ああああ、ありがとうございます(∩´∀`)∩!
久しぶりにルフィに会ったライム。海兵としては海賊を見逃すという行為は良くないのだが誰も見ていないので問題はない。そんな自由人なライムはルフィと別れたあと、スモーカと合流予定のレインベースへ向かうのであった。
ライム「結構上ったなー。ここら辺で一回単眼鏡で周りを確認しとくか」
体内に収納している単眼鏡を取り出し辺りを見回す。すると10時~11時の方向に街のようなものがうっすらと見えた。
ライム「おっ、なんか街っぽいものあるな。とりあえずあそこに行ってみるか」
町の見えた方向へ向きを変え飛び進むライム。そして無事街に到着するとまだスモーカーたちは到着していないため、一先ず連絡を入れ待つことにした。それから1日後、スモーカーたちが到着する。
――レインベース――
スモーカー「おいライム。麦わらたちは見つかったのか?」
ライム「ん~まあ見つけたには見つけたんすけど、火拳に邪魔されまして~…」
スモーカー「なるほど…何でもありそうなお前でも流石に火拳は手間取るか」
ライム「何でもありって俺を何だと思ってるんですか(笑)」
スモーカー「空飛んだり腕が武器になったりと変身する奴が何言ってんだ」
ライム「いや~それほどでも~(笑)」
スモーカー「褒めてねえよっ!!」
そして約2日ほど経過。休憩もかねて街にある食堂で昼食をしているとたしぎがスモーカーに質問をする。
たしぎ「スモーカーさん、なぜこのレインベースに?」
スモーカー「さあな…勘だ。そもそもこの国は何かにおう。何か後ろにでかい影を感じてならねェ」
たしぎ「やはり例の犯罪組織とクロコダイルが…?」
スモーカー「さぁな。そもそも麦わらの一味と王女の関連もさっぱり分かんねぇ」
ライム「お友達とか?あっ自分トイレ行ってきますね」
ライムはそう言うとカウンターの席を立ちあがり店の奥にあるトイレに行く。
スモーカー「お友達……ったく適当な事ぬかしやがって。まあいい、とにかくこういう時は何か動き出すまでじっと待つしかねぇんだ…」
そう話していると店に2人の男が騒がしく入ってきた。2人の男はカウンターに座るとバンバン叩きながら「水っー!水くれ―!!」などと言いながら樽の水を注文する。そして水が入った樽が出されるとそのままラッパ飲みし始める。ゴクゴクと喉を鳴らし喉の渇きを潤していく。だが2人をよく見て見ると1人は麦わら帽子をかぶっておりスモーカーは。
ルフィ「水が美味ぇーぞー!このヤロー!!」
ウソップ「このヤローー!!早くアイツらにも持って行って…」
スモーカー「…………」
ル・ウ「「ブウッーーーーーーーーー!!?」」
スモーカー「……(怒)!」
たしぎ「むっ、麦わら!?」
ルフィ「逃げるぞぉ!樽を持ったかー!?」
ウソップ「おーう!」
スモーカー「クソォッ!!追うぞたしぎ!海兵も集めろ!あと呑気にトイレに行っている
たしぎ「はっ、はい!!あっ、あのおいくらですか?」
店主「知り合いならさっき水を持って行ったあの子たちの分も払っておくれよ」
たしぎ「は、はい!ご迷惑をおかけしました!」
たしぎは謝罪をしながらお金を払うとトイレに向かいドアを叩く。
たしぎ「ライムくん!出てきてください!」
ライム「この声はたしぎちゃん?どうしたのそんな慌てた声しちゃって?あっ、もしかして漏れそう?」
たしぎ「何バカなこと言ってるんですか!麦わらが現れました!追いかけるので急いでください!」
ライム「おっとそういうことね。ちょいとお待ちを…」
状況を理解すると急いで諸々の処理を済ませてトイレから出るライム。
ライム「お待たせ!」
たしぎ「急ぎますよ!」
そしてライムとたしぎは急いで店を出てスモーカーの後を追いかけるのであった。
