ルフィたちを
たしぎ「アルバーナへ私とライムくんが…!?」
スモーカー「ああ…」
たしぎ「麦わらの一味を!?それとも国王軍に加勢を…!?」
スモーカー「任せる」
たしぎ「え!?」
スモーカー「そこで何をするかはお前が決めろ…!」
たしぎ「そんな!一体どういうことですか!?」
スモーカー「お前の正義に従えばそれでいい…どうなろう責任は俺とライムが取ってやる」
ライム「…………え?」
たしぎ「スモーカーさんは何処へ?」
スモーカー「急用ができた…一旦俺は海へ出る。いつでも交信態勢を整えておけ……たしぎ!」
たしぎ「はい!」
スモーカー「この国の結末をしっかりと見ておけ。滅ぶにせよ生き残るにせよ……時代の節目にゃ
たしぎ「………………?」
スモーカーはたしぎにそう言うとビローアバイクで海の方へ走り去っていった。たしぎがスモーカーの言葉に意味が気になったがそんな暇はなかった。
海兵「大佐!曹長!ご命令を!!」
たしぎ「あ、はい!」
ライム「あ~そうだな…麦わらたちはアルバーナへ向かっているから俺たちもアルバーナへ向かうとする。一応優先順位は①麦わらの一味、②現在起きている反乱についてだな。反乱についてはその時の状況によって動きを決めることにしよう」
たしぎ「全隊!装備を強化!!アルバーナ へ向けて出発の準備を!!」
海兵「「「「「はっ!!!」」」」」ビシッ!!!
その後、移動に使うラクダの用意を完了したライムとたしぎたち海兵はアルバーナ へ向けて移動を始めるのであった。
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その後、数時間かけて首都アルバーナに到着したライムたち。首都にある長い階段を駆け上がり町中へ入る。また階段や町中の道には当たり前だが相手との戦闘に敗れ、倒れていった両軍の兵士たちが多く見られた。
ライム「……」
たしぎ「これが今のアルバーナ…」
ライム「考え事はあとにしよっか…とりあえず班を2つにわける。1班はたしぎちゃんで2班は俺ね。班員はそのまま俺の部下とスモーカーさんの部下で分かれてね」
海兵「「「「「はっ!!!!」」」」」
たしぎ「ライムくんはどこから捜索を?」
ライム「そうだな…国王軍と反乱軍の戦闘はこのまま行くと中央で激突すると思うから南の方から捜索してみるよ」
たしぎ「では私たちはこのまま目の前にある西の通りから行きます」
ライム「オーケー。何かあれば電伝虫で知らせてね。俺もそうするから」
たしぎ「わかりました!」
ライム「それでは行動開始!!」
海兵「「「「「ハッ!!!!!!!」」」」」
ライムとたしぎたちは二手に分かれルフィたちの捜索を始めるのであった。
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――南側――
ライム「ああ…どうせなら観光とかで訪れたかったなぁ……」
ロンデル「気持ちは理解できるけど今は捜索に集中しましょう。ライムくん」
ライム「そうですね…ロンデルさんの言う通りだ。よーし、え~部隊をたしぎちゃんと俺で2つ分けてここ南側に来たが、我々は更にここから3つに分けることにする。それぞれ宮殿がある北へ向かいながら町中を捜索してくれればいい。麦わらの一味の目的は私見だがおそらくこの反乱に関係していると思われる。なので建物などの屋内は見なくていい。せまい路地裏などを見逃さず捜索していくように!」
海兵「「「ハッ!!!!」」」
アルバーナの南側から部下の海兵たちを指揮しながらルフィたちを捜索しているライム。そんな彼は自身がこのアルバーナで何をするべきか悩みながら指揮を執っていた。そう悩んでいるとライムはふとあることを思い出す。
ライム「(そういえば…確かどこかに爆弾が仕掛けられているとかあったような気が……ん~
ライムがそう思っているその一方で数分前に分かれた たしぎとその部下の海兵たちは国王コブラを連れたニコ・ロビンと遭遇。当然助けようとするがその際、国王コブラから衝撃の言葉が発せられる。それは午後4時半に宮前広場に砲撃がされるというものだった。それを聞いた たしぎはコブラを助け爆発も止めると言い構え!と言うが…
――西側――
ロビン「邪魔をしないで……!
たしぎ「え……!?」
ロビン「ストラングル!!!」
ボキボキボキッ!!!
