第1巡 1回戦 双子座 ジェミニ VS 天秤座 ライブラ
「さてこれにて十二天星の方々の第1巡が終了しました!続いては十二星座の方々の第1巡が始まります!そして!栄えある第1試合目はー!」
シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…
第三星座 双子座 ジェミニが姿を現した。
「第三星座 双子座 ジェミニ様ー!」
シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…
第七星座 天秤座 ライブラが姿を現した。
「そして対するは第七星座 天秤座 ライブラ様ー!」
観客たち「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」
光「ライブラ…頑張れ」
双葉「ジェミニー!勝てよー!」
「星座同士の戦いは我々では滅多にお目にかかれません!しかし!防御結界は最上級のものを使っておりますので手加減なく戦ってください!では、試合開始です!!」
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ライブラ「…さて、始めましょうかジェミニ」
シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…ポンッ!
ジェミニがジェミとジェニに分かれた。
ライブラ「…何のつもりですかジェミニ」
ジェミ「最初から全力なわけないでしょ?」
ジェニ「最初はこれで力比べです」
ライブラ「…私が誰か忘れましたか」
ジェミ「忘れるわけないじゃん?」
ジェニ「あなたを落とすにはまず力を見ないと」
ライブラ「…随分下に見られたものですね。この私が手加減される立場にあるとはね」
ジェミ「…」
ジェニ「…」
ライブラ「…いいでしょう。では、本気でいきましょうか。あなたがすぐに合体したくなるように」
ジェミ「私たちだって」
ジェニ「負けません!」
スッ!
ライブラはジェミに掌を向けた。
ライブラ「 "圧" 」
ドシン!!
するとジェミは突然地面に叩きつけられた。
ジェミ「!?」
ジェニ「ジェミ!」
スッ…
ライブラはジェニを指さした。
ライブラ「 "圧" 」
クイッ
そして指を上に向けた。
ジェミ「あっ…がっ…」
ジェニ「ジェミ!」
グゥン!
するとジェニは天井まで引き上げられた。
ジェミ「ジェニ…」
ジェニ「へっ…何…これ…」
ドンッ!グググッ…
ジェニは見えない力に押さえつけられていた。
ライブラ「…」
ライブラは本気でジェミとジェニを倒そうとしていた。
ライブラ「知ってますよジェミ、ジェニ」
ジェミ「!」
ジェニ「!」
ライブラ「あなたの力は2人が近ければ近いほど強くなる。だから1個体となったジェミニはほぼ最強レベルになる。でもこうして距離を離せば何も問題は無い。2人は距離に敏感だから少しでも離れるとすぐに力が落ちる。私の片手で抑えられるくらいにね」
ジェミ「こ…のっ…」
ジェニ「くっ…うっ…」
ライブラ「さて、どうしましょうか。2人のうちどちらかを解放しないと私は技を使えません」
ジェミ「へっ…使わなきゃいいじゃねぇか」
ライブラ「それだとあなたを倒せませんよジェミ」
ジェミ「くっ…」
ライブラ「決めました。あなたを解放しましょう」
ジェミ「!」
ライブラ「厄介なのはジェニの分離と消滅の力です。あなたの融合と変換の力はまるで怖くない」
ジェミ「くっ!」
ライブラ「さて、ではどうぞ」
スッ…
ライブラはジェミを解放した。
ビュン!
ジェミはすぐにジェニに向かって飛んだ。
ジェミ「これで!」
ライブラ「あー…あれはダメね」
ビュン!ドゴォン!
すると突然ジェミが地面に叩きつけられた。
ジェミ「かはっ…」
ジェニ「ジェミ!!」
ライブラ「ダメですよ。私はジェニを言霊の力で圧縮しています。当然邪魔されないよう結界も展開済みです。そんな状態で触れようとすれば弾かれますよ」
ジェミ「このっ…ライブラ…」
ジェニ「ジェミ…」
ザッザッザッ…
ライブラはジェミに近づいた。
ライブラ「あともうひとつ。ジェニの持つ分離と消滅の能力ですけど、あれは魔力の消費が大きすぎてそんなに多く使えないでしょ?」
ジェミ「!」
ジェニ「!」
ライブラ「特に消滅の能力。あれは1度しか使えないでしょ?だから今も消滅の能力を使えていない。使えばその後の戦闘が不利になるだけですから」
ジェミ「黙れ!!」
ドォン!
