劇場版 infinite DRAGON KNIGHT in 明日未来 VS スーパー戦隊このすばフォース 結成!仮面戦隊ゴライダー! 作:伊勢村誠三
ルカ「弁護代っていくらなのかしら?最終的にはアクアに全部払わせるけど用意ぐらいはしてあげないとね。」
ジョー「そうだな。そして俺達だが…ここは一体どこなんだ?」
ルカ「ま、難しい事は本編入ってから考えましょ?」
ジョー「それもそうか。」
ルカ「それではどうぞ!」
(OP バーサス!スーパー戦隊)
1
「だー!ヤバい遅刻遅刻!」
学ラン姿の少年が荷物を肩に後ろから眠たそうな目をこすりながらついて来るのを確認しながら走っていた。
「なんで朝礼ある日に限って二人とも全然起きてこないんだよ!」
なんておかんみたいな事を言うのは石橋健。
仮面ライダーインサイザーのデッキを受け取り仮面ライダーになった青年で、更識簪の許嫁である。
「……『無限神機モノマギア』は、一話から見ないと今度の劇場版が……」
と、もごもごと口ごもるセーラー服の少女は更識簪。
仮面ライダーアックスとしてゼイビアックスと戦ったケイタ達の戦友である。
「アニメかよ!録画やDVDあるなら後でいくらでも見れるでしょ!?」
「俺はしかたないよね。イベント明日で終わっちゃうし。」
「淳お前はソシャゲか!どうせ半年後には復刻すんだからいいだろ!」
そう言われて口をとがらせるだらしなく学ランを着こなす少年は芝浦淳。
簪の姉、楯無の許嫁で、芝浦家の次男坊である。
現在三人は通っている高校の近くの学生用賃貸の一室をシェアしており、そこから徒歩で通学している。
(週明け早々ちこっくとか勘弁だぞ!)
現状、ほぼすべての家事を焼肉言ったらずっと肉焼いてるタイプの石橋が担っている。
簪と芝浦はもともと研究やらゲームやらで気付いたら時間潰してしまい、気付いたら生活リズム乱れてるタイプなので、2人が出来ないので仕方なく、という面が有るのだが。
「ねえ、あれって…」
「あ?なんですかお嬢?近道でも見つけました?」
「そうじゃなくて、あれ。」
簪が指さす先を見ると
「何アレ?レイヤー?」
交差点のど真ん中に困惑気に固まってしまっている二人組がいた。
1人は長いゆるふわウェーブの黒髪で白いヘッドバンドを付けた黄色い上着の女性。
もう1人は長い黒髪を後ろで束ねた背の高いがっしりした男性だ。
「いや、アイツの持ってる
盛大にイベントの日付間違えたって感じじゃなさそうだ。」
「誰も警察呼んでない…。」
「ま、ぱっと見で気付くやつ少ないだろうしね。」
そう言うと芝浦は交差点の方に歩き出す。
「お、おい待てよ!」
「即決過ぎる……。」
呆れながらも二人も続く。
「なあ!アンタらよく税関通ったね。その剣、ホンモンじゃん。
そっちのお姉ちゃんもその動作…なんか暗器もってっしょ?」
試す様に聞く淳にほう?と、眉を上げるジョー。
警戒心を強めるルカ。
「淳!そんな声のかけ方あるかよ!」
「警戒しちゃってる……」
後から来た二人を観察するジョー。
一瞬怪訝そうな目を向けたが芝浦の方を向くルカ。
「なんだか知らないけど、だったら何?言いふらす?」
「どーしよっかな?
お姉さんたちが遊んでくれんなら見逃してあげていいけど?」
そう言ってデッキを見せる淳。
同時に頭の上に?マークを浮かべるジョーとルカ。
そこに見計らったようなタイミングでジョーのモバイレーツに通信が入る。
「ジョーだ。」
『ジョーさん!カズマです!
そっちまだなんも起こってませんか?
例えば、魔王軍にあったとか。』
「来てるのか?」
『今戦ってます!変身するんで切りますね!』
一方的に通信が切られる。
それを聞いていたルカは
「なるほど。アンタ達がそうなわけね。」
グルグル右腕を回しながら反対の手でモバイレーツを取り出すルカ。
「なんのこと?」
「とぼけるな。近づいて来たのはそうゆう事だろ?」
そう言って二人は懐からモバイレーツを取り出す。
そしてレンジャーキーを取り出す。
「「ゴーカイチェンジ!」」
<<ゴーーッカイジャー!>>
XXXVと、四つのエネルギーが強化スーツとメットになり、2人は変身する。
「ゴーカイブルー……ッ!」
「ゴーカイイエロー!」
「「海賊戦隊!ゴーカイジャー!」」
「嘘……」
「変身しやがった……」
「へえ、盛り上がって来たじゃん!さっさとケリつけっぞ。」
「淳のお前…あーもー!わーったよ!やりゃいいんだろ!」
「問答無用っぽいし。」
「「「カメンライダー!」」」」
それぞれデッキを取り出し、簪はいつものデッキを持った右手を左手を×の字に交差させ、
左手を手の甲を見せるように右上に、
右手をバックルのスロット前に構え、
くるっと手のひらを見せるように返すポーズを。
淳と健は前任のライダー達から習ったポーズを自己流にアレンジしたものを取り、出現させたVバックルにセット。
仮面ライダートラスト、インサイザー、アックスに変身する。
往来のど真ん中でおっぱじめた5人の戦闘を
「仲間割れとは愚かな。」
魔王軍のサンダールJrが得意の宇宙忍術で見ていた。
「なぜこうなったか皆目見当つかないが、行幸行幸。
しばし成り行きを見守らせてもらおう。」
ジョー「こいつら!思ったよりやるな!」
ルカ「リアたちが!心配ね…大丈夫かしら?」
ジョー「他は分からんが、カズマは次回やるらしいぞ?」
ルカ「次回!Whyudnit!」
ジョー「この俺が断ち切る!」