艦を降りると、ローゼンリッター連隊と楓がいた。
「提督、司令部に行きますわよ」
「分かった」
「では、シェーンコップ准将後は、頼みますわ」
「フロイライン楓、お任せを」
シェーンコップ准将は、騎士の礼を楓にした。
楓と、私は司令部へ…晴風乗員は、宿舎に向かった。
司令部に向かうと、太陽系艦隊の提督たちが楕円形のテーブルに付いていた。メンバーの内訳はこうである。
作戦本部長宗谷真雪元帥
太陽系艦隊総司令官岡村徳永元帥
第一宇宙艦隊司令官山本五十六上級大将
第二宇宙艦隊司令官山口多聞中将
第四宇宙艦隊司令官山南修中将
第五宇宙艦隊司令官アレクサンドル・ビュコック中将
第六宇宙艦隊司令官ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ上級大将
第七宇宙艦隊司令官ウランフ中将
第八宇宙艦隊司令官宗谷真冬中将
後方参謀アレックス・キャゼルヌ少将
である。
早速、席に付くと山口中将が頭を撫でてきた。
「よう生きとったな」
「はい、何とか」
「山口中将、その辺にして、本題に入りましょう」
「申し訳ない、本部長閣下」
「では岡村上級大将説明を」
「ハッ」
カクカクシカジカ
これまでの経緯を話すと、空気が変わった。今までほんわかしていたが、説明した後は殺気立っていた。
メルカッツ上級大将が手を上げた
「どうぞ」
「今回の作戦は何をするのが目的ですか?」
「岡村上級大将説明を」
「ハッ…砲艦外交をするのが目的であります」
「すると、一回も砲火を交えないのだな?」
「はい、ほぼ戦場は弁舌による砲撃で撃破します。」
笑いが巻き起こった
宗谷中将が手を上げた。
「どうぞ」
「誰が弁舌の砲撃を敢行するんだ?」
宗谷元帥が手を上げた。
「どうぞ」
「私がします」
「了解した!」
岡村徳永元帥が言った
「次にどうやって首都に強襲し、弁舌に持ち込むかだが…」
私は、手を上げた
「どうぞ」
「8個宇宙艦隊と、補給艦隊合わせて二十万隻で一斉にワープアウトしては?」
「名案だな…他の意見は?)
誰も手を挙げなかった。
「では決定とする、作戦開始は一週間後、1100とする。解散」
敬礼し退室しようとすると提督たちから頭を撫でられた。気持ち良かったとだけ追記しておこう。
イゼルローン要塞の自宅に戻るとミーナが居た
「何故ここにいる?」
「溢れたのじゃ」
「なるほど」
コーヒーを入れ彼女に渡す
「ほい」
「ありがとう」
「で、ほんとうの所はどうなのさ?…ソワソワしてるし顔赤いし」
彼女は、ため息をついた
「では、単刀直入に言おう…貴方に惚れた」
「は!?」
流石にこれは爆弾であった。膠着させるには、十分な威力であった。
「気は確かか!?…国を捨てることになるんだぞ!…それに友人にあえなくなるぞ!?」
「承知の上でだ」
目は本気であった
「ハァ…分かった。家の嫁さんに事情を説明せねば」
「その必要はない…彼女たちが計画したものだ」
「まじかよ…一杯食わされたぜ…」
その後ミーナに抱きつかれてキスされたのはゆうまでもない。