スライムの海兵さん   作:UFOキャッチャー

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UAが結構きてて嬉しいです。お気に入り登録も30件も増えてました。ありがとうございます!

面白いと感じてもらうよう頑張ります。
第4話です!!


頑張ったら昇進しました

海軍本部近海での哨戒任務で初の実戦を経験したライム。新兵ばかりであったにも関わらず戦死者が圧倒的に少なかったため海軍本部では話題になっており、どこから漏れたのか新聞にも掲載され瞬く間に世界に知れ渡る。そんな彼はいま海軍本部にある戦死者墓地にいた。

 

戦死者墓地…海賊又はその他の戦闘で死んだ海兵が眠る場所。墓石は敷地面積的に余裕がないため石板のような墓石を建てて名前を記載してある。遺体は親族がいれば返還し、いなければ衛生面を考慮し焼却され灰は水葬される。

 

ライム「墓参りなんて何持ってくりゃいいのか分かんねぇから取り合えず、映画とかで見る酒と花で良しとするか…」

 

巨大な石板と言っても刺し違えない墓石の前に数本の酒瓶と墓参り用の花束を置くライム。するとそこに哨戒任務でお世話になったモモンガ中将が来た。

 

モモンガ「!…ライム大尉ではないか」

 

ライム「モモンガ中将、お疲れ様です」ビシッ!

 

モモンガ「うむ、大尉はなぜここに?」

 

ライム「一応哨戒任務で死んだ同僚の墓参りに…何もしないのはなんとうか…まあそういうことです」

 

モモンガ「なるほど」

 

ライム「モモンガ中将も?」

 

モモンガ「ああ、いくら新兵とはいえ死なせてしまったには私にも責任はある。せめてこれはしないといけないと思ってな」

 

そう言うとモモンガは酒瓶と花束を墓石の前に置き敬礼する。ライムもそれを見て敬礼する。

 

ライム「…モモンガ中将、1つよろしいですか?」

 

モモンガ「なんだ?」

 

ライム「自分はあのとき…戦闘が始まった瞬間、覇気を使うべきだったのでしょうか?」

 

モモンガ「…そうだな……確かに戦闘が始まった瞬間覇気を使えば死者は出なかったかもしれない…」

 

ライム「……」

 

モモンガ「だが…だからと言ってそれが間違いとも言い切れない。あの戦闘で得た経験は今回の新兵にとって大きな糧となるのも事実だ。それに覇気を使ったとしても味方まで気絶させてしまうという可能性もある。戦闘終盤で使った覇気は海賊に当たっていたが少なからず味方に当たっていたという報告もあった」

 

ライム「まだまだ鍛錬が必要か…」

 

モモンガ「まあそんなに気を負うな!事実お前のおかげで死者は圧倒的に少なかったんだ!」

 

ライム「はっ!ありがとうございます!なんだか気が晴れたであります!」ビシッ!

 

モモンガ「うむ!…ああそういえばセンゴクさんがお前を探していたぞ?」

 

ライム「センゴクさんが?分かりましたでは失礼します!」

 

ライムは再度敬礼しその場を離れるが、モモンガはふと呼び止める。

 

モモンガ「ライム大尉!!」

 

ライム「!…なんですかモモンガ中将!?」

 

モモンガ「貴官はどのような正義を掲げる!?」

 

ライム「自分の掲げる…正義…ですか?」

 

思ってみれば海軍に入ったものの正義についてあまり考えてはいなかった。海軍に入った以上何かしらの正義を皆掲げている。しかしこの先自分はどのような正義を掲げるかモモンガ中将の問いかけで一瞬考える。

 

ライム「自分の……」

 

モモンガ「……」

 

ライム「自分の正義は【偏りなき正義】ですかね」

 

モモンガ「偏りなき正義…」

 

ライム「正義というのは曖昧なもの…一つの正義で通したら目が曇って本質…ですかね?そういうのが見えなくなりそうなので」

 

モモンガ「なるほど…いや教えてくれてありがとう」

 

ライム「いえ、では失礼します!」

 

 コッコッコッコッコッ…

 

モモンガ「偏りなき正義か…まだ若いのに良い正義を持っているもんだ…」フッ…

 

小さく口角を上げて笑うモモンガであった。

 

 ・

 ・

 ・

 

場所は変わって元帥執務室。

 

ライム「センゴクさん!ライムであります!」

 

センゴク「おお、ライムか。入ってくれ」

 

ライム「失礼します!」ガラッ!