・
・
・
――レインベース・街中――
ルフィ「なんでまた海軍がいるんだぁぁ!?」
ウソップ「知るかよぉぉ!とにかく逃げろぉぉぉ!!」
海兵「「「うおらあああああああ!!!」」」「逃がすなーー!!」「追えーー!!」
ルフィとウソップが逃げているのを見たサンジは面倒くさい顔をする。
サンジ「うえっ、あいつらまた海軍に追われてるぞ…!」
ナミ「嘘でしょー!?っでなんでこっちに逃げてくんのよーー!!」
当然捕まるわけにもいかないので逃走を開始する麦わらの一味一行。
ルフィ「おい皆ー!海軍が来たぞーー!!」
ゾロ「だからお前が連れて来てんだよ(怒)!!」
海兵「今度こそとっ捕まえろぉぉ!!」「「「うおおおおおおおお!!」」」
ウソップ「あ˝あ˝あ˝あ˝あ˝あ˝あ˝あ˝~~~!!」
スモーカー「逃げ足ばっか速い奴らだぜっ!!」
スモーカーが現状の愚痴を吐いていると麦わらの一味は3手に分かれて逃走する。スモーカーはルフィを追いかけ、他の海兵はルフィ以外の一味を追う。そしてたしぎと一緒に行動していたライムはロロノア・ゾロを発見した。
ライム「お?あそこにいるのは海賊狩りでは?」
たしぎ「海賊狩り…!」
ライム「それになんか戦闘してるね」
たしぎ「急ぎましょう!」
たしぎの足は速くなり人込みを避けてゾロがいる場所に到着する。
ゾロ「役不足だ。出直しな」
たしぎ「ロロノア・ゾロ…また会いましたね…!」
ゾロ「うぐっ!?…(この声は……)げぇっ!?」
たしぎ「探しましたよ、長い間。一般の人々を切るなんてどういうつもりですか!?」
ライム「いや~これ一般の人なのかな~?」
ゾロ「こっちにも色々あるんだよ!だいたい俺はお前とは戦う気はねぇぞ!ローグタウンで勝負はついただろうが!!」
ゾロはそう言うと両手に持っていた刀を鞘に納める。
たしぎ「ついてません!私は一太刀も浴びていませんから!」
ゾロ「(似てる…!似すぎなんだよ!)だいたいその顔をやめろ!!」
たしぎ「なっ、何ですって!?そうやってあなたはまた私を馬鹿に!絶対許さない!」
ゾロ「クソォ…こいつだけは苦手だ…!」
ライム「勝負してやりなよ~、海賊狩りさーん」
ゾロ「なっ、てめぇはあの時の!?何でここに!」
ライム「何でってそりゃあ海兵なんだし?いてもおかしくないでしょ~?それより勝負してあげたら?」
ゾロ「うるせぇ!!てめぇにゃぁ関係ねえことだ!」
たしぎ「あっ、待ちなさい!!」
ゾロは怒りながらライムに突っ込むとその場から逃走する。急いで後を追いかけるがたしぎはゾロを見失ってしまう。
たしぎ「くそっ!ロロノアはどこに!」
ライム「やみくもに探してもあれだし、俺が空を飛んで街全体を見てこようか?たしぎちゃん」
たしぎ「そうですね。ではすみませんがお願いしますライムくん」
ライム「はいよ~、ではいっきまーす!形状変化ウィング!」
バサッ!バサッ!
ライムは背中に翼を生やすと大きく羽ばたき空へ飛んでいく。
海兵「能力者ってのはすごいな…」「あんなこともできるのか?」
たしぎ「あれはライムくんだけだと思いますよ。さあ私たちは引き続き捜索を続けます!」
海兵「「「ハッ!!!」」」
・
・
・
・
・
――街中・某建物屋上――
ビビ「ペっ、ペルゥゥゥゥ!!」
??「ふふっ…彼、王国最強の戦士…だっけ?」
ビビを守ろうとしたアラバスタ王国の戦士ペルー。だが彼は
ビビ「そっ、そんな…」
??「さぁ行きましょうか?ボスと貴方の仲間たちが待ってるわ。…レインディナーズの檻の中で」
白いテンガロハットとコート、紫色のコルセットをモチーフにしたであろうハーフタンクトップとミニスカート。それを着た黒髪で褐色肌の女性に
バサバサッ…!
