それからみんなは寝静まり光と智志だけは起きていた。
光「それでここに残るのは渚とあの子たちは確定していてあとは…」
長津「んー…十二天星も何人かはいた方がいいだろうね。あと、幻想郷の人たちも」
光「…あぁ、ならパチェを推薦したい」
長津「何故?」
光「あの人は動けない。ならここで敵から守ってもらう方がいいと思ったからだ」
長津「そうか」
光「あと光輝もだ」
長津「確かに光輝なら遠い方が戦いやすいだろうね」
光「あぁ、それにあの子は目がいい。敵の把握なんて朝飯前だろうな」
長津「あぁ」
光「なら決まりだな」
長津「あぁ。明日みんなに言おう」
光「おう。さ、俺たちも寝るか」
長津「そうだね」
そうして二人は寝静まった。
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翌日…
本庄「ふぁ…もう朝ですか…」
本庄は眠そうだった。
本庄(あれ?ここは…どこだっけ?)
佐野守「あれ?姫乃さん?」
本庄「あ…麗奈ちゃん…おはよう」
佐野守「ね、眠そうですね…」
本庄「うん…眠すぎて今どこにいるのかも分からないの」
佐野守「ここはリビングですよ。ソファに横になります?」
本庄「じゃあ…少しだけ…」
ボフッ…
本庄は近くのソファに横になった。
佐野守「どうしたんですか?いつもなら早起きで眠そうじゃないのに」
本庄「んー…分からない…何故か今日は眠いの」
佐野守「あ!もしかして…」
佐野守は何かに気付きリモコンを手に取った。
ピッ
そのまま部屋のエアコンをつけた。
ゴォー
エアコンは口を開け涼しい風を送る。
本庄「あー…生き返るー」
佐野守「やっぱり!姫乃さん昨日エアコンつけました?」
本庄「あー…忘れてたー」
佐野守「やっぱり…」
本庄「でも大丈夫。すぐに復活するから」
佐野守「じゃあそれまで近くにいますよ」
本庄「ありがとー」
その後順々にみんなが起きてきて朝食を食べ話し合いをすることになった。
光「本庄。体のだるさは治ったか?」
本庄「えぇ治りましたよ」
光「そうか。良かった」
本庄「心配してくれてありがとう」
光「あぁ。それでこれからあいつと敵対するわけなんだがここに残る人を言うからよく聞いててくれ」
長津「今から名前呼ぶから呼ばれた人はここに残ってあの子たちを守ってやって欲しい」
光「…それじゃあ言うぞ。まずは渚。そして宗司、光輝、晃大、本庄、パチェ、咲夜、フラン、アリスの九人だ」
矢巾「俺は待機か」
三室「俺も待機なのは驚きだ」
フラン「フランも待機なの?」
光「あぁ」
フラン「なんで?」
光「それは今から話す。渚に関してはあの子たちの近くにいた方がいいだろう」
早乙女「うん。そうだね」
光「宗司に関しては渚と一緒にあの子たちの護衛をして欲しいんだ」
双葉「…分かった」
光「光輝は能力的に前線より後方から攻撃してくれた方がいいと思ったからだ」
矢巾「なるほどね」
光「晃大は盾役になって欲しいあの子たちを渚と宗司が、そして渚と宗司を晃大が守って欲しいんだ」
三室「なるほどね、盾役か…やった事ないがやってみるか」
光「本庄は何かあった時にみんなの傷を癒して欲しいんだ」
本庄「それはいいけど光たちは?回復とかどうするの?」
光「智志に任せる。それに俺もパチェから色々学んだからな」
本庄「分かったわ」
光「パチェは動くより待機していた方がいいと思ったからだ」
パチェ「…当然ね」
光「咲夜さんはここに残りつつ敵が来たら交戦して欲しいんだ」
咲夜「ということは盾役?」
光「まぁ、近いかもね」
光「フランも同じ理由だ」
フラン「フランも一緒に行きたい!」
光「いいや、フランはここに残ってもらった方が都合がいいんだ」
フラン「なんで?」
光「ここに残るのは基本盾役としてなんだ。そこでフランのような強い子が居てくれたら敵を殲滅できると思ったんだ」
フラン「フランって強い?」
光「あぁ、強いよ」
フラン「えへへ〜」
霊夢「…」
レミリア「…」
