劇場版 infinite DRAGON KNIGHT in 明日未来 VS スーパー戦隊このすばフォース 結成!仮面戦隊ゴライダー! 作:伊勢村誠三
悪の帝国魔王軍に敢然と反旗を翻し、
海賊としての汚名を誇りとして名乗るゴーカイな奴ら!
その名は!
1
真赤な空飛ぶ船が満天の星空を割きながら不気味に屹立する魔王城に進んでいく。
逆賊『赤き海賊団』と生きとし生ける全てを脅かす魔王軍との戦いはいよいよクライマックスを迎えようとしていた。
「お前ら!準備はいいな!」
操縦席から仲間たちに内線で呼びかけるのは空飛ぶ船、
ゴーカイガレオンの船長にして『赤き海賊団』の団長、
七海総一。
「もちろん何時でも行ける。」
「爆裂魔法を使いたくなったらすぐ言ってくださいね。」
勇んで答えるのは
「待ったわね。この時を。」
「いざとなると、ちょっと怖いですね……。」
「大丈夫よ。私がついてる!」
頼もしく少し緊張が勝っていた黒髪の少女、リアを励ますのは姉気分の盗賊のルカ。
「そうよ!それにこのアクシズ教の御神体にして水と癒しの女神アクア様だってついてるのよ?」
「全くアクアはこんな時でも相変わらずだな。
まあ、いつもは兎も角今はそれがありがたいが……。」
「だな。」
「何よその言い方!」
胸を張る自称、と言うか本当はマジ物の女神なのに一同から全く信用されていない身体だけのぐーたらトラブルメーカー女はアクア。
悪の宗教団体アクシズ教の女神で、見ての通り堕天している。
「さっきから地の文の解説が悪意マシマシなんだけど!
もしかしなくてもアークに接続してない!?」
「ほら始まった。」
「アクア、頼むから着いたら少しは自重してくれよ?」
そう言って可哀そうな物を見る目でアクアを見る背の高い美女は
やれやれと首を振るの緑のマントの青少年は参謀役の佐藤和真。
この八人が『赤き海賊団』のフルメンバーだ。
「お前ら新喜劇はその辺にしとけ。
そろそろ魔王城の結界にぶつかる!各員衝撃に備えろ!」
総一からのアナウンスが入り、それぞれがキリッとモードを切り替える。
片手には武器をもってそれぞれ捕まる所に摑まった。
「おい糞女神。捕まるとこって言って俺の椅子に触ったら後で逆エビ固めな?」
「なんでよ!だいたい十万もする椅子を態々持ってくる必要なんてあったの!?」
「頑張ってる俺へのご褒美ですぅ!
お前がいろんなとこでツケにしてもらってるシャワシャワ代の七分の一の値段ですぅ!」
「ん!?おい待てアクア!
この前ツケは全部返したって言ってたよな!」
「アクアさんまさかたった一カ月でもう前の半分もツケにしたんですか!?」
「……ねえダクネス。私最近思うんです。
もう彼女の浪費癖は爆裂魔法でも当てないと治らないと。」
「奇遇だなめぐみん。
私も丁度そう思っていたところだ。」
「ねえ皆待って!めぐみんは何で詠唱唱えてるの!?
カズマとリアも武器を下ろして!
ダクネスも止めてよぉ!」
「アンタらいい加減にしなさい!
ソーイチも!こんな時に爆弾落としてどうするのよ!」
ルカの叫び声で一先ずは大人しくなる一同。
溜息をつきながらジョーが外を見ると
「ん?ソウイチ。なんか結界が変じゃないか?」
「変?……ホントだ。なんか一面鏡みたいになって…」
ゴーカイガレオンがまともに飛べたのはそこまでだった。
鏡面のようになった結界の中から竜巻が吹き荒れたからだ。
それはガレオンを覆うほど大きくなりガレオンを無茶苦茶に回転させながらどこかに引きずろ込もうとした。
「いやあああああーー!何!?今度は何よぉお!」
「魔王軍の攻撃に決まってるだろ!
全員どっかに体を縛り付けろ!外に放り出されるぞ!」
総一が叫ぶが遅かった。
何かの破片が窓を枠ごと突き破る。
人ひとりが通れる穴が開いてしまった。
「あ!」
「え?」
「しまった!」
まず穴の近くに居たダクネスが、
そしてバランスを崩したルカと和真が穴の方に吸い取られていく。
「ルカ!」
「カズマ!」
なんとか船の中に引き込もうと手を伸ばすジョーとアクア。
何とか踏ん張ろうとしたがあまりの強風に諸共外に放り出された。
「皆さん!!」
「お、おい皆無事か!?」
「ソウイチ!船を止めて下さい!
カズマ達が投げ出されてしまいました!助けに!」
「無茶言うな!
