木葉の幻想郷日記   作:バスタオル

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あなたの大事なものを守りなさい。それが僕からあなたへの頼み事です

翌日

 

冬華「光様。霊夢様。霊葉様。朝になりましたよ。起きてください」

光「ん?」

霊夢「あれ…もう朝…」

冬華「ぐっすり寝られてましたね」

光「あぁ…おはよ…冬華」

冬華「おはようございます」

光「…!」

 

光は霊葉がまだ起きてないことに気づいた。

 

光「霊葉。もう朝だぞ。起きろ〜」

 

ユサユサ…ユサユサ…

光は霊葉の体を揺する。

 

霊葉「ん〜…何…お父さん」

光「朝だぞ」

霊葉「え?もう?」

光「あぁ。もう朝だ」

霊葉「ん〜…」

 

霊葉はゆっくり起き上がった。

 

霊葉「おはよ…」

光「あぁ。おはよ」

冬華「光様。朝食の準備が整っています」

光「分かった。今すぐ行くよ」

冬華「はい。ではお待ちしております」

 

スタスタスタ

冬華はその場をあとにした。

 

光「さ、2人とも。朝ごはん食べに行くよ」

霊夢「そうね」

霊葉「うん…」

 

3人は朝ごはんを食べに行った。

 

 

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場所…客室

 

冬華「こちらになります」

 

冬華は襖を開け、3人を部屋に案内した。

 

冬華「朝食はここでお召し上がりください。みなさんが食べ終わったら私がお下げします」

光「うん。ありがとう。冬華」

冬華「はい。では…」

 

スタスタスタ

冬華はその場をあとにした。

 

光「さ、食べよっか。2人とも」

霊葉「うん!」

 

3人は朝食を食べた。

朝食は暖かく、起きた体に染み渡るようだった。

 

光「ふぅ…ご馳走様でした」

霊夢「ご馳走様でした」

霊葉「ご馳走様でした」

 

3人はほぼ同じタイミングで食べ終えた。

 

冬華「光様。失礼します」

光「あ、いいよ」

 

スゥゥゥゥ…

冬華は襖を開けて部屋に入ってきた。

 

冬華「あ、丁度良かったですね。今すぐお下げします」

光「ありがとう冬華」

冬華「はい」

 

カチャカチャ…カチャカチャ…

冬華は黙々と食器を片付ける。

 

冬華「そういえば光様。この後のご予定は」

光「あ、そうそう。刻領宝殿に行かなくちゃならないんだ。三柱の人たちに挨拶しないと」

冬華「分かりました。ご帰宅はどれくらいになりますか?」

光「あ、そっか…う〜ん…まだ分からないかな」

冬華「分かりました。では帰るタイミングでご連絡ください」

光「うん。分かった」

 

スタスタスタ

冬華は食器を片付け、その部屋をあとにした。

 

霊葉「お父さん」

光「ん?」

霊葉「刻領宝殿って何?」

光「ん〜…この世界を司ってる三柱って人たちが住んでいる場所だよ」

霊葉「へぇ!」

光「霊葉。気をつけろよ」

霊葉「なんで?」

光「あの人たち怖いからな」

霊葉「え、うん」

霊夢「木葉。今から行くの?」

光「うん。お昼までには行きたいな」

霊夢「じゃあ支度しましょ」

光「おう」

 

光たちは刻領宝殿に行くために支度をした。

 

 

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場所…光の部屋

 

霊葉「うわっ!お父さん何その服!」

光「刻領宝殿に行くからそれ相応の服装で行かないとね」

 

光はいつもの服とは全然違った服を着ていた。

現代で言うところのスーツの様なもの。

見た目はスーツではないが、十二天星たちがそれぞれ持っている戦闘服によく似ている。

 

霊葉「え!?私持ってないよ!?」

霊夢「私も持ってないわ」

光「あ、大丈夫。霊夢たちは十二天星じゃないからその服装でいいよ」

霊葉「あ、よかった…」

光「さ、行こっか」

霊夢「そうね」

 

 

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場所…光の家 (玄関)

 

光「それじゃあ行ってくるよ冬華」

冬華「はい。行ってらっしゃいませ。お気をつけて」

光「うん。さ、行こっか2人とも」

霊葉「うん!」

霊夢「えぇ」

 

ガラッ!

