ウルトラマンジード×ラブライブ!サンシャイン‼︎ 輝らすぜ!群青‼︎ 作:ラブライダーMEG
千歌「ねぇゼロさん!」
ゼロ「ん?どうした?千歌」
千歌「ゼロさんやリクさんって、今まで色んな怪獣たちと戦ってきたんだよね?」
ゼロ「おう、そうだぞ。有機生命体の抹殺を目的としたロボット*1や時空を移動する魔神*2なんかとも戦ったぜ。そして宿敵……ベリアルともな……」
千歌「ベリアルって、リクさんのお父さん?」
ゼロ「なんだ、知ってたのか。よし、せっかくだからこれまでの戦いを教えてやるか!それじゃ、星雲荘へ行こうぜ!!」
〜星雲荘〜
ペガ「来たなドンシャイン!ここがお前の墓場となるのだ!!」
リク「僕は絶対に負けない!ヒアウィーゴー!」
千歌「……」
ゼロ「……何やってんだ?お前ら……」
リク・ペガ「あははは……」
リク「それで、今日はどうしたの?」
千歌「ゼロさんに今までの戦いのことを教えてもらおうと思って!」
ペガ「なるほど、それで!」
ゼロ「そういうわけだ。まずは俺の最初の戦い*3から振り返って行くぜ。頼んだぜ、レム!!」
レム『分かりました』
すると、星雲荘のモニターに映像が映し出された。
ゼロ「M78星雲、ウルトラの星。ウルトラマンたちの故郷だ。この星にある光の国に悪人はいなかった。ただ1人を除いてな……」
千歌「それがベリアル……?」
リク「そう。僕の父さんだ」
ゼロ「ベリアルはプラズマスパークに手を出して光の国を追放されたんだ」
千歌「プラズマスパーク……??」
レム『光の国にある強大なエネルギーを持った人工太陽です。もし、コレが停止してしまうと、ウルトラの星は氷の星となってしまいます』
ゼロ「しかし、追放されたベリアルは怪獣使いの力を得て光の国へ復讐しに来たんだ」
レム『"ベリアルの乱"と呼ばれる戦いです。この戦いに敗れたベリアルはウルトラマンキングの手によって宇宙牢獄へ投獄されます』
ゼロ「キングってのは俺たちウルトラマンを見守ってくれてるすげぇジーさんなんだ」
千歌「そういえばずっと気になってたんだけど、ゼロさんって何歳なの?」
ゼロ「俺か?だいたい5900歳くらいだな」
千歌「5900歳!?めっちゃ年上じゃん!」
レム『しかし、地球人に換算すると千歌さんと同じくくらいです』
ゼロ「あっ、余計なこと言うな!」
千歌「え!?私と同じくらいじゃん!!ところでリクさんは何歳なの!?」
リク「え、え〜と……じゅ、19歳……」
千歌「え〜、全然普通じゃん!」
ゼロ「い、色々複雑な事情があるんだよ!話戻すぞ!」
千歌「何の話だったっけ?」
ペガ「ベリアルが宇宙牢獄へ投獄された話だったね」
ゼロ「そうだ。そしてそれからしばらく経った後、ベリアルは脱獄に成功した。そして再び光の国に侵攻したベリアルはプラズマスパークを奪ってしまったんだ」
千歌「それじゃあウルトラの星は……?」
ゼロ「あぁ、ウルトラの星はたちまち凍りついてしまった。だけど、ウルトラマンタロウがプラズマスパークの光を護ってくれたおかげでメビウスや初代ウルトラマン、そして俺の親父ウルトラセブンはベリアルを追って怪獣墓場へ行くことができたんだ」
千歌「怪獣墓場ってこの間リクさんが行ったところだよね!」
リク「そう。あの場所は色んな世界の怪獣の魂が眠る場所なんだ」
レム『ベリアルは怪獣を操るレイオニクスの力とプラズマスパークの力を使ってその怪獣の魂を蘇らせようとしていました』
ゼロ「そして怪獣墓場に駆けつけたメビウス、親父、ウルトラマン。さらには別世界からやってきたウルトラマンダイナや正義の怪獣使いレイたちはベリアルの怪獣軍団と最後の決戦に挑むんだ」
千歌「はぇ〜、ウルトラマンがいっぱいだぁ〜!ところで、ゼロさんは?まだ一回も出てきてないけど?」
ゼロ「こ、これから出てくるんだよ!ほら、主役は遅れてやってくるって言うだろ?」
ゼロがそう言うとモニターには鎧を身につけたゼロと赤いウルトラマンが組手をしている映像が映し出された。
千歌「コレがゼロさん?それにこの赤いウルトラマンは?」
ペガ「ウルトラマンレオだね。ゼロの師匠なんだよ」
千歌「この人がゼロさんの師匠なんだね。じゃあ私にとっての大師匠だ!」
ゼロ(ゼットみたいなこと言い出したよ……あんなのはアイツ1人で充分だっての……!)
