場所…紅魔館
アリス「さ、ここよ」
スカーレット「お、大きい…」
アリスとスカーレットは紅魔館に来ていた。
アリス「ここに私の友人がいるの。魔法に詳しいからあなたと話が合うかもしれないわ。行ってみましょ」
スカーレット「え、えぇ」
スタスタスタ
アリスとスカーレットは門前まで歩いた。
美鈴「そこの人。止まってください」
門前には美鈴が立っていた。
アリス「あら珍しい。今日は起きてるのね」
スカーレット (珍しい?)
美鈴「何か御用でしょうか」
アリス「パチュリーのお客よ」
美鈴「そうでしたか。それは失礼しました。中へどうぞ」
アリス「ごめんなさいね」
スタスタスタ
アリスとスカーレットは紅魔館に入っていった。
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場所…紅魔館 (図書館)
パチェ「…誰か来たわね」
ギィッ…
図書館の扉が開いた。
アリス「さ、こっちよ」
スタスタスタ
アリスとスカーレットはその部屋へ入った。
アリス「パチュリー。いるんでしょ」
パチェ「…ここにいるわよ」
スカーレット「!」
スカーレットが声のした方を見るとそこには不思議な雰囲気を放った女性が椅子に座っていた。
アリス「ここにいたのね」
パチェ「どうしたの。今日は何も用事が…あら」
パチェは初めてスカーレットの存在に気づいた。
パチェ「初めて見る顔ね」
アリス「この人はスカーレット。幻想入りしたみたいなのよ」
パチェ (スカーレット?)
アリス「魔法が使えるみたいだからあなたと話が合うと思って連れてきたのよ」
パチェ「…そう。分かったわ。そこに座って。色々と話が聞きたいわ」
アリス「分かったわ」
スタスタスタ
3人は近くの椅子に座った。
パチェ「じゃあまずはあなたの名前から聞こうかしら」
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場所…博麗神社
光輝「う〜ん…」
木葉「どう?光輝」
光輝「…すみません光さん。初対面の方ですので…」
木葉「やっぱり難しいかな」
光輝「はい…力不足ですみません」
木葉「いやいいよ!いいよ!無理させてすまんな」
光輝「いえ…できれば見つけてあげたいんですが…」
木葉「う〜ん…」
霊夢「ねぇあなた」
リール「は、はい」
霊夢「あと一人もあなたと同じ魔法使いなの?」
リール「そうですね。私とアンナとスカーレットは同じ学校の生徒ですね」
霊夢「ならやっぱり魔理沙かパチュリーのところね」
木葉「俺見て来ようか?」
霊夢「え?」
木葉「だって1人だけ見つからないって可哀想じゃん」
霊夢「そうだけど…」
レミリア「いいわよ。私が行くわ」
木葉「え?」
レミリア「そもそもあなたが行っても美鈴が通さないと思うわ。だから私が行くわ」
木葉「そっか。じゃあお願いしようかな」
レミリア「任せなさい」
木葉「じゃあお二人さんはお茶でもする?」
リール「え?いいんですか?」
木葉「大丈夫だよ。光輝もね」
光輝「あ、ではお言葉に甘えて」
木葉「じゃあちょっとお茶出してくるわ」
霊夢「お願いね」
霊葉「じゃあ私お菓子出すね」
木葉「あぁお願い」
スタスタスタ
2人はそれぞれその場をあとにした。
妹紅「じゃあ私は帰るわ。あとはそっちでやってくれ」
霊夢「分かったわ」
スタスタスタ
妹紅はその場をあとにした。
レミリア「じゃあ私も戻って見て来るわ」
霊夢「お願いね」
レミリア「じゃあフラン。帰るわよ」
フラン「え〜…帰りたくな〜い」
レミリア「ワガママ言わないの。ほら、帰るわよ」
フラン「ぶ〜…」
ヒュッ!