ジェミは気弾を放った。
ヒュッ!
ライブラはそれを余裕で避けた。
ライブラ「最初に分かれたのが悪かったですね。あのまま合体した状態で戦えばよかったのに」
ジェミ「くっ…」
ジェニ「っ…」
ライブラ「それにこう見えても私って物理攻撃もできるんですよ」
ジェミ「!?」
ジェニ「!?」
ググッ…
ライブラは拳を握った。
ライブラ「今のあなたなら片手だけで十分ですよ」
ジェミ (どうする…このままだと負ける…せめてジェニとくっつくことができれば…)
ジェニ (ジェミ…)
ライブラ「では、いきますよ」
ビュン!
ライブラはジェミに拳を振るった。
ドゴォン!
するとライブラの拳がジェミのお腹に当たって地面が陥没した。
ジェミ「かはっ…」
ジェニ「ジェミ!!」
ライブラ「…」
パラパラ…パラパラ…
小さな瓦礫が周囲に落ちた。
ジェミ「がっ…はっ…」
ジェミはあまりの攻撃に動けないでいた。
ジェニ「ジェミ!!」
ライブラ「あなたたちの力は2つが1つになって初めて1人前になるはずです。それなのにこの私を相手に2人に分かれるなんて…なんの手加減ですか?ジェミニ」
ジェミ「っ…」
ライブラ「そんなに早くやられたいならお望み通りにしてあげますよ」
ググッ!
ライブラは拳を握った。
ジェニ「ジェミー!!」
バリィィィィィィン!!
すると天井から何かが割れたような音が聞こえた。
ライブラ「!」
ライブラが上を見ると、そこには落ちてきているジェニがいた。ジェニは消滅の能力でライブラの能力を消し、ジェミを助けようとした。
ジェミ「ジェニ…」
ジェニ「ジェミから離れてください!!」
ズォッ!
ジェニは分離の能力を手に纏ってライブラに突撃した。
ライブラ「くっ…」
ヒュッ!
ライブラはその場から離れた。
ブゥン…
それを見たジェニは分離の能力を解除した。
スタッ!
そしてジェミの目の前に着地した。
ジェニ「ジェミ!起きて!ジェミ!」
ジェミ「ジェ…ニ…」
ジェニ「ジェミ!融合の力を使って!早く!」
ジェミ「融…合…」
ジェニ「そう!早く!」
ライブラ「そうはさせません!」
ビュン!
ライブラはジェニに接近した。
ジェミ「融合…」
シュゥゥゥゥゥゥゥ!!
するとジェミとジェニが白い光に包まれた。
ライブラ「くっ…」
ヒュッ…スタッ!
ライブラは距離を取った。
ジェミニ「…」
シュゥゥゥゥゥゥゥ…
白い光が消えると、中からジェミニが現れた。
ライブラ「ジェミニ…」
ジェミニ「…確かに。あなた相手に分離したのは失敗でしたね」
ズォッ…
ジェミニは自分の手に能力を纏わせた。
ジェミニ「ここからは本気でいきましょうか。ライブラ」
ライブラ「…そうですね。少々お遊びが過ぎましたよ」
ビュン!
2人は一気に接近した。
ブゥン!
ライブラとジェミニは右手に魔力を集中させた。
ライブラ「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
ジェミニ「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
ドゴォン!!バリバリバリバリバリバリ!!
2人の力が衝突すると、周囲に風が巻き起こった。
光「うわっ…なんつぅ力のぶつかり合いだ…」
霊夢「っ…」
ビュン!
ジェミニは距離を取った。
ジェミニ「はぁぁっ!!」
ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!
ジェミニは気弾を放った。
ドカン!ドカン!ドカン!ドカン!ドカン!
ライブラはその気弾を避けていく。
ライブラ「そこっ!」
ビュン!
ライブラも負けじと気弾を放つ。
ジェミニ「はぁっ!」
ビュン!ドゴォン!
2人の気弾がぶつかった。
ライブラ「 "圧" 」
ブゥン…ドシィン!!
ジェミニが地面に叩きつけられた。
ジェミニ「かはっ!」
ライブラ「やぁっ!!」
ドゴォン!
