場所…博麗神社
木葉「霊夢ただいまー!」
霊葉「ただいまお母さん!」
霊夢「全く遅いわよ2人とも」
木葉「いやぁすまんすまん。探してたら時間かかったんだ」
霊夢「え?探す?なにか落としたの?」
木葉「あ、いや、そういう訳では無い」
霊夢「じゃあなんなの?」
木葉「えーっと…」
霊葉「お母さんお母さん!さっき3つくらい光がここに落ちてきたの!お父さんと2人で探してたんだけど全然見つからなかったの!」
霊夢「光?なんかここを出る前もそんなこと言ってたわね…」
木葉「まぁどのみち見つからなかったしいいかなって思った」
霊夢「そ、まぁいいわ。ご飯食べましょ」
霊葉「食べるー!」
スタスタスタ
3人は居間に向かった。
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場所…居間
木葉「いただきます」
霊夢「いただきます」
霊葉「いただきます」
3人はお昼ご飯を食べ始めた。
木葉「美味ぇ…」
霊夢「当たり前よ。私が作ったんだから」
霊葉「だね」
木葉「しかしまぁあの光は何だったんだろうな」
霊葉「私も少し気になる…」
霊夢「大丈夫よ」
木葉「?」
霊夢「何かあったら誰かが来るわよ」
木葉「まぁ確かにそうだな」
霊夢「はぁ…ここは相談所でもないんだけどね…」
木葉「まぁいいじゃん。悩みがあったら聞いてあげるのがいいと思うけど」
霊夢「木葉はあんまりそんな事がないから言えるのよ…」
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場所…縁側
その後ご飯を食べた3人はお皿を洗って3人で縁側にいた。
木葉「…ふぅ」
霊夢「お腹いっぱいになった?」
木葉「あぁ。なったよ」
霊葉「私も!」
霊夢「そ、なら良かったわ」
3人で座っていると誰かが神社に来た。
フラン「木葉ーーー!」
木葉「ん?」
そこにいたのはレミリアとフランと見慣れない女の子だった。
フラン「木葉ー!遊ぼー!」
木葉「え〜…」
レミリア「3人が一緒にいるところを見られるのは珍しいわね」
霊夢「結構3人で過ごすこともあるわよ」
レミリア「そうなのね」
霊夢「で、何その人。初めて見た気がするんだけど」
レミリア「あ、そうそう。この子スカーレットって人を探してるみたいなのよ」
霊夢「スカーレット?」
レミリア「そう」
霊夢「何言ってるのよ。スカーレットってあんたじゃない」
レミリア「違うわよ。私じゃないスカーレットよ」
霊夢「ならそこにいるじゃない」
そう言って霊夢はフランを指さした。
レミリア「フランも違うのよ。私たち以外のスカーレットって人。霊夢知らない?」
霊夢「知らないわよ。スカーレットって名前はあんたたち以外で聞いたことがないわ」
霊葉「じゃああなたのお名前はなんですか?」
アンナ「え…えっと…アンナ…です」
霊葉「へぇアンナって言うんだ!初めて聞いた名前!」
木葉 (アンナ?外国人?)
