第3巡 1回戦 魚座 倉本 結衣 VS 天秤座 天野 光
「さぁ来ました第3巡!栄えある第1回戦はスピードで相手を翻弄し、得意の蹴り技で圧倒する第十二星座 魚座 倉本 結衣様ー!」
倉本家の人たち「結衣様ー!」
「対するはかの三柱 二刻神から生まれた星座の天星!魔力に関しては十二天星の中でトップクラス!第七星座 天秤座 天野 光様ー!」
天野家の人たち「光様ー!」
「さぁ!それでは、試合開始です!!」
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トットットットットッ…
倉本がステップを踏み始めた。
倉本「…」
ズォォォォォォ…
光は浄穢を装備した。
光「…」
ビュン!
先に動いたのは倉本だった。
光「玉璃 熾焔砲天!」
バゴォォォォォォォン!!
光は浄穢の魔力をレーザーとして放った。
倉本「…」
ビュン!ドゴォン!!
倉本は光の攻撃を回避して蹴りを入れた。
光「!!」
ズサァァァァァァァァァッ!!
光はノーガードで倉本の攻撃を受けた。
光「っ…」
ビュン!ビュン!ビュン!ドゴォン!!
倉本はスピードを活かして光の背後に回ってさらに攻撃を重ねた。
光「ごほっ!」
ズサァァァァァァァァァッ!!
光は大きく吹き飛ばされたせいで倉本を見失ってしまった。
光「くっ…居合…」
ヒュォォォォォォォ…
光はすぐ体勢を立て直して目を閉じた。
倉本「!」
ヒュッ!スタッ!
倉本は光の攻撃を察知して一旦距離を置いた。
光「桜花閃々…」
スッ…
光は倉本の位置を把握するために少し目を開けた。
光 (…そこか)
ビュン!
光は倉本に急接近した。
倉本「!」
光「はぁっ!」
ビュン!
光は浄穢を振るった。しかし倉本のスピードの方が速く、簡単に避けられてしまった。
光「!?」
倉本「やぁっ!」
ドゴォン!!
倉本は光の攻撃をジャンプして避けた後、光に向かってかかと落としをした。
バゴォン!!
光は地面にたたきつけられた。
光「がはっ!!」
霊夢「木葉!」
霊葉「お父さん!」
ヒュッ!スタッ!
倉本は光から距離をとった。
倉本「…」
トットットットットッ…
倉本は次の行動に移るためにステップを踏み始めた。
霊葉「お母さん…あの人強い…」
霊夢「大丈夫よ。木葉は弾幕さえ使わなかったら強いんだから」
霊葉「…」
光「くっ…」
ジリッ…
光はゆっくりと顔を上げた。
倉本「っ!」
ビュン!ドゴォン!!
倉本は光の脇腹を蹴った。
光「おごぉっ!!」
ヒュゥゥゥゥゥゥゥ…ドゴォン!!
光は壁に激突した。
倉本「っ!!」
ビュン!
倉本は追撃に入った。
光「くっ…結衣のやつ…本気で…」
ドゴォン!!
倉本は光の腹に蹴りを入れた。
光「うげっ!!」
ヒュッ!スタッ!
倉本は光から距離をとった。
光「ゲホッ…ゲホッ…ゲホッ…」
ガンッ!ジリッ…
光は地面に浄穢を突き刺して立ち上がった。
ビュン!
それを見た倉本は一気に距離を詰めた。光はそれに気づいて浄穢を強く握った。
光「っ…はぁっ!」
ドゴォン!!
光の浄穢と倉本の足がぶつかり合う。
バリバリバリバリ!
2人の力が放散した。
光「くっ…」
倉本「っ…」
バリバリバリバリ…バキッ!バリィン!!
光の浄穢が粉々に砕けた。
光「!?」
ドサッ!
光はそのまま地面に倒れた。
倉本「やぁっ!」
ドゴォン!!
光がバランスを崩したのを見て倉本はすかさず攻撃に転じた。しかしそれよりも早く光がその場から離れた。
倉本「…」
光「くっ…容赦ねぇなぁ…まぁ、あるわけないか」
シュゥゥゥゥゥゥゥ…
光は壊れた浄穢を戻した。
光「超接近戦相手に剣を振るうのはダメだな。すぐに間合いの内側に入られる。やっぱりここは拳でやるしかないな」
ググッ…
光は拳を握った。
倉本「…」
倉本はじっと光の方を見ていた。
光「…はぁ」
光は一息ついた。
光「 "圧" 」
ブゥン…ドシィン!!
