまずいって!」
霊夢「知らないわよ。ここに置いておくのが悪いのよ」
木葉「で、でも…」
霊夢「木葉。ここに置いてた人が悪いと思わない?」
木葉「でも盗るのはもっと悪いんじゃない?」
霊夢「悪くないわよ!」
木葉「いや悪いって!映姫に怒られるって!」
霊夢「大丈夫よ大丈夫。あいつ滅多に来ないから」
木葉「いやでも…」
霊夢「さ、誰かからの奉納だからありがたく頂かなくちゃ!」
タッタッタッ
霊夢は桃が入った段ボールを抱えて神社に入っていった。
木葉 (い、いいのかなぁ…)
木葉は霊夢の背中をずっと見ていた。
ライブラ (光。ねぇ、光)
ライブラが光の体の中から話しかけてきた。
木葉 (ん?なに?ライブラ)
ライブラ (この世界の人ってここまで強い力を持つ人がいるんですね)
木葉 (え?なんのこと?)
ライブラは突然、意味のわからないことを言い始めた。
ライブラ (え、なんの事って…そのままの意味ですよ?)
木葉 (そ、そのままの意味?)
ライブラ (はい)
木葉 (ん?)
木葉はライブラの言ってる意味がよく分からなかった。
ライブラ (え、何も感じないんですか?)
木葉 (え、感じないって…なにが?)
ライブラ (え?)
木葉 (え?)
ライブラ (…こんな近くにいるのに全く気配を感じないんですか?)
木葉 (気配って誰の?)
ライブラ (…光。あなた…ほんとに大丈夫ですか?)
木葉 (え、なに…俺ってそんなにやばいの?)
ライブラ (え、はい。だ、だって…真後ろにいる人に全く気づいてないじゃないですか)
ライブラは突然怖いことを言い始めた。
木葉 (え、真後ろにいる人?)
木葉はライブラに言われて後ろを振り返った。
木葉「!?」
するとほんとに木葉の真後ろに人が立っていた。
木葉「いやああああああ!」
木葉はその姿からは想像ができないほどに声が裏返っていた。
霊夢「!!」
霊夢はその声に反応した。
ライブラ (か、甲高い声出しますね…光)
木葉「い、いや…普通驚くだろ…全く気配を感じなかったぞ…」
???「ふぅーん。君が、あの巫女と一緒にいるやつね。話に聞いていた通り面白そうだね」
木葉「…誰」
木葉はすこし警戒していた。
木葉 (この人…全く気配がなかった。俺が感じ取れなかったのもそうだけど…それでも物音ひとつしなかった…いつから俺の後ろに…)
???「あ、私は比那名居天子」
木葉「…」
木葉はずっと天子を見ていた。
天子「…そんなに警戒しなくってもいいじゃん」
木葉「…いや、だって…」
天子「…?」
木葉「全く気配が無かったし…物音も無かったし…」
天子「あっははは!そっか〜驚いたんだ!あっははは!」
木葉「…」
天子「いやまぁ、最近ある人が霊夢の神社にいるって聞いてね。それも外の人って言うじゃないか」
木葉「…え?」
天子「だから1度、見ておこうかなって思って」
木葉「あ、はい。そ、そうなんだ」
天子「で、どう?この世界は」
木葉「ど、どうって言われても…」
天子「前の世界と全然違う?」
木葉「ま、まぁ…違うって言ったら違うかな」
天子「ふぅーん。やっぱり違うんだね。ここと外の世界は」
木葉「君は外の世界の存在を知ってるんだ」
天子「まぁね。これでも天人だから」
木葉「天人?天人ってなに?」
天子「え、天人って…こう…神々しい人のことかな?」
木葉「へぇー!天人って神々しい人のことを言うのか!じゃあ!」
木葉は突然正座して手を合わせた。
天子「…?」
木葉「霊夢が健康でいられますように」
そしてお願いごとをした。
天子「え、君は一体何をやってるんだい?」
木葉「え、神々しい人って言うからお願いごとを…」
天子「あ、なるほど!そう!神々しい人なのだ!だから崇めよ!」
木葉「ははー!」
木葉は頭を下げた。
ライブラ (光…何やってるんですか…)
木葉 (何って神様だよ?頭下げないと)
ライブラ (天人って天界という場所に住んでる人のことを言うんですよ。人よりは優れていますが神ではありませんよ)
木葉 (え?そうなの?)
