木葉の幻想郷日記   作:バスタオル

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第1巡 2回戦 獅子座 レオ VS 魚座 ピスケス

「さぁ続きまして第2回戦!星座の太陽とも呼ばれている熱を操る第五星座 レオ様ー!」

 

観客たち「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 

「対するは水の中なら右に出る者はない!水こそが最大の武器!第十二星座 ピスケス様ー!」

 

観客たち「おぉぉぉぉぉぉぉおぉぉ!!」

 

レオ「ふむ。久方ぶりだな。お前と戦うのは」

 

ピスケス「…そうですね」

 

レオ「俺とお前では相性が悪い。ここは勝たせてもらうぞ」

 

ピスケス「…相性を負けの理由にしたくありません。私は全力であなたと対峙します」

 

レオ「…できるならやってみな」

 

ピスケス「っ…」

 

「それでは!試合開始です!!」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

レオ「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

ゴォォォォォォォォォ!!

レオは解放の能力で力を増大させた。

 

レオ「いくぞピスケス!!」

 

ピスケス「っ…」

 

スッ…

ピスケスは戦闘態勢に入った。

 

ビュン!

レオはピスケスに向かって一直線に走った。

 

レオ「どりゃあ!!」

 

ドゴォォォォン!!

レオの拳はピスケスを掠めて地面に当たった。そしてその衝撃で地面が陥没した。

 

レオ「へっ…速さに関しては負けるが、この舞台を覆うくらいの力ならどうにでもなるな」

 

ピスケス「っ…」

 

レオ「おらいくぞぉ!!」

 

ビュン!

レオはピスケスとの距離を詰めた。

 

ピスケス「くっ…」

 

スッ!

ピスケスはレオの攻撃に備えた。

 

レオ「っしゃおらぁ!!」

 

ドゴォン!

レオの攻撃はピスケスの腕に当たった。

 

ピスケス「っ!?」

 

レオ「まだまだぁ!!」

 

ドゴン!ドゴン!ドゴン!ドゴン!ドゴン!

レオは何度もピスケスを攻撃した。

 

ピスケス「くっ…うっ…」

 

ピスケスは守りに集中するしかなかった。

 

レオ「どうしたどうしたぁ!攻撃しねぇと終わらねぇぞ!!」

 

ドゴォン!

レオはピスケスを大きく吹き飛ばした。

 

ズサァァァァァァァァァ!!

ピスケスは何とか持ちこたえた。

 

ピスケス「くっ…」

 

ピスケスは腕を負傷した。

 

倉本「ピスケス…」

 

レオ「戦わねぇと負けるぞピスケス。主に幻滅されたくないだろ?」

 

ピスケス「…ここで結衣の話をするのはやめてレオ」

 

レオ「…なら本気を出せ。お前ならそれができるだろ」

 

ピスケス「…」

 

レオ「…お前、さっきのジェミニとライブラの試合を見てただろ」

 

ピスケス「!」

 

レオ「…あの2人は強い。二刻神から生まれた星座だからな。俺はあの2人の試合を見て戦いたくなった。ジェミニを負かしてやりたいと思った。お前はどうだ?」

 

ピスケス「…私はそうは思わない」

 

レオ「ほぅ。ならここで負けてもいいってことだな?」

 

ピスケス「…違う」

 

レオ「なら…」

 

ピスケス「私は別にジェミニを負かしてやりたいとは思わない。今はレオ。あなたを負かしてやりたいって思ってる」

 

レオ「!」

 

ギロッ!

ピスケスはレオを睨んだ。

 

レオ「カーッハッハッハッハッハッ!!ならやってみろ!俺を打ち負かしてみろ!!」

 

ゴォォォォォォォォォ!!

レオはさらに力を解放した。

 

ピスケス (結衣…見てて。私、本気で彼を打ち負かしてみせるから…)

 

結衣「…ピスケス」

 

レオ「いくぞピスケス!」

 

ビュン!

レオが動こうとした時、すでにレオの目の前にピスケスが接近していた。

 

レオ「なっ!?」

 

ドゴォン!!ズサァァァァァァ!!

