というかサブタイなんだ?
自分でも疑問に思う今日この頃。
それではどうぞ
「どうなってんだよここは!?」
大勢の人混みの中で若いヤンキーは壁を殴りながら言った。
「たまり場で昼寝してて目が覚めたらこんなところでよ!?」
そう叫ぶヤンキーに三十代くらいの女性が口を挟む。
「ちょっと静かにしてちょうだい!おじいちゃん、大丈夫?」
すると今度は老人が言う。
「もう少し声を下げてくれんか。耳が壊れてしまうわい...」
「うっせえんだよジジババ!のんきなこと言ってんじゃねえよ!」
また、別の所では親子が戸惑っていた。
「ママー、ここどこー?遊園地はー?」
「何処かしらここ...大丈夫よ~すぐ着くからね?」
遠くの方では若いギャルやサラリーマンもいた。
「ちょっとー何か窮屈何だけど~。オッサン詰めてよ~あたしら狭いじゃん~」
「え、ああすみません...」
その近くでは体型が丸い中年などがいた。
「こんな密着しちゃったらおしりとかおっぱいくらい触っても言い逃れ出来るな...グフフ」
その近くにはヤクザ風の男二人が話し合っていた。
「ダメです島さん、連絡出来るもの全部取られてます」
「チッ上等じゃねーか...虹鱒組にちょっかい出してエンコで済むと思うなよ?」
その隣にはカップル等もいた。
「たっくん~あたし何か怖い~」
「大丈夫だって。俺が隣にいるなら何も問題ねーよ」
「キャーたっくん男らしい~♪」
そんな中で遂に先程のヤンキーが痺れを切らした。
「もう限界だ!責任者連れてこいよ!俺がヤキいれてやる!」
そう言って道行く人々を足蹴にしてどける。
「どけや!道あけろ!」
「いつっ!?年寄りを大事に扱わんか!」
「いった!?ちょっとマジでふざけんなよ!」
「うるせえ!!道あけろっつってんだろ!」
そこで一人の女子高生がヤンキーを止める。
「ちょっと!いい加減にしなさいよ!」
「あぁ!?」
ヤンキーは女子高生にスゴむが女子高生は臆せず続ける。
「アンタが勝手にキレてるせいでこっちが迷惑してんのよ!黙って待ってなさいよ!」
「じゃあお前不満ねえのか!?そりゃ大したもんだなご立派で!」
ヤンキーは挑発するがそれでも乗らずに続ける。
「アンタが辛抱ないだけでしょ!そんなこともわかんないの!」
「このアマ...!」
ヤンキーは学ランの袖からナイフを取り出す。
「なっ!?アンタ何でそんなん持ってんのよ!?」
「改造ポケットだよ!どうやらここは見つけられなかったみたいだしな!」
そう言って女子高生にナイフを突き付ける。
「どけろ!じゃねーと刺すぞ!」
「嫌よ!どうせ刺せないくせに!」
「じゃあ刺してやろーか、あぁ!?」
ナイフを胸に押し付けて脅す。
「やってみなさいよ!」
「じゃあお望み通り...待てよ、いいこと考えた」
ヤンキーはそう言うと女子高生のYシャツを思いっきりビリッと破く。
「ちょっ!?何すんの!?」
「見せしめだよ!俺に逆らうとこうなんだ!」
そのまま押し倒し、身動き取れないようにする。
「やめて!やめてよ!だれか助けてー!」
「近づいたら刺すからな!」
女子高生が助けを求めるがヤンキーの脅しに皆が近づけない。
「いや!やだぁ!こんなのなら殺された方がマシよ!」
「今さら遅えよ!じゃあおまちかねの...」
ヤンキーがベルトに手をかけると女子高生は悲鳴をあげる。
「やだぁ!殺しなさいよ!刺せばいいじゃないこの社会不適合者!」
「グッ...このアマ言いたい放題...先にその口切ってやる!」
「いやあ!」
ヤンキーはナイフを振りかぶる。
「死ねぇッ!」
「いやあああッ!!」
そしてナイフは胸に刺さって...
ピタッ
いなかった。
ヤンキーは胸の寸前で止めていた。
「こ、これでわかったか!俺はいつでもお前なんて...?」
ここでヤンキーは異変に気付く。
「あれ?おい、起きろよ。まさか失禁してんの?ダッセ~」
笑いながらペチペチと頬を叩く。
「おい起きろって。まだやってねーんだからよ~。おい...」
横に倒れていた顔を前に向けると
「!!?」
明らかに生気のない、死人のような顔をしていた。
「うわあああああああああ!!?」
驚きのあまり、飛び退くヤンキー。
「キャアアアアアアアアアア!!!」
「人殺しだー!」
周りにいた人達はヤンキーから距離を取る。
「ち、ちげえよ!俺は刺してない!血だって付いてないだろ!」
そう言ってナイフを見せるが一向に信じてくれない。
「俺じゃない!俺じゃないんだ!俺じゃ...ないんだって...」
膝まずきながら弁明するも、疑いの目は一向に晴れない。
「本当に...」
だが、なおも説得しようと顔をあげる。
「俺はやってなッ!?」
その時、ドサッとヤンキーが倒れた。
何だと思い顔を覗くと、
さっきの女子高生と同じ、生気のない、死人のような顔をしていた。
「うわあああああああああああああ!!?」
「イヤアアアアアアアアアアアア!!?」
誰もが悲鳴を上げて大混乱に陥る。
そしてその光景を...
