創世日記でのび太が作った世界が実は型月の世界だったら。   作:マッキーガイア

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申し訳ありませんが、一時的に夢幻三剣士編を消します。
夢幻三剣士編のストーリーに矛盾が生じてきたので構成を変えて。それをFGO編で伏線蒔き散らしつつ、散らしたままの伏線を重くしつつ、やって行こうと思います。ザ☆ドラえもんズは夢幻三剣士編が始まり次第開始したいと思います。

因みに夢幻三剣士の時点でFGO編が終わってないことに疑問を持った方……ホントすいませんでした。
後、エジプトの誕生日スペシャル…期待してる方申し訳ないんですけど。まだ観れていないので詳細が分からない状態です。その内DVD買います…多分そう簡単に手には入りそうにはありませんが…頑張ります…


FGO編7

【ジャンヌ・ダルクside】

 

天使様に初めて会ったのは森の中だった。

いつもの様に遊んでいた時にあの声が聞こえたのだ。

『戦いを終わらせる為に力を貸して』って…

 

 

 

あれから、数年が経つ。今まで良くやってきたと思う。たくさんの人を連れて、たくさんの人を殺して、

 

 

「ごめんね…ごめんね…」

 

冷たい独房の中だった。鉄格子の向こうから声が聞こえる。その声の先を見てみるがそこには誰もいなかった。

 

「…これが正解だと信じていたのに…間違えた。のび太くんともしずかちゃんともあまり変わらない子供だったというのに…君の時間を奪ってしまった。君の心を奪ってしまった…」

 

ひたすらに聞こえる謝罪の声。

 

「…天使様…?」

 

冷たかった石床は次第に私の体温で暖かくなっている。

耳には目の前にいるであろう天使様の泣き声がなっていた。それに反応する様に少し掠れた声を上げる。

 

「私は…大丈夫ですから…だって私は…自分の意志でここまで来たんです…」

 

本心だ。天使様は何も悪くない。

 

「いや、その意思を示したのは僕だ。

 君には自由があった、だけど、そんな自由もこんな形で終わらせてしまった…

怒ってくれ、恨んでくれたって良い…」

 

悲しんでいる…いや自分に対して怒って居るのだろうか、

 

「私は本望ですよ。主の為に戦えた…」

 

そう言うと天使様は「そんなのって…無いよ…」と一言呟く。

 

 

 

しばらく天使様の泣き声だけが響いた。天使様って意外と人間らしいんだな、なんて思いつつ体を起こす

すると天使様は私に声を掛けた。

 

「…この世界の夜空も星が見えるんだね。」

 

天使様は小さな窓から見える星を見ていたのかそんな声を出す。

 

「星…」

 

「のび太くんが頑張った証拠だ…」

 

「のび太くん…ですか?」

 

鸚鵡返しの様に言葉の意味を問う。

 

「うん、のび太くん…あ、この世界の神様の事なんだけどね。君で言う"主"かな、だけど勉強も運動もからっきしで間抜けな奴なんだ。」

 

「主がですか…」

 

「うん…いつも僕を頼るし、テストは毎回0点だし、面倒くさがり屋だし、」

 

不敬ではないのかと思ったけど、今までの雰囲気で神様間の上下関係はないものと思えた。むしろ私は人間らしい主と言う物に珍しさを見た。今までどんな本にも主は常に全知全能とされていたからだ。大雑把に言ってしまえば人間とは真逆の存在、そんな言い方が当てはまる。

 

「でもね、人の事を一番に考えられる奴なんだ。

だからこんな時どうしたいのかしっかり言える。こんなところのび太くんに見られたらすっごく怒られちゃう。のび太くんの親友である事は僕の誇りだから。

だから…」

 

 

月明かりが声の聞こえる方を照らす。次第に青い影が現れた。

 

 

 

「せめて、君は救うよ。」

 

 

 

真っ赤な鼻の青い存在、人間とは浮世離れしているその姿に目を引かれた。

 

「……ドラえもん様…」

 

 

☆ーー☆ーー☆ーー☆ーー☆ーー☆ーー☆ーー☆ーー☆ーー

 

カルデア、夜食を姉妹たちと共に食べている。昼までの喧嘩が嘘の様に仲良くなっていたジャンヌ&ジャンヌにどうしようもない目を向けるジャンヌ。まさにカオスだった。

 

「みんな!!こっちに注目してくれるかな!」

 

マスターがふとそう声を上げる。なんだなんだとみんなマスターの方を見上げる。

そんなマスター横には小さな少年が一人座っていた。メガネを付けた普通の子供…10代前半かと一瞬で分かるくらい幼い少年が座っていた。

サーヴァントかと思えばそうではないらしい、人間だと瞬時に理解できた。

 

「みんなに紹介したい人がいるんだ!こちら野比のび太君、少しの間ここに居ると思うからよろしくね」

 

ノビタ・クン…?天使様が言っていた主の名前が正にそれだった。いや、そんな訳ないか。

一見して分かるけど彼はどうもアジア系列の人間らしい。最近周りにそんな人が増えてきたのでわかるようになってきた。それにマスターもアジアの人みたいだ。隣にいるのび太君と顔がよく似ている。

 

「よろしくお願いします」

 

 彼がマスターに合わせてお辞儀する。

 

 

 

「…あの子…普通じゃないね。」

 

 

 ふと、いつの間にか隣にマーリンが座る。

 

「っ…!?驚くじゃないいきなり出てくるのは止めてよ!!」

 

邪ンヌが叫ぶ。本当に、神出鬼没と言うべきか。

 

「ごめんよ、少し気になってね。彼…のび太君だっけ?あの子ね、形質が君に似てるんだ。」

 

と私に振る。見覚えが全くない。

 

「私ですか?」

「うん。君だよ、彼から何か貰い物をしたりしてないかい?」

「いえ…していないはずなんですが。」

 

 

「にしてはねぇ…………いくつもの英霊との線を感じる。

 

…まぁいいや、面白そうだけど、今は一旦引くよ。」

 

なんて言いながら後ずさりして消えていくマーリン…本当に何しに来たんでしょうか…?

 

「これ美味しいですね!名前忘れちゃったんですけど…なんでしょうか?」

 

食事に夢中だったらしい、リリィが手元の何かを見せた。

まったくしょうないんだからと思いながら話に乗るとどうも見たことが無い食べ物だ。焼いた生地が二つ重なっている。中を開くと黒い何かが現れる。

 

「…これ…餡子でしょうか?」

 

少し前に見た覚えがある。確かエミヤさんがくれたあんパンでしたか…あの中に入っていた餡子によく似ているような…ともかく美味でした。

 

「それはどら焼きですよ。」

 

と声が聞こえた。

振り返ると牛若丸がぽつんと立っている。

 

「牛若丸さん。知っているんですか?」

 

「ええ、ある人の置き土産なんです。最初に私が焼いた生地に餡を乗せようと提案し、弁慶がそれに名前を付けました。」

 

「殆ど、あんたが作ったみたいなもんじゃないの。」

 

邪ンヌがそう呟く。それに牛若丸は「いいえ」と返すと、

 

「でも、"ドラえもん"様がいなければ作り上げられませんでした。」

 

と言う牛若丸。

へぇ、牛若丸さんが敬愛する人物かぁ、凄い人なんだろうなぁ…

 

 

 

……ドラえもん様ねぇ

 

 

 

………ドラ、えもん様…?

 

 

 

 

 

 

「……っ、ドラえもん様!?」

 

 

 

 

 

思わず大声で叫んでしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




うわぁ、この時間帯凄い投稿数多いなぁって思う今日この頃
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