 

襖を開けて部屋に入るとそこにはガープ、クザン、ボルサリーノ、そしてサカズキがいた。

 

ライム「わあ~…」スス…

 

センゴク「待て待て!なぜ閉める!?」

 

ライム「いや~、ガープさんや上司のクザンさんがいるならまだしも、3大将全員がいらっしゃったのでビックリしちゃって」

 

ガープ「ぶわっはっはっはっ!!おもしろい奴じゃ!!」バリボリッ!

 

クザン「ほらー、だから言ったでしょうがー」

 

(ボ)リーノ「いや~、さっきのリアクションなかなか面白かったよぉ~」

 

サカズキ「コイツがいま本部で噂になっちょるやつか?」

 

センゴク「それについてはすまなかった。だがコイツからがいるのはちゃんと理由があるからだ」

 

ライム「ガープさんはまた休憩というサボりですか?」

 

ガープ「サボりじゃないわい!休憩じゃ!」

 

センゴク「貴様の場合は休憩しすぎだ!!」

 

ガープ「休憩ぐらいええじゃろうが!!」

 

センゴク「その分仕事せんかぁ!!」

 

センゴクとガープの言い争いが始まろうとしたがクザンがそれを止める。

 

クザン「センゴクさん、ガープさん言い争うのはいいっすけどライムが困ってますよ」

 

センゴク「むっ…ゴホンッ!あーそうだったな。すまないライム」

 

ライム「いえ。それで自分が呼ばれた理由は何でしょうか?」

 

センゴク「うむ、先日の哨戒任務はご苦労だった。お前のおかげで凶悪な海賊も捕らえることが出来たし、こちらの死者も少なく済んだ。礼を言う」

 

ライム「恐縮です」

 

センゴク「報告書によればその場で現場指揮、負傷者を後方へ下がらせるために援護したりなど目覚ましい活躍をしたそうだな?」

 

ライム「自分が出来る最善の行動を取ったまでです」

 

センゴク「さらに海賊の船長を倒したとあるが?」

 

ライム「モモンガ中将が危機的状況を助けてその流れで倒しました。見方によっては手柄を横取りしたようなものです」

 

センゴク「なるほど。とはいえ功績は功績だ。その功績に見合った褒賞は与える」

 

ライム「ありがとうございます」

 

センゴク「まあここまでは別にいい…本題は貴様をこのままクザンの所で学ばせるのはどうかということだ」

 

どういう事なのかライムは質問する。

 

センゴク「ライムには数カ月と言ったが、実のところ海軍に入って1ヶ月が経過している時点で仕事はよく出来ている。まあ細かいところはまだあるが今回の任務での功績を考え、貴様をこのままクザンの下で遊ばせるのは勿体ないと思ったまでだ」

 

ライム「過大評価では?」

 

(ボ)リーノ「そうは言ってもねぇ~、いきなり8700万ベリーの海賊を倒すって結構スゴいことだよぉ~?」

 

ガープ「ぶわっはっはっはっ!クザンに掠っただけとはいえ当てた奴じゃ!8000万程度どうということないわ!!」

 

クザン「別にこのままでいいじゃないの~」

 

(ボ)リーノ「それはまた書類が溜まっちゃうからか~い?」

 

クザン「いっいや~、そんなんじゃねぇし」

 

(ボ)リーノ「本当か~い?…ライムくん、クザンはちゃんと仕事しているのかぁい?」

 