アンナ「は、初めまして…」
霊夢「…もしかして外の世界の人?」
レミリア「まぁ初めて見たしそうなんじゃない?私たちのことも知らないらしいし」
霊夢「ふぅん。木葉は知らない?この子のこと」
木葉「え、知らないなぁ…てか俺も外の世界から来たけど外の世界に住んでる人を全員知ってるわけじゃないよ…」
霊夢「はぁ…全く…」
木葉「何だよその言い方…あ、てか君に聞きたいんだけどいい?」
アンナ「あ、はい」
木葉「君が住んでた場所の名前は分かる?」
アンナ「えっと…スペルビア王国って名前のところです」
木葉「う〜ん…聞いたことない名前だ」
霊夢「王国って名前なのね」
霊葉「ここってそんな名前じゃないもんね」
木葉「う〜ん…じゃあ君以外にこの世界に来た人は?」
アンナ「えっと…分かりません…」
レミリア「だからとりあえずここに来たのよ。ここにいれば誰かは来るでしょ?」
霊夢「はぁ…とどのつまり私たちに丸投げってわけね」
レミリア「あら、そう言ったつもりはなかったんだけど」
霊夢「私はそう捉えたのよ」
フラン「ねぇ木葉!遊ぼ!遊ぼ!」
木葉「ごめんなフラン。さっきご飯食べたばかりだから動けないんだ。遊ぶのはまた今度な」
フラン「え〜…」
アンナ「あ、あの…」
レミリア「何?」
アンナ「えっと…この方たちは…」
レミリア「私の友人よ。名前は霊夢、木葉、霊葉」
アンナ「木葉…霊葉…霊夢…親子ですか?」
レミリア「まぁそうね」
アンナ「へぇ…」
木葉「てか霊夢。この子どうする?」
霊夢「そうねぇ…誰か知り合いがいればいいんだけどいないんじゃねぇ…」
アンナ「…」
妹紅「あ?なんだ?吸血鬼もいるのか」
霊夢「!」
霊夢たちが声のした方を見るとそこには妹紅がいた。
霊夢「…珍しい客ね」
妹紅「吸血鬼の方が珍しいだろ」
レミリア「あら、私は結構ここに来るわよ?」
妹紅「そうか」
フラン「あれ?ねぇねぇ。その子は誰?」
妹紅「この子か?この子は…」
アンナ「リール!」
リール「!」
タッタッタッ!
アンナは一目散にリールの方へ走った。
リール「アンナ!」
ギュッ!
リールは走ってきたアンナを抱きしめた。
アンナ「よかった…」
リール「アンナも無事でよかったです…」
妹紅「なんだ?その子は友達か?」
リール「はい!私の友達です!」
妹紅「そうか。会えてよかったな」
リール「はい!」
霊夢「…見つかったみたいね」
木葉「あぁ。よかったよかった」
霊葉「あれ?でもちょっと待って」
霊夢「どうしたのよ」
スタスタスタ
霊葉はアンナとリールのところに行った。
霊葉「あの、ひとつ聞いてもいいですか?」
リール「はい。どうされましたか?」
霊葉「えっと…あなたのお名前は…」
リール「私ですか?」
霊葉「はい」
リール「リールです」
霊葉「リール…あれ?アンナさんはスカーレットさんを探しているんじゃありませんでしたか?」
アンナ「あ、はい。そうですね」
リール「あ、やっぱりスカーレットもここにいるんですか?」
霊葉「あ、いえ、私たちは会ったことがないので…」
リール「そうですか…」
レミリア「え?その子がスカーレットじゃないの?」
リール「私の名前はリールです。スカーレットは私の友達です」
霊夢「じゃあまだ解決してないわけね」
木葉「そうらしいね」
レミリア「じゃあこの子たち含めて3人いるってことでいいのかしら?」
霊夢「いいんじゃない?それで」
レミリア「あなた…すごくテキトーね」
霊夢「まぁあんたたちがやってくれそうだからね」
レミリア「何言ってるのよ。これはあなたの仕事よ。あなたがしないと誰がやるのよ」
霊夢「木葉とかあんたたち」
レミリア「木葉…あなたも苦労してるのね」
木葉「そうね…苦労してるね…」
霊夢「ちょ、木葉…」
フラン「ねぇ木葉」
木葉「ん?」
フラン「あと一人の場所って分からないの?」
木葉「分からないなぁ…てかこの子たちも初めて会ったし…」
フラン「しかも探すにしても広すぎるし…」
木葉「向こうがこっちに来てくれるといいんだけど…」
霊夢「木葉。あなたも他人任せになってるわよ」
木葉「あはは…」
リール「あ、あの…」
霊夢「?」
リール「私たち…どうすれば…」
霊夢「そうね。あなたが言うスカーレットって人がここに来ない限りは話が進まないわね」
リール「そうですか…」
フラン「あ!じゃあさじゃあさ!」
リール「?」
フラン「あなたの能力聞いてもいい?」
リール「能力?」
