IS語   作:謎人

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第六話 再会

side刻枼

「ではこれよりISの基本的な飛行操縦を実践してもらう。織斑、オルコット、真庭、鑢。ためしに飛んでみろ」

 

激闘の模擬戦から一週間、四月も下旬になった。俺は早速、森羅を展開する。俺のIS森羅はほかの機体とは違い、機械的部品が少なくかつ総合的に能力が高いのが特徴だ。ッと閑話休題。俺はそこで試してみたいことがあったので実践してみることにした。

 

「虛刀流・七の構え・杜若」

 

クラウチングスタートの姿勢をとる。位置に着いて

 

「よーい、ドン」

 

加速する。先頭を飛んでいた焔に追う。が、追いつかない。焔の機体、黒鳳は他の機体に比べて速度が速い。さらに、最近編みだしたか「疾風迅雷」という忍法。何でも、通常のどの歩法よりも早いとか。

 

「杜若か」

 

「まあな。まだ、これ使って飛ぶのはなれてないがな」

 

感覚はつかめた。さて、少ししてセシリアが、最後に一夏か

 

「お前ら、どうやったら、早く飛べるんだ?」

 

「一夏さん、イメージはしょせんイメージ。自分がやりやすいよい方法を構築する方が建設的でしてよ」

 

「そう言われてもなあ」

 

「説明してもかまいませんが、長いですわよ。反重力力翼と・・・・・・・」

 

「分かった。説明はしてくれなくていい」

 

確かにな。今の俺たちでは理解できそうにない。

 

「一夏、開眼のどっちか使えばつかめるんじゃないか?」

 

「使っている間だけだ。普通に使えないと意味がない」

 

「難儀だな」

 

あの試合以降、セシリアは何かと付けて一夏のコーチを買って出ていた。それに付け加えて、俺や焔にもレクチャーしてくれる。しかし、セシリアの好意には当然というか気付いていない。付き合いが焔より浅い俺が言うのもなんだが、うん、鈍感だ。ッと閑話休題。次の実習は、急降下と完全停止か。なら、

 

「落花狼藉!!」

 

 

 

                ☆

「織斑、鑢。誰がグラウンドを破壊していいといった?」

 

完全停止に失敗した。勢いつけすぎたな。一夏も同様か。とりあえず謝っとこう。

 

「「すみません」」

 

「情けないぞ、一夏。昨日私が教えてやっただろう」

 

箒が一夏を叱る。昨日のって、あの擬音混じりのレクチャーか。ギロ!!っと睨まれる。なんでわかったんだ?それで満足したのか、一夏に説教をし始めた。う~~む、あいつ絶対尻にしかれるたちだな。次の実習は武装展開か。俺自身が刀なんだがな。武装がない俺は見学だ。一夏は針を、焔は鉋を、セシリアは狙撃銃を展開させる。一瞬でだ。

 

「流石だな」

 

そう感嘆する。

 

「ねえ~~、ようよう」

 

「なんだ、本音?」

 

「ようようは武装は無いの?」

 

「ないな。あっても使えないし」

 

「なんで?」

 

「鑢の人間は才能がないからな」

 

「だけど、あの試合はすごかったよ」

 

「まあな。才能がなかったから虛刀流が生まれたんだ」

 

刀を振るうでなく、刀になる。初代は、何を思ってそう決断したのか?四季崎記紀が絡んでいることは口伝で伝えられているが、それ以上に確かめようがない。うちの先祖は焔の先祖のように、史書は残していない。せいぜい口伝のみだ。現に、真庭語で家の七代目が尾張城を倒壊したと書かれていることには驚愕した。そんなことを考えているうちに、授業が終わる。

 

「時間だな。今日の授業はここまでだ。織斑、鑢、グラウンド片付けておけよ」

 

まいったな。一夏が激突した分より、俺が破壊した方がひどい状況だ。穴埋めをしようとする矢先、

 

「織斑く~~ん、鑢く~~ん」

 

クラスの女子が話しかけてきた。

 

「今日の夕食の後って何か用事ある?ヒマ?」

 

