霊葉「スゥーッ…スゥーッ…」
霊葉はパチェの魔法で眠っている。
パチェ「ふぅ…疲れたわ」
アリス「ただ運んだだけじゃない。しかも2人で」
パチェ「仕方ないじゃない」
アリス「それよりも何か分かった?あの子の事」
パチェ「いえ、正直何も分からないわ」
アリス「…そう。実は私もよく分かってないの」
パチェ「何が原因なのかしら」
アリス「ここに来る前もあんな感じだったのかしら」
パチェ「魔理沙。どうだったの」
魔理沙「…」
パチェ「…?」
パチェは魔理沙を見た。
パチェ「…魔理沙?」
魔理沙「な、なんだぜ」
パチェ「…あの子、ここに来る前もあんな感じだったの?」
魔理沙「あ、あぁ。そうだぜ」
アリス「…はぁ。しっかりしなさいよ」
魔理沙「し、仕方ないだろ」
アリス「ちょっと女の子にキスされたくらいで」
魔理沙「うるさい!」
パチェ「さて、どうしましょうか。このまま眠ったままでいるのは色々と問題があるわ」
アリス「そうね。せめて原因が分かれば解決できそうだけど…」
パチェ「うーん…」
魔理沙「なぁ…」
パチェ「?」
アリス「?」
魔理沙「霊夢に…聞いてみないか?」
アリス「霊夢に?」
魔理沙「あぁ」
パチェ「なぜ」
魔理沙「何か知ってるかもしれないからな」
パチェ「…そうね。そうしましょうか」
アリス「でもあの子を置いておくのはどうなのかしら」
パチェ「魔理沙。呼んできて」
魔理沙「え?」
パチェ「言い出したのは魔理沙よ。魔理沙が呼んできて」
魔理沙「わ、分かったぜ…」
ピューン!
魔理沙は博麗神社に向けて飛んだ。
パチェ「さて、どうしたものか…」
アリス「魔理沙ですらあんなに変わってしまったのね」
パチェ「…それよりもこの子の能力…」
アリス「…えぇ」
パチェ「姿が魔理沙そっくりになった」
アリス「姿を変える程度の能力ってとこかしら?」
パチェ「そうかもしれないわね」
アリス「でも姿だけじゃなく声も変わってたわ」
パチェ「変えた相手の特徴も受け継いでいた。もしこの子が霊夢とかに姿を変えれば博麗の巫女が2人いることになる」
アリス「強さもそのまま変化させられるのかしら」
パチェ「もしそうならこの子の能力は相当なものよ」
アリス「えぇ…そうね」
パチェ「力の強い妖怪に姿を変えれば私たちですら敵わなくなるかもしれないわ」
アリス「確かにそうね」
パチェ「この子には戦闘の意思は無いと思うけど、何かあって姿を変えてしまったら…それこそ八雲紫に姿を変えてしまったら…誰がこの子を止めることができるのかしら」
アリス「…難しいわね」
パチェ「えぇ。そうね」
アリス「霊夢があの時能力の使い方を教えていたのはこの事があったからじゃないかしら」
パチェ「一理あるわね。力が強いとなると危険は避けられないわ」
アリス「この事も併せて霊夢に話しましょう」
パチェ「そうね」
場所…博麗神社
サッサッサッ
霊夢は境内の掃除をしていた。
霊夢 (今日も綺麗になったわね)
スタスタスタ
掃除を終えた霊夢は神社に入ろうとしていた。
魔理沙「霊夢ー!」
霊夢「?」
霊夢は空を見た。
そこには魔理沙の姿があった。
霊夢「あら、どうしたのよ魔理沙」
魔理沙「なぁ霊夢!」
魔理沙は大きな声で言った。
霊夢「な…なによ…」
魔理沙「霊葉の事でちょっと話があるから来てくれ!」
霊夢「霊葉?あ、そういえば朝からいないわね。どこ行ったのかしら」
魔理沙「今紅魔館にいるんだ!だから来てくれ!」
霊夢「…霊葉が何かしたの?」
魔理沙「ま、まぁとにかく来てくれ!早く!」
霊夢 (霊葉…あなた一体何したのよ)
霊夢「分かったわ。ちょっと待ってて」
魔理沙「なるべく早くな!」
霊夢「はいはい」
スタスタスタ
霊夢は神社に入った。
場所…木葉の部屋
霊夢「木葉〜?起きてる〜?」
木葉「スゥーッ…スゥーッ…」
木葉はまだ寝ていた。
霊夢「…まだ寝ているのね」
スッ…
霊夢は木葉の近くに置き手紙を置いた。
霊夢「…行ってくるわね。夕飯までには戻るから」
霊夢はそう言い残し、部屋を出た。
場所…境内
霊夢「魔理沙。待たせたわね」
魔理沙「何かしてたのか?」
霊夢「えぇ。今木葉寝ちゃってるから置き手紙をね」
魔理沙「ふーん置き手紙か。そんな事より早く行くぞ!」
霊夢「えぇ。分かったわ」
ビュン!
