木葉の幻想郷日記   作:バスタオル

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六門九門の再臨

帰宅後…

 

パチェ「みんなどうしたのかしら」

 

アリス「いきなり通信できなくなって心配したのよ?」

 

光「すまねぇ。予定変更して撤退してきた。本庄!佐野守を回復してやってくれ!」

 

本庄「分かりました!お任せ下さい!」

 

スタスタスタスタ

本庄は佐野守をリビングに運んだ。

 

ドサッ 

本庄は佐野守をソファに寝かし回復作業に取り掛かった。

  

パチェ「それで?一体どうしたのよ」

 

光「俺たちが叩こうとした元凶がある薬で佐野守の能力を暴走させちまったんだ」

 

アリス「じゃあさっきの爆発音って」

 

光「あぁ、佐野守の爆発の能力が暴走したからだ」

 

パチェ「そう言うことだったのね」

 

光「しかも元凶を逃がしちまった。これじゃあ八重の事は何も分からない。まぁ、その代わり篠澤 凛は連れて帰ることができた」

  

ドサッ

条乃は篠澤を床に寝かせた。

  

光「…だがこいつはもう死んでいる」

 

後藤「…」

 

光「以前幻想郷を巻き込んだドレインの異変があっただろう。その時、俺の母さんを取り込んだドレインが今回の元凶だった」

 

レミリア「!!」

 

霊夢「!!」

 

光「奴の能力は命を奪ったものを支配する能力だ。その証拠にこいつの目は赤くなっていた。ドレインになった証拠だ」

 

双葉「じゃあまた切り離せば…」

 

光「それじゃダメだ。たとえ切り離しても死んだこいつとドレインに別れるだけだ」

 

双葉「…意味が無いと」

 

光「…あぁ、生きていれば別だがな」

 

本庄「みなさん!麗奈ちゃんの傷が回復しましたよ」

 

光「それは良かった」

 

三室「よく頑張ったな。佐野守」

 

みんなは安堵した。

 

後藤「…凛。お前を助けてやりたいが、できないそうだ。またお前と…昔みたいに笑い合えたらどれほど楽しかっただろうか」

 

光「…」

早乙女「…」

条乃「…」

 

後藤「凛…安らかに眠れ。私も…時が来ればそちらに行こう。だからそれまで…八重のこと…頼んだぞ」

 

シュゥゥゥゥゥゥゥ… 

すると篠澤の体が光の粒になって消えていった。

 

後藤「…凛」

 

光「…」

 

奈落「どうやら篠澤は逝ったようだな」

 

光「!」

後藤「!」

 

奈落「まぁ、普通の人間だったし別にいいか」

 

光「お前…」

 

奈落「さて、部下の死を見ることが出来たしそろそろ…」

 

奈落は少し間を置いて言った。

  

奈落「…ここにいる奴らを全員潰してやる」

  

ギシギシギシギシ…グラグラグラグラ!

すると途端に不気味な音を立て、家が揺れ始めた。

  

光「地震か!?」

 

奈落「さぁな?まぁ、精々頭には気をつけることだな」

 

光「おい!待て!」

 

ヒューーーーーッ

外から妙な音が聞こえた。

  

光(この音は…まさか)

  

ダッ!

光は外に出た。

  

光「!」

 

ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ! 

すると以前と同じように岩石が降り注いでいた。

 

光「またか…」

  

光は落ちてくる岩石を壊すために能力を使った。

 

光「ライブラ。力を使うよ」

 

ライブラ「分かりました」

 

光「…天秤宮 幻力 六門九門」

 

シューーーーーッ

音と共に九つの宝珠が出現した。

 

ピキピキ…パリン!