ライム「そーですね~、実のところ~」

 

クザン「おっとぉどうしたライム?腹が減ったなら俺が奢ってやるぜ?」

 

ばればれな芝居をしながらライムの肩に腕を回すクザン。

 

(ボ)リーノ「ダメだよクザン。まだライムくんが話してるじゃないか~」

 

クザン「いいんだよボルサリーノ!それでセンゴクさん、ライムはどうするんです?」

 

センゴク「全くお前は…いくつか案は考えてある。まず1つ目は今まで通りクザンの下で仕事をする。これはあと2、3か月で良いと考えている。2つ目は実戦任務…いわゆる哨戒、討伐、逮捕などの任務に赴いて心身ともに鍛える。3つ目はシャボンディ諸島でのパトロールだな。あそこは海賊も多いから戦闘に慣れるには打ってつけだ。それに海賊を捕まえれば治安も良くなるから一石二鳥だ」

 

(ボ)リーノ「とりあえず1つ目の案はなしだね~」

 

クザン「おい!」

 

サカズキ「じゃとするとわしとしては2つ目がええと思うのぉ」

 

ガープ「どっちもすりゃあええんじゃないか?そのほうが色々と手っ取り早いじゃろ?」

 

センゴク「全くお前は無責任なことを言いおって…ライムお前はどうしたい?」

 

ライム「そうですね、ガープさんが言ったように両方…というより一定期間どちらかの仕事をして期間が過ぎたらもう1つをまた一定期間するのはどうでしょうか?」

 

センゴク「なるほどな…まあ確かにどちらも人手は欲しいからな。…よし分かった!ライム大尉!」

 

ライム「はっ!」

 

センゴク「貴様にはまず最初の3か月は海での任務に出てもらう!それが終わったら今度は2カ月シャボンディ諸島でのパトロール任務に就いてもらう!」

 

ライム「それが終わったらシャボンディ諸島のパトロールが終了したらまた海でしょうか?」

 

センゴク「そのときは貴様の力量を見て考えることにする!」

 

ライム「はっ!わかりました!」ビシッ!

 

クザン「……なあライム今からでも考え直さない?」

 

(ボ)リーノ「わっしのとこに来ない?」

 

センゴク「やめんか!!」

 

こうしてライムの新たな仕事が決まるのであった。3大将が退室したあとセンゴクからライムにあるものが渡される。

 

センゴク「おっと忘れるとこだった。ライム、貴様にこれを渡しておく」スッ…

 

ライム「なんですかこれ?封筒?」

 

センゴクから渡されたのは何通かの封筒だった。

 

センゴク「お前が哨戒任務で同船した新兵からの移動願いだ。何名かお前の下に付きたいらしい」

 

ライム「それはつまり自分の部下になりたいという事ですか?」

 

ガープ「ぶわっはっはっはっ!早くも部下を持つとは!!早い出世じゃな!!」

 

センゴク「とは言ってもお前はまだ海兵になったばかりだ。返事は保留にしてある。まずは力をつけろ、返事はそれからでも遅くない」

 

ライム「分かりました!」

 

早くも部下の候補ができるライム。それから数日経過し海上での任務に励むライム。

 

――海上任務5日目――

 

ライム「そこの海賊!停船しろっ!」

 

海賊「誰がするかバーカ!!」「追いついてみろクソ海兵ー!」

 

ライム「ムキッー!なんだとぉこのクソ海賊が!!砲弾取ってください!」

 

海兵「はっはい!《ドタドタドタ……ドタドタドタ!》…どっどうぞ!」

 

ライム「ありがとう!…観念しろクソ海賊!砲弾ミサイルゥゥ!!!」ブォンッ!!

 

ヒュルルルルルルルル!!……ドギャァァンッ!!

