三室「しかし、いつまで続くんだ」
条乃「何がだ?」
三室「こうやって敵が攻めてくるのも」
条乃「さぁな。来ても倒すだけだからな」
長津「でもあまり来られても困るね。覚醒能力を使えばその分反動があるからね。まぁ本庄の治癒の能力でその反動は抑えられるけど、今はその本庄が覚醒の能力を使ったから」
条乃「まぁ、そうだな」
長津「もしまた誰か来たら本庄だけは守らないと」
条乃「それは俺がやろう。俺があいつのパートナーだからな」
長津「うん。お願い」
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場所…???
???「最後の三人がやられたらしいな」
???「えぇ、ドレインの扱いに気付いたのかしら?」
???「仕方ない。ここは俺が行こう」
???「いいのですか?」
???「あぁ。ただし、俺が負けたら最後はあんただぞ?」
???「えぇ、そうね」
???「じゃあ俺はとりあえず明日のために休むわ」
???「あら、今行かないのね」
???「まぁな、俺があいつらと対敵したときは普通にダメージあったし、今は結晶も壊されて不死身じゃなくなってるしな」
???「そうですね、分かりました」
???「でも、ほんとに良いのか?」
???「何がです?」
???「あんたはあの天秤のやつと共同してこの方界を隔離している。それなのにその役割を放棄しても良いのか?」
???「確かにそれはいけないことですが、今の光には天秤の力が無いので私一人ではどうにもならないんです」
???「じゃあ何故あんたはドレインを使ってまでそいつらを攻撃しているんだ?」
???「もう必要無くなったと思ったからです」
???「何がだ?」
???「この方界ですよ」
???「それはどういう」
???「私と光は長い間この方界を幽閉させています。そして今、その光にはこの方界を幽閉させるための天秤の力がありません。そうなってしまったらドレインたちは強くなる一方です。私一人では幽閉するのは難しいんです。なのでもう、ひと思いに方界ごと壊してくれたらいいと思いまして」
???「それだとドレインを使う意味にはなってないが?」
???「あのドレインは少しずつ出すことによって少しずつ方界を壊しているんです。なので、一度に出せば方界は完全に壊れますがそれだと外の世界も壊れてしまいます。なので、少しずつ出しているんです」
???「なるほど」
???「それに早くしないとアレが起きてしまいます。アレが起きれば私が完全に取り込まれていないことがバレてしまいます」
???「それだと俺があいつらに攻撃する意味はなんだ?」
???「ありませんよ?」
???「は?」
???「あなたはあの人たちと一緒に方界を壊して欲しいんです」
???「なんだと?」
???「私ももう長くないので、存分にやってくださいね」
???「お前は不老不死だろ?」
???「えぇ、でもそれは天秤の力があってこそなんです。今その力が無いのであれば私の命は有限です。そして私はもう衰弱しています。きっとすぐに死んでしまうでしょう」
???「じゃあ俺は襲撃せずあいつらと共闘しろと?」
???「えぇ、そうです」
???「で?誰を倒すんだよ」
???「この方界と私とドレインを束ねているアレです」
???「無理だろ。それ」
???「いいえ、できます。私とアレはこの方界にいるので方界を壊してくれれば共に滅びます」
???「なるほど」
???「お願いしますね」
???「…だが、それをあいつが許すか?」
???「あいつとは?」
???「
???「あの子は今記憶が無いので記憶が戻る前に方界を壊してください」
???「ふん。それができたらな」
???「えぇ、お願いします。あと」
???「なんだ?」
???「明日あの人たちに会ったらこの事を話してください」
???「…信じねぇと思うが?」
???「私の名前を出してください。多分ですが聞いて貰えると思いますよ」
???「そうかい」
???「では、お願いしますね。あ、あともうひとつ」
???「…まだあるのかよ」
???「そんな事言わないで」
???「…で、なんだよ」
???「確か今の十二天星には