光たちは刻領宝殿に向かった。

 

冬華「…」

 

冬華はその背中を見ていた。

 

冬華「…お気をつけて。光様」

 

 

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場所…刻領宝殿

 

霊葉「うわっ!何この建物!」

 

霊葉は初めて見る刻領宝殿に驚いていた。

 

霊夢「随分大きな建物ね」

光「あぁ。ここが三柱の住んでる家だからな。ここにはこの世界の歴史とか禁書を扱ってるんだ」

霊葉「禁書?」

光「そう。禁書は元々存在していた人たちが書物に封印されてできているんだ」

霊葉「え?なんで封印するの?」

光「この世界の均衡を傾けちゃうからだよ」

霊葉「ふーん」

光「禁書に関しては前に霊夢たちは会ったよ」

霊葉「お父さんよりも強い?」

光「強いよ」

霊葉「へぇ!」

光「てか俺は生身の人間だよ。だから刃物で刺されたりすれば普通に致命傷になるよ」

霊葉「でもお父さん強いじゃん」

光「俺が強いんじゃなくてライブラが強いんだよ」

霊葉「え?」

光「俺はライブラの力を持ってるから強いってだけでライブラがいなかったらただの人間だよ」

霊葉「ふーん」

光「それで禁書ってね、ライブラみたいな星座たちでも敵わない人たちが封印されてるんだ」

霊葉「じゃあすごく強いんだ!」

光「強いよ。それこそ三柱じゃなと解決できないくらいにね」

霊葉「ふーん」

光「さ、行こっか。早く済ませちゃおう」

霊葉「うん!」

 

光たちは刻領宝殿に入った。

 

 

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場所…刻領宝殿 玉座

 

ギィィィィィィィ…

光はゆっくりと扉を開ける。

 

光「よいしょっと」

霊葉「重そうだね。お父さん」

光「まぁね。この部屋には大事なものが保管されてるから重い扉で設計されてるんだ」

霊葉「ふーん」

 

ギィィィィィィィ…

やがて光が扉を開け終えると、そこには2人の人物がいた。

 

サン「やぁ。第七星座の主さん」

ルナ「お待ちしておりましたよ」

光「え?お待ちしてた?」

ルナ「はい。あなた方が来るのは既に知っていましたので」

光「あれ、来ること伝えてたっけ…」

ルナ「あ、いえ、予言珠(よげんじゅ)であなた方の行動を見ていましたので」

光「あ、そうなんですね」

ルナ「はい。ではこちらに」

光「失礼します」

 

光は頭を下げながらそう言った。

 

霊葉「失礼します」

霊夢「失礼します」

 

霊夢と霊葉も真似して頭を下げて部屋に入った。

 

 

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場所…サンとルナの部屋

 

ルナ「ではこちらにおかけ下さい」

光「ありがとうございます」

 

光たちは近くの椅子に座った。

 

ルナ「飲み物はどうされますか?」

光「あ、じゃあコーヒーで」

ルナ「霊夢さんと霊葉さんはどうされますか?」

霊葉「え?私たち?」

光「あ、2人には何かジュースをお願いします」

ルナ「はい。分かりました」

 

ルナは3人分の飲み物を用意し始めた。

 

