劇場版 infinite DRAGON KNIGHT in 明日未来 VS スーパー戦隊このすばフォース 結成!仮面戦隊ゴライダー!   作:伊勢村誠三

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総一「前回までのinfinite DRAGON KNIGHTは…ようやく全員集合したとこまでだな。」

ケイタ「いやー、長かったな。」

和真「結局皆どこで何やってたのか把握できてないんで、まずはそこからですかね。」

セブン『それでは、ご覧あれ。』


Zone of justice

一同はいくら何でも鳴海探偵事務所に集合するわけにもいかず、時間はかかったが大破したゴーカイガレオンに集まる。

 

「うわー。やっぱガレオン酷いことになってる…」

 

「あれだけの攻撃を受けたからな。」

 

「取り合えず今は直す手段がないからな。」

 

海賊たちが頭を抱えているとただ一人アクアが

 

「え?レンジャーキーさえ使えれば治せるでしょ?」

 

と一言。それを聞くと一同驚いた顔でアクアの方を見る。

ただ一人睨まれたアクアはその場ですくみ上り

 

「な、なに?アタシ変な事言った?

ほら、アレ!タイムレンジャー!Vレックスの自動修復機能!」

 

「あ……あああーーーー!

あったなそう言えばそんなの!」

 

「やったなアクア!

普段馬鹿なのがウソみたいな大手柄だぞ!」

 

「凄いですよアクアさん!

馬鹿だと思ってましたけどちゃんと勉強してたんですね!」

 

「ねえダクネス、リア、絶対今馬鹿にしてるわよね?」

 

若干傷心のアクアを和真が励ましてる間に会話が始まった。

 

「取り合えず、初対面の奴も多いのでまず自己紹介から。

俺は仮面ライダーオニキスのサトシ・ブライアン・マース。

この件についての大抵の質問なら受け付けられる。

何から聞きたい?」

 

そう自信満々に言い切ったサトシにガレオンにタイムレンジャーのキーを刺して戻って来た総一が手を上げた。

 

「結局何で魔王は俺達をこの世界に送ったんだ?」

 

「それも態々仮面ライダーのいる世界に。

どうせならもっと違う技術の遅れた世界に送り込めば一生戻ってこれなくなるはずなのに。」

 

「もし何かの陰謀なら…大事なんてレベルじゃない。」

 

ケイタと翔太朗の指摘に大正解と言ってサトシはポケットからデッキを取り出し

 

「こっちにも相応の混乱があったと言っただろう?

カーシュの将軍の生き残りが攻めてきたんだ。魔王軍の力を借りてな。」

 

魔王軍のワードに海賊たちも反応する。

カーシュに魔王軍。それぞれが元の世界で戦っていた因縁の仇敵である。

 

「奴らの取引内容は簡単。

魔王軍はカーシュが仮面ライダーを倒すのを手伝う。

カーシュは魔王軍にとって目の上のたんこぶの赤き海賊団を追っ払って貰う。

ここで奴らは増援に来る可能性のある地球の仮面ライダーもまとめて倒そうと考えたみたいだな。」

 

「じゃあガレオンをこんなにしてくれたのはそのカーシュとかいう連中って訳ですか?」

 

「ああ。ゼイビアックス、とまではいかないが充分強力な奴らだった。

実際サバイブカードの新造が間に合わなかったらきつかった。

こうしてそこの白昼堂々交差点のど真ん中でおっぱじめたやつらを両成敗して連れてくる余裕も無かったしな。」

 

「交差点で…」

 

総一、和真、リアがジョーとルカを

 

「白昼堂々?」

 

ケイタ、一夏が芝浦、石橋、簪を見る。

 

「……」

 

「……」

 

そして互いに視線を合わせると頷き合い

 

「「「「「うちの馬鹿が失礼しました」」」」」

 

声もタイミングも合わせて頭を下げた。

 

「いや馬鹿って…」

 

「正座!」

 

「……はい。」

 

一夏はカンカンに怒って三人を正座させると説教を始めた。

 

(俺は止めたのに…)

 

(理不尽……。)

 

色々言いたいが今言っても言い訳にしか聞こえないと思った石橋と簪は渋々説教を受けた。

ジョーとルカも総一と和真の説教を甘んじて受けている。

 

「はは。ありゃ完璧に龍の尾を踏んだな。」

 

『洗脳されてた君も大概ではないかね?』

 

「幻の中とは言え無限に湧き出るISとアドベントビーストの群れに13人の仮面ライダーと戦ってたんですけど?」

 

『どうやってそこから自我を取り戻せたんだ?』

 

「取り合えず暴れに暴れて赤龍がダメになったからオニキスのデッキ奪ってそれでウイングナイトを倒してサバイブカード二枚使ってさらに強化変身して大暴れしてたらいつの間にか敵がいなくなって…」

 

『流石は伝説の鏖殺網島だな。』

 

そう言って苦笑する相棒に笑顔で返すケイタ。

2人を横目にまだ説教の終わっていない一夏、総一、和真の代わりにリア、めぐみん、翔太朗が風都で起きた事件の顛末を語る。

ややロボ戦が大げさに語られてる以外は特に問題なかった。

 

「それで?つまり俺たちが次にやるべきことは…」

 

「修理が完了したガレオンで魔王軍にカチコミ!

どうせやるつもりだったんだ。寄り道させられた分、派手にぶっこみかましてやる!」

 

そう言って拳打ち鳴らす総一。

説教から解放されたジョーも剣を鳴らし、ルカも腕をグルグルと回す。

 

「なら俺達も連れてってよ。」

 

ケイタが名乗り出る。

それに続いて蓮やクロエも前に出て

 

「アクアとダスティネスの運送代は生き返りの運賃でチャラにしてやる。」

 

「仮面ライダーに手を出すとどうなるか思い知らせて差し上げますよ。」

 

そう意気込む三人に芝浦たちも

 

「俺らもいい?」

 

「正直、こんままだと良いとこなしなんでね。」

 

「名誉挽回…。」

 

「良いぜ。何名様でもご案内だ。出向は二十四時間後。

ガレオンの修理が終わり次第!いいですよね、総一さん。」

 

「ああ。探偵の旦那はどうする?」

 

「一応風都に睨みは利かせとかなきゃだからパス。

弾、達郎お前らも出来れば…」

 

「分かってますよ。」

 

「ケイタの分も俺たちが!」

 

頼もしく留守を引き受けた二人とケイタはただハイタッチを交わす。

一方、一夏と心愛は

 

「私たちはついて行く。」

 

「この宇宙船の修理やカードデッキの調整も手伝えるしね!」

 

そう言って早速リアの案内でフォンブレイバーを連れた二人はガレオンの操縦席に向かって行った。

 

「よし決まりだな!奴らに目にもの見せてやろうぜ!」

 

おう!と拳を上げる一同。決着は目前だった。

 




総一「そんなわけで次回はいよいよ最終回だ。」

和真「これでいよいよ終わりっすね!」

ケイタ「異世界か…ベンタラ以来だな。セブン!準備の方は?」

セブン『もちろん万端だ!』

総一「次回、この二大ヒーローに喝采を!」

ケイタ「戦わなければ生き残れない!」
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