レミリアとフランは紅魔館に戻った。
霊夢「…ふぅ、やっと帰ったわね」
リール「あの…」
霊夢「なに?」
リール「スカーレットは…見つかるんでしょうか…」
霊夢「…大丈夫よ。嫌だけど信用できるわ」
リール「そ、そうですか」
霊夢「さ、入って。お茶にしましょ」
リール「はい」
スタスタスタ
リールとアンナ、光輝は博麗神社に入った。
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場所…紅魔館 (図書館)
パチェ「スカーレット…レミィと同じ名前なのね」
スカーレット「レミィ?」
パチェ「私の友人よ。この館の主でもあるわ」
スカーレット「へぇ、そうなのね」
アリス「この館の主はレミリア・スカーレットって名前なの。だからあなたの名前と同じってわけ」
スカーレット「レミリア・スカーレット…確かに私のスカーレットと同じ名前」
パチェ「まぁその事は驚いたけどそれよりも驚いたのはあなたが魔法を使うことができるってところよ」
スカーレット「え、この世界では魔法は使わないの?」
パチェ「一部の人たちは使うわ。私やアリスとか魔理沙とかも」
スカーレット「そうなのね…私の世界では魔法を使うのは当たり前なのに…やっぱりここは別の世界なのね」
パチェ「…どういう経緯でここに来たのかは知らないけどあなたの使う魔法には少し興味があるわ」
スカーレット「私の魔法?」
パチェ「そう。別世界の人が使う魔法は私の知ってる魔法ではないからね。見ておきたいのよ」
スカーレット「う〜ん…でもこの場所じゃ…」
レミリア「だったら博麗神社に行ってみるといいわ」
スカーレット「!!」
パチェ「…おかえり。レミィ」
レミリア「ただいま。パチェ」
スカーレットが声のした方を見るとそこにはレミリアが立っていた。
スカーレット (この人が…スカーレット…)
レミリア「…あなた、初めて見る顔ね」
スカーレット「…そうね」
レミリア「一応名前を聞いてもいいかしら」
スカーレット「スカーレットよ」
レミリア「…ならあなたで間違いなさそうね」
スカーレット「?」
レミリア「さっきあなたの友人があなたを探してたのよ。あなたもあの子たちも魔法を使うみたいだからパチェの所にでもいるんじゃないかって思ってここに来たのよ」
スカーレット「あの子たちって…」
レミリア「…あなたの知り合いが博麗神社にいるの。今からそこまで案内するからついて来なさい」
スカーレット「リールとアンナが…?」
パチェ「…行った方がいいわね」
アリス「そうね。私もついて行こうかしら」
レミリア「さ、話は済んだようだし行くわよ」
スカーレット「え、えぇ…」
レミリアたちは博麗神社に向かった。
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場所…博麗神社
リール「え、木葉さんも魔法を使うんですか?」
木葉「あ、俺じゃなくて俺の仲間がね」
リールたちは各々自分のことを紹介していた。
リール「その人はどのような魔法を使うんですか?」
木葉「う〜ん…君たちみたいな属性魔法ではないんだ。例えば自分を強化するみたいな感じ」
リール「へぇ!」
アンナ「この世界の人は魔法を使うことってできますか?」
霊夢「魔法を使うのは一部のやつだけよ。私たちは使えないわ」
アンナ「あ、そうなんですね」
光輝「リールさんとアンナさんはどのような属性魔法を使うんですか?」
リール「私は光属性魔法です」
アンナ「私は水属性魔法です」
リール「ちなみにスカーレットは雷属性魔法です」
光輝「属性はいくつあるんですか?」
リール「9つです。火、水、氷、風、雷、土、光、闇、無属性です」
光輝「あ、で、その中でリールさんとアンナさんは水と光なんですね」
リール「そうです」
木葉「結構興味深い話だね」
霊夢「えぇ。木葉とはまた違う世界から来た人なんて興味しかないわ」
リール「え、そうなんですか?」
霊夢「えぇ。そもそもこの世界に入ることって稀なのよ」
アンナ「え、そうなんですね…」
霊夢「だから木葉たちもイレギュラーなのよ」
リール「あ、そう言えば妹紅さんが『この世界には忘れられたものが流れ着く』って言ってたんですが私は誰かから忘れ去られたのでしょうか」
霊夢「そうね。確かにこの世界は外の世界で忘れられた物や人が流れ着くわ。でも木葉たちは忘れられてないにも関わらずこの場にいるの。だからイレギュラーなのよ」
リール「それって私たちもですか?」
霊夢「それはあなたたちの世界の人に聞かないと分からないわ。もし忘れられてるなら『知らない』と言われるだろうし」
リール「そ、そうですか…」
木葉「いやでも俺たちは忘れられてないから、もしかしたら二人の世界の人も忘れてないよ!」
リール「そ、そうですか…そうだといいですね」
みんなで話しているとレミリアたちが到着した。
レミリア「あらあら…私がわざわざ見に行ってるのにあなたたちは呑気にお茶してたのかしら?」
霊夢「あ、レミリア」
木葉「ん?その子は?」
レミリア「見つけたわよ。あなたたちの友人」
リール「スカーレット!」
アンナ「スカーレット!」
スカーレット「リール!アンナ!」
タッタッタッ!ギュッ!
3人はようやく再開した。
リール「よかった…見つかってよかった…」
アンナ「ほんと…怪我してなくてよかった…」
スカーレット「私は大丈夫。それよりも2人は大丈夫なの?」
リール「大丈夫ですよ」
アンナ「私も!」
スカーレット「…そう。それはよかった…」
スタスタスタ
木葉たちも外に出た。
木葉「…良かったな。霊夢」
霊夢「そうね。離ればなれは辛いからね」
木葉「…うん」
レミリア「ちょっと木葉」
木葉「ん?」
レミリア「私が見つけたんだからお礼のひとつくらい言いなさいよ」
木葉「あ、そうだな。ありがとうレミリア。助かったよ」
レミリア「…分かればいいのよ」
そう言ってレミリアはそっぽ向いた。
木葉「さて、あとは元の世界に送り返すだけなんだけど」
霊夢「難しいわね。木葉なら元の世界が分かるけどあの子たちは自分の世界がどこにあるのかが把握できてなそうだし」
木葉「…少し難航しそうだな」
霊夢「…えぇ」
〜物語メモ〜
は、今回は新しい情報がないので次回ですね。