 

海賊「「「「「あぎゃああああああああ!!?」」」」」

 

ライムは能力で腕を何倍にも大きくしガープのように砲弾を素手で投げ追撃中の海賊船に命中させる。

 

ライム「よーし!速度が落ちたぞ!船を近づけろ!乗り込んで全員捕まえる!」

 

海兵「「「はっ!!!」」」

 

(ボ)リーノ「いや~仕事が楽だよぉ」

 

――海上任務10日目――

 

ライム「えっ…懸賞金5000万ベリー?こいつが?ほんとに?」

 

海兵「手配書には確かにそう記載してあります」

 

ライム「5000万ってこの程度なの?」

 

海兵「どうなんでしょう…」

 

ライム「実力は大したことなく今までのやったこと(凶悪な行為)で額が上がったって感じかな?」

 

海兵「一応筋は通ります」

 

――海上任務1か月目――

 

ライム「ここが今追っている海賊が拠点にしている島?」

 

海兵「そうです。包囲網は完成していますので後は追い詰めるだけ―」

 

ドゴオォン!!

 

海兵「!?…何事だ!?」

 

海兵「ほっ報告!包囲していた海賊による奇襲です!現在全部隊応戦中!」

 

海兵「なっ何だと!?」

 

ズパッ!

 

海兵「ぐああっ!!」

 

海賊「おらぁ死ねえ海ぐ《バゴォン!》んべはぁ!?」バタッ…

 

ライムは近くにあったバズーカで海賊を撃つ。

 

ライム「うるせぇ海賊!そこの者を急いで船の医療室に運べ!」

 

海兵「「はっ!」」

 

海賊「てめぇよくもやってくれたな!」

 

ライム「それはこっちの台詞だ!」バキィ!

 

海賊「あびょはっ!?」

 

ライム「総員抜刀!!俺に続けえええええ!!」

 

海兵「大尉に続けえええ!!」「「「うおおおおおおおお!!!」」」ドドドドドドドッ!!!

 

――海上任務2カ月目――

 

ライム「今日は平和だ…」

 

海兵「そうですね~…」

 

――海上任務最終日――

 

ライム「次はシャボンディ諸島でのパトロールか…」

 

海兵「大尉は一応今日で海上での任務が終わりでしたっけ?」

 

ライム「ああ、次はシャボンディ諸島でのパトロール任務だ」

 

海兵「大変ですね、あっ大尉シャボンディ諸島が見えてきましたよ」

 

ライム「おー(あれがシャボンディ諸島か…ちょっと楽しみ!)」

 

3か月の海上任務を終えシャボンディ諸島にある海軍の駐屯基地の港に降りるライム。

 

ライム「ふぃ~…!」グググッ…

 

ガープ「ぶわっはっはっ!お疲れのようじゃなライム!」

 

ライム「ガープ中将、お疲れ様です!」

 

ガープ「楽にせぇ!お前さんの活躍は聞いておるぞ!!お前さんを拾った甲斐があったわい!!」

 

ライム「ところでガープ中将はなぜここに?」

 

ガープ「なーに孫に会いに行ってその帰りでついでに寄ったまでじゃい!」

 

ライム「そんなことしてたらまたセンゴクさんに怒られますよ?」

 

ガープ「構わんわい!あいつは会うたびに仕事仕事とうるさいんじゃ!」

 

ライム「(センゴクさん頑張って…)…では自分はこれで!」

 

ガープ「おう!ここでのパトロールをしっかりするんじゃぞ!」

 

ライム「それ言うならガープさんも仕事しないと」

 

ガープ「わしはええんじゃ!」

 

ライム「自由過ぎる!!」

 

ガープと別れたあと駐屯基地に挨拶をしその翌日からパトロールが始まる。

 

――パトロール任務1日目――

 

住人「食いに逃げだー!」

 

ライム「待てコラァ!」

 

食い逃げ「海兵さんこちら手のなる方へ(笑)!!」

 

海兵「くそっ速いぞ!!」

 

ライム「形状変化!ウィング!」バッサァ!

