航空演習の後、入学式まで射撃場に行ったり娘と戯れたりして時間を潰した。渡された制服は旧日本海軍の軍服だった
「なあ、見られまくってる気がするんだが?」
ダスティはため息を付きながら
「まず、先輩が男でさらにその両腕に女子を侍らせたらそうなります。」
「それは、アッテンボローお前もではないか」
「そうですね…これはキツイですよ」
視界の端で女子二人が、衝突してコケたバナナが中を舞った
「きれいなバナナだな」
「どこに反応してるんですか?」
「バナナ」
楓が寧治の腕をガッチリホールドしながら
「食べたいんですの?」
「いや空を飛んでたから」
衝突した女子がバナナを踏んだ。多分コケると思ったので腕を振りほどき全力疾走する。途中悲鳴が聞こえたが無視した。
落ちる寸前で腕を掴んだ。
「ぐっ…大丈夫ですか?」
「はい…あなたは!」
「久しぶり、と言いたいが…おい、アッテンボロー早く来い!」
「先輩どう…真白さん!?早く掴んで! 」
「済まない」
「「せーの」」
引き上げる
「はー災難だな」
「あの、有難うございます…私がバナナ食べてたばっかりに…」
「いやいや困ったときはお互い様さ。」
「所で男子がここに居るの?」
帽子をかぶり直す
「それは後でのお楽しみです。」
「えー。教えてくれても良いじゃん。」
「それじゃサプライズにならんだろう?」
ダスティが二人の荷物を持ってきた
「それ…サプライズするって言ってません?」
「細かいことはいいんだよ」
「俺たちはこれで…失礼する。」
走って逃げる
「嵐のような人だったね…ごめんね」
「もういい…次は…気をつけろ。」
「うん!あ…これも何かの縁だし、同じ船だといいね!」
「それは、わからんな」
そこで別れた
ー大型直教艦武蔵(旧大和型戦艦2番艦武蔵)にてー
寧治は、周りの視線に狼狽しつつ
「ヒューベリオンの設計元だよなこの戦艦…」
同じ状況のダスティは、すでにグロッキーになっていた
「…はい…その…トウリデス」
流石に死線をくぐり抜けてきた二人でも視線には慣れないようだ
そんなこんなで入学式が始まった。
校長の宗谷真雪さんがえんぜつしていた。
「…次に入学試験主席のダスティ・アッテンボロー君に答辞を述べて貰いましよう。」
「な…」
つい言葉が出てしまった。ダスティを見ると顔が青ざめていただか決意が固まったようで台に上がっていった
「皆さん初めましてご紹介に預かりました…ダスティ・アッテンボローであります。小官は、あまり演説などは慣れていないので一言のみとさせて頂きます…ブルーマメイドになるために、自分に何が足りないか考えて行動しましょうこれで小官の答辞は終わらせていただきます。」
降りたあと拍手が巻起こっていた。そのあと掲示板にてクラス分けが、発表された。一応見ておこうと思い見に行ったらさっきのバナナ少々が居た
「やあ!さっきぶりだね」
「あっ!さつきの人…クラス、何処だったの?」
「ん?…あれだよ、武蔵の隣の戦艦」
「あの艦おかしくない?…砲がハリネズミの如くついてるよ」
「確かに…所で君の名前と隣の少女の名前教えて下さいな!…私の名前は岡村寧治だヨロシク。」
「私は岬明乃こっちは親友の知名もえか、よろしくね!」
「知名もえかです。よろしくお願いします」
「じゃあ私はこれで」
「じゃあねー」
寧治はヒューベリオンに向かう