その途端宝珠は砕け散り、姿を変えた。

 

炎天「よぉ、主」

 

ルグレ「俺たちを呼ぶってことはそれ程の仕事が来たってことだな?」

 

光「あぁ、そうだな」

 

炎天「俺たちは前のこともあるから主の中にいる時も起きている。だから大体の状況は把握できるが…」

 

キル「…あれは、なんだ」

 

六門九門たちは空を見上げた。

  

炎天「まさか、あれを壊せと?」

 

光「あぁ」

 

ルグレ「あの程度なら余裕だな」

 

トガミヒメ「そうですね。私たちなら」

 

光「ありがとう。じゃあ、行くよ!」

 

炎天「おうよ!」

 

風神「わ、私だって!」

 

光「来い…浄穢、呪斬」

 

光がそう言うと右手に浄穢、左手に呪斬が出現した。そして光は呪斬を逆手持ちに切り替えた。

  

光「天秤宮 天帝飛燕の型…」

 

銀神「鉄塊護釿(てっかいごごん) 銀圧(ぎんあつ)…」

 

炎天「炎寧獰乱(えんでいどうらん) 炎星(えんせい)…」

 

アクア「水海天滅(すいかいてんめつ) 水美(すいび)…」

 

風神「陽蓮華音(ようれんかのん)風嵐(ふうらん)!」

 

シヴァ「氷蓮界凪(ひょうれんかいな) 氷砲(ひょうほう)…」

 

キル「天定鬼解(てんていきかい) 光破(こうは)…」

 

ルグレ「忌忌滅怪(ききめっかい) 闇縮(あんしゅく)…」

 

トガミヒメ「浄化水月(じょうかすいげつ) 軍神(ぐんしん)…」

 

刹那「幻光幽鬼(げんこうゆうき) 禁忌(きんき)…」

  

光と六門九門たちは技を発動した。

  

光「シダレ…ザクラ!」

 

銀神「プレスディーテ!」

 

炎天「星落つる最終戦争(アルマゲドン)!」

 

アクア「水面(みなも)(ひろ)がる波紋(はもん)

 

風神「妖花旋扇(ようかせんせん)!」

 

シヴァ「ダイヤモンドダスト…」

 

キル「ジャッジメント!」

 

ルグレ「グランドネビュラ!」

 

トガミヒメ「白化浄化(はっかじょうか)!」

 

刹那「アンチェイン・コア」

  

ドカーン!ドゴォン!キィン!ズシャ!ゴーン!ガンガンガン!ジジジジジ!バキバキバキ!ビリビリビリビリ!ゴォーーーッ!ビキビキビキ…ドカーーーーン!

光と六門九門の攻撃は命中し岩石は粉々に粉砕された。

  

光「よしっ…なんとか」

 

炎天「壊せたな…」

 

銀神「しかしこれ程までに強い攻撃とは…」

 

トガミヒメ「一体誰が…」

 

光「…ゴードン。俺の母さんを取り込んだドレインだったやつだ」

 

トガミヒメ「な、なんと…」

 

炎天「奴はあの時消した!なぜ生き返っている!」

 

光「あの異変の元凶がゴードンに力を与えたらしい」

 

ルグレ「そんなことが」

 

刹那「…できるとは思えんが」

 

シヴァ「あれは…思念体。恐らく…入り込めば…可能でしょう」

 

風神「という事はこの世界はまたドレインに…」

 

光「いやそれはない。ドレインは消えた。そしていたのはアイツだけだった」

 

風神「…良かった」

 

アクア「でもまあ生き返ったんなら…」

 

光「それでも生き返ったのは奴だけだ。だから奴を叩けば…」

 

炎天「この事件は収まると?」

 

光「…恐らく」

 

ルグレ「なら早い話奴を潰せば良いんだな?」

 

光「まぁ、そうなるが…奴は今、何処にいるか分からない。だからこれからみんなと話し合いをするつもりだ」

 

トガミヒメ「ならそれに私たちも参加しましょう。なにか力になれるかもしれません」

 

風神「そ、そうですね!」

 

シヴァ「了解」

 

光「みんなありがとう。助かるよ」

 

炎天「仕方ねぇな!暴れてやるぜ!」

 

ルグレ「炎天。まだそこまで話は進んでいない。しゃしゃるな」

 

炎天「うるせぇ!」

 

トガミヒメ「全く…」

 

光と六門九門はその後家に入った。

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