 

ライムは能力で背中に巨大な翼を作り飛び立つ。

 

食い逃げ「へっ…海兵も大したこと―」

 

ライム「追いついたぞ…」

 

食い逃げ「へああっ!?なんで空飛んで―!?」

 

ライム「逮捕だゴラァ!!!」バゴッ!

 

食い逃げ「へぶっ!?」バタンッ…

 

ライム「まったく手間かけさせやがって…」

 

海兵「大尉ご苦労様です!」

 

――パトロール任務10日目――

 

海兵「おいあいつもしかして…」「間違いない手配書と同じ顔だ」

 

ライム「どうしました?」

 

海兵「大尉!…こちらの手配書を見てください」

 

ライム「手配書?」

 

海兵「今度はあそこにいる男を見てください」

 

ライム「……はいはいはいなるほど~」

 

海兵「懸賞金7900万ベリーの海賊【連撃のコンボ】だ」

 

ライム「連撃?」

 

海兵「なんでも凄まじい勢いでパンチを繰り出して相手を倒すらしいです」

 

ライム「な~る…じゃあ俺が直接行くからその周りを逃げられないように包囲を」

 

海兵「はっ!」

 

 ・

 ・

 ・

 

ライムは周囲を大勢の海兵で包囲させ数人の海兵を連れてコンボが座っているレストランのテラスへ近づく。

 

コンボ「それで俺は言ってやったわけよ!!」

 

(コ)部下「ぎゃはははっ!マジですかお頭!」

 

コンボ「おうよ!そこから俺は……」

 

ライム「あー…お食事中失礼するよ」

 

コンボ「ああ?海兵が何の用だ?」

 

ライム「あなたこの手配書のコンボですよね?」

 

コンボ「ああん?知らねえなそんなやつ。他人の空似じゃねえか!?コンボボボボ!!」

 

ライム「おや?これはあなたじゃない?おかしいですね~この不細工な顔はどう見てもあなただと思うんですけどねw」

 

コンボ「あぁん!?てめぇ今なんつった!!?」ガタッ!

 

海兵「「「……(汗)」」」ゴクリ…

 

不細工と言われコンボは立ち上がる。そしてその部下も続々と立ち上がる。

 

コンボ「てめぇ海兵だからって調子乗ってんじゃねぇぞ!!俺は懸賞金7900万ベリーの連撃のコンボ様だぞ!!」

 

ライム「79ベリーの弱連撃のザコンボ様w?」

 

コンボ「《ブチッ!!》…てんめえええええ!!コンボラッシュ!!」

 

 ドガガガガガガガッ!!!

 

海兵「「大尉っ!!?」」

 

コンボはライムに向かって凄まじい速さのパンチを繰り出す。その勢いは土煙を発生させる程であった。

 

(コ)部下「ざまあみろクソ海兵!」「ありゃ死んだぜ!」ギャハハハハッ!

 

コンボ「ふん!…雑魚が調子に乗るからこうなる―」

 

ライム「誰が雑魚だって?」

 

コンボ「なっ!!?」

 

土煙が晴れるとそこには腕を武装色で硬化させガードしているライムがいた。

 

コンボ「なっ!?てめえなんで立ってられる!?」

 

ライム「あーもう土煙で服が汚れちゃったよ。クリーニング出さないと」

 

コンボ「むっ…無視してんじゃねえええええ!!」グアッ!

 

ライム「唾飛ばすんじゃねえ!!!」ドゴギャ!!

 

コンボ「あひびょほあああ!!?」金的Hit!!