ライブラはジェミニを拳で攻撃した。
ジェミニ「ぐぁっ!」
ライブラ「まだまだぁ!!」
ジェミニ「はぁぁぁぁっ!!」
バゴォン!!
ジェミニは咄嗟に気弾を生成して爆発させた。
ズサァァァァァァッ!!
ライブラは大きく吹き飛ばされた。
ライブラ「くっ…」
ジリッ…
ジェミニはゆっくり立ち上がった。
ジェミニ「はぁ…はぁ…」
ライブラ「やりますね。ジェミニ」
ジェミニ「あなたこそ」
ブゥン…ブゥン…
ライブラとジェミニは拳に魔力を集中させた。
ビュン!
そして2人は一気に距離を詰めた。
ライブラ「はぁぁぁぁぁぁっ!!」
ジェミニ「はぁぁぁぁぁぁっ!!」
バゴォォォォォォォォン!!
また2人の拳が衝突した。
ズサァァァァァァッ!!
ライブラとジェミニは2人とも壁際まで吹き飛ばされた。
ライブラ「くっ…」
ライブラは右手を負傷した。
ジェミニ「ふふっ…」
ビュン!
ジェミニはライブラの真横まで移動した。
ライブラ「!?」
ジェミニ「やぁっ!」
ドゴォン!
ライブラはジェミニの出現に反応できなかった。そしてジェミニは負傷しているライブラの右手にわざと攻撃した。
ライブラ「ぐぁっ!」
ドゴォン!ドゴォン!ズサァァァァァァッ!!
ライブラは何回か壁に激突したが、何とか持ちこたえた。
ライブラ「くっ…右手の損傷が大きい…」
ジェミニ「ライブラ。あなた、右手が使えなさそうですね?」
ライブラ「!?」
ジェミニ「分かりますよ。あなた、体が右に傾いてますよ」
ライブラ「!!」
ジェミニ「あなたは天秤座らしく体がいつも水平に保たれてます。でも体のどこかが欠損していると、そちらの方へ体が傾く。これは敵に知られるとマズイ情報ですよね」
ライブラ「あなた…それをどこで…」
ジェミニ「さぁ?一緒に生まれた時に知ったのかもしれませんね」
ライブラ「くっ…」
ブゥン…ドンドンドンドンドン!!
ライブラはジェミニに気弾を放った。
ジェミニ「ははっ」
ズォォォォォォォォォッ…
ライブラの気弾がジェミニの目の前で消滅した。
ライブラ「!?」
ジェミニ「私の能力には消滅がある。あなたなら知ってるでしょう?あらゆるものを消し去る能力」
ライブラ「はぁ…厄介な能力ですね」
ジェミニ「あなたの言霊と低下の能力も十分に厄介ですよ」
ライブラ「そうですか?」
ジェミニ「えぇ。そうですよ」
ヒュォォォォォォォォォォ…
ライブラとジェミニの周囲が異様な気配に包まれた。
光「これがライブラたちの力なのか」
霊夢「ねぇ木葉」
光「?」
霊夢「この人たち…何か変よ…」
光「え?」
ビュン!
2人は一気に距離を詰めた。
ライブラ「はぁっ!」
ジェミニ「はぁっ!」
ドゴォン!
2人の拳がぶつかり合った。
双葉「ジェミニ…拳では戦えないだろ…」
ジェミニ「っ…」
ライブラ「
ブゥゥゥゥゥゥゥン!!
ジェミニはライブラの低下の能力を受けた。
ジェミニ「くっ…」
ライブラ「そこっ!」
ドゴォン!
ライブラはジェミニの隙をついて攻撃した。
ジェミニ「かはっ…」
ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥ…ドゴォン!
ジェミニは壁に激突した。
ライブラ「やぁっ!」
ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!
ライブラは気弾を放った。
ドゴォン!ドゴォン!ドゴォン!ドゴォン!ドゴォン!
ライブラの気弾はジェミニに直撃した。
ズサァァァァァァッ!!
ジェミニは大きく吹き飛ばされた。
ライブラ「…」
ジリッ…スタスタスタ…
ライブラはジェミニに近づいた。
ジェミニ「っ…」
ジェミニは何とか立ち上がろうとした。
ライブラ「 "圧" 」
ブゥン…ドシィン!!
