創世日記でのび太が作った世界が実は型月の世界だったら。   作:マッキーガイア

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あんぱんまんおもしろい
昨日投稿できなかった事を此処に謝罪します。(なお、2年投稿してなかった奴のセリフじゃあねーなと思いつつ)


FGO編12

 

sideのび助

 

冬木。周回中

 

「さてさてさて〜、召喚の時間だよ〜。」

「先輩、ガチャの事を召喚って言うのやめてください。」

 

6個の聖晶石をマシュの盾の上にまく。今回は金欠の為、単発での召喚だ。今日はたしか水着サーヴァントのピックアップのはずで今回の狙いはスカサハ。正直出るとは思っていないがイベントが終わる前に一回回しておきたかったのである。

 

瞬間、聖晶石が割れて辺りに光が溢れ出す。光のリングが現れてマシュの盾の上を回り出した。光のリングの数は3つ。つまりサーヴァントは確実だろう。

 

「誰が来るかな♪誰が来るかな♪誰が来るかな♪」

「スカサハさん来てくれますかね。」

「分かんないけど、誰でもウチのカルデアは人材不足だから大助かりだよ。」

 

パキンっと甲高い音がして目の前に灰色のカードが現れる。

 

「ああっ、星4以下なのは確定ですね。」

「いや、ちょっと待って。」

 

パキッ、パキッ、

段々とカードにヒビが入っていく。

 

「これ確変じゃない!?」

「ですが先輩!こんな演出初めてですよ!?」

「アプデだよ!!アプデだよね!?ダヴィンチちゃん!!」

『そんな事私にはできないよ。ノビ助くん。イレギュラーだよ!』

 

次の瞬間にはカードはバラバラに割れて、辺りに散らばる。しかし光の渦はいまだにその場で収縮していった。

 

『なんだこれは!?英霊召喚に何者かが割り込もうとしている!?』

 

ドクターの声が周囲にこだますると同時。 

 

 

カッ!

 

 

っと光の渦が破裂した。

 

「うわっ!?」

「きゃっ!?」

 

爆風。ノビ助はマシュに助けられながらも吹き飛ばされていく。

 

マシュの盾を中心に半径2メートルほどを吹き飛ばした。

 

『大丈夫かい!?ノビ助くん!!マシュ!!』

 

「瓦礫が壁になって…だ、大丈夫。だけど…召喚部屋でやってたら大変だったね。」

「は、はい、たまたま周回中に聖晶石が手に入ってよかったです。」

 

『よかった。傷は無いかい?』

 

「うん。だけど、どうして?」

 

『それは分からない。今ダヴィンチが原因を探してる!君は目の前の……元凶を!』

 

そうロマニに言われてハッと爆心地を二人で睨み付ける。今、サーヴァント達は周辺の警戒の為に少し離れた所にいる。今の爆発でみんな気付いただろうが、来るまでに少しかかるだろう。爆心地は未だ硝煙に囲まれていた。

 

「先輩!令呪で!」

「今呼ぶっ!」

 

マシュの問いかけに即座に返し、みんなを呼ぼうと右手の令呪が鈍く光り出す…が、瞬間爆心地から刃が飛び出した。

 

「ッ!!」

 

その刃をすんでの所で避けて、その刃の先にいる誰かを睨み付けるが、瞬間には蹴りが飛んできた。

 

ガキンッッ!!

 

蹴りはマシュが召喚した盾に防がれる。しかし、勢いを殺し切れなかったのがマシュもろとも後ろに吹っ飛ばされた。

 

「先輩!すいませんっ!!」

「うわっ!!」

 

すごい蹴りだと内心舌を巻く。

僕達二人を吹き飛ばすなんて、マシュのあんなに重い盾で防いだにも関わらずなんの意味を成していない。

 

身体が地面に衝突するよりも先にマシュが僕を抱きしめた。

 

ガッッシャァァァァァンンンッッ!!