 

ライムより体格が大柄なためライムは上段蹴りをする。するとたまたま蹴った場所が股間でコンボは情けない声を上げその場にうずくまる。

 

コンボ「お…ひょ…あひ……」

 

ライム「おら、こうなりたくなかったら全員動くんじゃねえ」ゲシゲシ

 

海兵(((鬼かな…)))

 

その後、コンボの一味は全員逮捕されるのであった。

 

――パトロール任務1ヶ月目――

 

ライム「来年は世界会議(レヴェリー)か…」

 

新聞を見ながら呟くライム。

 

上官海兵「もうそんな年か…前の世界会議(レヴェリー)から早いもんだ」

 

ライム「上官さんは参加したことあるんですか?」

 

上官海兵「護衛の船に何度かね。もしかするとライムくん呼ばれたりすんじゃない?」

 

ライム「自分がですか?」

 

上官海兵「あれ知らない?きみ結構有名だよ?」

 

ライム「有名…?」

 

上官海兵「きみ海軍でも有名だしここら辺でも有名だよ。新聞にも名前だけだけど載ったしね」

 

ライム「そんなことになっていたんですか」

 

上官海兵「あくまで噂だけどきみのファンクラブまで出来てるって僕は聞いたよ?」

 

ライム「それは悪くないですね(笑)」

 

――パトロール任務最終日――

 

ライム「今日は何もありませんね~。まあ何もない方がいんだけど」

 

海兵「大尉のおかげでありますよ。実際大尉がこうして見回りするだけで悪い奴は大人しくしています」

 

ライム「本当は捕まえるのがいいんだろうけど、そこまで手が回らないし一応及第点かなぁ…」

 

海兵「ははは、大尉は悪くありませんよ。悪いのは悪いことをするやつらです」

 

ライム「そう言ってもらえると気が楽だよ」

 

????「お前が悪魔のライムか?」

 

ライム「はい?」

 

後ろから声がしたので振り返るとそこには白髪で背中に大型の十手と葉巻を2本咥えた強面の男とメガネをかけ手に十字星をデフォルメしたような鍔の刀を持っている女性がいた。

 

ライム「えーとあなたは…?(あれこの人もしかして…)」

 

海兵「あっあなたはもしかしてスモーカー大佐!?」ビシッ!

 

ライム「スモーカー大佐…(やっぱりスモーカーさんだ!顔怖え…)…それでその悪魔のライムというのは?」

 

スモーカー「ああ?なんだ知らねえのか?お前巷じゃ悪魔なんて呼ばれてるぜ?」

 

たしぎ「初めましてライム大尉!自分はたしぎ曹長です!悪魔と呼ばれる理由は能力者であることはわかるが一体どういう能力なのか分からないのと、様々な姿に変身しているからです!」

 

ライム「はえ~…知らなかった。君ら知ってた?」

 

海兵「まあ一応ですが…」「何となくはですが」

 

ライム「まあいいや。それでスモーカー大佐はなぜここに?」

 

スモーカー「お前のお迎えだよ。俺たちは海軍本部へ帰る途中だったんだが本部からお前を拾って来いって御達しがあったんだよ。ったくめんどくせぇ…」

 

たしぎ「もうスモーカーさん!そんなこと言ってはいけませんよ!また何か言われますよ!」

 

スモーカー「いいんだよ!上の連中なんか面倒くせぇだけだ」

 

たしぎ「まったくもう…」

 

スモーカー「おらライム、今日の仕事はもう終わりだろ?準備しろ」

 

ライム「えっいや、いろいろ手続きとか……」

 

スモーカー「細かいことは他の奴がやる。俺ぁ早く終わらせたいんだ」

 

スモーカーはライムの襟を後ろから掴みそのまま地面に引きずりながら歩き始まる。

 

ライム「えっえーとそれじゃあ、お世話になりましたー!」ビシッ!

 

海兵「「「こっこちらこそ!お世話になりました!」」」ビシッ!!!

 

ライムを乗せたスモーカーの軍艦は海軍本部へ向かう。

 

 ・

 ・

 ・

 

――海軍本部――

 

ライム「あーなんか久しぶりだな」

 

モモンガ「おおっ、ライムじゃないか!?」

 

ライム「モモンガ中将!お久しぶりです!」ビシッ!