ジェミニは地面に叩きつけられた。
ジェミニ「がっ…はっ…」
ジェミニは身動きが取れなかった。
ライブラ「さて、そろそろ終わりにしましょうか。ジェミニ」
ジェミニ「っ…」
ライブラ「あなたはよく頑張りましたよ。最初に手加減してくれたおかげで私は勝つことができます」
ジェミニ「あ…なたには…絶対…負け…ない…」
ライブラ「…見苦しいですよジェミニ。潔く負けを認めたらどうですか」
ジェミニ「私…は…負けない…あなたをここで…倒す…」
ブゥゥゥゥゥゥゥン!!
するとジェミニは黒い球体を生成した。
ライブラ「!?」
ジェミニ「くっ…」
バリィィィィィィン!!
するとライブラの言霊の力が消滅した。
ライブラ「しまっ…消滅の…」
ジェミニ「遅い!!」
ドンッ!
ジェミニはライブラのお腹辺りに手を当てた。
ジェミニ「これで!!」
ブゥゥゥゥゥゥゥン!!
そしてジェミニはその黒い球体を急速に大きくした。
ライブラ「しまっ…」
シュゥゥゥゥゥゥゥ…
ジェミニの黒い球体はすぐに消えてしまった。
ライブラ「っ…?」
ライブラは何事もなさそうだった。
ライブラ「今のは一体…」
ジェミニ「…」
ジェミニは全く動いていなかった。
ライブラ「ジェミニ…」
ジェミニ「…」
双葉「くっ…魔力切れか…」
双葉の傘下「えっ…魔力切れ…ですか…」
双葉「あぁ。ジェミニの消滅の能力は魔力の消費が大きすぎる。それは完全体となったジェミニでも同じ。回数も少ない」
双葉の傘下「じゃあ…」
双葉「ジェミニが動けないでいるのは魔力の回復を図っているんだろうな」
双葉の傘下「じゃあ回復すれば!」
双葉「だが、回復するまで待ってくれるほど、敵は甘くないと思う」
ジェミニ「…」
ライブラ「…ジェミニ。あなたはいつからそうなったのですか。常に自分を律していたあなたが魔力切れなど…恥ずかしいとは思わないのですか」
ジェミニ「…」
ライブラ「…幻滅ですよ。同じ父母の元に生まれた星座ですが、ここまで違うとは」
ブゥン…
ライブラは気弾を生成した。
ライブラ「あなたはもう少し自分を見るべきです。自分の状態を知らずしてどうするのですか」
ググッ…
ライブラは気弾を手に纏わせた。
ライブラ「少しは頭を冷やしてください」
ビュン!バゴォン!!
ライブラはジェミニに気弾をぶつけた。
ズサァァァァァァッ!!ドンッ!
ジェミニは壁まで吹き飛ばされた。
ジェミニ「…」
ライブラ「…それでも起きませんか。ジェミニ」
ジェミニ「…」
ライブラ「全く…私への手加減といい、自分の魔力切れといい。あなたは本当にそれでいいのですか。このままだとあなたは私に負け、ここで戦いは終了しますよ」
ジェミニ「…」
ライブラ「…それでもいいなら受けなさい。それが嫌なら抵抗してみてください。この私を負かしてみせなさい!」
ブゥゥゥゥゥゥゥン!!
ライブラは左手に魔力を集中させた。
ライブラ「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
ジェミニ「…やはりあなたの魔力は相当なものですね」
ライブラ「!」
ジェミニ「分離!」
パッ!
ジェミニはジェミとジェニに分裂した。
ビュン!
ライブラの拳はジェミニに当たらなかった。
ライブラ「なっ…」
ジェミ「融合!」
パッ!
ジェミとジェニは融合してジェミニとなった。
ライブラ「しまっ…」
ジェミニ「はぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
ブゥゥゥゥゥゥゥン!!
ジェミニは気弾を生成した。
ドゴォン!
ジェミニの気弾がライブラに当たった。
ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥ…ドゴォン!
ライブラは壁まで吹き飛ばされた。
ジェミニ「っ…」
シュゥゥゥゥゥゥゥ…
ジェミニは渾身の魔力で気弾を作り、ライブラに攻撃した。
パラパラ…パラパラ…
ライブラはぐったりしていた。
ジェミニ「…確かあなたは私の変換の力は怖くないと…そう言ってましたね。でも、私のこの力は何でも変換させられる。あなたの力をそのまま私の魔力に変換させることなんて容易いことです。そしてやっとあなたを寝かせることができました。ここまで長い時間を要しましたよ」
ライブラ「…」
ジェミニ「では、これが最後の消滅の力です。あなたはこの力でここから退場してください」
ブゥゥゥゥゥゥゥン!!