「特に何もないけど」

 

「まあ、屋上で鍛錬するくらいだ」

 

「刻枼、焔も言ったけど何か羽織れよ」

 

スルーする。

 

「もしよかったら、夕食の後食堂に残ってね」

 

まあたまにはいいか。そう思いつつ、穴埋め作業に入った。

 

 

 

 

side焔

「というわけでっ!織斑君クラス代表及び真庭君副代表決定おめでとう!」

 

「おめでと~!」

 

パン、パンパーン。クラッカーが乱射される。さて、夕食後の自由時間の食堂。俺と一夏の就任パーティーが開催された。まあ、賑やかなのは嫌いではない。実家も祝い事があればこんな感じだしな。

 

「いやー、これでクラス代表選も盛り上がるねえ」

 

「ほんとほんと」

 

「ラッキーだったよねー。同じクラスになれて」

 

「ほんとほんと」

 

さっきから相槌を打っている女子は二組ではなかったか?ちなみにこの場には三〇人以上いる。まあ、突っ込むまい。一夏の方を見ると箒とセシリアに酌されている。刻枼は、布仏さんらと喋っている。ちなみに俺は、黙々と団子を食っている。甘い。

 

「はいはーい。新聞部でーす。話題の新入生、織斑君、真庭君、鑢君に特別インタビューをしに来ました~!」

 

「あ、私の名前は黛薫子。よろしくね。新聞部の副部長やってまーす。はいこれ名刺」

 

受け取って、その名前を見る。画数が多い。

 

「ではではずばり織斑君!クラス代表になった感想を、どうぞ!」

 

「えーと。まあ、なんというか、がんばります」

 

「えー。もっといいコメントちょうだいよ~。俺に触るとヤケドするぜ、とか!」

 

どちらかといえば、俺の台詞だろう。

 

「自分、不器用ですから」

 

「うわ、前時代的」

 

高○健か。

 

「じゃ、まあ、適当にねつ造しておくからいいとして、あの白い刀の名前教えてくれる?」

 

「太刀ですか。それとも

 

「日本刀の方」

 

「薄刀・針ですが」

 

「針ねえ。ありがと、次に真庭君いいかな?」

 

「かまいませんが」

 

「じゃ、副代表になった感想を」

 

ふむ。

 

「善処します」

 

「真庭君ももっと何かいいコメント言ってよ~~。ま、いっか、こっちもねつ造しといて、では質問です。真庭君の忍法は全部で何個あるの?」

 

「三つだが」

 

この発言に会場がどよめく。

 

「あれ、試合じゃ三つ以上使ってたよね」

 

「俺が使える忍法は三つですよ。一つ目に鬼火。二つ目に演武。簡単に言うとほかの忍法をまねることができる忍法だ。俺が無理だとは思わない限りな。骨肉細工とか絶対無理だし」

 

「骨肉細工って?」

 

「姿、形を変える忍法だ。一度やろうとして、1週間筋肉痛になって以来やってませんがね。俺からはこれ以上話す気はない」

 

「えー。三つ目の忍法は」

 

「それは我が嫌いな忍法だからな。使う気もさらさらない」

 

「じゃ、最後に。試合に使っていたあの刀の銘は?」

 

「絶刀・鉋だが」

 

「鉋ね、じゃ、鑢君に質問。剣士手名乗ってたけど肝心の剣はどこにあるの?」

 

「ああ、否定する。虛刀流は刀を使わない剣法だ。刀を使えば刀自身に振り回されるからな」

 

「へえ~~、ま、うまくまとめといて、最後にセシリアちゃんもコメントちょうだい」

 

「わたくし、こういったコメントはあまり好きではありませんが、仕方ないですわね」

 

とか何とかいいつつ満更ではなさそうだな。少しばかり飲み過ぎたか、断りを入れトイレに向かった。なにせ、元々女子校だったために男子トイレというのは来客用のみしかないというのが現状だ。こればかりは不便ではある。用を終え、再び戻ろうとした矢先、懐かしい顔があった。

 

「鈴」

 