今ガレオンは飛んでんのがやっとなんだぞ!
あ、まず………ーーー!」
それを最後に内線も途切れた。
思い切り船ごとシェイクされるような衝撃と共にゴーカイガレオンは浮くことすらできずに墜落した。
2
その日、空のかけらが俺達の街、風都に落ちて来た。
人が怪人になり、それを仮面ライダーが裁くこの街では珍しくないのかもしれないけど、そんなことは抜きに俺、
網島ケイタは今日も学校に向かう。
いつもと変わらぬそこそこの日々を謳歌していた。
「このまま何事もなくとはいかないモノかな?」
『我々の今までの事を考えるとその期待は脆そうだな。』
俺の独り言に割と真面目に返してくれたのは相棒のセブン。
セブンなんてカッコつけた渾名だって?
渾名じゃなくて本名。しかもこいつは日本生まれ。
じゃあハーフかと聞かれればそうじゃない。
そもそもこいつは人間じゃなくて歩くケータイ型のロボットなのだ。
「やめてよセブン。せっかく地球がゼイビアックスの魔の手を逃れた所なんだから。」
そしてこっちが俺の未来のお嫁さんで、
俺と同じ二足歩行ケータイ型ロボット、
フォンブレイバーの相棒をやっている織斑一夏。
家事万能で面倒見がよく、時たま見せる甘えん坊な面が可愛くてしょうがないんだ。
『そうだぞセブン。
穏やかな日々というのもまた一つの解だ。』
そう言って一夏の肩を持つのは一夏の相棒のゼロワン。
一夏と出会うまで家出からの非行三昧とフォンブレイバーの中でも一番のはねっ返りだった男だ。
『とはいえ我々にも日本政府からアレを調べろと言われているだろう?』
「それもそうなんだよなぁ……」
実は俺たちはつい去年まで『IS学園』という特殊兵器、インフィニット・ストラトス(通称IS)のパイロットを養成するための学園に所属していたのだが、学園が解体される際にパイロット資格と機体を返却していて、その時にこれ以上ISに関わらない条件としてこの手の異常事態に関する依頼を断れない様にされてしまったのだ。
「ま、平気だよ。
どんな敵が来ても私とケイタなら問題ないでしょ?」
きゅ、と俺の手に抱き着きながらいたずらっ子みたいに笑う一夏に微笑み返す。
けどこの時俺たちはまだ知らなかった。
またしても俺たちが、全人類どころか二つの惑星の命運をかけた戦いに巻き込まれることになるなんて。
3
「うわぁあああ!落ちる落ちる落ちるぅうう!!」
無茶苦茶に嵐の中を振り回され、天空高くに放り出された彼、佐藤和真は絶賛落下中だった。
このままでは地面に壁突して人間なめろうになってしまう。
「そいつだけは、ごめんだぜ!」
和真は腰のホルスターからケータイ電話型変身アイテム、モバイレーツと、自身が最も頼りとするレジェンド戦士の力が内包された鍵型アイテム、レンジャーキーを取り出す。
「ゴーカイチェンジ!」
<ジェーーットマン!>
モバイレーツに変形させたレンジャーキーをセットし捻る。
画面部分がゴーカイマーク型に変形して、
そこから放出されたエネルギーを纏い和真は
「ブラック!コンドル!」
鳥人戦隊ジェットマンのブラックコンドルに変身した!
翼を広げて飛行能力を発動させてゆっくりと着地する。
変身を解除して開けた場所を探した。
「さて、大分派手にぶっ飛ばされちまったけどここはどこだ?」
高台のような場所に出て、そこから街を見下ろして驚いた。
ガラスとコンクリートの摩天楼に、アスファルトの地面が広がっていたのだ。
和真たちが元居た思いっきり中世の魔法ファンタジーとは世界観の異なる町並みは間違いなく
「現代日本!?俺、戻ってきちゃったのか!?」
TASK.2
カズマ「やっぱり日本だ……。」
ケイタ「なんだこいつら!?」
??「我ら魔王軍海賊追撃部隊!」
左翔太郎「好きにはさせねえ!」
リア「変身した!」
めぐみん「レンジャーじゃ、ない?」
一夏「彼らはライダー、仮面ライダーだよ。」
総一「面白れぇじゃねーか。俺達も行くぞ!」
fateful encounter
三人「「「ゴーカイチェンジ!」」」
総一「派手に行くぜ!」
総一、リア、めぐみんはライダー達に加勢すべくゴーカイチェンジ!使ったキーは?
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獣電戦隊キョウリュウジャー
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烈車戦隊トッキュウジャー
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手裏剣戦隊ニンニンジャー
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宇宙戦隊キュウレンジャー
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騎士竜戦隊リュウソウジャー