 

瓦礫に衝突する。生身だったら即死だった。

 

「マシュ!!」

「だ、大丈夫です。これでも英霊の端くれこれくらいの衝撃。想定内です。」

 

それでも不味いと彼女の体から悲鳴が聞こえるのを感じた。かなり無理をしている。

 

「応急手…(フローリペ…)」

「待って下さい!まずは敵の殲滅を!」

「……っ、わかった。来て!みんな!!」

 

令呪が光り輝き、周囲にサーヴァントが召喚される。

 

ランサー、クーフーリン。

セイバー、沖田総司。

セイバー、アルトリア

 

…ちなみに何故フル人数でないかと言うと概念でコストオーバーしたからである。

 

「無事か!マスター!」

「敵は…!」

「マスター!」

 

「みんな!お願い!」

 

みんなが臨戦体制に入るのを見守り、敵の正体を見極める。

敵は兜を被っていて、赤い服に緑色のマントを着ている。特徴が本当にそれくらいしかない為、正直のび助は敵が誰だか分からなかった。

歴史的な英霊なのか、それとも別の何かか…

でも何処か、数日前に会ったのび太の友達であるしずかに似ている気がするとノビ助は考えていた。

 

「テメェ…何者だ。」

 

ランサー、クーフーリンが問いかける。いつでも敵を殲滅できる様、矛先を向けながらじりじりとにじり寄りながら…

すると敵は刃を再び向かいながら僕らを睨みつけた

 

「お前こそ何者だ。何故僕をこんな場所に連れて来た。」

 

男とも女とも言えない声。しかし、敵意は剥き出しだった。

 

「連れて来ただぁ?この状況がお前の意思じゃねぇって言うのか?」

「判断しかねる。貴様が何者かでその答えが変わると思え。」

「何者かだと?」

 

「ああ、だが、やはりどうでも良いかな。殺してしまえば全て同じだ。」

 

瞬間、瞬きをする程の一瞬のうちにもう敵はランサーの目の前に居てして刃を振り下ろしていた。ランサーはギリギリの所でゲイボルグで防ぎ切るが、その衝撃で地盤が凹み体制を崩す。

 

「クーフーリンさん!!」

 

マシュから悲鳴にも似た声が響くが、次の瞬間には緊急回避でランサーは避けて押し切られた刃が地面に突き刺さった。

 

「ちぃ!!」

 

だが、敵の動きが速い。回避後の着地を狙われてランサーの脚に蹴りが叩き込まれ、また体勢を崩し前方に崩れ落ちる。そして流れるように剣を引き上に抜き構えた。

しかし、そんな隙を周りにいるサーヴァント達が逃すはずも無い。セイバー二人が敵に突進してくる。

 

「「ハァッ!!」」

 

突きと一閃。

光の速さとも言うべき斬撃が敵に舞い落ちる。だが、敵の速さは光をも超えた。

瞬間にはセイバー二人の前から敵は消えて、斬撃だけが宙を舞った。

 

「なっ!?」

 

動揺と共に空振った剣と刃に目を落とす二人。

自信があったのだろうその一振りを躱されたのだから無理もない。だが、それが隙が生んでいた。

 

『……殺った。』

 

凍える様な冷えた声が二人の真後ろから響く。

後ろを振り向けば死が刻々と近づいてきていた。鋭い。きっとあれが届けば次の瞬間には奴の剣には血が滴り、私たちは二人同時に真っ二つにされるのだろう。セイバー達はそう考えていた。

 

「緊急回避!(バックブリンク)」

 

しかし、それは回避された。ノビ助が令呪を使ったのである。身体はのび助の元に再召喚され、奴の刃が宙を舞った。

 

「あ、ありがとうございます!」

「助太刀感謝します!」

 

思い思いにマスターであるノビ助にそう感謝の意を伝えるが二人とも内心ビクビクである。そんな二人にランサーが近づき話かける。さっきの緊急回避で一緒に再召喚されたのだ。

 

「…奴、相当の手練だぜ。不意打ちとは言えこの俺が手も足も出なかった。」

 

「私たちもです。あの一瞬で後ろを突かれるとは…」

 

身を強張らせながら敵を睨み付ける。敵は未だ剣を振った状態のまま動いていない。しかし、隙があると言う訳ではない。きっと、今何処から攻撃しても対応してくるだろう。セイバーの直感がそう言っていた。

刃が次第に降りていく。敵は刃を完全に下に降ろすと、何か思い付くかの様に左手を見つめた。

暫くして、奴はつぶやいた。全てを察したかの様に。おどろおどろしい程の敵意を向けながら。

 

 

「貴様ら、やはりオドロームの手下の残党か…」

 

 

奴の刃が唸った。

敵を殺せと。敵を殲滅しろと。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

のび太side

 

