マジで……この世界⁉️   作:タク-F

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重大発表です!
11月1日の投稿より、神咲胡桃さんの作品である、
〈錬金術師と心火を燃やしてよっか?〉とのコラボ章の投稿が決定しました。僕がキャロルをメインヒロインとした二次創作を作るきっかけの作品だけに、是非皆様も読んでいただければ幸いです。リンクを此方に載せます。
https://syosetu.org/novel/222283/

仮面ライダー作品とシンフォギアへの愛を両立し、主人公とキャロルの関係の過程にも是非注目してください。






さて前書きが長くなりましたが、……最終決戦が始まります。それぞれの譲れないモノを守る戦いです。

本編へどうぞ


嫉妬の魔女降臨①

~~sideエルフナイン~~

 

 

〈アルカ・ノイズの反応を検知!場所は東京湾上空!数は一万を越えます!!更に巨大な城らしき影も確認!〉

 

藤尭さんの声が司令室に響きました。

 

「お前ら!最終決戦だぁ!悔いの残らんようにぶつかって行け!」

 

そして司令が皆さんに出動要請をしました。

 

「勇君の陽だまりは私の場所!絶対に奪わせない!」

 

「勇の為にも危険思想のストーカーは排除しなくてはな!」

 

「あたし様の義妹を名乗る不届き者はぶっ殺す!」

 

「勇に私の全てを見せるわ!最高の活躍をね!」

 

「勇さんは私達の大切な人!だから!」

「絶対にキャロルには渡さないデス!」

 

「泥棒猫には粛清を。わからず屋にはオシオキを。運命の王子には頑丈な鎖を。ああ!私は忙しいなあ!」

 

全員何を言っているかわからない言動をしてる上に、目に光を映していなかったです。最後の彼女は監禁思想の方ですね。これだから勇さんとキャロルが困ります。勇さんの正妻はキャロルです。他の方ではありません。しかし今のボクがそれを言えば装者は、ボクをキャロルへの人質にするでしょう。

だからボクは敢えて何も言いません。そしてこの言葉で誤魔化しましょう。

 

「皆さん!一人の女性としてのお願いです。キャロルのことを止めて下さい!そして物事の順序を教えて下さい!」

 

ボクがそう言うと皆さんは優しく微笑んで出撃されました。本当に憐れですね。勇さんの初恋はキャロルだというのに。貴女方では無いというのに。

 

~~エルフナインsideout~~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~~勇side~~

 

東京湾付近にアルカ・ノイズが大量投入された。

〈チフォージュ・シャトー〉が降臨したことから、キャロルの準備は万全だろうね。後は皆を待つだけか。

 

「ようやく来たか。身の程を知らん泥棒猫の小娘共が!」

 

キャロルの準備は万全のようだ。

 

「皆!そっちの用意は大丈夫?」

 

〈おまかせ下さい旦那様。シャトー方面への被害の防止準備も我々が済ませました。間もなくレイアの妹が到着します。よって物理・超常両面の対策は万全ですわ。旦那様もお気をつけ下さい。〉

 

ファラさん達も大丈夫みたいだね。

 

「ありがとう。そっちは任せたよ。」

 

僕はそう言って通話を終了した。さあ、ここからが本番だ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「最後通告だよキャロルちゃん。勇君から身を退いて。そうすればもう二度と辛い思いはさせない!私が誓ってあげる!」

 

 

「あり得ない仮定だな立花響。オレの感情がわからん貴様ではあるまい!」

 

響なりの妥協だったのだろう。だけどキャロルはその提案を拒絶した。当然キャロルは迷う事はないからね。

 

「投降の勧告だ!このような狼藉を働いて無事でいられる保障はできない!故に早く諦めろ!」

 

「なるほど……流石防人の言うことだ。その提案は合理的なのだろう。だが風鳴 翼よ……その結論はあり得んな。そんな事態は当に過ぎたのだ!」

 

翼さんは防人としての語りかけをした。確かに普通ならその可能性は高いだろうね。だけど僕達は既にその対策を講じている。だから無意味な勧告になってしまった。

 

「仮にてめぇが勇と結ばれるならてめぇはあたし様の義妹だ。だったら立場の教育は必要だよなぁ!」

 

「カマエルの力便りの戦術がオレに通じると思わない方が身のためだそ義姉上よ。」

 

既にキャロルの中では僕と結ばれた体で話が進んでいる。つまり姉さんの問いかけへの解答こそがこの挑発か。当然とはいえキャロルに負けるイメージはないからね。

 

「お願いよ!私から勇を奪わないで!やっと巡り会えた運命の王子様なの!貴女も女性ならこの気持ちがわからないの?お願い!この気持ちをわかって!」

 

「〈運命の王子様〉か………。なるほど確かに納得だ。既に勇とオレは運命で結ばれた関係だった。つまり!横槍を入れて来たのはお前達の方だ!マリア・カデンツァヴナ・イヴ!その言葉は貴様達自身に返してくれる!」