フラン「うん!私たちって何かしら能力を持ってるんだよ!だからあなた達にも何か能力があるんじゃないかなって!」
リール「能力…ですか」
レミリア「私もそう思うんだけど、何かないの?」
霊夢「私も気になるわ」
木葉「俺も」
リール「えーっと…これといって能力は…」
フラン「え、ないの?」
リール「う〜ん…魔法が使えるくらいしか…」
フラン「魔法!?」
レミリア「あら、じゃあパチェと一緒ね」
霊夢「魔理沙とアリスもそうね」
木葉「2人は魔法使いなの?」
リール「いえ、まだ学生です」
木葉「学生!?」
リール「はい。私はまだ17ですので」
霊葉「17!?じゃあ私と一緒!」
リール「あ、そうなんですか?」
霊葉「うん!私も17!」
リール「これは奇遇ですね」
霊葉「確かに!」
木葉「てか魔理沙と同じとなると魔理沙の家にでもいるんじゃないかな。魔理沙が拾って保護してる的な」
霊夢「だったらもうとっくにここにいると思うわ」
木葉「うっ…確かに…」
レミリア「ならパチェのところにいる可能性もあるわね」
霊夢「まぁ少なからずあるかもね」
レミリア「なら一旦紅魔館に帰ってみましょうか」
妹紅「いや、ちょっと待て」
レミリア「?」
妹紅「私は魔法使いじゃないが、この子を連れてきた。だから魔法使いだからそこにいるだろうって可能性はそこまで高くないと思うが」
木葉「あ、確かに」
妹紅「あと一人がどこにいたのかさえ分かればそこら付近に住んでるやつが保護してるだろ」
霊葉「確かに。竹林だったら妹紅さんやうどんげさんとかですよね」
妹紅「あぁ。そんな感じにその地域に住んでるやつが保護してるからどこにいたのかさえ分かればいいと思う」
レミリア「う〜ん…それが分かれば苦労しないってやつね」
フラン「誰か人探しが得意な人がいればいいんだけど…」
木葉「う〜ん…光輝に聞いてみるか」
フラン「光輝?」
ピッ…
木葉は矢巾光輝に通信した。
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場所…地霊殿
ピピピ!ピピピ!ピピピ!
突然光輝の腕輪が音を鳴らした。
光輝「ん?」
こいし「びっくりしたぁ…」
光輝「あ、光さんからだ」
こいし「光?」
ピッ…
光輝はその通信に答えた。
光輝「はい」
木葉 (あ、光輝?今ちょっと時間ある?)
光輝「はい。ありますよ。どうされましたか?」
木葉 (光輝って人探し得意だよね)
光輝「はい。得意ですね」
木葉 (今外の世界から来た子が3人いるんだけど、そのうちの一人が見つからなくてね…光輝なら探せないかなって思って連絡したの)
光輝「えっと…その子のお名前は」
木葉 (えっと、リールって子とアンナって子らしい。で、あと一人はスカーレットって名前の子なんだ)
光輝「う〜ん…初めて聞く名前ですね…」
木葉 (難しい?)
光輝「そうですねぇ…自分の知り合いならできますが知らない人は…」
木葉 (う〜ん…そっか。分かった。ありがとうね)
光輝は少し曇った表情になった。
光輝 (でもせっかく頼ってきてくれたのに何もしないのは気が引ける…)
こいし「お兄ちゃん?」
少し心配になったこいしが顔を覗き込む。
光輝「…光さん」
木葉 (ん?何?)
光輝「…やってみます」
木葉 (え!?ほんと!?)
光輝「はい。できるか分かりませんが、その子たちの気配を覚えてそれに似た気配を見つけることが出来れば」
木葉 (ありがとう!あの子たちにも伝えておく!)
光輝「はい。ではすぐにそちらに向かいます。それでは」
木葉 (ありがとう!光輝!)
光輝「はい」
ピッ…
すると通信が切れた。
こいし「お兄ちゃん?」
光輝「こいしちゃん」
こいし「何?」
光輝「…今から光さんのところに行ってきます」
こいし「私も行く!」
光輝「え、でも」
こいし「気になるから私も行く!」
光輝「…さとりさんに許可を取りましょうか」
こいし「うん!」
スタスタスタ
光輝とこいしはさとりの部屋に向かった。
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場所…博麗神社
木葉「よしっ」
霊夢「どうだったの?」
木葉「探してみるそうだ」
リール「よかった…」
木葉「でも光輝は君たちのこと知らないから成功するかは分からないよ」
リール「そうですか…」
アンナ「見つかるといいね」
リール「はい!」
〜物語メモ〜
リールとアンナ
2人はまだ学生ではあるが、魔法が使える。
歳は17で霊葉と同じ。