ライブラ (はい)
木葉 (ふぅーん。初めて聞いた)
木葉「あ、それでさ」
天子「ん?なんだい?」
木葉「今日はなんの御用で?」
天子「…え、さっきも言ったけど霊夢の神社にいるって聞いたから見に来ただけ」
木葉「あ、はい」
霊夢「…なにしてるのよ。あんた」
木葉「!」
木葉と天子で話していると、霊夢が出てきた。
天子「久しぶりね。霊夢」
霊夢「珍しいわね。あんたがここにいるなんて」
天子「いやね、ここに外の世界から来た人がいるって聞いてね。だから見に来たんだ」
霊夢「木葉のこと?木葉なら結構前に幻想郷に来たわよ」
天子「え、そうなの?」
霊夢「そうよ。もう結構経つわね」
天子「そうなんだ」
霊夢「あんたのところって情報が届くの遅いのね」
天子「そりゃあね。だって地上に繋がりがある訳でもないし、あったとしても天界まで誰が知らせてくれるんだって話よね」
霊夢「で、今回はどうやって知ったのよ。木葉のこと」
天子「ん?たまたま聞いたんだ。誰かが伝えに来た訳じゃないの」
霊夢「ふぅーん」
天子「で、どう?この人」
霊夢「役に立つわよ」
天子「妖怪に勝てる?」
霊夢「…どうなの?木葉」
木葉「弾幕使わなかったら勝てると思う。弾幕だけってなったら誰にも勝てないと思う」
天子「…え?それじゃあこの世界で生きていくの無理じゃない?速攻でやられない?」
霊夢「そうね。正直なところ弾幕って話になると全然強くないわよ。木葉は」
木葉「ぐっ…」
霊夢「でも、弾幕以外なら強いと思うわ」
天子「弾幕以外…ね…」
天子は木葉を見た。
天子「えっと…君の名前は木葉…だったかな?」
木葉「え、うん」
天子「じゃあ木葉。私と勝負しようか」
木葉「…え?」
霊夢「!」
天子「やっぱりどれくらい強いか気になるからね」
霊夢「ダメよ!」
霊夢が木葉の前に立った。
天子「え、なんで?」
霊夢「さっき言ったじゃない!弾幕ごっこはダメなの!」
天子「え、誰も弾幕ごっこなんて言ってないでしょ?」
霊夢「…え?」
天子「ねぇ君」
木葉「え、何?」
天子「私とこれで勝負しよう!」
すると天子は緋想の剣を取り出した。
霊夢「!?」
木葉「え、何それ」
天子「私と剣で勝負しよう!」
木葉「え、剣って…」
霊夢「ダメよ!」
天子「な、なんでさ…弾幕ごっこじゃないでしょ」
霊夢「この神社を壊す気!?」
木葉「え、壊れるの?神社」
霊夢「当たり前じゃない!あんなのが地面に突き刺さったら危ないわよ!」
木葉「え、でも…」
天子「さ、やろ!やろ!」
天子は催促する。
木葉「…分かった。1回だけね」
霊夢「木葉!」
木葉「大丈夫。俺はただの人間だけど、普通の人間じゃないから」
霊夢「そうじゃないわよ!木葉…あんなやつと戦ったら死ぬかもしれないのよ!」
天子「いや、殺しはしないから大丈夫だよ」
木葉「…だってさ霊夢」
霊夢「でも…」
木葉「大丈夫。任せて」
霊夢「…」
霊夢は木葉を心配していた。
霊夢「…分かったわよ」
木葉「…ありがとう。霊夢」
天子「さ、早くやろう!」
木葉「うん」
スタスタスタ
木葉と天子は戦える場所に移動した。
霊夢「木葉…」
ライブラ「…気になりますか?霊夢さん」
霊夢「!!」
霊夢の横にライブラがいた。
霊夢「…えぇ。心配よ。あのバカの強さは私はよく知っている。だから止めたの。でもダメだった」
ライブラ「…確かに、あの人の力は相当なものですね」
霊夢「あなた…分かるの?」
ライブラ「私はこれでも星座ですから。力の見極めは心得てますよ」
霊夢「そう…」
ライブラ「でも、光にはそれができませんでした」
霊夢「え…」
ライブラ「あの人が光の背後にずっといるにも関わらず光はそれに気づけませんでした。私が言ったら気づきましたが、誰かに言われないと気づけないほどに力が落ちていますね」
霊夢「そんな…木葉…」
ライブラ「…もしくは、あの人の力が光より遥かに強いものだということ…」
天子「さ、やろうか。木葉」
木葉「うん。いいよ」
天子「じゃあ…」
天子は緋想の剣を出した。
木葉「…
木葉は
天子「…」
木葉「…」
2人は互いに相手を見ている。
カラン
突然、何かが落ちる音が聞こえた。
木葉「はぁっ!」
先に動いたのは木葉だった。
天子「…」
天子は微動だにしなかった。
キィン!
緋想の剣と
木葉「はぁっ!」
木葉は更に力を強めた。
グググ…
天子はその力に対抗する。
天子「…ふん。いいね」
木葉「へっ…」
天子「でも…」
ヒュッ!