突然倉本が地面にたたきつけられた。
倉本「!?」
ゴッ!ゴッ!ゴッ!
光は拳同士をぶつけた。
ブゥゥゥゥゥゥン!
光の拳は魔力に包まれた。
光「音の能力ってやっぱ便利だよな。まぁ本来は楽器を使った能力なんだが、俺にその才は無いからな。こうするしかない」
ビュン!
光は倉本に接近した。
倉本「っ…」
ジリッ…
倉本は適応の能力で徐々にこの圧力にも対応できるようになっていた。
光「はぁっ!」
ドゴォン!!
倉本が移動するよりも先に光の攻撃が命中した。
倉本「っ!!」
ズサァァァァァァァァァッ!!
倉本は少し吹き飛ばされた。
倉本「くっ…」
倉本はダメージを受けたが、そのおかげで光が発生させた圧から抜け出すことができた。
光「いくぞ倉本。やっぱ超接近戦で戦う方がいい」
倉本「…はい。そうしましょう光さん」
トットットットットッ…
倉本はまたステップを踏み始めた。
光「来い。倉…」
ドゴォン!!
光が話している途中で光は横から攻撃された。
光「!?」
ズサァァァァァァァァァッ!!
光は少し吹き飛ばされたがなんとか耐えた。
光「くっ…速い…なっ…」
倉本「…」
ヒュォォォォォォォ…
倉本は速度の能力で自分の速度を極限まで高めていた。
光「あぁ…これはダメだ…目で追えんかも…」
ドゴォン!!
光はまた横から攻撃された。
光「がはっ!!」
ズサァァァァァァァァァッ!!
光は一方的に攻撃されていた。
霊夢「木葉…」
霊葉「お父さーん!!」
光「!!」
霊葉の声が光の耳に届いた。
霊葉「頑張れぇ!!」
光「…ははっ…ありがとう霊葉」
ドゴォン!!
光はまた攻撃された。
光「ごふっ…」
ズサァァァァァァァァァッ!!ドゴォン!!
光は壁に激突した。
霊葉「お父さん!!」
パラパラパラパラ…
光は壁に寄りかかっていた。
霊夢「木葉…勝って…」
光「っ…」
ジリッ…
光は立ち上がった。
倉本「…」
ビュン!ドゴォン!!
倉本はさらに攻撃を重ねる。
倉本「!!」
ヒュゥゥゥゥゥゥゥ…
しかしそこに光はいなかった。倉本は周囲を見渡して光を探す。
光「 "壁" 」
ドゴォン!ドゴォン!ドゴォン!ドゴォン!
倉本の周囲に石の壁が形成された。
倉本「!」
バゴォン!バゴォン!バゴォン!バゴォン!
倉本は中から石の壁を蹴り始めた。
光「 "槍" 」
ドドドドドドドドドドド!
光は倉本の頭上から槍を降らせた。
倉本「!」
ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!
倉本は石の壁の中を縦横無尽に駆け回って回避した。
光「 "針" 」
ガンッ!ガンッ!ガンッ!ガンッ!ガンッ!
4つの壁の中に石でできた三角錐のトゲが出現した。
倉本「!?」
グサッ!
倉本はそのうちの1つのトゲに当たってしまった。
倉本「うぐっ…」
ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!
倉本は攻撃を受けながらも降り注ぐ槍を避けきった。
ヒュゥゥゥゥゥゥゥ…
やがて倉本を襲っていた槍が全て消えた。
光「…避けきったのか?…トゲまで出したのに」
ガンッ!!
すると一際大きな音が聞こえた。
光「!」
ガンッ!!ガンッ!!ガンッ!!ガンッ!!
その音はどんどん大きくなっていく。
ガンッ!ガンッ!ガンッ!バゴォン!!
やがて石の壁が破壊され、中から倉本が姿を現した。
光「…ははっ…流石だわ」
スタスタスタスタ
倉本はゆっくりと歩いてきた。
倉本「…フゥーッ」
倉本は大きく呼吸した。
光「…まだ戦えるか」
倉本「十二門の鍵
光「!!」
シュゥゥゥゥゥゥゥ!
倉本は十二門の鍵を使って覚醒能力を発動した。
光「十二門の鍵
シュゥゥゥゥゥゥゥ!
光も十二門の鍵を使った。
ビュン!
倉本は一気に距離を詰めた。
光「 "結界" 」
ガシャン!
