「ふふっ!颶風の巫女」すみません話は本編でお願いします。
「ちょっと!最後まで言わせてくれない!」
「放置。皆様は本編へどうぞ」
ちょっと夕弦さん!それ僕のセリフだから!
~~切歌side~~
あたし達は勇さん達と別れた後、自分達がどう強くなれるか考えたデス。そして司令は響さん達の特訓メニューにあたし達を同行させてくださいましたデス。
「調………これなかなかキツいデスね………」
「うん………響さんはいつもこれについて来てたんだ」
「ふーむ………二人は初めてだったな。よし皆!一旦休憩を挟むぞ!無理をしては意味が無いからな!」
あたし達は一番能力が低い。そのことをフィーネさんに相談したらこう言われたのデス。
~~切歌回想~~
「ふむ。適合係数と個々の能力への不満か………。まあ当然の反応だな。
〈イガリマ〉と〈シャルシュガナ〉は二人で使用することを前提に製作したギアだからな。個々の能力では他のギアに劣るだろうな。例外は神獣鏡だったが、アレは使い手が別格だろう?そしてお前達は元々の適合係数が低い。それが今では自力でギアを纏えているのだ。それだけでも大きな進歩だ。
必要があるなら新しい〈Linker〉の開発も行うし、副作用の方も勇と開発を煮詰めるさ」
「なんで勇さんの」「名前が出るのデスか?」
「なんだお前達は知らんのか?奴は嘗てパヴァリア光明結社の序列五位にいた男だぞ?フロンティア事変でお前達に確保されたのは幹部が完全なメタを張って捕えたからだ。仮にも奴等の弟子だったのだからな」
「意外………」「勇さんが大物すぎてビックリデス……」
完全に予想外の言葉デス。
「ああそれとな。お前達のギアは互いの心を一つにすることで真の力を解放するぞ?それこそ装者二人相手でも引けをとらん程にな。故に最も可能性を秘めていると言っても良いだろう」
それがフィーネさんからのメッセージだったのデス。
~~回想終了~~
「おお!今度は良い目をしているゾ!これは楽しみなんだゾ!」
「ぬう………ここで襲撃か……ならば俺がぁ!」
「司令!ここは!」
「あたし達にやらせて欲しいデス!」
「二人共………師匠!ここは二人を信じましょう!大丈夫です!いざとなったら私と師匠がいます!絶対に何とかなります!」
「うむ。そうだな!二人共!俺達が側についている!だからやりたいことを思いっきりやると良い!」
司令があたし達を信じてくれたデス!後はあたし達が期待に応えるだけデス!
だからあたし達はギアを纏ったのデス!
「調!あたし達も今ここで!」
「呪いの力を制御して見せる」
「「イグナイトモジュール抜剣!!」」
〈ダイン=スレイフ〉
その瞬間あたし達を闇が覆ったデス。
「切ちゃん。これは……」
「あたし達の闇の世界デスね」
闇があたし達に見せてきたのは、嘗ての研究所での日々デス。目的の為に手段を選ばない研究者、日々投薬される謎の薬、昨日まで生きていたのに死んでしまう命。その光景を見て・聞いて・体験してあたし達に希望なんて無いと思っていたのデス。でもある日、米国政府が月の軌道情報が偽られている情報がマムに伝えられたのデス。それをきっかけにマリアと調も協力してドクターも仲間に引き入れたのデス。
でも、ドクターの暴走はドンドンエスカレートしていくし、あたしはフィーネの力を宿したと錯覚する出来事が起こったのデス。だから調達を救う為にあたしはドクターに協力しました。そして調と初めてケンカをしたのデス。その時に勇さんがフィーネの真実をあたし達に伝えてくれたのデス!あたし達は勇さんから受けた恩もまだ返せて無いんデス!だから皆の為に早く一人前になりたいのデス!