光「それでアリスに関してはパチェと一緒に敵の心臓部を探って欲しいんだ」
アリス「探る?」
光「あぁ、敵も能力を持っているから魔力的な何かがあると思うんだ。だからそれを探して欲しいんだ。魔法使いさんたちにね」
アリス「そう。分かったわ」
光「そしてもう一つ。結衣と文も前線には出ない方向で」
倉本「なんで?」
光「結衣と文はこの中でトップを誇る移動速度の持ち主だから情報伝達係として来て欲しい。その代わり前線には出ない」
文「それで私たちは何をすればいいんですか?」
光「基本的に敵の位置の把握かな」
文「それは誰でもできるんじゃ?」
光「誰でもできるけど文は情報を伝えるのが上手でしょ?」
文「え、いやーえへへーそうですかー?」
霊夢「…ムゥ」
レミリア「…ムー」
光「だから文は伝達係で結衣は蜃気楼で敵から見えなくして欲しいんだ」
倉本「あーなるほどね」
光「だから今回はあの子たちを守りつつ安全に心臓部を探し、敵の位置を把握しながら残りの人たちで叩こうと思ってるんだ」
条乃「なるほどな…」
光「だから条乃。今回は突っ走るなよ」
条乃「はぁ…仕方ない」
後藤「あのー私は…」
光「後藤さんも来てもらいます。私たちじゃ機械は触れないので」
後藤「分かりました」
光「ならこれで全員何をするか分かったね。じゃあ準備をするか」
レミリア「ねぇ木葉」
光「何?」
レミリア「私たちはどう攻めるのよ」
光「ん?正面から強行突破だが?」
レミリア「え…」
霊夢「…そこは脳筋なのね」
魔理沙「まぁ、私はその方がいいが」
光「第一攻める人数が多いのにコソコソできないよ。こうゆう時は派手に行った方がいいよ」
長津「全く…慎重なお前がそんな考えにたどり着くとはね」
光「まぁな」
後藤「あのー」
光「何ですか?」
後藤「そこには私の友人の凛がいるんですが、その人も殺しちゃうんですか?」
光「…それはあなたに任せますよ。あなたが殺して欲しいなら殺します。ですが、殺さないで欲しいなら元凶を絶ったあとに何かしらの処置はします」
後藤「じゃあ殺さないでください。お願いします」
光「…分かりました」
長津「それじゃあお昼から行くからそれまでみんな準備したり休憩したりしてね」
全員「はい」
光「あ、そうだ渚」
早乙女「なに?」
光「あの子たちにもこの事を話しておいて欲しいんだ」
早乙女「分かった。任せて」
光「あぁお願い」
それから時間は経ち、お昼になった。
光「さて、そろそろ行くか」
長津「あぁ、そうだな」
魔理沙「暴れてやるぜ」
レミリア「ちゃんと指示には従いなさいよ」
霊夢 (初めて木葉と一緒に戦える)
条乃「じゃあ…行くか」
光「あぁ」
待機する人を除き、残りのメンバーはあの場所へ向かった。
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その道中…
ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!
一行は空を飛んで移動していた。
魔理沙「相変わらず大きい建物が多いな」
光「まぁな」
霊夢「ほんと。飛んでいる私たちよりも背が高いなんてね」
魔理沙「紅魔館よりも大きいかもな」
レミリア「そうね…もしかしたら負けたかもね」
条乃「おい光。例の建物はあれか?」
条乃が指を指した方向にちょっとした木々があり、そこには場違いな研究所があった。
光「あぁ、あそこだ」
文「じゃあ私たちは」
倉本「ここで待機してるね」
光「あぁ、お願い。あ、そうだ結衣」
倉本「なに?」
光「暑いから熱を適応の能力で緩和しなよ」
倉本「えぇ、任せて」
光「じゃあ残りのメンバーで殴り込みに行きますか」
条乃「っしゃあ!腕が鳴るぜ!」
魔理沙「私も久々に暴れるぜ!」
立花「俺がみんなの盾になろう」
レミリア「さて、私より強い奴なんているのかしら?」
佐野守「燃えてきました!」
光 (ここの人たちはどうしてこうも血の気が多いのだろうか…)