光の周囲に結界が展開された。
ドンッ!!
倉本はその結界に激突した。
光「低下!」
ブゥゥゥゥゥゥン!
光は低下の能力を拡散させた。
倉本「はっ!」
倉本は適応の能力で低下を無力化した。
光「っ…」
倉本「やぁっ!」
ドゴォン!!
倉本は光の結界に蹴りを入れた。
光「 "槍" 」
ブゥン!
光は槍を出して装備した。
光「はぁっ!」
ビュン!カンッ!
光は槍を突き出したが倉本はそれを回避して逆に槍を蹴り飛ばした。
ヒュッ!ヒュッ!ヒュッ!ヒュッ!ヒュッ!
光の槍が宙を舞う。
光「 "ハンマー" 」
ブゥン!
光はハンマーを出して装備した。
光「おらぁ!」
ビュン!ドォン!
光は思いっきりハンマーを振るった。しかし大振りなせいか倉本に当たらなかった。
倉本「遅いですよ光さん」
光「 "圧" 」
ブゥン!ドシィン!
倉本は地面に叩きつけられた。
倉本「がはっ!」
光「はぁっ!」
ドゴォン!!
光はハンマーで倉本を攻撃した。
倉本「かはっ!」
光「せいやぁぁぁぁぁっ!」
ドゴォン!
光はハンマーで倉本を天井へ飛ばした。
倉本「くっ!」
ヒュッヒュッヒュッヒュッヒュッスタッ!
倉本は綺麗に天井に張り付いた。
倉本「いたた…」
倉本はスピードは高いが耐久性は相当脆い。そのため数発しか攻撃を受けてなくても、大分ダメージを負っている。
光「はぁっ…はぁっ…はぁっ…」
逆に光は倉本の蹴り技を受けすぎて疲れていた。
倉本「っ!」
ビュン!
倉本は一瞬で光の前に現れた。
光 (神速の能力っ…)
ドゴォン!
倉本は光の腹に蹴りを入れた。
光「おごっ!!…くっ…」
倉本「!」
ググッ…
光は攻撃が当たる直前にお腹に手を添えて攻撃が直撃するのを回避した。
光「よしっ…なんとか…」
ピリピリ…ピリピリ…
倉本の蹴り技が思ってた以上に強くて光の手は少し負傷していた。
倉本「はぁっ!」
ドゴッ!!
倉本は続けて光を攻撃した。
光「うげっ!!」
ドサッ!!
光はバランスを崩して地面に倒れた。
倉本「やぁっ!」
光「 "壁" 」
ドゴォン!!
倉本の目の前に石の壁が出現した。
倉本「邪魔!!」
バゴォン!バラバラバラバラ…
倉本は瞬時に石の壁を蹴って粉々にした。
光「!?」
倉本「やぁっ!」
ドゴォン!!
倉本は思いっきり光を蹴り飛ばした。
光「ぐっ!」
ズサァァァァァァァァァッ!!
光は蹴飛ばされたがなんとか耐えきった。
光「っ…はぁ…はぁ…はぁ…」
倉本「流石だね…光さん…まだ倒れないんだ…」
光「これでも…中々…タフだからね…」
2人は酷く疲弊していた。
光 (霊夢…ごめんよ…)
倉本「倒れないなら…倒れるまで攻撃するだけ…容赦はしない!」
光「奥義!!」
倉本「!?」
光「霊符 幻想に咲く一輪の紅い華!」
ヒュォォォォォォォ!
光は奥義を発動した。
光「うっ…くっ!」
ビリビリビリビリビリ!
光は自傷ダメージを受けた。
倉本「これはマズイ!」
ビュン!
倉本は一気に距離を詰めた。
光「ぬぅあああああああ!!」
バゴォォォォォォォン!!
光は地面を攻撃した。その瞬間地面がひび割れ、足場が悪くなった。
倉本「!」
グラッ…
倉本は少し体勢を崩した。
光「がぁぁぁぁぁぁっ!」
ドゴォン!!
光は倉本に攻撃した。
倉本「がっ!!」
ヒュゥゥゥゥゥゥゥ…ドゴォン!!
倉本は壁まで吹っ飛ばされた。
光「ぐぅぅぅぅぅっ…がぁっ!」
光は痛みに悶えていた。
倉本「くっ…」
倉本の体力も限界を迎えていた。
倉本 (あぁ…ダメ…これ以上は…)
光「がぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
倉本「…最後に…一撃だけでも…」
ジリッ…
倉本はゆっくり立ち上がった。
倉本「…奥義」
ジジジ…バリバリバリバリ!