海兵「ぐえっ!?」「がっ…!?」「ぐぁっ!?」
たしぎ「能力者…!?」
倒れる30人の海兵。そして1人の海兵があることにようやく気付く。自分たちの目の前にいる女はニコ・ロビンであると。8歳のとき海軍の軍艦6隻を沈め、政府は危険因子と定め懸けられた懸賞金はなんとのっけから7900万ベリー。そしてその後はパッタリと姿を消したと言い終わる海兵。それを聞いていたロビンはうるさいと怒鳴りながらそこをどきなさいと言い放つ。ロビンに対し多勢に無勢と判断した たしぎは残りの海兵に広場へ行き、爆破を阻止するように命令する。海兵は一度躊躇うがたしぎに催促され無理やり納得し広場へ向かった。そして たしぎは再び刀を構えロビンに立ち向かうが結果は火を見るよりも明らかであった。
――南側――
ライム「……」
ロンデル「どうしましたライムくん?」
ライム「…ロンデルさん、すいませんがこちらの指揮を頼めますか?ちょっとたしぎちゃんの様子が気になって…」
ロンデル「たしぎ曹長の?…よし分かった!任されたよ!」
ライム「では頼みます!6人ほど俺について来い!」
海兵「「「はっ!!!」」」
その場の指揮を副官のロンデルに任せ、ライムは数人の部下を引き連れてたしぎ がいる西の通りに向かう。一方たしぎの方にはクロコダイルを追って来たルフィがたしぎの目の前にいた。
――西側――
ルフィ「どこいった…ワニ」
たしぎ「……!!」
海兵としての誇り、海賊に手を貸すこと、自身の力では
たしぎ「葬祭殿の方へ…!」
ルフィ「あっちだな!ありがとう!!」
本来敵である海賊に頼ることしか出来ないことに対し情けなさと憤りが混ざった感情がこみ上げるたしぎ。
たしぎ「………(何が正義…!なにが海軍本部……!!)」
ダメージを負いながらも身体を起こして中央の広場に向かおうとしたその時、南の通りの指揮を副官のロンデルに任せたライムが到着する。
ライム「たしぎちゃん!!」
たしぎ「…ライムくん!?どうしてここに…そちらの指揮は……?」
ライム「なんか嫌な予感してね。ロンデルさんに指揮を任せてこっちに来たんだ……自分で言うのもあれだけど嫌な予感は当たるもんだね。お前ら倒れた者の手当てをしろ!」ポイポイポイっ!!
ライムは体内に予め収納していた医療キットを連れて来た部下6名に投げ渡す。急に渡された部下は慌てながらもキャッチして手当てを始める。
ライム「たしぎちゃん頭から血が…」
たしぎ「…私は大丈夫です。それよりライムくん、あちらに葬祭殿があります。クロコダイルと麦わらはそこに行きました。国王コブラもそこに……私ではどうすることもできず…」
ライム「オーケーそれ以上話さなくても大丈夫。たしぎちゃんは今自分に出来ることを…お前ら!ここは頼んだぞ!」
海兵「「「はっ!!!」」」
ライムはその場を後にし葬祭殿の方へ向かった。そしてアルバーナ宮殿広場爆破まであと……4分!!
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―葬祭殿―地上―
葬祭殿の地下にある地下聖殿。そこにある
ルフィ「ぐがー…!くこぉ~…!」
戦闘によって負ったダメージを回復させるため一時的に寝ていた。そこにたしぎ からルフィとクロコダイルは葬祭殿に向かったことを教えてもらい到着したライムは呆れていた。
ライム「この状況でよく寝れるな…おい起きろルフィ!!起きろ!!起きろって!!…起きろって言ってんだよ(怒)!!!」バヂンっ!!!
覇気を込めたビンタで叩き起こすライム。
ルフィ「……ぶべぇっ!!?痛ってぇ~~!!何しやが…!!」
ライム「それはこっちのセリフだ!!」
ルフィ「ってあれぇ!?なんでライムいるんだ!?」
ライム「それは今どうでもいいんだよ。お前よくこの状況で寝れるな!?」
ルフィ「いや~急に体が動かなくなってよ~仕方ねぇから思い切って仮眠とることにしたんだ…そうだワニ野郎!ぶっ飛ばして…っとと…」
回復が十分ではなかったのか少しふらつくルフィ。それを見たライムは体内から肉を取り出しルフィに渡す。ルフィはそれを一瞬にして食べてしまう。
ライム「食ったなら行くぞ」
ルフィ「ん、ライムも来るのか?あっ!ワニ野郎をブッ飛ばすのは俺だぞ!!」
ライム「あー分かってる分かってる。ほら行くぞ、こっちだ!」
ルフィ「おう!!」
2人が行こうとしたその瞬間ゴゴゴゴ!と小さな揺れが発生する。しかし2人はあまり気にせず地下聖殿への階段を下りていくのであった。一方その頃、ルフィを除く麦わらの一味はビビが砲撃手の居場所に見当がついたため、その場所に向かっている最中であった。
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――地下聖殿――
ドゴオォォン!!