ジェミニは右手に消滅の能力を集中させた。
ライブラ「ジェ…ミニ…」
ジェミニ「…」
ライブラ「…流石ですね」
ジェミニ「…当然です。私はこれでも最強の一角。あなたに遅れはとりませんよ」
ライブラ「…私がここまでやられるなんて初めてです。あなた…本当に強くなりましたね」
ジェミニ「…」
ライブラ「さぞご主人と上手くやれているのですね」
ジェミニ「…あなたもそうでしょう?」
ライブラ「…えぇ。私も…そうかもしれませんね」
ジェミニ「…」
ライブラ「でも…そんな私でさえ…あなたにここまで追い詰められた。これは誇っていい事ですよ」
ジェミニ「えぇ。あなたを落とすなんてそうそうできないですから」
ライブラ「…すみません光。今回は私の負けでした。あなたは勝ち進んでください」
ジェミニ「…最後の言葉にしては弱いですね」
ライブラ「…えぇ。早くしてください」
ジェミニ「…お望み通りに」
ブゥゥゥゥゥゥゥン!!
ジェミニの消滅の力がどんどん増大していった。
ジェミニ「さようならライブラ。
ライブラ「…えぇ。お願いします」
バゴォォォォォォォォン!!
ジェミニはライブラに消滅の力をぶつけた。
光「ライブラーーーー!!!!」
シュゥゥゥゥゥゥゥ…
辺りに煙が立ちこめる。
ジェミニ「…」
ライブラ「…」
ライブラは力なくその場に倒れていた。
ジェミニ「…あなたは少し休みなさい。この世界のことであなたは体を使いすぎです。それが敗北という結果に繋がった。…元の力を持っていたら私はこの場に立ってなかったでしょう。…先に行かせてもらいますね。ライブラ」
「なんとなんとなんとぉぉぉぉ!!ライブラ様がダウン!!第三星座 双子座 ジェミニ様 VS 第七星座 天秤座 ライブラ様の試合はジェミニ様の勝利となりましたーー!!!!」
観客「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
光「…ライブラ…よく頑張ったな」
霊夢「木葉…」
霊葉「お父さん…」
双葉「っしゃあ!!やったぜジェミニ!!俺たちの勝ちだー!!」
ジェミニ「っ…」
スタスタスタ
ジェミニは舞台から退場した。
光「くっ…」
ヒュッ!スタッ!タッタッタッタッタッ!
光は観客席から降りてライブラのところに行った。
光「ライブラ!ライブラ!」
ライブラ「あぁ…光ですか…」
光「あぁ、俺だ」
ライブラ「…すみません光。私は油断してしまいました」
光「なんの事だ…」
ライブラ「私は2人に分裂したジェミニを見て勝ちを確信しました。…ですが、それが足元をすくい、敗北となってしまいました」
光「…いや、ライブラは十分に戦った。ジェミニは星座の中でもトップクラスに強いんだろ?そんな奴を相手にしたなら十分だ」
ライブラ「…私とジェミニの力はほぼ同じです」
光「!」
ライブラ「でもここでは彼女が立ち、私は敗れました。…これで彼女の方が上となりました」
光「…」
ライブラ「…まぁ、今は少し休むとしましょう。力を使いすぎました」
光「…あとで三柱の太陽と月に回復を頼んでやるからな」
ライブラ「…はい…お願いします…」
シュゥゥゥゥゥゥゥ…
ライブラはその場から消えてしまった。
光「よくやった。流石は第七星座 天秤座…俺の星座だ」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第1巡 1回戦
第三星座 双子座 ジェミニ
VS
第七星座 天秤座 ライブラ
勝者
第三星座 双子座 ジェミニ
〜物語メモ〜
ジェミニとライブラの出生
ジェミニとライブラは三柱 二刻神 太陽 サン・ソレイユと月 ルナ・ムーンが持つ力から生まれた。ジェミニとライブラは親である二刻神2人の力を引き継いでいるため、星座の中ではトップクラスに強い。十二星座の強さは親の力の強さで決まる。