光「初めてですね。この部屋に入るのは」

サン「だと思うよ。僕たちだってここに人を入れたのは沙耶と光代だけだからね」

光「え?母さんと大婆様が?」

サン「はい。入れましたよ」

光「何かあったんですか?」

サン「あ、別に何か大きな異変が起こったわけじゃないよ。ただその時代の世界の状況を会議するために入ってもらったんだ」

光「あ、そうなんですね」

サン「うん。2人は第七星座の中ではトップレベルだからね。それ故にこの世界から受け入れられていた」

光「なるほど」

サン「まぁ君が1番なんだけどね」

光「?」

サン「歴代の第七星座の中で君が1番強いと思うよ」

光「え?そうなんですか?」

サン「うん。君が1番力の保有量が多いからね。2番目は沙耶。3番目は光代だよ」

光「全然そう思いませんね…」

サン「まぁ無理もないよ。これは客観的な評価に過ぎないからね」

光「そうですね。ですが、私の代で禁書の解放であったり、異変が多数起こっています。これは、自身の力不足から来るものだと自分は思っています」

サン「ふむ。君は責任を感じやすいタイプだね」

光「!」

サン「禁書の解放は君の責任ではない。僕たち三柱の責任だよ」

光「…」

サン「それによって死んだ人間や壊れた町とかも全て僕たちの責任。世界の均衡を司る僕たちの管理不足だよ。まぁ残りの異変はよく分からないけどね」

光「あはは…そうですか」

サン「君は強いよ。それはよく分かってる。だから君にはある命令を…いや、頼み事をしたいんだ」

光「頼み事?」

サン「そう。頼み事」

光「一体何の…」

サン「あなたの大事なものを守りなさい。それが僕からあなたへの頼み事です」

光「!!」

サン「あなたは今まで色々な事や色々な人と接してきました。そこから生まれた大事な人や物をあなたはこれから先、守らないといけません。それは簡単なことではないです。現に光代や沙耶ですら自身を犠牲にしないと守りきれませんでした」

光「…」

サン「遠く果てしない道ですが、霊夢さんと霊葉さん。3人で手を取り合ってしっかり生きてください。あなたのお母さんである沙耶のためにもね」

光「!」

サン「…光代もいい歳まで来てます。私たちからすれば赤子同然の年齢ですが、それは私たちから見た年齢です。あなたから見た年齢ではいい大人です。もう長くもないと思います」

光「!」

サン「天野 光」

光「!」

サン「最後まで…あなたの大事なものを守り抜いてください」

光「…」

 

光はその言葉の重みを感じた。

サンは元々言霊の能力を所持していて、ライブラを作り上げた際にその力を引き継がせた。

故にその人の言葉は重く聞こえ、それと同時に絶対的な安心感があった。

サンはこう見えて言葉の扱いに長けていた。

言葉の持つ魔法もよく知っている。

サンが三柱の頂点に立つ理由はこれだろうと光は思った。

光が最後まで話を聞いて答えた。

 

光「…はい。その頼み事…承りました」

 

光は三柱との約束を結んだ。

 

サン「さて!話はここまで!今から君の未来の話をしよう!」

光「え?」

ルナ「コーヒーとジュース持ってきましたよ」

光「あ、ありがとうございます」

 

コトッコトッ

ルナはジュースとコーヒーを置く。

 

ルナ「全く、折角ここまで来たのに変な約束結ばせて…何やってるんですか」

サン「いやぁ…あはは…」

ルナ「さて、第七星座の主」

光「はい!」

ルナ「霊葉さんの事でお話があります」

霊葉「!」

光「霊葉の事ですか?」

ルナ「はい」

光「えっと…それはどういった…」

ルナ「あ、悲しいお知らせではないので身構えなくても大丈夫ですよ」

光「あ、そうですか。それは良かったです」

ルナ「実は私たちはある物をあなたに渡したいと思っていまして」

光「渡したいもの?」

 

パチン!

ルナは指を鳴らした。

 

ヒュッ!