霊夢と魔理沙は紅魔館に向かった。
場所…紅魔館
パチェ「…ふぅ」
バン!
図書館の扉が勢いよく開いた。
アリス「…来たみたいね」
パチェ「…えぇ。そうらしいわね」
魔理沙「すまん!遅くなった!」
箒に乗った魔理沙が颯爽と登場した。
パチェ「いいわよ。その間2人で話してたから」
アリス「霊夢は?」
魔理沙「いるぜ!」
あとから霊夢が姿を現した。
霊夢「何よ。あんたたちもいるなんて」
パチェ「私はいても問題ないでしょ」
アリス「私は魔理沙に呼ばれたのよ」
霊夢「それで?霊葉は?」
パチェ「あっちの部屋よ。ついてきて」
スタスタスタ
4人はパチェの部屋に向かった。
場所…パチェの部屋
パチェ「ほら、あそこで寝てるわ」
霊夢「?」
霊夢は霊葉が寝ているのを視認した。
霊夢「…ただ寝てるだけじゃない。魔理沙が急かすもんだから何事かと思ったら…」
パチェ「いえ、これは魔法で無理やり眠らせてるのよ」
霊夢「?」
アリス「霊夢。この子の能力について何か知らない?」
霊夢「霊葉の能力?」
アリス「えぇ」
霊夢「そうね。姿を変える程度の能力よ。文字通り自分の姿を別のものに変えることができる能力よ」
パチェ「でも姿だけじゃなかった」
霊夢「…そうね。霊葉が言うには変えたものの特徴も一緒に変化されるらしいのよ」
パチェ「この子はその能力で弾幕ごっことかしたのかしら」
霊夢「してないわ。この子がまともに能力を使えるようになったのは昨日の話。それまでは私と木葉がいない所では能力は使わないよう言ってあったの」
パチェ「…そう」
霊夢「何よ。この子が能力で何かしたの?」
アリス「…それについては魔理沙から聞いてみて」
魔理沙「!?」
霊夢「魔理沙?霊葉が何かしたの?」
魔理沙「え…えっと…」
霊夢「?」
魔理沙「……霊葉が私に…その…」
霊夢「魔理沙に何よ」
魔理沙「キ…キ…」
霊夢「キ?」
魔理沙「キス…してきたんだぜ」
霊夢「…え?それだけ?」
魔理沙「な…それだけ?ってなんだよ!」
霊夢「はぁ…ただキスされたぐらいであんなに騒いでたの?」
魔理沙「ち、違うって!」
霊夢「何がよ」
魔理沙「確かにキスされただけだけど…原因は霊夢にあるんだからな!」
霊夢「…なんで私よ」
魔理沙「霊夢が霊葉にキスしなきゃこんな事にならなかったんだぞ!」
霊夢「…話が全然見えないわね…」
パチェ「この子が言うにはね、ここに来る前にあなたにキスされてドキドキしてるから私たちにそれを抑えるように相談しに来たの」
霊夢「で?」
パチェ「最初の頃と比べたら収まってたんだけど魔理沙に姿を変えてあなたとキスした事を思い出したらまたドキドキし始めたらしいの」
霊夢「…」
パチェ「それでその歯止めが効かなくなったから私が魔法で眠らせて今に至るわけ」
霊夢「…え?それだけ?」
パチェ「それだけよ」