「へ、嘘。ほ、焔!!」

 

何を驚いているかわからんが出会ったのは1年前、転校していった妹分の鈴だった。

 

「久しぶりだな。しかし、何で今頃?」

 

「ちょ、ちょっとした手違いでね。入学遅れて、転校って形よ。ねえ、焔、悪いんだけど受付ってどこにあるの?」

 

「ここからだと少々かかるな。ついてこい」

 

「あ、ありがと」

 

「しかし、時がたつのは早いものだな。少しばかり見違えたぞ」

 

「それって、いい意味で?」

 

「まあな。ところで鈴、転校ということは国代表か?」

 

「そうよ。ところでなんであんたはIS使えるようになったのよ?」

 

「色々あってな。一言でいえば、こいつの影響かもしれん」

 

そう言って鉋を出した。

 

「家の蔵から、ISのコアらしきものが見つかってな、そのうちの一つが俺に反応したというわけだ」

 

「それがその刀?」

 

「まあな。銘は鉋。過去の四季崎記紀が作ったとされる完成形変体刀の銘をもつものだ。と、着いたぞ」

 

話しこんでいたらいつの間にかついたようだ。手続きが長引きそうなので今日は分かれることにした。

 

「鈴、また明日な」

 

「そうね。また明日」

 

なぜか、顔を赤く染めていたがまあいい。そのまま食堂へと向かう。

 

「真庭君、遅いよ~~」

 

着くなりそう言われた。はて

 

「真庭君も早く早く」

 

ああ、集合写真か。

 

「それじゃあ撮るよー。35×51÷24は~?」

 

「え?えっと・・・2?」

 

「ぶー、74・375でした!」

 

なんだそれは、パシャリとシャッターが切られる。まあいいか。就任パーティーは10時まで続いた。刻枼は少し鍛錬するということで屋上にでている。毎度のことながら半裸だ。止めようとしたが、一部女子から反発をくらった。何故?と思いながら、真庭語(裏)読んでいる。既に読んだ真庭語より、際立った内容だ。真庭語(裏)の内容は大きく分けて3部だ。一つ目は初代について。二つ目は大乱について。三つ目は変体刀をめぐる争いについて。目を引いたのは大乱についてだ。飛騨鷹比等が起こした大乱。尾張時代の天下太平の折に起きた戦争。起こした理由も詳しくは分かっていない。その折りで飛騨勢に加算した真庭忍軍毒組。異質な真庭の中でもさらに異形な集団。長年真庭家でも分からなかったことだが大乱で生き残った唯一の毒鶴が……

 

「焔!!」

 

集中しすぎたか、突然の声に驚く。見れば寝間着に着換えた刻枼がいた。

 

「何驚いてんだ?」

 

「すまん、集中し過ぎたようだ」

 

「真庭語(裏)か」

 

「まあな。さて、シャワー浴びて寝るか」

 

そう言ってシャワーを浴び、床に着いた。その日、何故だろうか。久々あった妹分と初めて会った夢を見た。

 

 

 

 

「「「やーい、このパンダ!!」」」

 

「パンダじゃないもん!!」

 

「そのへんにしておけ」

 

一斉に振り向くいじめっ子達。

 

「たく、親なしの方の真庭かよ」

 

「ちびは黙っとけ……って無視すんな!!」

 

「こいつらに構うだけ無駄だ。少ししゃがんでおけ」

 

「何よ、あんた?」

 

「少しばかし刺激が強いぞ!!」

 

そして大乱闘。ものの五分で小さい少年が勝った。何故、少年が少女を助けたのかはわからない。気まぐれかと言えばそう言えるが少年は何故かっそう答えることができなかった。

 

 

                      ☆

side一夏

「織斑君、おはよー。ねえ、転校性の噂聞いた?」

 

「転校生?今の時期に?」

 

「国代表なのか?」

 

と刻枼。

 

「そう。何でも中国代表候補生なんだってさ」

 

「「ふーん」」

 

ちなみに焔はまだ来ていない。また自販で甘いもんでも飲んでるのだろう。

 