 

モモンガ「うむ、久しぶりだな。お前の活躍は聞いているぞ」

 

ライム「恐縮であります」

 

モモンガ「この調子でいけば中将になるのもすぐかもな!ハッハッハ!」

 

ライム「流石に中将はまだまだ先ですよ(笑)」

 

モモンガ「この調子で任務に励むんだぞ!」

 

ライム「はっ!ありがとうございます!」ビシッ!

 

そのあとライムは自分を待っていた海兵にセンゴク元帥が待っていると聞きセンゴクの元へ行く。

 

――元帥執務室――

 

ライム「失礼します」ガラッ…

 

センゴク「おぉライムか、任務ご苦労だったな」

 

ライム「ありがとうございます。それで自分はまだ任務継続でしょうか?」

 

センゴク「そう答えを急くな、それについてはこれから話す。まず―」

 

ガープ「ライムが帰ってきたとは本当かセンゴク!?」

 

センゴク「ガープ!!貴様なんの用だ!?」

 

ガープ「おおライム!帰って来とったか!」

 

ライム「ガープ中将ただいま戻りました、あとセンゴクさんが怒ってます」

 

センゴク「ガープ!質問に答えんか!!」

 

ガープ「別にええじゃろうがセンゴク!ライムはワシの孫みたいなもんじゃ!会いに来て悪いか!?」

 

センゴク「お前の孫は東の海(イーストブルー)におるだろうが!!はあ…まったく。あーどこまで話したかな」

 

ライム「まだ内容は始まっていませんね」

 

センゴク「おぉそうだったな」

 

ガープ「なんじゃセンゴク、ついにボケたか?」

 

センゴク「貴様のせいだガープ!!…さてまずこのまま力を付けるための任務を継続するのかと聞いてきたがその必要はない。お前の活躍は報告書で確認したがこちらとしては大満足だ。現場での戦闘や部隊指揮も良く出来ている。なのでいわば研修的な任務はここまでとすることにした」

 

ライム「なるほど…ということは誰かの下に付くんですか?」

 

センゴク「いや、ライム…お前には部隊を率いてもらうことになる」

 

ライム「ぶっ部隊ですか!?」

 

なかなかの話の飛び具合に驚くライム。

 

センゴク「そうだ、この5カ月の活躍を鑑みてお前を昇進させることにした。階級は中佐だ。」

 

ガープ「ぶわっはっはっはっ!早くも中佐か!」バリボリ!

 

ライム「予想外でーす…」

 

センゴク「部隊の人員と船はこちらで用意する。あと移動願いを出してきた新兵もいれる」

 

ライム「船はどのクラスになりますか?」

 

センゴク「軍艦は中型艦になるがそれがどうかしたか?」

 

ライム「いえ、もし許可が下りるなら改造してみたいなと」

 

センゴク「改造してみたいか……いいだろう」

 

ライム「えっいいんですか!?」

 

センゴク「褒賞の内容の1つに軍艦の改造許可をやる。ただあまりいきすぎた改造はするなよ?」

 

ライム「ありがとうございます!!」ビシッ!!キラキラ…

 

センゴク「(目が輝いているのは気のせいか…?)…まあ話すことは以上だ。詳しい内容はまた後日話す。今日はもう下がっていいぞ、疲れているだろうからな」

 

ライム「はっ!ありがとうございます!では失礼します!!」

 

部隊を持つことに驚きつつも最後は目を輝かせながら退室するライムであった。

 

ガープ「海軍に入って約半年で中佐か!拾ってきたわしも鼻が高いもんじゃ!ぶわっはっはっはっ!!」

 

センゴク「貴様はいつまで休んでおるガープ!」

 

ガープ「うるさいわボケセンゴク!!」

 

センゴク「何だと!?この煎餅ジジイッ!!」

 

ライム(2人とも元気だな~)

 

こうして早くも自分の部隊を持つことになったライムであった。

 

 

 

 

 




昇進早すぎたかな?でも許して( ˘ω˘ )
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