すると、机に1つの箱が出てきた。

 

霊葉「わっ!何!?」

光「…これは」

ルナ「これは…」

 

ガコッ…

ルナは箱を開けた。

 

光「!」

ルナ「過去や未来を行き来できる物。名付けるなら刻の音というものです」

光「刻の音!?」

霊夢「!!」

霊葉「!?」

 

光と霊夢、霊葉は驚いていた。

なぜなら光と霊夢、霊葉は刻の音を見たことがあったからだ。

 

光「これ…どうして…」

ルナ「私たちは能力で時代を行ったり来たりできますが、あなたにはそれが不可能です」

光「え、ですが過去を変えることは均衡を崩す要因に…」

ルナ「知ってますよ」

光「!」

ルナ「ですが、そうしないといけないような場面に出くわすことはこの先いつか有り得る話です。あなたには、これを作ってその有事の際に使えるようにして欲しいのです」

光「でも…いいんでしょうか…」

ルナ「はい。時間の傾きは私たちがいつも修正していますので」

光「そ、そうですか…」

ルナ「そんな身構えなくても大丈夫ですよ。どうせあなたはそれを作ることになるんですから」

光「え…それってどういう…」

ルナ「でなきゃ霊葉さんはこの時代に来ていませんよ」

光「!!」

ルナ「あなたは刻の音がどういう物なのか…それを知っているはずです」

光「確かに知っていますね」

ルナ「危険なものじゃないと知っているなら大丈夫ですよ。何かあっても私たちがいますので」

光「…分かりました。受け取ります」

ルナ「はい」

サン「それでなんだけど!!」

 

サンが急に大声を上げた。

 

ルナ「…うるさいですよサン。今晩の食事を抜きにしますよ」

サン「すみませんでした」

ルナ「それで、何かあるの?」

サン「えっと…第七星座の主に子どもがいるわけで、それはとてもおめでたい事なので、僕からある贈り物をしています」

光「?」

サン「あ、今霊夢さんの家にありますので、帰ってから見てください」

光「あ、はい。分かりました」

 

その後、光たちはサンとルナとの世間話で盛り上がった。

 

 

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1時間後…

サンとルナとの会話が1時間続いて光たちは帰ることにした。

 

光「それでは私たちはこれで帰りますね」

ルナ「はい。お気をつけて」

サン「また今日みたいに話したいからいつでも来て!」

光「はい。またいつか」

 

ギィィィィィィィ…バタン

光は玉座の扉をゆっくり閉めて刻領宝殿を出た。

 

 

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場所…光の家

 

光「っはぁ…疲れたぁ…」

 

光は家に帰って早々自分のベッドに倒れ込んだ。

 

霊夢「そんなに気を張ってたの?」

光「いやぁ…まぁね…」

霊葉「お父さん!あの人たち面白い人たちだったね!」

光「あぁ…力もデタラメだから気をつけな」

霊葉「え?そんなに強いの?」

光「強いよ。誰も勝てないくらいに」

霊葉「へぇ!」

光「まぁ俺は勝てないけど、霊夢は三柱に勝てるよ」

霊葉「え!?お母さんが!?」

霊夢「!!」

光「うん。霊夢なら勝てる」

霊葉「なんで!?」

光「なんでって…そりゃあ…霊夢強いからかな」

霊葉「え、なにそれ…」

霊夢「木葉…それはほんと?」

光「あぁ。ほんと。嘘ついてないよ。現に三柱の1人が霊夢の攻撃で傷を負ったからね」

霊葉「へぇ!やっぱりお母さん強いんだ!」

光「強ぇぞ。だから気をつけな霊葉」

霊葉「?」

光「霊夢に逆らったら殺されるからな」

霊葉「ひぇぇぇぇ!」

霊夢「殺さないわよ」

光「さて!」

霊葉「!」

光「2人とも。今日の夕食はお寿司だから外出するよ」

霊葉「お寿司?」

 

 

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場所…寿司屋

 

霊葉「お父さん…ここ何?」

光「回転寿司だよ。座ってたらお寿司が勝手に来てくれるんだ」

霊葉「歩くの?」

光「まぁそれは中を見てからのお楽しみだな」

 

光は先陣切って先に入った。

 

冬華「さ、行きましょう」

霊夢「そ、そうね…」

 

霊夢たちも店に入った。

店に入ると光が店員と話していて、何か小さな板のようなものを受け取った。

 

光「さ、行こっか」

霊夢「行くってどこに?」

光「テーブルだよ」

 

