これがやりたくて仕方なかった...
かなりの長編になると思いますが応援よろしくお願いします!
それではどうぞ
無
そこには何もなかった。
物も窓も天井も何も無い。
黒でもなく白でもなく、表すなら色の無い空間だった。
「う、う~ん...」
だが、そんな空間に一人の青年がいた。
「ふぁ~...眠...」
「...あれ?なにここ...」
どうやら彼はここが何処なのか分からないようだ。
すると
「降・臨!」
「え?」
何も無いところから突然光が溢れた。
「うわ、ちょ、眩しっ...」
そして光が静まり、青年が目を開けるとそこには...
「......」 キリッ
「......」
自由の女神のポーズをとっている女性(幼女)がいた。
↑ここ重要
「お遊戯会かなんかですか? 」
「馬鹿にしてるよね!? 」
「いや本心」
あ、時間だ。 じゃあお疲れでした~。
「え!? ちょっと解説さん! 時間はまだじゃ!? 」
一時間千円て書いてるでしょ。
「え? ...てこれ解説さんの字が汚いから読め」
じゃ、そゆことで
「あ!? ちょっと!? 追加! 二万追加するからァァァ!!! 」
フォン
「......」
「......」
「なああんた」
「何ですか?」
「このあとどうすんの? 全部会話でやる気か? 」
「解説は...」
「あなたお願いします」
「俺!? 」
つーことで俺sideでいきます。
てか最初から俺でも良くね?
「そこまで頭が回らなかったです」
と、ここで幼女が自己紹介する。
「私はあなたたちで言う神と呼べる存在です。まあ、神さまって呼ばれるのは厨二臭くて嫌いなんで凛と呼んでください」
「はあ....それでなんで俺はこんなところにいんだ? 」
「死んだからですよ」
「はい? 」
聞き間違いか? 今とんでもないこと言われた気が...
「あー言い方違いましたね。殺したんですよ、私達神が」
「...ちょっと整理するから待って」
耳を疑った
俺が死んだ? しかもこいつに殺されただ?
話がぶっ飛びすぎてんだろ...
ベッドで寝て目が覚めたら神さまに会ってその上殺された?
はっきり言って信じられない...いや、信じたくない。
だが嘘を言ってるようにも見えないし、何よりこの空間に居ること自体が異常の証明だ。
感覚はあるし、目もハッキリしてる。
何より...いや、この話は止めておこう。
今はまず、俺のことを聞いてみるか。
「俺どういう死に方したんだ? 」
「意外と冷静ですね...。一応心臓麻痺って事にしときました」
「デ〇ノートかよ...」
「ちょうど読んでたんですよ」
「マンガ見ながら殺すなし...」
「そこは反省してる」
案外いい加減な神さまだってことは解ったが...分かってどうすんだよ俺...
「俺を殺した理由は?」
ここが一番重要なところだ。
何故意図的に殺したのか、何故それが俺だったのか。
気分とかだったらピーしてやる...
「危険人物だからですよ」
「おし、ピーし...待ってなんて? 」
耳を疑った。 (二度目)
危険人物? 俺がか?
「俺が何したんだよ...」
「平行世界連続破壊罪」
「ゑ? 」
耳を疑った。 (三度目)
「平行世界...何て?」
「今から理由話しますのでしっかり聞いてくださいよ」
おい俺今質問してんだろうが...なんて気持ちは抑えて聞く。
「平行世界とは無限にあります。世界の時間が進むごとにあらゆる分岐点が出来ます。そのたびに世界は複数に別れてひとつの世界として独立します。今も世界はとてつもない速さで増え続けています」
ほうほう
「その中には、稀に世界に影響を与えるような存在が生まれたりします。そのときは私達神さまが能力を押さえつけて影響が出ないようにします」
「そして、その世界に影響を与える存在の一人に貴方は選ばれました」
ほうほう...ゑ?
「俺が...その中の一人? 」
「はい。まあ貴方の世界に影響を与えるものではないですから気づかないのも無理ないです」
「あ~そう...で、俺の能力は? 」
「貴方の能力は名付けるとすれば『もう一人の自分(アナザーワンセルフ)』、思い通りの自分を作る能力です」
「うわ~お、めだ〇ボッ〇スに出てきそう」
「脱線すると面倒なんでスルーしますね」
あれ? なんか会ったときとキャラ違くね?
