BLDTroiaSの日常 アライさん編第三話 作:アライさん
今回は登場はアライさんとチラッと出て来るBLDTroiaSの愉快な仲間達
アライさんの自由気ままなリアルパートが中心です
エントランスからログアウトしヘッドディスプレイを取り外す黒髪を短く切り揃えた男性。これがリアルのアライさんである。服装もTシャツとジーンズといったラフな格好でGBNの姿と大差は無い
『さぁーて、そろそろ新機体のプラン考えなきゃね…』ボソリと呟かれる独り言。謎語尾も勿論無い。あったらヤバイ奴だね、うん…
筐体が設置されている専用室から出ると優しそうな笑顔が印象的な店主が出迎えてくれた
『どーだった?例のクリエイトミッションは?』『難しいですよ、あれ…戦力差が凄いし追加報酬条件もキツい…でも嫌いじゃない…寧ろ大好きです』とニッコリしながら答えた。『やっぱ難しいよね、でも難易度は更に上げるよ、だってもっと楽しんで貰いたいからね』あっはっはと豪快に笑いながら難易度を上げる宣言する店主。そう、この店主こそが例のクリエイトミッションの製作者。大のガノタで展示ガンプラも彼が全て丁寧に作り込んでいる。趣味が仕事になったって言葉がぴったりの人だ
『で?なんか買ってくの?そろそろ強化プランとか有るんじゃ無い?』キラリと目を輝かせながら楽しそうに聞く店主。『確かに新しい機体は考えてますけどなんかイマイチしっかりビジョンが無いんで困ってますね』素直に返すアライさん。『希望のキット在庫有れば裏から出すし無ければ取り寄せかなぁ。まぁ他店に行って展示品見てアイデア練るのも良いと思うよ』あっはっはと豪快に笑いながら商売っ気の無いことを言う店主。彼は商売よりお客がより良い出来のガンプラを作ることの方が大切なのだろう。だからアライさんはこの店に通い続け常連となりつつある。
『じゃあ偶には他見てアイデア練ろうかなぁ、あ、接着剤と塗料買います。コレとコレとコレください』『はいよ、えーっと会計は千円ぴったりだね』『ぴったり千円ですね』と千円札を渡すアライさん『レシートは要らないね、じゃあまた来てねー』『はい、じゃあまた来ますね』と別れの挨拶を交し店を出るアライさんであった
店を出て少し歩いた所にある、コインパーキング。そこに背の低いスポーティな見た目の白い車が停まっていた。これがリアルでのアライさんの愛機。ロック解除し乗り込む。車高が低い車特有の目線が路面とほぼ並行に感じるドライビングポジション。エンジンを始動させると軽快なエキゾーストが響く。三つならんだモードセレクトボタン(eco、normal、sports)の中から迷わずsportsを選択した。ハイブリッド車のモーターとガソリンの特性をフルに使えるモードはメーター表示も赤く発光表示されさながら、トランザムやNT-Dの様な演出になる。ギアをパーキングからドライブへ。軽くアクセルを入れゆっくり精算機に向かうのだった。
『今日は少し遠くの店に行ってみるか…』ウィンカーを出し道を譲ってくれた車に頭を下げて軽快なエキゾーストを残して走り去る白い車。車内でアライさんは自機に付いて反省点をぶつぶつと独言ていた『BLACK HOUNDに足りないもの…機動性、汎用性、武装バリエーション、飛行能力…挙げればキリがないな…一回原点に返ってシンプルな地形、局面を選ばない汎用性が高い高機動型を目指して作ってみるか…』
彼は一体どんなガンプラを作り出すのか…そのガンプラでどんなミッションに向かうのか…