崩れる地下聖殿。頭上から落ちてくる破片に気を付け、奥に進みルフィが通路を塞いでいる瓦礫を破壊する。
ルフィ「ハァ…ハァ…!ハァ……ハァ……!!」
クロコダイル「…………てめェら!!!」
ルフィ「追い詰めたぞ!……ワニ!」
クロコダイル「………なぜ生きているんだ!?殺しても殺しても、なぜてめェは俺に立ち向かってくる!?えぇ!?……麦わらぁ!!?」
ライム「(俺は空気…俺は空k……)」
ルフィが注目されている間に壁にもたれ掛かっているコブラ王に近づくライムだが……
クロコダイル「そしてテメェは何しに来た!?海兵!!!」
ライム「おっとバレたか。コブラ国王、大丈夫ですか?……腕を診させてもらいますね」
クロコダイルの言葉を軽く流しながら、怪我をしているコブラの腕を手当てしていく。
コブラ「なぜここへ……」
ライム「…自分の答えは偉そうに言えませんが一応海兵なんで。
コブラ「…………」
ロビン「………麦わら………それにあの海兵…………」
クロコダイル「ムカつく
ルフィ「………まだ返して貰ってねぇからな…!お前が奪ったものを…!!」
クロコダイル「俺が奪った……?金か…?名声か…?信頼か…?命か………?雨か…!!?クハハハハハ!!何を返してほしい!?奪ったものならいくらでもある!!」
ルフィ「国…!!!」
クロコダイル「国……?可笑しなことを言う奴だ。国はこれから貰うのさ…俺がこの地の王となり支配する事でな…!」
ルフィ「俺たちがこの国に来たときにはもうとっくになかったぞ…!!あいつの国なんて…!!ここが本当にあいつの国なら…………もっと笑ってられるはずだ!!!!」
ビリリ……!!!
クロコダイル「…!!」
ルフィが叫ぶと空気が一瞬震える。それはクロコダイルに伝わりコブラの手当てをしていたライムもそれを肌で感じ取るのであった。
ライム「(今のって……まぁおかしくねぇか(笑)。今はそれより手当てを…)」
ルフィが走りながら勢いをつけクロコダイルの少し手前でジャンプする。クロコダイルは水を持たないルフィに対して何もできないと決めつけながら構える。がしかし……
バギィッ!!!!
クロコダイル「!!!!?」
壁に激突するクコロダイル。水が無いのに殴られたことに理解が追いつかない。そう思っている間にルフィが再び接近するがそれに気づくのが遅れてしまう。
ルフィ「クロコダイルぅ~~~~!!!!」
クロコダイル「待っ………!!!」
ベギィッ!!
ドゴオォォォンッ!!!!!
大量の粉じんが地下聖殿を舞う。衝撃の威力が凄まじいのが理解できる。
クロコダイル「ハッ……クッ……テメェまさか…血でっ!!?」
ルフィ「血でも砂は固まるだろ…?」
クロコダイル「ハア……ハア………クッ…ハハハハハハハハハハ!……いいだろう、レインベース…王宮…そしてこの地下聖殿へと…二度地獄を見てなおこの俺に挑んできたお前の執念に海賊として……報いてやる……!!!」
クロコダイルがそう言いながら左手のフック型義手のフック部分をガチャリとずらして外す。そして中から姿を現したのは穴が開いているフックであった。
ルフィ「とれた…何だ…?」
クロコダイル「毒針さ…」
ルフィ「そうか」
クロコダイル「海賊の決闘は常に生き残りを賭けた戦いだ…卑怯なんて言葉は存在しねぇ……これが最後だ。
王下七武海サー・クロコダイルと海賊王を目指す海賊モンキー・D・ルフィ。2人の最後の闘いがいま始まるのであった。
ライムあんまり活躍してねーし絡んでねぇな……(^ω^)