霊夢たちは光の案内で自分たちのテーブルに向かった。

 

光「はい。ここが俺たちのテーブルだよ。霊葉は1番奥に座りな」

霊葉「え?何で?」

光「1番お皿を取りやすいからだよ」

霊葉「ふーん」

 

霊葉は言われた通りに1番奥の席に座った。

 

光「霊夢は霊葉の横の方がいいか?」

霊夢「そうね」

光「ならそっちに座りな」

霊夢「分かったわ」

 

霊夢は霊葉の隣に座った。

 

光「冬華はどうする?」

冬華「あ、私はこっち側で」

 

冬華は霊葉の前に座った。

 

光「大婆様はこっちにします?」

光代「そうね。私はこっちに座るわ」

光「んじゃ俺は水取ってくるから冬華お願いね」

冬華「はい。お任せ下さい」

 

光は水を取りに行き、冬華はタッチパネルを取った。

 

冬華「さてみなさん。今から食べたいものをここから選びますが、何にしますか?」

霊葉「何があるの?」

冬華「メニューはこちらですね」

 

冬華はメニューを見せた。

 

霊葉「わ…いっぱいある…」

冬華「ここにあるものなら食べられますので、気に入ったものを選んでください」

霊葉「私これ!」

 

霊葉はマグロを選んだ。

 

冬華「分かりました。では全員分注文しますね」

 

ピッピッ

冬華は慣れた手つきで注文する。

 

光「水持ってきたぞ〜」

 

コトッコトッ

光は水をそれぞれ前に置いた。

 

光「あ、大婆様は暖かいお茶の方が良いですか?」

光代「そうね。暖かいお茶を頂くわ」

光「分かりました」

 

光は暖かいお茶を入れて光代に渡した。

 

光「はい。どうぞ」

光代「ありがとう光」

光「はい」

 

光は霊夢の隣に座った。

 

光「!」

 

光は光代が微笑んでるように見えた。

 

光「大婆様?」

光代「何かしら」

光「どうされましたか?」

光代「え?私何かしたかしら?」

光「あ、いえ…やっぱりなんでもないですよ」

光代「?」

 

冬華は次々に注文する。

 

冬華「光様。一応マグロを全員分注文してありますよ」

光「はいよ。ありがとう冬華」

冬華「ど、どういたしまして」

 

すると冬華が注文したものが次々に来た。

 

光「よしっ。お寿司も来たことだし…食べるか!」

霊葉「うん!」

全員「頂きます!」

 

そしてみんなが注文したお寿司を食べ始めた。

 

 

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1時間後…

 

店員「お会計 11,000円になります」

光「はい。分かりました」

 

光は現金を出した。

 

店員「11,000円丁度ですね。ありがとうございました」

光「はい。ありがとうございました」

 

スタスタスタ

光たちは店を出た。

 

 

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光「ふぅ…食べ過ぎた…」

霊夢「大丈夫?」

光「うん…まだ大丈夫…」

霊葉「お父さん!お寿司美味しかったよ!」

光「そうか。それは良かった」

霊葉「また食べたい!」

光「またいつかな」

霊葉「やったぁ!」

光代「光。あなた大丈夫?」

光「はい。大丈夫ですよ」

光代「全く…あなたは昔から変わってないわね。お寿司になるとお腹いっぱい食べるんだから…」

光「いやぁ…お恥ずかしい…」

光代「でも、いい食事だったわ。ありがとう」

光「あ、どういたしまして」

 

そうして光たちは家に帰ったのだった。




〜物語メモ〜

予言珠
サンとルナが使っている物。
特定の人物の未来を予言することができる代物。
予言珠が予言したことは絶対に起こるが、予言された本人がその未来を聞くと、予言したことと真逆の事が起こり、予言通りの未来にならない。

刻の音
『桜が舞い散るその日まで…』に登場した過去に遡るための物。
元々は過去や未来を行き来できる物だが、光が作ると、三柱が作ったようなものが完成しなかったため、未来に行くことが出来ず、過去に遡ることしかできなくなった。
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