今日で一旦帰ろうとカルデアのみんなに挨拶周り中。英霊のみんなにもスタッフさんにも挨拶がすみ、最後にロマニやダヴィンチちゃんへ挨拶に向った。

暫くドラえもんと二人で探したが見つかりそうもない。だから仕方なく、近くのスタッフに聞いてみる事にした。

近くにいるスタッフに話しかけると快く返事を返してくれる。どうやらドラえもんとは面識がある様だ。ドラえもんはこの数日間で結構交友を深めたらしい。

 

「あの、すいません。ドクターロマニとダヴィンチちゃんがいる場所って分かりますか?」

 

「え、ドクターとダヴィンチちゃん?

どうしたの?何か用事?」

 

「いや、用事って程じゃないんですけど、挨拶に。」

 

「そうなんだ。う〜ん、多分中央管制室にいるんじゃあないかな?ノビ助くんが今レイシフト中だろうし。」

 

「ありがとうございます!」

 

「うん。だけど仕事中だったらあまり邪魔しない様にね。」

 

僕は「分かりました」と一言言うと中央管制室ニ向けて歩みを進める。

 

 

 

 

 

 

 

 

「不味いね。」

 

ダヴィンチが呟いた。そうだろう誰がどうみても不味い状況だ。

召喚システムに割り込まれた正しく強者。画面の向こうの"彼女"は確かにそれだった。

ケルト神話の半神半人の英雄、最強と言わしめたブリテンの騎士王、新撰組最強の一番隊隊長それら全てを片手であしらっていると言っても良いアレは正しくイレギュラーと言っても差し支えない。

正直言おう、勝てない。勝てる見込みが全く思いつかない。多分、此処にいるサーヴァント全員をぶつけても無理だろう。

 

ロマニ・アーキマンは負け戦を見せつけられている気分であった。

 

「何が理由で召喚されたのか、敵が何者かも分からない。」

 

「しかも奴さんはやる気まんまん。ますます不味いね。」

 

サーヴァントだけやられるなら良い。こちらで一度召喚されたサーヴァントは再召喚可能だからだ。だが…

 

「ノビ助くんとマシュだけは死なせられない。」

 

焦りが段々と募っていくのを感じる。だが、抑えなければ…道はあるはずだ。

考えろ、考えろ、ロマニ・アーキマン。

 

画面を睨み付けながら、試行錯誤していると何処からか声が聞こえてきた。

 

「あれ、シズカール?」

 

驚きながら、声がした方を見るとそこには"野比のび太くん"がいた。

彼は秘密の多い存在だ。

この世界において存在した形跡が一切ない。戸籍も住民票も何も存在しない。過去にも未来もだ。何故未来かと言うと彼特有の遺伝子配列がこの世界に存在していないからである。

それは隣にいる"ドラえもん"も同様でいくら未来から来たとは言えロボットとしての域を超えている。

そんな存在が"彼女"に関して知っている様な口振りで話しているのだ。気にならない訳がない。

 

「のび太くん、あの子の事知っているのかい?」

 

「うん、友達だよ。ね?ドラえもん。」

 

「うん。」

 

「だけど妖霊大帝との戦いの後いなくなっちゃったから何処に行っちゃったんだろうと思ってだけど此処にいたんだ。」

 

妖霊大帝…?何の話をしているんだ。身体から力が抜けかける。なんだ、嘘か。ただの子供の冗談かと思いかけた。だが、先程の"彼女"言動を思い出す。

『貴様ら、やはり"オドローム"の手下の残党か…』

オドローム…妖霊大帝…妖霊大帝オドロームの事か?あの御伽話の『夢幻三剣士』の…?

その中に出て来た剣士…白銀の騎士と共に妖霊大帝を倒した鎧の騎士。

 

「シズカール……」

 

血の気が引いていく。

英霊とは知名度によって能力が変わる。夢幻三剣士は紀元前から伝わる伝説。何処の国でも言い伝えられた物語だ。

 

「シズカールだって!?それは本当なのかい!?」

 

ダヴィンチの叫びにも似た声が響く。ダヴィンチの時代でも良く聞いた物語だと聞くからだ。もう理不尽と言っても良い。

 

 

 

 

 

 

 




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さて、投稿する時間は何時がいいんだろう、
というか牛若丸とジャンヌの件、めっちゃ忘れてた…やばい
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