「あら、わたくしの存在を今更ながら危ぶんでの転入かしら」

 

一組のイギリス代表候補生、セシリア・オルコット。今朝もまた、腰に手を当てたポーズが似合う。

 

「このクラスに転入してくるのではないのだろう?騒ぐほどのことでもあるまい」

 

あれ、さっき自分の席(窓側)に行ったはずの方気が、気がつけばそばにいた。

 

「それにしても、どんな奴なんだろうな?」

 

「気になるのか刻枼?」

 

「まあな。それよか、一夏。来月のクラス対抗戦の優勝賞品、学食のデザート半年間のフリーパスって聞いたか」

 

「ああ。・・・・・・・あ!!」

 

「どうしました、一夏さん?」

 

「どうした、一夏?」

 

「あ、いや、焔が甘党だっていうこと知ってるよな」

 

「ああ、ご飯に小豆をかけて食うやつだからな」

 

「最近はしなくなったがな。まいったな、負けたらただじゃすまないな」

 

よし、とにかく頑張ろう。放課後さっそく練習開始だ。

 

「その意気ですわ、一夏さん。クラス対抗戦に向けて、より実践的な訓練をいたしましょう。ああ、相手ならこのわたくし、セシリア・オルコットが務めさせていただきますわ」

 

「ま、俺も手伝うぞ。とはいえ、専用機持ちは1組と4組だけじゃなかったか?」

 

「そうだよー。余裕だよ」

 

「――その情報、古いよ」

 

ん?教室の入り口からふと声が聞こえた。

 

「二組も専用機持ちがクラス代表になったの。そう簡単には優勝できないんだから」

 

「鈴?……お前、鈴か?」

 

「そうよ。中国代表候補生、鳳鈴音。今日は宣戦布告に来たってわけ」

 

「なに、格好つけてるんだ?すげぇ、似合わないぞ」

 

「んなっ……!?なんてこと言うのよあんたは!」

 

うん、やっぱ鈴だ。こういう時は

 

「ナイスタイミング」

 

「なんだいきなり?」

 

鈴と反対側のドアから焔が入ってきた。手には、いちごおでん!?

 

「てか、何だそれ、焔?」

 

「ああ、新作が出たからな。試しに買ってみたがはずれだ。おでんにイチゴは合わん。と、鈴か、このクラスに転入か?」

 

「二組らしいぞ」

 

「って焔、あんた朝から何飲んでんのよ!!」

 

「イチゴおでんだが」

 

「そうじゃなくて、甘いもの取り過ぎよ。もっと節制しなさ……

 

「おい」

 

「なによ!?」

 

バシンッ!?気き返した鈴に痛烈な出席簿打撃が入った。―――鬼教官登場である。

 

「もうSHRの時間だ。教室に戻れ」

 

「ち、千冬さん・・・」

 

「織斑先生と呼べ。さっさと戻れ、そして入り口を塞ぐな。邪魔だ」

 

「す、すみません。焔、昼休み来るからね」

 

そう言ってダッシュする。変ってないな。

 

「そして真庭、さっさと飲み終われ」

 

まだ飲んでたのか!!しかし、今年はこう知り合いと再会することが多いな。

 

 

              ☆

「一夏、さきほどの女子との関係なのだが」

 

「というより焔さんとの関係といった方が正しいかも知れませんが・・・」

 

昼休みになってすぐに箒とセシリアに囲まれた。

 

「まあ、話なら飯食いながら聞くから。焔、刻枼、いいか?」

 

「ああ」

 

「焔、気になったんだがイチゴおでん以外になんか変ったものは試したのか?」

 

「ああ、練乳ソーダ、まあまあだったな。蜂蜜コーラ、甘すぎる。グレープフルーツと伊予柑のミックスジュース、なかなかいけた。その他は……」

 

「ああ、もういい。聞いてるだけで口のなか甘くなってきたぜ」

 

「というより、本気で節制しているのか?」

 

「そうですわ」

 

「心配するな。忍法・鬼火で異常にカロリー食ってるから」

 