霊夢「何よそれ…霊葉が誰かを怪我させたのかと思っちゃったじゃない」
パチェ「怪我はしてないわ」
霊夢「はぁ…心配して損した」
魔理沙「損ってなんだよ!」
霊夢「で、私が霊葉にキスしたって言ってたけど、私一度も霊葉にキスした事ないわよ」
パチェ「でもこの子がキスしたって言ってたのよ?」
霊夢「私は木葉としかしてないわよ」
アリス「木葉?」
霊夢「えぇ」
アリス「その人は今どこに?」
霊夢「神社よ。寝てるから置き手紙置いてきたの」
アリス「…」
アリスは少し考えた。
パチェ「…どうしたのよ」
アリス「…ねぇ霊夢」
霊夢「…何よ」
アリス「その子の能力って姿を変えるだけじゃないのよね?」
霊夢「…さっきも言ったけど姿だけじゃなく声や特徴も全部変わるのよ。それがどうしたのよ」
アリス「…」
パチェ「…どうしたのよ」
アリス「ねぇ霊夢。これは私の憶測でしかないんだけど聞いてくれる?」
霊夢「…何よ」
アリス「もしかしてその木葉って人…本人じゃなくて "姿を変えたこの子" なんじゃないの?」
パチェ「!」
魔理沙「!」
霊夢「ど…どういう事よ…」
アリス「霊夢。この子の能力は姿を変える程度の能力。だから木葉って人に姿を変えることなんて簡単なんじゃない?」
霊夢「!」
アリス「しかも能力をまともに使えるようになったのは昨日…この子が今こうなってるのは今日の出来事…」
霊夢「…」
アリス「挙句この子の能力は姿だけじゃなく声や特徴も全部変えることができる」
霊夢「それって…まさか…」
アリス「…あなた…姿を変えたこの子を木葉って人と勘違いしてたんじゃないのかしら」
霊夢「!!」
アリス「姿、声、特徴…全てがその人ならいくら霊夢でも初見で見破るのは難しいんじゃない?」
魔理沙「そうか!それで霊夢が木葉と勘違いして霊葉にキスして霊葉がドキドキしてたからその相談に来て」
パチェ「その事を思い出してまたドキドキしたから私が魔法で眠らせた…そういう事ね?」
アリス「えぇ。だから魔理沙が言ってた霊夢が原因っていうのも納得がいくわ」
霊夢「私が…霊葉に…?」
霊夢は霊葉の様子を見た。
霊葉「スゥーッ…スゥーッ…」
霊葉はまだ眠っていた。
霊夢「…」
パチェ「…」
アリス「…」
魔理沙「…」
霊夢「この魔法…いつになったら解けるの?」
パチェ「いつでも解けるわよ」
霊夢「じゃあ解いて」
パチェ「…いいの?」
霊夢「えぇ。いいわ」
パチェ「…分かったわ」
シュゥゥゥゥゥゥ…
パチェは霊葉にかかっている魔法を解いた。
霊葉「んっ…ん〜…」
霊葉はゆっくり目を開けた。
霊葉「…ん…あれ」
霊夢「起きた?霊葉」
霊葉「あ…え、お母さん!?」
霊葉は飛び起きて壁に背中をつけた。
霊葉「ど、どうしたの!?…ってあれ、ここは…」
霊夢「霊葉」
霊葉「…なに?」
霊夢「あなたまさか…ここに来る前…木葉に姿を変えてた?」
霊葉「え…あ……うん…」
