もしCCAアムロが一年戦争にタイムスリップしたら   作:BLAUFALK

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次話あたりに登場します。
会いたかったぜ…シェリー…(違)


Battle on the Earth
CCAアムロがタイムスリップ第11話


≪カタパルト準備よろし。ミノル機発艦どうぞ≫

 

船体ごとコアファイターを弾道軌道まで乗せるために傾け仰角を稼ぐ。

中南米-カリブ海一帯にジャブロー捜索及び防衛ラインとして犇めくジオン地上軍の頭上をすり抜け、連邦軍本部ジャブローへ救援の要請を行う算段であった。

 

元々ペガサス級のネームシップ1番艦はエンジン部の設計に問題があり、改修の遅れから、若干後に建造された2番艦が先に竣工しサイド7V作戦機回収の任についたという経緯がある。しかし実際の運用テストを行ったわけではなく、問題が発生したとしてジャブローへ直行する予定であったことから最終的な改善は行われなかった。

 

結果、単艦で衛星軌道に復帰し再突入を行うことが不可能となってしまっていたのだ。

後ろにはニューヤーク、前にはキャリフォルニアベース、左には上述の防衛ラインが控え、カナダ方面へ抜けざるを得ず。

ブライトはこの後のホワイトベースの予定針路を決め、その情報をルナ2周辺で救助したパイロットに託した。

 

「無事に飛び立ったか…ミライ、船体を水平に戻してくれ。マーカー、レーダー上に反応はないな?」

 

「はい、今のところは。索敵範囲ギリギリを偵察機と思われる機影がたまに何度か掠めていますが見つかった様子はありません。」

 

「ブライト君、半舷休息を取ってはどうだね。今がチャンスだと思うが。」

 

「リード中尉、宜しいので?」

 

「なに怪我人でも…このぐらいの艦長の代わりは務めんとな。各自、交代で休息を取るように伝えい。」

 

艦内放送でその旨が伝えられる。

ブライトが真っ先に向かったのはシャワー室であった。

そこでバッタリ、アムロと会う。

 

「お疲れ様、ブライトさん。」

 

「ああ…サイド7からこっち気が休まらんな、まったく。…俺は指揮が執れているだろうか、地球に降りた直後はリードに軍法会議だなんだと云々言われてしまってな…査問でも何でもいいが、それで解決するなら儲けものだ。」

 

男2人がそれぞれ個室でシャワーを浴びる。

大した会話もなくそれは終わるかに見えた_

 

「今のところはジオンもこっちの位置は掴めていない、このまま運良く北米を抜けられるといいんだが。偵察機が周辺にいるようだ、見つかるのは時間の問題だろう…」

 

「_周辺に?ブライト、偵察機は何回来た?どの方位から?」

 

「おい呼び捨てに…………まさか!?」

 

ミノフスキークラフトによって浮くことが出来るホワイトベース。そもミノフスキー粒子は通信障害を引き起こし、それは意図的に妨害のために散布せずとも、その応用であるミノフスキークラフトでも一定の効果が得られる。

 

それを逆手に、通信障害を起こすエリアを絞り込む_その結論に達したとき、ブライトはドアを蹴破る勢いでシャワー室を出る。着替えつつ廊下を怒鳴り声とともに駆ける。

 

「ガンダムでスタンバっておけ!!!!」

 

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「木馬と言われるだけのシルエットがある。いやそれにしては尻尾がないかな?」

 

偵察隊のルッグンが姿を収めた静止画像がニューヤーク基地のブリーフィングルームに映されていた。

 

「ご冗談を、大佐。羽が出ておりますな。」

 

「はは…さて漫談はここまでだ。ドップを先発させ地上へ引き摺り下ろす、接収したSAMも使い切ってしまえ。ガウは順次離陸だ、私もダブデを移動司令部とする。」

 

「大佐。それは…」

 

「大丈夫さ、ゲラート少佐。MSで出たりはしない、それは貴官の隊の任だ。白いヤツはデータ収集を優先し相手にするな、ヤツはあまりに危険だ。」

 

「ええ、しかし。母艦さえ包囲すれば」

 

「満足に動き回れまい。そういうことだ。よく出来る部下を持っているな、少佐。…そのあとでキャリフォルニアベースからの増援が間に合うだろう、飽和攻撃で一気にケリをつける。行くぞ!」

 

続々とブリーフィングルームを退席し、ニューヤーク基地のハンガーと滑走路が慌ただしくなる。

総じて基地からはダブデ1隻、ギャロップ2隻、ガウ8機、ファットアンクル2機、ドップ編隊12、マゼラアタック21輌、陸戦型ザク15機、F2ザク33機、ザクキャノン6機、先行量産型グフ3機の1個大隊が出撃して行った。

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