「カロリー消費だったの、忍法って?」

 

そんな話をしているうちに学食へ到着。案の定、鈴は入り口に立っていた。朝みたいなかっこつけた立ち方じゃなくて、昔みたいな鈴らしい仁王立ちで、だ。

 

 

「よ、とりあえず中に入ろうぜ。積もる話は昼飯食いながらで」

 

「あ、ち、ちょっと一夏! 勝手に決めるなぁっ!」

 

最近学習したんだ。あまり立ち話をすると俺にとってよろしくない状況が絶対に展開されるって。

 

だから、俺はとっとと中に避難する。自分から好んで苦行はしたくないからな。

 

「それにしても久しぶりだな、鈴。ちょうど一年ぶりになるのか。元気にしてたか」

 

「まあね。昨日は、ありがとね、焔」

 

「気にするな」

 

「なんだ、焔。鈴が転校したこと知らなかったんじゃないのか?」

 

「いや、昨日会った。2組だということは今日知った」

 

「焔、その娘とはどんな関係なんだ。まさか、付き合ってるとか」

 

と箒が聞いた。

 

「べ、べべ、別に私は付き合ってるわけじゃ……」

 

「落ちつけ、鈴。まあ、妹分というべきか……何故睨んでいる?」

 

「なんでもないわよっ!」

 

哀れ、鈴。というより、普段人のことを鈍感扱いしているがお前も鈍感じゃないのか?

 

「妹分?」

 

「幼馴染よ!!」

 

「あーそうだな。箒が引っ越したのは小4のだったろ?鈴が転校してきたのは小5の頭だよ。で、中2の終わりに国に帰ったから、会うのは1年ちょっとぶりだよな」

 

よく考えると、箒も鈴も刻枼も入れ違いなんだよな。

 

「で、こっちが箒。ほら、前に話したろ?小学校からの幼馴染で、俺が通ってた剣道場の娘。で、こっちのでかいのが刻枼。鈴が引っ越した後にやってきた」

 

「ふうん、そうなんだ。これからよろしくね」

 

「ああ、こちらこそ」

 

「よろしくな」

 

「って、箒だっけ。だいじょうぶよ。私はあなたの障害にならないから」

 

「ああ、わざわざすまないな」

 

「なんの障害だ?」

 

「焔さん、それを聞くのは野暮ってことよ。わたくしはイギリス代表候補生のセシリア・オルコットですわ、同じ代表候補生として、よろしくお願いしますわ」

 

「ええ、こちらこそよろしく」

 

セシリアに自己紹介した。

 

「なあ、鈴。親父さん元気にしてるか?まあ、あの人こそ病気とは無縁だよな」

 

「あ……。うん、元気―――だと思う」

 

うん?急に鈴の表情に陰りがさした。同時に焔も細い目をさらに細めた。

 

「まあ、あれだ。これから3年ここに入るのだろう。よろしく頼むな、鈴」

 

「こっちこそ、焔」

 

「なあ、一夏」

 

「鳳さんは」

 

「焔のことが」

 

鈴の様子を見て気がついたのだろう。小声で三人が聞いてきた。

 

「そうだよ。小5から慕われてるんだが、妹分としてみてるんだよ。あいつ。まったく、人のこと鈍感だと言ってるけど、どっちが鈍いんだって話だ、ってなんで睨んでんだお前ら」

 

「いや、なあ」

 

「一夏さんも人のこと言えませんわ」

 

「同じく」

 

何なんだよお前ら。

 

 

 




キャラ紹介
真庭花梨(まにわかりん) 忍び名 真庭火鼠

使用忍法 足軽 鼠火(鼠花火のような火を放つ)

外見は化物語の阿良々木火憐ちゃん(ショートカット) 
年齢は、15歳 聖マリアンヌ女学院に通う。蘭とは友人。焔LOVE(Likeではない)

真庭洋子(まにわようこ) 忍び名真庭銀狐

使用忍法 口先八兆 (常時発動型。弁舌上手)
花梨の母。鎌太郎の上司。真庭家の顧問弁護士
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