ピスケスは得意の蹴り技でレオを吹き飛ばした。

 

レオ「ぐぁっ…痛てぇ…」

 

レオは咄嗟にガードできたが、ガードに使った腕が大きなダメージを受けた。

 

トッ…トッ…トッ…トッ…トッ…

ピスケスは小さくジャンプしていた。

 

ピスケス「私だって負けないよ。さっきも言ったけど、相性を負けの理由にしたくないの。私は私なりに全力で戦うの」

 

レオ「へっ…」

 

ピスケス「いくよレオ。ここからは休み無しで攻撃するから」

 

ビュン!

ピスケスは自慢のスピードを活かしてレオの背後に回った。

 

ピスケス「はぁっ!!」

 

ドゴォォォォォォォン!!

ピスケスはレオの背中を蹴った。

 

レオ「うぉっ!!」

 

ズサァァァァァァァァァ!!

レオは何とか持ちこたえた。

 

レオ「へっ…じゃあこっちもやるぜ!」

 

ビュン!

ピスケスはレオの背後に回った。

 

レオ「そこかぁ!」

 

バッ!

レオは咄嗟に後ろを振り返った。

 

レオ「なっ…」

 

だがピスケスの姿はなかった。

 

ドゴォン!

すると背中から衝撃を受けた。

 

レオ「何っ!?」

 

ピスケス「あなたは動きが遅いの。私にすればね」

 

レオ「くそっ!」

 

ビュン!

ピスケスはまたレオの背後に回った。

 

レオ「俺の背後ばかりとりやがって…ふざけんなぁぁぁぁ!!」

 

ゴォォォォォォォォォ!!

レオは周囲に熱を拡散させた。

 

ピスケス「うぐっ…熱っ!!」

 

ビュン!スタッ!

ピスケスはすぐにその場から離れた。

 

レオ「はぁ…はぁ…そういえばお前…熱に弱かったな」

 

ピスケス「!」

 

レオ「熱に曝されればお前は弱くなる。忘れてたぜ」

 

ピスケス「っ…」

 

レオ「行くぜピスケス!!」

 

ブゥゥゥゥゥゥゥン!!

レオの拳が熱を帯びた。

 

レオ「おらぁっ!!」

 

ビュン!

レオはピスケスに近づいた。

 

ピスケス「くっ…」

 

ヒュッ!

ピスケスはその場から離れた。

 

レオ「へっ!見えてたらこっちのもんだぜ!」

 

ググッ!

レオは手に力を込めた。

 

グググッ…フワッ…

するとピスケスの体が浮いた。

 

ピスケス「えっ!?」

 

レオ「よっしゃ!」

 

グイッ!

レオはピスケスを自分の方へ引き寄せた。

 

ピスケス「なっ!しまっ…」

 

レオ「どりゃあ!!」

 

ドゴォン!

レオの拳がピスケスのお腹あたりを捉えた。

 

ピスケス「ごふっ!」

 

ヒュゥゥゥゥゥゥ…ドゴォォォォォォォン!!

ピスケスは壁まで勢いよく吹っ飛ばされた。

 

レオ「へっへっへっ…俺には引力がある。速くても捉えることができればそれで俺の勝ちだ」

 

パラパラ…パラパラ…

ピスケスはゆっくりと起き上がった。

 

ピスケス「っ…」

 

ピスケスは大ダメージを受けていた。

 

レオ「どうだピスケス。俺の攻撃は痛てぇだろ?」

 

ピスケス「…私の足技の方が強いよ」

 

レオ「そう言ってられるのも今のうちだぜ?」

 

ググッ!

レオは手に力を込めた。

 

フワッ…

ピスケスの体が宙に浮いた。

 

ピスケス「!!」

 

レオ「残念だピスケス。お前に勝ち目はない」

 

グイッ!

レオはピスケスを自分の方へ引き寄せた。

 

ブゥゥゥゥゥゥゥン!!

レオの拳が熱を帯びた。

 

ピスケス「くっ!」

 

ピスケスは何とかして抜け出そうとしたが、全く身動きが取れなかった。

 

レオ「っしゃあ!もう一発!!」

 

ドゴォォォォォォォン!!

レオはピスケスに攻撃した。

 

ピスケス「ぐぁっ!!!」

 

ヒュゥゥゥゥゥゥ…ドゴォォォォォォォン!!