???「それは何故だ」
???「前までの光は人の形をしたドレインでさえも倒してしまいました。私が身代わりになる前は人の形をしたドレインは切り離していたのに。あの頃の優しい光はいなくなりました。でも、今の光は人を大事にする子になっています。前に一度天秤の力を感知しましたが、それはすぐに消えました。多分天秤の力がまだ完全には戻っていなかったからだと思います。そして、天秤の力を持っていない時の光はとても人に頼られています。私は昔の光よりも今の光の方が良いです」
???「なるほど。つまり今の光のままで昔の光には戻って欲しくないと?」
???「そうです。なので、あなたはこの方界を壊すのと光を天秤の魂から守って欲しいのです」
???「随分人使いが荒いな」
???「すみません。頼れるのはあなただけなんです。この方界ができてから私が初めて作った人の心を持つドレイン。あなたはできればこのまま生きていて欲しいのです」
???「そうかい。じゃああんたの頼みを受けるしかないな。俺を作ってくれたのはあんただしな」
???「ありがとう。じゃあ
光陰「あぁ、分かった」
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場所…紅魔館
早苗「霊夢さーん!」
霊夢「何よ早苗」
早苗「さっきはお楽しみでしたね!」
霊夢「!?」
早苗「木葉さん。気持ちよさそうでしたよ〜」
霊夢「う、うるさいわね」
早苗「良かったですね〜霊夢さん。喜んでもらえて!」
霊夢「あんたには関係ないでしょ!」
早苗「いやいや〜やっぱり私は二人を見守る義務が…」
バンッ!
辺りを壁を叩いた音が響いた。
霊夢「早苗。それ、他の人の前では言わない事ね」
早苗「は、はい。でも、霊夢さんに壁ドンされるのは何かこう…グッときますね」
霊夢「次は歩けないようにしてあげようかしら」
早苗「す、すいません…」
霊夢「分かればいいのよ」
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場所…木葉の部屋
うどんげ「木葉さーん!いますかー!」
木葉「あれ?鈴仙さんどうしたんです?」
妖夢「私もいますよ〜」
木葉「妖夢さんまで」
うどんげ「いやーちょっとお聞きしたいことがありまして〜」
木葉「何でしょう?」
うどんげ「さっきの霊夢さんのマッサージどうでした?」
木葉「!?」
妖夢「とても気持ちよさそうに見えたんですが?」
木葉「ま、まぁ、とても気持ちよかったです…」
うどんげ「またしてほしいとか思いました?」
木葉「はい…してほしいです…」
そこでうどんげと妖夢は顔を見合せ頷いた。そして声を上げた。
うどんげ「だそうですよ霊夢さん!」
妖夢「木葉さんまたして欲しいらしいですよ!」
霊夢 (!?)
二人は霊夢が部屋の外で話を聞いているのを知っていた。
うどんげ「良かったですね〜霊夢さん!気持ちよかったみたいですよ!」
木葉「ねぇ、二人とも。霊夢はここにいないけど…」
妖夢「それがいるんですよ木葉さん。そこのドアの向こうに」
木葉「え、そうなんですか?」
妖夢「任せてください」
そう言うと妖夢はドアの方にスタスタと歩いていき、ドアを勢いよく開けた。
霊夢「うわっ!」
ドン!
霊夢は突然開いたドアに反応出来ず尻もちをついた。
木葉「れ、霊夢!?」
うどんげ「ほらー霊夢さん。やっぱりいたー」
妖夢「霊夢さんもそんなところにいないでこっちでお話聞きましょうよ」
霊夢「わ、私は何も聞いてないわよ!」
妖夢「素直じゃないですね〜ほら」
グイッ!グイッ!
妖夢は霊夢の腕を引っ張って戻ってきた。
木葉「れ、霊夢…今の話…聞いた?」
霊夢「き、聞いたわよ…」
木葉「そ、そっか…」
木葉は顔を赤らめた。
うどんげ「それじゃあ私たちはこの辺で〜」
木葉「あちょ!」
妖夢「あとはお二人でごゆっくり〜」
バタン
二人は部屋を出た。
霊夢「こ、木葉…また、して欲しいの?」
木葉「う、うん。また…してほしい…」
霊夢「じゃあいつでも言って…してあげるから…」
木葉「う、うん」
結局その日は何もなく次の日を迎えたのだった。