「詳しく言うと貴方が作った能力や性格、容姿などを持ち合わせた自分、クローンを作る能力です」
「例としては魔法を持たせたいと思えば魔法を使える自分のクローンが出来ますし、なりたい容姿などを思い浮かべればその通りの自分が出来上がります」
「俺そんなトンデモ能力持ってたの? 」
そんなんあったらクローンに学校行かせられたのに...
「但し、この能力は少々ややこしくて...」
「ややこしい? 」
「はい、世界が勝手にやったのかもしれませんが『貴方のいる世界では存在出来ない』というふうにされてるんですよ」
...あ~はいはい大体分かった。
「それで行き場のないクローンは違う平行世界で生まれ続けた。その結果、いきなり現れた存在に世界が処理しきれなくて壊れたか、もしくはクローン自身が世界を壊したか...」
「そういうことです。それで私達は原因である貴方を処理してこれ以上の拡大を防ぎました」
「望んで得たもんじゃないんだけどな~...知らなかったし...」
「その事については謝ります。ですが早期解決が最優先でしたので...」
「いやいいよ。結局悪いのは妄想ばっかしてた俺だし...いつまでも最善の手を探し続けるよりはマシだ」
つーか真面目な理由だったよ...ミスとかじゃねえのかよまったく...
「それで、俺はどうすんだ? このまま地獄行きか? 出来れば天国がいいんだがな」
「貴方には、これからやってもらうことがあります」
「あん? 」
俺に? 何を?
「貴方には事の鎮圧、クローンの抹消をお願いします」
「...オゥ」 onz
散々やらかしたんだから後始末しろってか...
「あのなぁ、俺にはなんの力もねえんだぞ? あくまでもう一人クローンを作るだけなんだろ? クローン消すためにクローン作っちゃ意味ねえだろうが」
「ちゃんと手立てはありますよ。私が上司から能力貰ってるんで、それを与えます。あと、貴方の能力は封じますので使えません」
お、これって俗にいう神さま転生じゃね? しかも能力まで貰えるとかラッキーじゃん。
「貴方に与える能力は『自己嫌悪(セルフヘイト)』、自身の物を消し去る能力です」
「? つまりクローンしか消せないってことか? 」
「変な気を起こされても困りますのでね... まあ、保険みたいなものです」
「やっぱ信用されてねえんだな...」
ちょっと傷つくわ...
「でも全部消したら生き返らせてくれるかも知れませんよ? 」
「マジで!? じゃあ頑張るわ! 銀魂の映画までには生き返ってやる! 」
「理由それだけ!? 」
「おーキャラ戻ってきた」
すると背後でブンッと音がした。
振り返ると、そこにはゲートのようなものがあった。
「そこに入ればいけますよ」
「え? 能力は? 」
「あ~...あっちの世界に行ったら自動的にそうなりますので」
「あーはいはい。りょ~かい」
俺はゲートの前で立ち止まり振り返った。
「そんじゃ、異世界の後始末旅行...」
そして
「行ってきます」
ゲートへ第一歩を入れた
......筈だか地を踏みしめられない。
てか...地面なくね?
「あーそれ歩くんじゃなくて落ちていくやつなんで~」
「紛らわしいわァァァァァ!!!! ってギャアァァァァァァ!!!! 」
重力?に従い俺は急速に落ちていく。
これが俺、成田清人(なりたきよひと)の物語の始まりである。
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どしどし送ってください!
清人と凜の会話
「因みにどれくらいクローンいんの? 」
「確認されてる数では8万くらい」
「多っ!? 来年までに間に合わねえじゃん!? 」
「あくまで映画なんですか!」
「だって見たいし」
「あのねぇ! 全てのクローンを計算すると7000京は下らない数あったんですよ! でも世界の崩壊と一緒にクローンも消えてくれたからここまで減ったんですよ! 京から万になっただけでも有り難いもんですよ! 」
「わかったわかった...」
「いいえ分かってないです! クローンが減ったってことはその分世界が崩壊したってことなんです!世界の崩壊の処理は私達神がやるんですよ! あれがどれだけ手間取る作業か...」 ガミガミ
「あ~耳が発酵する~...」
どうぞよろしくお願いします!