ピスケスはまた壁まで吹っ飛ばされた。

 

レオ「さて、これで2発目だ。あと何発耐えられる?」

 

ピスケス「ゲホッ…ゲホッ…ゲホッ…」

 

ピスケスにとってレオは相性が悪かった。レオの熱によってどんどん弱っていき、おまけに攻撃も受けてしまっている。状況としては最悪だった。

 

結衣「ピスケスー!」

 

レオ「…ほら、主が言ってるぞ?起きろよピスケス」

 

ピスケス「っ…」

 

ジリッ…

ピスケスは何とか立ち上がった。

 

ピスケス「っ!」

 

ギロッ

ピスケスはレオを睨んだ。

 

レオ「その目。いつまで続くかな」

 

ゴォォォォォォォォォ!!

レオは解放の能力でさらに強くなった。

 

ピスケス「…」

 

ビュン!

レオはピスケスに接近した。

 

レオ「おらぁ!!」

 

ドゴォン!

レオの拳は地面に当たった。

 

レオ「!?」

 

ピスケス「…」

 

ピスケスにはノーダメージだった。

 

レオ「ふんっ!!」

 

ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!

レオは何度もピスケスを攻撃した。だがピスケスには全く当たらなかった。

 

レオ「くっ…てめぇ」

 

ピスケス「…当たらないよ。そんなんじゃ」

 

レオ「何だt…」

 

ドゴォン!

ピスケスの蹴りがレオのお腹に直撃した。

 

レオ「おごっ!!」

 

ズサァァァァァァ…

レオは意味が分からなかった。

 

レオ「けっ…当たってるように見えたが…」

 

ピスケス「…当たってないよ」

 

レオ「だがお前は全く動いてない。なのに何故俺の攻撃が…」

 

ピスケス「…何年も何百年も一緒にいるのに忘れたの?」

 

レオ「っ…」

 

ピスケス「…蜃気楼。私の能力だよ」

 

レオ「蜃気楼…忘れてたわ…全く当たらんわけだ」

 

ピスケス「…それに」

 

ヒュゥゥゥゥゥゥ…

ピスケスは水色のオーラに包まれた。

 

ピスケス「…全適応。これであなたの熱も効かない。あなたに勝ち目はない」

 

レオ「あぁ…それも忘れてたわ…めんどくせぇ」

 

ピスケス「…いくよ」

 

ビュン!ドゴォン!

ピスケスは一瞬でレオの懐に入って蹴りを入れた。

 

レオ「げぇっ!!」

 

ピスケス「まだまだ」

 

ビュン!ビュン!ビュン!ドゴォン!ビュン!

ピスケスはレオの周りを走りながら時々攻撃した。

 

レオ「ぐぁぁぁ…このやろう!!」

 

ドゴォォォォォォォン!!

レオは地面を攻撃して地面を陥没させた。

 

レオ「これでどうだ!」

 

ドゴォン!

ピスケスには何も効果がなかった。ピスケスはレオの頭に蹴りを入れた。

 

レオ「がっ!!」

 

ドシン!!

レオはバランスを崩して地面に倒れた。

 

ビュン!ビュン!ビュン!

それを見たピスケスは天井まで移動した。

 

ピスケス「くっ!」

 

ビュン!ドゴォォォォォォォン!!

ピスケスは天井からレオ目掛けてかかと落としをした。

 

レオ「がぁぁっ!!!」

 

レオはあまりの痛さに悶絶した。

 

ピスケス「ふんっ!」

 

ドォン!

かかと落としをしたらレオが少しだけ宙に浮いたため、ピスケスは続けてレオに蹴りを入れた。

 

ドゴォォォォォォォン!!

レオはピスケスの蹴りで壁に激突した。

 

ピスケス「…」

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥ…

レオは壁に寄りかかってぐったりしていた。

 

レオ「けっ…やるじゃねぇか…ピスケス」

 

ピスケス「…」

 

レオ「っしょっと」

 

レオは立ち上がった。

 

レオ「へっ…侮れねぇなぁ…お前の能力…」

 

ピスケス「最後まで気を抜かないでください」

 

レオ「そうしようか」

 

ブゥゥゥゥゥゥゥン!!