霊葉はその事を思い出して恥ずかしなりながら答えた。
霊夢「…そう…なのね」
霊葉「お、お母さん…その…」
霊夢「霊葉」
霊葉「…なに?」
霊夢「…私が霊葉にした事…忘れてちょうだい」
霊葉「!」
霊夢「…お願い」
霊葉「…無理だよ」
霊夢「なんで?」
霊葉「だって…初めてだったんだもん…」
霊夢「…」
霊葉「忘れられないよ」
霊夢「…魔理沙」
魔理沙「なんだ?」
霊夢「記憶を消す魔法って無いの?」
魔理沙「な…記憶を消す魔法って…」
霊夢「元はと言えば私が原因…でも私にはどうすることもできないわ。だからお願い。霊葉の記憶を消す魔法があるなら使って」
パチェ「…それは難しいわよ」
霊夢「なんでよ」
パチェ「記憶を消すこと自体は難しくないわ。私が言ってるのは特定の記憶を消すことよ」
霊夢「…」
パチェ「早い話、その魔法を使ってしまったら今までの記憶は全部消えてしまうわよ」
霊夢「そんな…」
パチェ「だからこの子が自分で気持ちを制御するか、また別の方法を探すしかないわね」
霊夢「そ、そんな…」
場所…博麗神社(木葉の部屋)
木葉「んっ…んっ…ん〜…」
木葉はゆっくりと目を開けた。
木葉「あれ…俺…なんでこんなとこで…」
木葉はゆっくり体を起こした。
木葉「さっき買い物から帰ってきてそれから…あれ…寝てたのか?…俺」
???「えぇ。ずっと寝ていましたよ。気持ち良さそうに」
木葉「!!」
木葉の横から突然声が聞こえた。
振り向くとそこには四季映姫がいた。
木葉「あれ…なんでここに閻魔さんが…俺死んだのか?」
映姫「大丈夫ですよ。まだ健在です」
木葉「え、じゃあ何でここに」
映姫「先程こちらに着いたんですが、呼んでも返事が無かったので帰ろうとしたところ、あなたがこの部屋で眠っていたんですよ」
木葉「…それで?」
映姫「博麗の巫女が見当たらなかったので私が留守番していたんですよ」
木葉「あ、あぁ…そうなんだ…」
映姫「ですがもう大丈夫なようですね」
木葉「あれ、てかなんでここに来たの?」
映姫「…まぁ、鏡からだとよく見えないものですから」
木葉「?」
映姫「さ、私は帰りますね」
木葉「え、用事は?」
映姫「…もう済みましたよ。元気になってるといいですね」
木葉「…え?どういう事?」
映姫「あ、ひとつ言っておくことがあるんでした」
木葉「?」
映姫「枕元の手紙…しっかり読んであげてくださいね」
木葉「枕元?」
カサッ…
木葉は枕元に置いてあった手紙を見た。
木葉 (霊夢の字だ…)
ー木葉へー
今から紅魔館に行ってくるわ。
霊葉に何かあったらしいの。魔理沙がそう伝えに来たわ。
何もなってないといいけど、心配だから見に行ってくるわ。
もしかしたら私だけじゃ分からないかもしれないから、木葉も起きたら紅魔館に来て欲しいの。
ー霊夢よりー
木葉 (紅魔館?霊葉?何かあったのか?)