木葉「!?」
天子は木葉の
木葉はそれに反応出来ず、そのまま前方へバランスを崩した。
天子「やぁっ!」
ドカッ!
木葉「ごっ…」
天子は木葉の攻撃を受け流したあと、木葉に蹴りを入れた。
天子「…なにも剣だけに囚われちゃダメだよ」
木葉「ぐっ…痛てぇ…」
天子「さ、次いくよ」
ビュン!
木葉「!?」
天子は凄まじい速度で木葉に近づいた。
木葉「はぁっ!」
ヒュッ!
木葉は近づいてくる天子に向かって斬撃を入れた。
だが…
天子「残念。こっちだよ」
木葉「!」
ドゴォォン!
木葉の背後にいた天子が緋想の剣を使って木葉を吹っ飛ばした。
ズサーーーー!
木葉は受け身を取らず、そのまま飛ばされた。
木葉「けっ…なんだこの力は…痛てぇ…」
天子「あら、この程度の力で痛いの?」
木葉「くっ…」
天子「強いって霊夢が言ってたから期待してたけど、そこまでだね」
木葉「くぅぅぅぅ…」
ビュン!
木葉はそう言われてすぐに行動に移した。
天子「…見えてるよ。君の動き」
木葉「はぁっ!」
キィン!
天子は木葉の攻撃を防いだ。
木葉「まだまだぁ!」
キィンキィンキィン!ガン!キィンキィンキィン!
両者の剣がぶつかり合う。
木葉「くそっ…なんだあの剣…」
天子「…」
木葉「あんなんじゃいつまで経ってもあいつに攻撃が入らない…」
天子「大したことないね。君も」
木葉「くっ…はぁぁぁぁぁぁ!」
木葉は天子の挑発に乗ってしまった。
天子 (バカ正直なんだなぁ…)
木葉「これでも…くらえ!」
ビュン!
木葉は天子に一直線に近づいた。
天子 (少しの挑発でも反応するんだ)
チャキッ…
天子は緋想の剣を構えた。
木葉「
ビュン!キィィィィィィン!
木葉は凄まじい速度で天子に斬りかかった。
天子「…へぇ、いいね。その速度」
木葉「!?」
天子は木葉の攻撃を正面から受けていた。
…ガードなしに
木葉「な、なんで…剣が…」
天子「残念だったね。私の方が上みたいだ」
チャキッ…
天子は緋想の剣を構えた。
木葉「!」
天子「受けてみて」
キィン!ドゴォォン!
天子は緋想の剣を木葉に当てた。
木葉「ごふっ…」
霊夢「木葉!」
木葉「!」
霊夢とライブラが2人の戦いを見ていた。
木葉 (霊夢…)
ザッ…
木葉「!」
天子「…君、意外と弱い人?」
木葉「へっ…まぁな…ただの人間だし…」
天子「ふぅーん。私まだ本気じゃないんだけど」
木葉「じゃあ…本気出すよ…こっちが」
天子「そ。頑張れ」
木葉「ライブラ。力を貸して」
ライブラ「はい。構いませんよ」
シュゥゥゥ…
木葉はライブラの力を借りることにした。
木葉「天秤宮 十二門の鍵 解錠!」
シュゥゥゥゥゥゥゥ!
木葉は黄色い光りに包まれた。
天子「…」
天子はその様子をじっと見ている。
木葉「
ジジジ…バリバリバリ!
光りに包まれていた木葉が姿を現した。
天子「…へぇ、いいね」
木葉「…」
木葉はじっと天子を見ている。
天子「…ふふっ」
ビュン!
天子は凄まじい速度で木葉に近づいた。
天子「はぁっ!」
キィィィィィィン!
木葉の結界と天子の緋想の剣がぶつかり合う。
木葉「…」
シュゥゥゥ…
結界に攻撃が加わったため、木葉の持つ低下の能力が発動した。
木葉「
シュゥゥゥゥゥゥゥ!
天子「!?」
すると、青い光が天子にまとわりついた。
天子「な、なに…これ…」
木葉「低下の能力だよ」
天子「低下…」
木葉「そう。結界の強制解除、攻撃力、防御力、速度、体力、状態の低下」
天子「へぇ…気分が悪くなるのはそういうことなんだ…」
木葉「…そう」
天子「でも…私はそこまで弱くないよ」
ビュン!キィィィィィィン!
天子の緋想の剣と木葉の浄穢がぶつかり合う。
天子「どう?強いでしょ?」
木葉 (確かに…全然攻撃力が低下していない)
天子「それに君は致命的なことを言ったよね」
木葉「…?」
天子「結界の強制解除って」
木葉「…」
天子「今の君には結界が展開されてないんじゃない?」
木葉「!!」
木葉は驚いた。
天子「…やっぱり」
ヒュッヒュッヒュッ!