〜その頃とある宇宙の地球にて〜
自称ゼロの弟子、ウルトラマンゼットとその相棒の地球人、ナツカワハルキが会話していた。
ゼット「ハッ、ハックション!」
ハルキ「どうしたんですかゼットさん。急にくしゃみなんかして。まさか花粉症じゃないッスよね?あっ、もしかして誰かに噂されたんじゃないですか?」
ゼット「えっ、噂されたらくしゃみ出るの?」
ハルキ「まぁ地球ではそういう風に言いますよ」
ゼット「ふ〜ん、そうなのか……はっ!もしやゼロ師匠が俺の噂を!?いや〜、ウルトラ照れますなぁ〜」
〜星雲荘〜
ペガ「それにしてもレオは凄いね。ゼロが手も足も出ないよ」
ゼロ「あの鎧のせいだ。テクターギアって言うんだが、アレを着てると身体が思うように動かねぇんだ」
千歌「うわぁ〜、すごいキツそう……」
ゼロ「これでもまだマシな方なんだぜ。レオ師匠は俺の親父に鍛えてもらってたんだが、その時は車で追いかけ回されて死ぬかと思った*4ってレオ師匠が言ってたぜ」
千歌「それ?大丈夫なやつなの……?色んな意味で……」
ペガ「今そんなことやったら大変なことになるよ……色んな意味で……」
ゼロ「まぁ色々あって遂に俺は修業を終えたんだ。そして、ウルトラセブンが親父だってことを知らされた。親父からのSOSを受け取った俺は怪獣墓場へ向かったんだ」
モニターには怪獣墓場で高々と名乗りをあげるゼロの姿が映し出されている。
***
ゼロ『ゼロ!ウルトラマンゼロ!セブンの息子だ!!』
***
ゼロ「どうだ?俺、かっこいいだろ??」
千歌「あ、うん。それで?」
ペガ(あ、千歌ちゃん聞いてなかったな……)
ゼロ「レオ師匠の厳しい修業に耐えた俺にとって、怪獣軍団は相手じゃなかったな」
モニターには次々と怪獣を倒していくゼロが映し出されている。
千歌(もう全部ゼロさん1人でいいんじゃないかな?)