 

キャロルは僕とのケンカの後からその傾向があったね。だけど僕も初恋をしたのは君だ。だから僕の運命と言うならそれはキャロルとの関係を望むだろうね。

 

「私は大事な事を勇さんに教わったの!だから私は勇さんが好きになったし、それでもマリアの為に我慢しようとした。だけど!それはすごく辛い事なの!もう私は我慢したくない!だからキャロルは絶対に倒す!」

 

「月読 調……。〈たかだか一回勇に救われた〉等と言うつもりはないが、耐える苦痛をしたお前ならわかるだろう?その行為がどれだけ体を蝕む痛みになるかを。故にオレは二度と味わうつもりはない。身の程を教えてやるから覚悟をするが良い!」

 

調ちゃんにとっての僕は最初こそ只の捕虜だった筈だ。だけどマリアさんを救う約束をしてそれを守り抜いた。それは彼女が嫌いな偽善ではなく、本物の覚悟と行動に見えたのだろう。だけどそれはキャロルも同じだ。だからキャロルは退かないよ?

 

「あたしは勇さんに命を救われたデス!そんな勇さんに惚れて何がいけないのデスか!あたしはそんな難しい事を理解するつもりはないデス!」

 

「命を救われたお前は、確かにあの時のオレと同じだな……暁 切歌。ならばわかるだろう?オレが何故ここまでの想いを抱いたか!わからないなら教えてやる!その体になぁ!」

 

フロンティアでの出来事は間違いなく重大な出来事だった。だけど事の大きさのみを計るなら数百年の命題の答えを知り、尚且間違いだと気づかせてくれた相手をキャロルは求めた。そして僕も受け入れている。だから切歌ちゃんには酷な事が待っているんだろうね。

 

「私はね……九年間待ち続けたんだよ?そして添い遂げる為に必要な技術は習得する努力を惜しまなかった!私の想いがキャロルちゃんに劣る筈がない!だから私は負けない!絶対に勇君を奪うんだから!」

 

「その想いの強さは認めよう……小日向 未来。だがオレが抱いた勇への想いが貴様に劣ると何故決めつけられる?」

 

未来の努力を笑える人間は誰もいないだろう。

 

〈大人になった時に四人で再会する。〉

 

その約束のみが響を守る原動力であり、未来の生きる目的だ。だからキャロルに劣るとは思わないし、諦める理由にはならないと思う。だけどそれはキャロルも同じ事だし、一度は約束を守る為に距離をとる覚悟をして行動に移した。だから〈どちらが〉と言葉にする資格は誰も持たない。全ては今からの行動で示されるんだから。

 

「やはりダメだな。………何度考えようとオレの世界を奪おうとする狼藉者に、世界を渡して身を退く選択肢を打ち出されたところでそんなことがまかり通ると思うな!貴様等に聞かせる歌ではなかったが仕方ない。格と覚悟の違いを教えてやる!さあ始めるぞ!」

 

そう言ってキャロルはガヴリエルを展開し、シャトーとのリンクを開始した。全力発動準備を整えたね。なら僕も結界の構築と皆への勘違いの防止をしますか!

 

「皆!約束して欲しい!あの城はキャロルだけの物じゃあ無いんだ!僕だってあそこで過ごした時間がある!

それを奪わないでくれ!」

 

「「「!?」」」

 

今正にシャトーに特攻しようとしていたマリアさん・切歌ちゃん・調ちゃんが立ち止まった。

 

「あれが勇の想い出の場所の一つなのね。調!切歌!中止よ!勇の想い出を傷つけることは許さないわ!」

 

「勇さんの悲しむ顔は見たく無い………」

「もし勇さんの想い出を傷つけたらあたし達は生きていけないデス!絶対に止めるデス!」

 

「ふむ。シャトーの攻撃を止めたか。懸命な判断だ。そんなことをすれば立場をわからせるだけではすまんかっただろうな。勇が止めてもオレが貴様等全員の息の根を止めていたぞ!」

 

キャロルから嫉妬ではなく殺意が溢れていたが、攻撃中止で収まった。良かった!想い出の場所が無くならずに済んで。

 

「故にお前らに聴かせてやる!オレが勇の為に綴り・調律し・完成させた唄を!」

 

キャロルの唄は僕が知っている曲ではなかったけど、僕だけの為に作った唄だと直ぐにわかった。だから僕の胸も暖かくなる。この戦いが終わったら、必ず僕はキャロルと契ろう。それが僕の18年振りの初恋なんだから。




エルー!?毒か!?やっぱり君は毒なのか!?原作と考えが真逆じゃないか!?……最終決戦の幕開けはした。しかし……勇君の前世……一体何が……?
〈嫉妬の魔女降臨②〉

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