「うん。私も同じ気持ちだよ切ちゃん。私も勇さん達に恩返ししたい。救われた命だから、大切な人と一緒に過ごす為にこの命を使いたい!」
〈うん。良い覚悟だね。私達の力を託すのにふさわしいと思わない?夕弦?〉
〈同感。確かにふさわしいです。しかし耶倶矢、ちゃんと試練は与えるべきです。それが継承の約束です〉
「貴女達は?」
「一体誰デスか?」
〈うーん………あたし達は貴女達の好きな彼の能力の先代の使い手かな?〉
〈要約。前任者です。私が「夕弦」。隣が「耶倶矢」。二人で一人の精霊です〉
「勇さんの能力の」
「前任者さんデスか……」
〈そう。あんた達がどう力を使いたいか教えてくれない?〉
〈本音。ありのままで構いません〉
「あたし達は今まで守られるばかりデス。でも!あたし達にだって好きな人がいるのデス!その人に!勇さんに守られるだけのあたし達はもう嫌なのデス!変わりたいのデス!」
「私達は守られるだけじゃなくて、あの人達の隣に立ちたいんです!私達だって勇さんの力になりたいし、何よりも私達の想いを証明したいんです!」
〈貴女達も支えたい相手と出会えたんだね。そして胸の想いを伝えたい。その為に今を打開する力が欲しいか。うん!その覚悟を忘れなかったら、力に溺れることもないね!なら夕弦も異存は無いでしょう?〉
〈同感。問題はありません。しかし二人は先程、一人一人の無力さを気にしていましたね?私達も嘗てはそうでした。どちらかが本物にふさわしいか夕弦達は互いに競い続けました〉
「互いに」
「競うデスか?」
〈追憶。私達は相手を想いあって自分達の命を捨てる覚悟さえしていました。勝負の結果と言う口実で。しかし私達は彼……「士道」に出会いました。〉
〈うん。ちょうど百回目の勝負だったね。そして私達は彼に惚れさせた方が勝ちって勝負をしたね〉
「結果が」
「気になるデス!」
〈解答。彼は私達が二人だから私達だと言ってくれました。それが私達らしくあると〉
〈だから私達は彼がどうしようもなく好きになったんだけどね。でも良い想い出だったよ〉
「私達と」
「同じデスね」
勇さんはまさにあの時「士道」と言われた人と同じことを言ったんデスね。だけどそれでもあたし達の胸に刺さったことも事実デス!
「だから私達は」
「今度こそ立ち上がれるデス!」
〈うん。もう大丈夫だね。私達の能力は風の力〉
〈疾風。そして全てを穿つ弓でもあります。二人で一人を越えることは必ずできます。自信を持ってください!〉
「ありがとうございました。耶倶矢さん。夕弦さん。」
「お二人の力は必ず正しく使うデス!だから見守って欲しいデス!」
あたし達はその誓いの後に意識が現実に引き戻されたのデス!
ミカ!必ず勇さんへのあたし達の想いを見せてやるから覚悟するデス!
切歌と調に力を託した精霊 〈風待 八舞〉
(〈八舞 耶具矢〉及び〈八舞 夕弦〉)
二人で一人。その絆こそが、何者にも負けない強さになることを伝えた。(そういう意味では勇君とキャロルは最強だけど)そして二人に立ち上がる為のエールを送った。
切歌が夕弦の、調が耶具矢の力を主に継承する。
「何故あたし達のパートでキャロルを優遇してるデスか!」
「私達の強化回が……。」
「「作者絶対許さない(デス)!骨も残さない(デス!)」」
物騒な切調コンビから逃げます!
次回〈決戦!ミカちゃん!〉
更新をお待ちください!
(やっぱり刻まれてマリアさんに蘇生→切り刻む→蘇生のループにはまりました。どなたか助けてください。)
一話の長さはどちらの方が好きですか?
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一話を濃密にして話数を少なく
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このまま切りの良い範囲で
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どちらでも良し