天子は緋想の剣を構えた。
天子「さ、覚悟してね。私、強いから」
木葉 (…これ、勝ち目ないなぁ…)
ビュン!キィィィィィィン!
キィン!キィン!キィン!
キィン!キィン!キィン!ドゴォォン!
天子は木葉に蹴りを入れた。
木葉「ぐっ…」
天子「剣だけに囚われていたらダメだよってさっきも言ったよ」
木葉「くっ…」
木葉はじっと天子を見る。
木葉 (これが天人…すげぇ強いんだな…)
天子「さ、どんどんいくよ」
ビュン!キィィィィィィン!
キィン!キィン!キィン!
緋想の剣と浄穢のぶつかり合う音が辺りに響く。
霊夢 (すごい…あんな頑丈なやつと剣を交えてるなんて…)
天子「はぁっ!」
キィィィィィィン!
木葉「!!」
天子が緋想の剣を振った時、木葉の浄穢が弾かれた。
ヒュッヒュッヒュッヒュッ…グサッ!
木葉の手から浄穢が離れ、地面に突き刺さった。
木葉「…すごいね。降参だよ」
緋想の剣を持ってる天子と何も持ってない木葉だと、圧倒的に天子の方が強かった。
そのため木葉は降参した。
天子「君、いいね」
木葉「そう?それは良かった」
天子「剣はまだまだだけど、能力は申し分ないと思う」
木葉「でも能力の影響受けてなかったよね?」
天子「まぁ、私は天人だし?」
木葉「なんだそれ…」
霊夢「木葉!」
木葉「あ、霊夢」
霊夢が駆け寄ってきた。
霊夢「木葉大丈夫!?どこか痛いとこない!?」
木葉「うーん…痛いところはいくつかあるけど大丈夫だよ」
霊夢「なら早く痛み止めを…」
木葉「あ、大丈夫だよ。少し休めば良くなると思う」
天子「…」
天子は2人の様子を見ていた。
天子「なぁ」
木葉「?」
天子「2人は夫婦なのか?」
木葉「…へ?」
霊夢「…え?」
天子「やけに仲が良いし」
木葉「いや、まぁ…」
霊夢「夫婦ってよりか、ただ一緒にいるだけって言うか…」
天子「そうなのか」
木葉「なぁよ」
天子「なんだい?」
木葉「なんでそんなに強いんだ?」
天子「さぁね?」
木葉「えぇ…」
天子「あ、そうだ。私が置いてった桃は食べた?」
木葉「…え?桃?」
天子「うん。賽銭箱の近くに置いてたはずなんだけど」
木葉「あ、あれ君のだったのね」
天子「うん。会いに行くからお土産でも置いとこうかなって思って」
木葉「それなら大丈夫だよ。ちゃんと回収したから。まだ食べてないけど」
天子「そっかそっか。まぁ食べてみて。美味しいから」
木葉「ありがとう。頂くよ」
天子「じゃあ私は帰るね」
木葉「はーい。またね」
天子「よっと…」
天子は要石に乗っかった。
木葉「あ、そうだ」
天子「…?」
木葉「またやろ!いつか負かしたいから!」
天子「ふふっ…またいつかね」
ヒュゥゥゥゥゥ
要石に乗った天子はそのまま天界に帰っていった。
木葉「ねぇ霊夢」
霊夢「なに?」
木葉「この世界って色んな人がいるんだね」
霊夢「…そうね」
木葉「面白い!」
天子「しっかしまぁ、面白いやつだったな。名前は…木葉…だったかな」
天子は博麗神社を見た。
天子「また降りてこようかな。暇を潰せそうだし」
木葉「ねぇ霊夢。この桃食べない?」
霊夢「え、いいわよ」
木葉「ふんふんふふふん♪」
トントントン
木葉は桃を切り始めた。
木葉「ふんふんふふふん♪」
木葉は切った桃を均等に分けた。
木葉「はい霊夢。できたよ」
霊夢「あ、ありがと」
木葉「いただきまーす」
パクッ
木葉は貰った桃を食べた。
木葉「!?」
木葉は異変に気づいた。
ググ…グググ…
木葉は小さく丸まった。
木葉「ぐっ…がぁっ…」
霊夢「ちょ木葉!大丈夫!?」
木葉「がああああああ!」
ビリビリビリ!
木葉が声を出した瞬間、木葉の服が弾けた。
ビキビキ…ビキビキ…
木葉の筋肉は肥大化していた。
木葉「おぉ…おおお!」
木葉は肥大化した自分の筋肉に驚いていた。
霊夢「あ…あ…」
霊夢はその姿を見てワナワナしていた。
霊夢「いやああああああ!木葉あああああ!」
天子「あ、そういえば、ちゃんと食べてくれたかな。私特製の桃。…と言ってもちょっと手を加えただけなんだけどね」
〜物語メモ〜
は、今回も新しい情報がないので次回ですね。