「よーしよしよし...出だしはいいじゃねーかイヒャヒャッ...」
狂った笑いをしながら喜ぶ狂人と、
「すまねぇ...!本当に...すまねぇ!」
泣きながら謝り続ける清人だった。
錐間が指定したゲーム、『人間足し算』。
その内容は、あの場にいる30000もの
人を使って殺しをするゲーム。
得点は参加者の頭の上に表記され、先にピッタリ15000になるよう人を殺していく。
欲しい得点の人を指定すれば、指定された人は突然死する。
先程もクローンが女子高生を指定したあとにヤンキーを指定したからあのようなことになった...。
それに、ターンは無制限だから錐間はポイントの低い奴ばかりを殺して楽しんでいる。
「ほら、お前の番だぜ?そろそろ決めねーか?」
「パスだよッ!!!」
そして、パスも無制限。
本来なら二人目は清人の番である。
だが清人がパスしたことにより、そのターンは錐間に譲られる。
では、何故パスしたのか...
「無理に決まってんだろ...勝つ為に殺せるかよ...!」
それは、未だに決心がつかないから。
このゲームは、人を取り合い人を殺すゲーム。
30000から15000を取り合うことは、互いが人間を殺し合わなければならない。
つまり清人が参加することにより、より大勢の人々が死ぬことになる。
だから、清人はパスしか出来ないでいる。
「んじゃ~そろそろ高い得点を...お、あのガキは6点じゃねえか!」
清人も見ると、そこには母親に泣きながらすがり付く8歳くらいの少年が。
「ッ!?やめろよ!?まだ子供なんだぞ!?」
「おいおい、今さら何言ってやがる...!人殺してんのに今さら差別してんじゃねーよ!!」
「あぐっ!!?」
錐間がそう言ったと同時にその子供が短い悲鳴を上げて地に伏す。
「え...?れーくん?何してるの起きて?ねぇ起きてれーくん...」
母親はさっきまで自分にすがり付いていた我が子を揺さぶる。
「起きて?ねぇふざけないでれーくん...ねぇれーくっ!!?」
そして先程見た女子高生やヤンキーと同じ、死人の顔を見て青ざめる。
「いや、そんな...イヤアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!?」
「てめええええええええええええええええええええぇぇぇぇ!!!!」
清人はイスから立ち上がろうとするが態勢を崩し、イスにまた座る。
「!?足が...」
立ち上がろうとしたとき足が微動だにしなかった。
おそらく錐間が能力で押さえ込んだんだろう。
「言っとくが能力使っても意味ねーぜ?これは永続的に能力をかけるやつだ。消したって新しく縛られるだけだ」
「...クソッ」
小さく悔しさを口にしてただ見ているしか出来ない自分に腹が立つ...!
「諦めてゲームに参加しようぜ?じゃねーと俺に勝てずに、またこんなゲームが繰り返されるかもよ?」
「だからこいつらを犠牲にしろってか!?俺の後始末の為に巻き添えくえってのかよ!?」
睨みながら怒鳴る清人を錐間は鼻で笑う。
「ハッてめえが何責任感じてんのかなんてのは知ったこっちゃねーんだよ。オリジナルの選択肢はやる一択だ」
そしてまた清人の番になる。
「ほら、どうすんだ?止めるか、諦めるか」
「俺は...」
まだ、整理がついてない...
未だに、覚悟がない...
どうにも、罪を背負える自信がない...
でも
「4の奴を...」
「ククク...」
それでも、勝たなきゃならねぇ...
そう自分に暗示のように心で復唱し指定する。
「島さん!なんなんすかこっ!?」
指定されたヤクザ風の男が突然死を遂げる。
「お、おい!起きろや!何寝とんねん!目ぇ覚ませや!!」
「...ッ」
先程自分が殺した人物を凝視する。
「せめて、覚える...!」
詳細に、濃密に目に焼きつける。
この光景を、感覚を忘れないために。
「始めんぞ...ここから本当の
自分で考えといてなんですけどこういうゲームはしたくないですね。
カイジとか零とかに出るものは漫画で見る分ならって思いますが実際となるとねえ...
何が言いたいかというと、
作者は狂ってません。
以上