レオが発する熱が舞台全体を覆った。

 

ピスケス (私の全適応の力を忘れたのかしら)

 

レオ「俺は熱を含むことでさらに力を増幅させることができる」

 

ピスケス「!」

 

レオ「お前に熱が伝わらなくても俺自身が強くなるために使うなら何も問題は無い」

 

ピスケス「っ!」

 

ビュン!ビュン!ビュン!

ピスケスはレオの背後を取った。

 

レオ「ンヌゥ!!」

 

ドゴォン!!

レオは地面を攻撃した。

 

ピスケス「!?」

 

グラッ…

ピスケスは地面が揺れたことで体勢を崩した。

 

レオ「っしゃおらぁ!!」

 

ドゴォン!!

レオはピスケスが背後にいることを把握していたため、後ろを振り向いてピスケスを攻撃した。

 

ピスケス「あがっ!!」

 

ヒュゥゥゥゥゥゥ…ドゴォン!!

ピスケスはレオの攻撃で壁まで吹き飛ばされた。

 

レオ「へっ。こうすればどこから来ても問題無しだわ」

 

ピスケス「かっ…かはっ…」

 

ピスケスは思ってた以上の攻撃が来て身体が動かなかった。

 

ピスケス「なんで…蜃気楼が…」

 

レオ「時間切れ…だろ?」

 

ピスケス「!」

 

レオはピスケスの頭元に立っていた。

 

レオ「確か主の体力で時間が変化するんだよな?」

 

ピスケス「!!」

 

レオ「でも俺たちは主に攻撃していない。さて、どうしてお前の技が時間切れを起こしたんだろうな?」

 

ピスケス「な…なんでって…」

 

レオ「人間って不思議な生き物だよな。特に気温の変化に敏感だわ」

 

ピスケス「!!」

 

レオ「ちょっと気温が上がるとすぐ疲弊する。何でだろうな?」

 

ピスケスは倉本を見た。

 

倉本「はぁ…はぁ…はぁ…」

 

倉本はすごく暑そうだった。倉本はピスケスと契約してから体が変化し、熱に弱くなっていた。

 

ピスケス「あなた…結衣に…」

 

レオ「おっと勘違いするな。俺はお前の主に手は出してない。ただ俺が最適な動きができるよう気温を上げただけだ」

 

ピスケス「!」

 

レオ「この舞台に展開されている結界はキャンサーの結界だ。やつの結界は物凄く硬い。俺の攻撃でも壊れるか分からねぇくらいだ。でも防ぐのは物理的な攻撃や魔法とかだ。直接的な攻撃じゃない気温とかは防ぎようがない」

 

ピスケス「そんな…」

 

レオ「お前の蜃気楼は強い。チートだ。攻撃を受けねぇんだからな。でもそれは主の体力が全快であればの話だ。今はどうだ?俺の熱で体力が減っているだろう?」

 

ピスケス「くっ…」

 

レオ「さぁどうするよピスケス。ここで負けを認めるか?認めるなら攻撃しねぇよ」

 

ピスケス「っ…」

 

ピスケスは負けを認めたくなかった。倉本と勝つと約束した以上こんなところで負けるわけにはいかなかった。

 

ピスケス「…認めない」

 

レオ「あ?」

 

ピスケス「認めない!私は勝つって約束した!!」

 

レオ「…そうか。残念だ」

 

ググッ…ゴォォォォォォォ!

レオの拳が炎を纏った。

 

ピスケス「!!」

 

レオ「お前がそこまで往生際が悪いとは思わなかったぜ」

 

ピスケス (…ごめんね。結衣)

 

レオ「でもお前みたいに勝ちにこだわるのは好きだぜ。俺だって戦うなら勝ちたい。勝ちに固執したい」

 

ピスケス「…知らないわよ」

 

レオ「はっ…。じゃあ満足してこのまま負けてく…」

 

倉本「ピスケスー!!」

 

ピスケス「!」

 

ピスケスとレオが声のした方を見ると、倉本が観客席から身を乗り出していた。

 

倉本「最後まで戦ってー!!」

 

倉本はこれ以上ないくらいの声量でピスケスに呼びかけた。

 

レオ「…だとよ」

 

倉本「諦めないで!!ピスケスは強いよ!私が保証する!!っはぁ…はぁっ…」

 

倉本はレオの熱で疲れきっていた。

 

ピスケス「結衣…!」

 

