ー医務室にてー
腰の拳銃に手を掛けながら寧治は、言う
「やあ、元気かな?」
少女は、首を動かしながら
「この拘束を解いて貰えんかの…後、体が動かんのは何故じゃ!」
「これは失礼、フロイライン。…佐渡先生、拘束といてください」
佐渡先生が拘束を解いた。
「さっきも言うたが…カラダが動かん!」
「そりゃそうさ…暴れられたら困るもの。薬物を使わせてもらったよ…佐渡先生あれを」
佐渡先生が薬物投与用の専用装置を持ってきた。
「これまだ試験段階何じゃが本当にやるのかね?」
「当たり前だ…捕虜を実験に使うのは普通だろ」
二人は怪しげな笑みを浮かべた。
「まて…何をするつもりじゃ…」
「え?新しい薬物の実験だよ?…大丈夫なんの心配もいらないから!」
薬物投与装置を寧治は、手にした。
「すぐに気持ちよくなれるよ!あ、麻薬みたいに危険な物じゃ無いからね?」
「や、止めてくれ…」
因みにこの薬物は、麻酔を消し去るだけなのだが、余りにも反応が可愛いので、調子に乗っているだけである。
「失礼するよ」
寧治は少女の服の第一ボタンを外した。
「止めて…」
涙目である
プシュー
薬物が投与された
「どう?体動く?」
少女は、身体を少しづつ動かしてみる。
「動く…」
「佐渡先生うまく行きましたね」
「おお、やったな!」
ものすごく喜んでいた。
起き上がろうとするので、銃を抜いた。
「おっと、動いちゃだめだよ?…自分の状況分かってる?…殺されても文句言えないからね?」
「何故じゃ!…貴公は、ホワイトドルフィンの人間であろう?」
「アハハハハハ」
「何がおかしいのじゃ」
「私は、帝星銀河帝国、帝星大日本帝国宇宙海軍第3宇宙艦隊所属岡村寧治!上級大将だ!」
因みに寧治が上級大将になったのはイゼルローン要塞司令官になった後で決まったのである…本人には、入学式の後に連絡が行ったようだ。
「何じゃと!?…では儂は捕虜なのか…」
「そゆこと…で、腹減ってない?」
「腹は減っておるが…」
「じゃあ、ガンルームに行こう、そうしよう」
立たせて手錠をかける
「よし行こう。あ、変なことしたら殺すからね」
「サラッと怖いこと言うの…せんわ!」
「安心したよ、じゃあ…」
お姫様抱っこをした。
「きゃ!?」
顔が真っ赤になった。
「おお、可愛い反応するんだね!」
「茶化さないでくれ…」
「じゃあ行くよ」
「無視か!」
ーガンルームにてー
抱えていた少女を座らせた
「取ってくるから座ってて」
「構わんが…この二人は誰じゃ?」
「私の娘」
「岡村奏でーす」
「岡村金女でーす」
「お主、何歳じゃ?」
「15だけど?」
「若すぎないか?」
「私の国は10歳で結婚するから普通だな」
「…」
取りに行った
「はいこれ、ザワークラウトとブルスト本家とは違うかもだが」
「ありがとう…」
「で本題だが、何があった?」
「何がじゃ?」
「どう考えても可笑しいだろ、いきなり砲撃してくる、通信は応答なし。」
「正直分からぬ…何がおかしな物に取り憑かれたような感じじゃった…」
「洗脳か?」
「いや、みんな中のいい友であったから…洗脳では無いだろう」
「となると薬物か…ウイルス?でもな…」
佐渡先生が来た
「艦長、そこの少女の血液から変なウイルスが検出されたぞ」
「は?」
「詳しいことは分からんが…関係あるかもしれん…」
「至急調べてくれ…出来れば抗体もだ!」
「分かったが…人数が欲しいの」
艦橋に連絡した
『艦長、なんでしょう?』
「可及的速やかに、トリグラフと晴風から、医療兵を連れてきて貰ってくれ」
『了解』
「佐渡先生頼みます」
「任せなさい」
佐渡先生が去っていった
「取り敢えず飯を食おう」
「手錠外してくれんか?」
「すまん忘れてた」
カチャ
「忘れてたが名前は?」
「ヴィヘルミーナ・ブラウンシュバイク・インゲノール・フリーデブルグじゃ…ミーナで良い。」
「では、フロイラインミーナ、よろしく」
「こちらこそ。…所で貴公、フロイラインと言うたが貴族か?」
「ああ、まともな教育受けてないがな…一応貴族だ。」
「…平服したほうが良いか?…とゆうか、儂一緒に食うて良いのか?」
「艦内でそんな事気にするか?…そもそも私は、貴族なんぞどうでもいいんだが?」
「そ、そうか…私の国の、貴族たちとは違うのだな…」
「何だ、…平民を虐げ、自分の子どもたちを政治利用するってか?
こっちも一緒さ、私の家が戦闘一辺倒なだけだからな。」
「そっちも大変だな…」
「おう、無理やり結婚させられたしな」
「政略結婚か…貴族は、どこも一緒か…」
「でも、腐ってないからまだマシだな」
「こっちは、腐ってるな」
「そうか…」
「結婚してどうだ?」
「最初は嫌だったし、嫌がられてたけど今じゃ凄く仲は、良いな
周りが熱に浮かされるぐらいは。」
「良き妻を得たの…」
「しかも三人」
「三人!?」
「ああ、重婚なんて普通だしな…三人共に可愛がってる。」
「それは良かったの…」
「あー食った食った…お休み」
「なぜ、捕虜の目の前で寝れるのだ?…しかも手錠外した状態で」
「それは気を許してるからですよ?」
三人娘たちがいた
「誰じゃ?」
「岡村楓ですわ」
「岡村知恵です」
「岡村幸子です」
「なるほど、妻か!」
「「「そゆことです」」」
「どした?」
「あ、起きた」
ガチャン
手錠を掛けた
「普通なら独房と言いたいが…どうしよう?」
幸子が言った。
「晴風にうつしてはどうですか?」
「名案だな!そうしてくれ」
「では晴風に連絡しますね」
「おう」
「軽くないか?」
「いいんだよ」
これからの方針が決まった