ライム「なんか見覚えある髪かと思えば王女様じゃないですか」
ビビ「あ、あなたはあの時の海兵さん!?」
??「…あら海兵さん、何かご用かしら?」
屋上にゆっくりと降りて黒髪の女性の質問に答える。
ライム「何かご用かって?そりゃーあるに決まってるでしょうよ。こんな状況みたら」
??「ふふ…それもそうね。だけどあなたに出来る事は何もないわよ。大人しく帰ってくれないかしら?」
ライム「そうともいかないね~。海兵としての職務を全うしないと上司に怒られるよ。そうは思わないか?ええニコ・ロビン?」
ライムが黒髪の女性に向かってそう呼ぶと彼女の顔は険しくなる。
ロビン「その名前で呼ばないでちょうだい」
ライム「おー怖い怖い。美人な顔が台無しだよ?」
ロビン「余計なお世話よ。どうやらあなたも痛い目に遭いたいようね」
ロビンは両腕を胸の前で交差させる。
ビビ「逃げて海兵さん!」
ライム「あー大丈夫ですよ王女様」
ビビ「えっ…?」
ロビン「強がりもここまでよ、
ライム「おっ…!?」
ライムの足元、腰、後ろの肩から腕が生える。そして足首を押さえ手首と首を掴むとそのまま限界までエビ反りをし…
ロビン「クラッチ!!」
ライム「……!!」
ビビ「ああっ!……そんな…彼まで…」
その場に倒れるライム。
ロビン「……所詮口先だけの海兵だった様ね…それじゃあ王女様、行きましょうk…」
ライム「どこに行くって?」
ロビン「―っ!?」
ビビ「―っ!?」
ロビン「あなた…!どうして…!?」
ライム「能力者…あとは言わなくても分かるよな?」
ロビン「そういうことね…少し違和感があったのは気のせいじゃなかったのね…それで、あなたはどうしたいの?」
ライム「俺も連れてけ」
・
・
・
場所は変わってここはカジノ〈レインディナーズ〉にある水中地下室。地下室と言えど部屋は綺麗に装飾されており、高級そうな家具や調度品も置いてある。窓もあるがそこから見える光景は水の景色だった。そんな部屋に似合わない物が1つあった。それは部屋の中央に設置された堅牢な牢屋。そしてその牢屋の前にある白いテーブルクロスが引かれたテーブルでは、王下七武海が1人、サー・クロコダイルが優雅にワインを飲みながら牢屋にいる者達と会話をしていた。
クロコダイル「信頼……はっ、この世の最も不要なものだ」
ナミ「なにアイツ…!人を馬鹿にしてぇ…!」
ウソップ「やめとけぇ…今に怒るぞあいつも…!」
クロコダイルがニヤけた顔でルフィたちを小馬鹿にしていると部屋と繋がっている大きな階段の上から声が発せられる。
ビビ「クロコダイルっ!!」
クロコダイル「ん?」
ル・ウ・ナ「「「ビビっ!!!」」」
スモーカー「―っ!」
ビビの登場に声を上げるルフィたちとそれに反応するスモーカー。
クロコダイル「ようこそアラバスタの王女ビビ!…いやミスウェンズデー!よくぞ我が社の刺客を搔い潜ってここまで来あなあ…」
ビビ「来るわよどこまでも!貴方に死んでほしいから!Mr,0!お前さえこの国に来なければ!!」
ビビが
ライム「あなたが攻撃してもその身を危険にさらすだけですよ。王女様」
ビビ「はなして!あいつは…!あいつはこの国を…!」
ビビがライムの手を振り放そうとしていると少しイラつきが混じった声が上がる。
クロコダイル「おい…何であのときの生意気な海兵がいやがる…?」
ライム「これはこれは…まさか覚えてくださっていたとは!このライム恐悦至極でございます…!」
クロコダイル「思ってもねえこと言ってんじゃねぇよ…!なんでここにいるか聞いてんだ…!」
ライム「一国の王女様をそのままほっとく海兵がいるとでも?」
クロコダイル「ミスオールサンデー、てめぇがいながらこのザマか…」
ロビン「私にも出来ないことはあるわ…」
ライム「まあそれはおいといて…」
ビビの腕を掴んだまま階段をゆっくりと降り檻の前に来ると、その檻の中にいる先輩海兵であるのと同時に同僚であるスモーカーに問いかける。
ライム「スモーカーさん、こんなところで何やってるんですか?あっもしかしてカジノで全財産使い込んじゃったんですか(笑)?」
スモーカー「下らねえこと言ってんじゃねえ。んなこと言ってる暇があるならさっさとこの檻を開けろ…!」
ライム「なるほど……それじゃあ開けてください」
クロコダイル「ああ、分かった…って言われて開ける馬鹿がいると思ってんのか?…まあいいちょうど頃合いだ、パーティーが始まる時間だ」
ライム「パーティー?」
ロビン「ちょうど12時を回ったところ。ユートピア作戦が始まった」
ライム「あっ、王女様。ちょうどそこに椅子が空いてるのでどうぞ」
ビビ「あ、ありがとう…」
ライムはそう言うとビビをテーブルと一緒にあった2つの内の1つの椅子に座らせてその横に護衛のような形で横に立つ。
クロコダイル「…マイペースなガキだな…」
ナミ「ユートピア作戦…?」
ルフィ「ユートピア作戦…ってなんだ?」
クロコダイル「ふっふっふっふっふ…ハッハッハッハッハッハッハッッハッハっ……!!」
ルフィ「おい!ユートピア作戦ってなんだ!」
クロコダイル「さっき俺に死んでほしいと言ったな…死ぬのはこの下らねぇ王国さ、ミスウェンズデー……アラバスタを地上から葬り去る…!」
ビビ「――っ!?」
クロコダイル「生きとし生ける民は、もがきのたうちながら永遠の闇の吸い込まれる!……ユートピア作戦…発動だっ!!!」
クロコダイルが言うユートピア作戦とは…刻一刻と砂の王国の動乱は迫っていた。
本誌の続きがすごい気になる…