倉本「私なら大丈夫…ピスケス…私のことはいいから自分のことに集中して!!」

 

ピスケス「!!」

 

倉本「ぐっ…うっ…」

 

ドサッ…

倉本はとうとう熱に負けて座り込んでしまった。

 

ピスケス「!!」

 

倉本の傘下たち「結衣様!」

 

倉本の傘下たちは急いで氷などで倉本の体を冷やし始めた。

 

ピスケス「結衣…」

 

レオ「…で、どうするよ。ピスケス」

 

ピスケス「っ…そんなの決まってる」

 

ジリッ…

ピスケスは立ち上がった。

 

ピスケス「…ここまで言われたら本気でやるしかないじゃない」

 

レオ「…よく言った」

 

ビリビリ…バリバリバリバリバリ!!

ピスケスは雷を纏った。

 

ピスケス「っ…」

 

レオ「…自傷ダメージか」

 

ピスケス「痛みを力に…ここが踏ん張りどころ!!」

 

ビュン!

ピスケスは高くジャンプした。

 

ピスケス「奥義 闇脚 怪雷飛燕脚(かいらいひえんきゃく)!!」

 

ビュン!バリバリバリバリバリバリ!!

ピスケスは雷を纏ったままレオに突っ込んだ。

 

レオ「なら俺も本気でやらねぇとな。失礼に値する」

 

バゴォォォォォォォォン!!

レオは更に力を増幅させた。

 

ググッ!ゴォォォォォォォ!

レオの攻撃力が格段に増加した。

 

レオ「終焉の戦火(ラグナロク)!!」

 

ピスケス「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

バゴォォォォォォォォン!!

ピスケスとレオの攻撃がぶつかり合った。

 

ゴォォォォォォォ!

ピスケスの雷とレオの炎が周囲に拡散した。

 

バキッ!ドゴッ!バゴォン!!

キャンサーが展開している結界にヒビが入った。

 

キィィィィィィィィィ!!!

2人の攻撃は更に周囲に奇怪な音を響かせた。

 

ピスケス「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

レオ「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

ピスケス「砕けろぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」

レオ「落ちろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」

 

バゴォォォォォォォォン!!

2人の攻撃が激化して爆発した。

 

倉本「ピスケス…」

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥ…

辺りに煙が立ち込める。

 

ヒュゥゥゥゥゥゥ…

少しすると煙が晴れてきた。

 

レオ「…はぁっ…はぁっ…はぁっ…」

ピスケス「はぁっ…はぁっ…はぁっ…」

 

2人は舞台に立っていた。両者深手を負っていた。

 

レオ「…やるじゃねぇかピスケス」

 

ピスケス「はぁっ…はぁっ…はぁっ…」

 

レオ「俺の攻撃を突破するとは…」

 

ピスケス「っ…」

 

レオ「…正直負けたぜ…お前…中々強いな…」

 

ピスケス「…当たり前でしょ…」

 

レオ「…またやろうぜ…お前となら強くなれそうだ…」

 

ピスケス「…二度とゴメンよ…」

 

レオ「…ははっ」

 

ドサッ…

レオは力なくその場に倒れた。

 

ピスケス「っ…」

 

ドサッ…

ピスケスもその場に倒れた。

 

「なんとなんとなんとぉぉぉぉぉぉぉ!!両者倒れたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!しかしこの場合、後に倒れた方の勝ちになるため、この試合!第十二星座 魚座 ピスケス様の勝利ー!!」

 

観客たち「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 

倉本の傘下たち「やったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

倉本「…やったね…ピスケス…」

 

ピスケス「…」

レオ「…」

 

その後2人は駆けつけた救護班によって舞台の外まで運ばれた。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

第1巡 2回戦

 

第五星座 獅子座 レオ

VS

第十二星座 魚座 ピスケス

 

勝者:第十二星座 魚座 ピスケス




〜物語メモ〜

第十二星座 魚座の弱点
ピスケスとその主である倉本 結衣は熱に弱い。熱が上がることで本来の身体能力が発揮できなくなる。特に夏の季節にそれが起こりやすく、倉本は外に出るだけで頭痛や脱水症状に悩まされる。第十一星座 水瓶座のアクエリアスと本庄 姫乃と一緒にいればこういった症状は起こらない。
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