倉本は足に雷を纏った。
倉本「くっ…」
倉本は雷の影響で自傷ダメージを受けた。
倉本「はぁぁぁぁぁぁっ!」
ビュン!
倉本は天井まで飛び上がった。
光「がぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
倉本「闇脚 怪雷飛燕脚!!」
ビュン!バリバリバリバリ!
倉本は全身に雷を纏わせて突撃してきた。
倉本「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
光「ぐぅぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
バゴォォォォォォォン!!
倉本の足と光の拳が激突した。
ビュォォォォォ!バリバリバリバリ!
2人の力が衝突して周囲に雷が拡散された。
霊夢「木葉!!」
霊葉「わぁっ…すごい…」
ライブラ「っ…」
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ビリビリ…ビリビリ…
しばらくすると拡散された雷が収まってきた。
霊夢「木葉…」
霊葉「お父さん…」
ビリビリ…ビリビリ…
少しして煙が晴れてきた。
倉本「はぁっ…はぁっ…はぁっ…」
光「…」
立っていたのは光だった。倉本は地面に膝をついていた。
霊夢「木葉!」
霊葉「お父さん!」
光「…」
倉本「あぁ…ダメ…でしたか…」
倉本の体力は自傷ダメージの影響で限界間近だった。
光「…流石だ…結衣」
倉本「!」
光「…ここまでやるとはね。まだ若いのに」
倉本「…ははっ…ありがとう…光さん」
光「…じゃあ」
シュゥゥゥゥゥゥゥ…
光の奥義の効果が切れた。
光「がはっ!!」
ドサッ!!
光は急に地面に倒れた。
霊夢「木葉!!」
霊葉「お父さん!!」
光「がぁぁぁっ!ぐぅぅぅぅ…」
光は奥義の影響を受けていた。
倉本「!!」
倉本はその事に早く気づいた。
倉本「そっか…光さん…」
ジリッ…
倉本はゆっくりと立ち上がった。
倉本「動けないんだね…」
グッ…
倉本は足に力を込めた。
倉本「…これで」
光「 "結界" 」
ドォン!
倉本は光を攻撃する瞬間、光は結界を展開した。
倉本「くっ…」
光「っ…」
ピシッ…パキン!
結界にヒビが入った。
光 (これじゃダメか…)
倉本 (割れる…これなら!)
パキパキパキパキ!
ヒビが大きくなった。
光 (どうする…どうする…)
倉本 (もっと!もっと力を!)
ピシッ!!パラパラパラパラ…
結界の欠片が落ちた。
倉本「やぁぁぁぁぁぁっ!」
光「 "針" 」
ババババババババババババ!
光の周囲の地面から石でできた針が出現した。
ピシッ!!パリン!!バキバキバキバキ!
その針は光の結界を貫通しながら倉本を攻撃した。
ドスドスドスドスドスドス!
倉本は石の針を全て受けた。
倉本「がっ…」
ドサッ…
倉本はその場に倒れた。
光「ははっ…言霊…あってよかった…」
倉本の体力は底を尽きてしまった。
「試合終了!!この試合、第七星座 天秤座 天野 光様の勝利ー!!」
霊夢「木葉ー!」
霊葉「お父さーん!」
天野家の人たち「光様ー!」
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ライブラ「光…よかった」
ジェミニ「なるほど。やはりあなたの主は強いですね。ライブラ」
ライブラ「ジェミニ…しかしピスケスの主も素晴らしいです。聞くところによると最年少だとか」
ジェミニ「えぇ。あの子もよくやったわ」
ライブラ「そうね」
ジェミニ「…さて、次はついに三柱の登場ね」
ライブラ「…そうね」
ジェミニ「レオの主とお父さん。さてどちらが勝つか」
ライブラ「…結果は見えてるでしょう?」
ジェミニ「…えぇ」
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第3巡 1回戦
第十二星座 魚座 倉本 結衣
VS
第七星座 天秤座 天野 光
勝者:第七星座 天秤座 天野 光
〜物語メモ〜
光の言霊の能力
言ったことを現実にする言葉の能力。自身の魔力を消費して事象を引き起こす。壁や針のような簡単なものに関しては魔力の消費は少ない。結界に関しては言霊の発動と結界の維持に魔力が使われるため、いつもより消費が激しくなる。