ゼロ「そしてベリアルも倒した……かと思ったんだがな……」
レム『ベリアルは怪獣墓場に眠る怪獣たちの怨念を取り込み百体怪獣ベリュドラとなって襲いかかったのです』
千歌「怨念がおんねん!あっ、今のは"怨念"と関西弁で"いる"って意味の"おんねん"をかけた……」
ゼロ「くだらねぇこと言ってないで、続きいくぞ?ベリュドラに苦戦する俺たちだったが、レイがレイオニクスの力を使って融合した怪獣の魂に呼びかけてくれたんだ」
ペガ「そのおかげで、ベリアルと融合してた怪獣たちが抵抗を始めたんだよね!」
ゼロ「そうだ。そしてプラズマスパークに真の戦士として認められた俺は新必殺技、"プラズマスパークスラッシュ"でベリアルを倒したんだ」
千歌「うわっ、すごい!!これでベリアルとの戦いは終わったの?」
ゼロ「いや、ヤツは生きていた。ベリアルはアナザースペースと呼ばれる別の宇宙でベリアル銀河帝国を作ってその宇宙を支配していたんだ*5」
リク「そしてゼロは別宇宙に行ったんだよね!」
ゼロ「そうだ。アナザースペースのとある惑星で俺は1人の勇敢な青年と出会った」
レム『彼の名はラン。惑星アヌーに住む開拓民です。瀕死の重傷を負った彼はゼロと融合することで一命を取り留めます』
ゼロ「そして俺はランの弟ナオ。惑星エスメラルダの王女エメラナ姫。人工知能を持つ宇宙船ジャンバードと共に旅に出たんだ。ベリアルを倒す鍵を握る秘宝、バラージの盾を探す旅にな」
ペガ「この旅でゼロはたくさんの仲間と出会ったんだよね!」
ゼロ「そうだ。まずは炎の戦士、グレンファイヤーだ!力強い格闘技や、時にはファイヤースティック手に持って、豪快に戦うんだ!」
ゼロ「次に出会ったのは惑星エスメラルダを守護する鏡の騎士、ミラーナイトだ!鏡を作り出して相手を翻弄する戦いが得意なんだ。この能力は頼りになるぜ!」
ゼロ「そして最後はジャンボットだ!宇宙船ジャンバードが変形した鋼鉄の武人だ。自力で戦う他にもコックピットに乗った人の動きとシンクロして戦うこともできるんだぜ!」
***
ジャンバード『叫べナオ、"ジャンファイト"と!』
ナオ「ジャーンファイト!」
***
モニターにはジャンボットへと変形するジャンバードの姿が映っていた。
千歌「ところでさっきから気になってたんだけど、このナオって人とリクさん。ソックリじゃない?」
ゼロ「千歌もそう思うか?俺もジャンボットに言われるまで気づかなかったんだが……」
千歌「ねぇねぇリクさん!試しに"ジャンファイト"って言ってみてよ!」
リク「え……また……?」
ゼロ(あ〜、この流れは前にも見たぞ〜*6)
リク「ジャーンファイト!」
千歌「なんか違うね」
その場でリクはずっこけてしまった。
ゼロ(あ〜あ、思った通りだよ……)
ゼロ「話を戻すぜ。この宇宙で出会った仲間たちと協力して俺たちはベリアルを倒したんだ。そして俺は新たな宇宙警備隊を結成した。その名もウルティメイトフォースゼロだ!」
ゼロ「この戦いが終わった後に出会ったジャンボットの弟、ジャンナインもメンバーに加えて俺たちウルティメイトフォースゼロは5人になったんだ!」
千歌「ゼロさんには心強い仲間がたくさんいるんだね!ところでベリアルはどうなったの??」
ゼロ「この後もベリアルは蘇り俺たちと戦ってきたんだ……亡霊となったベリアルは部下を引き連れて俺たちに挑戦してきたんだ。*7俺とベリアルが始めて戦った……怪獣墓場でな」
***
ゼロ『なぜ奪うだけで守るものを持たないんだ?』
べリアル『何を、何を言ってるんだ!?』
ゼロ『お前だって……ウルトラマンだろうが!!』
***
ゼロ「怪獣墓場での戦いの後、ベリアルはとんでもないことをしやがったんだ」
ペガ「僕たちの宇宙の地球でクライシス・インパクトを起こしたんだよね」
レム『クライシス・インパクト、かつてサイドスペースと呼ばれる宇宙で地球を中心に起きた宇宙崩壊現象です』
リク「ウルトラマンキングは宇宙の崩壊を防ぐために宇宙と一体化したんだ」
千歌「宇宙と一体化!?ウルトラマンってそんなこともできるの!?」
ゼロ「俺と千歌が一体化してるのと似たようなもんだ。もっとも、キングのジーさんは特別なんだがな」
ペガ「そしてリクの戦いが始まったんだよね!」
リク「そうだ。スカルゴモラが僕たちの住む街に現れ、レムと出会ったあの日*8から僕の戦いは始まったんだ」