木葉は手紙の裏側を確認した。
手紙の裏側は白紙だった。
木葉「なぁ映姫。これって霊夢の…」
木葉が映姫に目をやると、既にそこには映姫はいなかった。
木葉「…ちょっと行ってみようかな」
ヒュゥゥゥゥゥゥ
木葉は紅魔館に向けて飛んだ。
映姫「…」
その様子を隠れて見ていた映姫。
映姫「…私が言ったのはそちらの手紙ではないんですが…まぁ、仕方ありませんね」
スタスタスタ
映姫は地獄に戻ったのだった。
場所…紅魔館
アリス「普通に考えたらこの子が気持ちを制御する方がいいと思うんだけど」
パチェ「…私もそう思うわ」
アリス「この先同じことが起こったとして、いちいち過剰に反応していたら体が持たないと思うけど」
パチェ「慣れる目的って考えたら」
霊夢「…」
霊葉「私、そっちの方がいい」
霊夢「!」
霊葉「確かに初めてだったけど、お母さんのキス…気持ちよかったから…」
霊夢「…」
霊葉「忘れたくない」
霊夢「…霊葉」
木葉「あれ?ここにいたの?」
パチェ「!」
アリス「!」
魔理沙「!」
霊夢「!」
霊葉「!」
パチェの部屋に木葉が来た。
霊葉「お父さん!」
霊夢「木葉…」
パチェ「あなた…なぜ…」
木葉「いや、霊夢が置き手紙に紅魔館に来てって書いてたから」
パチェ「そ、そうなのね…」
木葉「それで?霊葉がどうしたの?」
霊夢「…何でもないわ。解決したの」
木葉「ん?そうなのか?」
霊夢「えぇ」
木葉「まぁ、何があったかは知らんけど解決したなら良かった」
霊夢「えぇ」
魔理沙「いいのか?これで」ヒソヒソ
霊夢「いいわよ。霊葉も大人にならなくちゃ」ヒソヒソ
木葉「んじゃ帰って飯作るか」
霊葉「私も作る!」
魔理沙「じゃあ私も食べるぜ!」
木葉「魔理沙?食べるだけか?」
魔理沙「おう!味見役だぜ!」
木葉「はぁ…全く…」
スタスタスタ
木葉、霊葉、魔理沙は歩いて図書館を出た。
パチェ「…結局あの子に任せるのね」
霊夢「えぇ。そうするわ」
アリス「珍しいわね。あなたがこんな事起こすなんて」
霊夢「…仕方ないじゃない。木葉そのものだったんだから」
パチェ「まぁ、私も初めてあの子の能力を見た時は驚いたわ」
アリス「えぇ。ほんと魔理沙そっくりだったから」
霊夢「…帰るわ」
パチェ「そう。気をつけて帰りなさい」
ヒュゥゥゥゥゥゥ
霊夢は空を飛んで図書館を出た。
パチェ「あ」
アリス「?」
パチェ「なんで能力の使い方を教えていたのか聞くの忘れてたわ」
アリス「あ…まぁ、次の機会に聞きましょ」
パチェ「そうね」
その後
木葉 (あれ、もうひとつある…)
木葉は枕元にもうひとつ手紙があるのに気づいた。
カサッ
木葉はそれを手に取った。
ー木葉さんへー
木葉さん。また体調を崩されましたか?
お体の調子が悪い時はいつでも私のところに来てくださいね。
あなたは気疲れが多いので、少しでも楽になれたらと思います。
お薬はありませんが、私がなんとかしてみせますから。
お体をお大事に。
ー四季映姫・ヤマザナドゥー
木葉 (ありがとう映姫。またいつか俺からそっちに顔出そうかな)
場所…地獄
映姫 (ふふっ…読んでいただきありがとうございます。いつでもお待ちしていますよ。木葉さん)
小町「映姫様〜」
ガチャ
小町が部屋に入ってきた。
小町「映姫様〜霊の橋渡しが完了しま…」
小町は言葉を止めた。
小町「…あの…映姫様?」
映姫「!」
映姫は小町の声に反応した。
映姫「どうされましたか。小町」
小町「霊の橋渡しが完了しました」
映姫「そうですか。今日は仕事熱心ですね」
小町「は、はい」
映姫「それでは引き続きお願いしますね」
小町「ま、任せてください!」
ガチャ
小町は部屋を出た。
映姫「…ふふっ」
映姫 (やはり自分の言葉を見られるのは少し恥ずかしいものですね)
小町は廊下を歩いていた。
小町 (どうしたんだろ映姫様…あんなにニヤけて…何か嬉しいことあったのかな)
小町は映姫の笑顔を思い出した。
小町 (…まぁ、何があったかは知らないけどいい事あってよかったですね。映姫様)
小町の足取りは軽かった。
小町 (あ、もしかしたら今ならサボってても怒られないかも)
そう思った小町は仕事に行くふりして休憩しに行ったのだった。
〜物語メモ〜
は、今回は新しい情報がないので次回ですね。