創世日記でのび太が作った世界が実は型月の世界だったら。 作:マッキーガイア
寒いのか暑いのかわからない真っ白な空間。
僕はそこで横になっていた。まぁ寝ようと思えば今すぐにでも寝れるけど、何かいろいろ気になって寝付けない。
さっきドラえもんとしずかちゃんは外へ行っちゃったし…
「う〜ん、僕も一緒に行けば良かったかなぁ、」
ふと、起き上がる。
「暇だーーーーー、」
そうなんとなく叫ぶ、
勿論返事は無いが少しは気分が晴れるだろう
ガシャァァン!!!
と同時にドアの外から音が鳴る。
僕は少し肩を揺らす。
「な、なんだろ、さっきの音……」
何か金属が落ちるような音、僕は何かあるのだろうかと立ち上がり外へ出る。
すると床には剣やら麻婆豆腐やらが落ちていた。
「先輩大丈夫でしたか?」
「あ、うん、しまったなぁ…概念を落とすとは…拾うのが大変だ。」
目の前にはのび介くんとピンク色の髪をした少女がそれらを拾い集めていた。
僕は足元の剣や麻婆豆腐を拾う。なんだろうかこの麻婆、固いぞ。レプリカかなぁ…でも温かいし食べられそうだし、おかしい雰囲気だ。
「大丈夫?…」
僕はのび介君に向けてそう言う。流石にこんな危険な物を一人で持たせるわけにはいかない。
「あ、のび太君、ごめん騒がしかったよね。そういえばこの娘紹介してなかったね。」
「先輩からお話は伺いました。マシュ・キリエライトです。のび太さんでよろしかったでしょうか…本当に先輩によく似てますね」
そういうと少女は僕の顔を伺う。
「あ、僕は野比のび太っていうんだ。のび介君の…後輩さんで良いのかな?」
正直、僕はまだ小学生だから後輩とか先輩だとかそう言ったものが良く解らない。だけど、なんとなくこの二人は仲いいんだなってことは分かった。
「……………え、ええ、私にとってはみんな先輩なんです。あ、でものび太さんは別ですが。」
うん、良く解らないけど、わかった。
分からないことを考えるのは止めて、僕はもう少し落ちている物を拾う、ふと、最初に浮かんできた疑問がまた浮かんだ
「そういえばのび介君、これ何?」
「ん?…えっと、これは概念と言って…まぁ簡単に言うと、歴史とか偉人の魂とかそう言うのが集まってできた物なんだけど……うん、本来は…こんな風に…カード型になって出てくるはずだったんだ」
そういいのび介君は胸ポケットから一枚のカードを出す。そこには今絶賛手に持っている麻婆豆腐が描いてあった。
「だけど、なんだかバグみたいで実体化して召喚されちゃってさ。ちょっと今片付けの手伝いしてるの。」
「へぇ~、召喚って言うと…」
そこまで言うと「察したか」と呟く
「英霊召喚だよ。まぁ今回は爆死も爆死……☆1サーヴァントですら来てくれなかったけどね…」
死んだ目で笑いながらそう語るのび介くん…「あ~明日から納豆ご飯生活だぁ~」なんて言ってる分、かなり深刻なんだろう、知らないけど。
そんな風にしていると、ふとのび介君が「あ、」と呟く
「でもね、一つだけ変なのが出てきたの」
「変なの?」
「うん、これ」
そういい一つ箱を差し出す。
「魔術……礼装……って何がおかしいの?」
「うん、これね、本来だったらクエストとかで貰えるんだけど……なんか知らないけど聖晶石召喚で一緒に出てきてさ。」
そう言われ箱をじっくり見るけど
「宝箱……?」
「うん、それもおかしいんだ、普通だったら服とかで出てくるのに…何故か箱なんだよね…」
だけど…この宝箱どこかで見たことあるような
「開かないの?」
「うん、全然開かないんだ。」
開かないんだったら仕方ない、中身は見れないのだろう。
「そう言えばのび太さん、一緒に来ていたというドラえもんさんはどちらでしょうか?」
マシュちゃんがそう言う。
「ああ、実は今友達が来ててさ、その子の案内やってるの。」
「友達……?こんな雪山に…ですか?」
「うん、ドラえもんの力だったら楽勝楽勝、」
「すごいですね!」とマシュちゃんは目を輝かせているが、何かのび介君は複雑そうだ…なんでだろう?
「こ、この外は消滅しているって聞いたけど…」
「え、たしかに人は居なくなってたけど消えてはいなかったよ」
「そうなの?」
「まあ、たしかに修正はしなくちゃいけないけどね。」
僕はそう言うとのび介くんは訳わからなそうにしている。
「まあ、わからない事考えてもわからないか…」
そう呟いた。どうも僕と性格が似てる気がする。
「じゃあ!マシュ、のび太くんこのあとご飯食べに行こうよ。」
「はい、了解です。」
「賛成ーー!」
そういいとりあえず概念をのび介くんの部屋に放置し、食堂へ向かった。
☆ーー☆ーー☆ーー☆ーー☆ーー☆ーー☆ーー☆ーー☆
「すみませんでした。少し興奮しすぎましたね…」
「ええ、互いに…ですね」
とある休憩室にて。
ジャンヌ×2は互いに謝罪しあっていた。理由としては先の喧嘩なのだが、
何分、よく考えたらこの喧嘩はどっちにも非があり、どっちも正がある状況だったのだ。そりゃあ話は纏まらないし纏まる筈もない。だから二人は泥沼化する前に自分から謝罪しに行くという選択を取ったのだった。
「それはそうですよね…よく考えたら、私と貴方はそもそも生きた世界が違うんでしたね…」
「そうですね。それなのに……私、自分の意見ばっかり見てて…あなたの世界の事なんか考えてもみなかった。見せる顔がありません……」
自分同士だからか考える事は一緒の様で、淡々と話が進んでいく。
因みに邪ンヌとだったらこうも行かないなと頭の片隅に置いておく。
「「本当にすいませんでした。」」
鏡写しの様に同じタイミング、同じ角度で頭を下げる二人、変わるのは片方が水着で片方が鎧姿だという事くらいだった。
ふと、二人は片目で時計を見る。
「じゃあ、もう時間も時間ですし、」
「そうですね!」
「「食事に行きましょう」」
笑顔でそう言い合う二人に、現金な奴らだと、近くで雑誌を読んでいた邪ンヌは思う。
「……はぁ、わたしの身にもなって欲しいわね…」
そう、ジャンヌ達の仲介を行っていたをオルタは語った。
☆ーー☆ーー☆ーー☆ーー☆ーー☆ーー☆ーー
剣が舞う。
黒い空は真っ赤になり
暗闇に光が入った。
「お、、、お前は……?」
「……黒銀の…剣士…」
【予告】夢幻三剣士編
同時上映は「ドラえもんズ」
アルトリアの様子がおかしい!?どうして!?
「親友テレカ!」
掛かれば英国紳士(笑)になるteaウィルスからカルデアのサーヴァントを助け出そう
ザ☆ドラえもんズ!
紅茶をキメてパンジャンドラム作りだ!
9月11日公開