マジで……この世界⁉️   作:タク-F

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ついに妹が爆弾を落とします。しかも最強の武器を携えてます。装者達の心は一体どうなるのか!?

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ネタばらし……そして精霊同盟の締結

~~エルフナインside~~

 

フィーネさんとの用事(R18)が行われた三日後、司令室にて勇さんとキャロルを除いたメンバーが集められていました。ちなみにフィーネさんは司令と籍を抜いてます。やはり勇さんの魅力はわかる人にはわかるのです!

 

「実は僕から皆さんに大事なお話がありましたので、今回集まっていただきました。」

 

「エルフナインちゃんどうしたの?大事な話って?」

 

「私達全員を呼んだ話か。さぞ大事な話なのだろうな。」

 

「はい。まず前提に、勇さんの初恋は貴女方ではなくキャロルです。憐れな道化の演出お疲れ様でした。」

 

「「「「「「「ハ?今なんて言ったの(デス)?」」」」」」」

 

どうやら皆さん現実がわからないようなので、もう一度丁寧に説明しましょう。僕は優しいですからね。

 

「聞こえませんでしたか?勇さんの初恋はキャロルであって貴女方ではありませんと言いました。」

 

「あはは………。エルフナインちゃんが何を言っているか私はわからないなぁ。」

 

「仕方ありませんよ。響さんの頭は残念ですから。」

 

「エルフナインちゃ~ん!も~冗談が下手だなぁ!勇君の幼馴染みは私と未来で、私達より先に勇君に出会える人はいないのにぃ~!どうしてキャロルちゃんが初恋なのぉ~?私達に教えて欲しいなぁ~!」

 

どうやら現実を知らない方々のようです。やはり丁寧に説明しましょう。

 

「皆さんがご存じかは知りませんが、勇さんは平行世界の方ですよ?そこでキャロルを知ったのですから、皆さんより早くにキャロルを知ることができます。そして勇さんは前世では届かない片思いをしていました。ここまではお分かりですか?」

 

「………勇君に平行世界の情報があるのは知っていたけど、まさかそれでキャロルちゃんに片思いしてたんだぁ~!私達がこんなに愛していたのに、その想いが伝わらなかったのはキャロルちゃんのせいだったんだね。ふ~ん………私達を差し置いてキャロルちゃんが余裕だったのはそういうことだったのかぁ!納得したよ!なんでキャロルちゃんだけあんなに嬉しそうな顔ができたのかねぇ。今度はコロサナキャネ。」

 

やはり危険思想の方々でした。キャロルのことを隠して正解でした。

 

「何故僕がこのタイミングで皆さんにお伝えしたかわかりませんか?」

 

「決戦でキャロルに負けたら心が完全に折れたからでしょう?でも残念ね。私達はキャロルに勝ったのよ?今更じゃないかしら?私の愛しい勇が私を裏切る筈ないもの。」

 

「アイドル大統領の頭は妄想で幸せですね。よくその状態でガリィに勝てましたね。おめでとうございます。」

 

「なんですって!黙って聞いていれば好き放題言って!」

 

「落ち着けマリア。エルフナインよ、遺言として聞いてやるから最後まで話すが良い。最も、その後の保証はできないがな。」

 

やはり力に溺れだす方々でした。僕の判断に間違いはありませんでしたね。話していれば決戦前に監禁されて人質にされていました。恐ろしい人達です。

 

「今からおよそ一週間前に勇さんとキャロルは結ばれました。なんとビデオもあります!これ程素晴らしい形があると思いますか?」

 

「エルフナイン。それ以上妄言を吐くなら!」

「あたし達も黙らないデスよ?大人しくするべきデス!」

 

やはり聞き分けがありませんね、残念です。仕方ないので司令室で上映してあげました。

 

「嘘………勇君だ………なんで!」

 

「そんな!こんなことが!」

 

「なんで勇が!ちくしょう!」

 

「ああ!私の王子様が!」

 

「勇さん……なんで!」

「あたし達じゃないんデスか!」

 

「なんて姿………キャロルちゃんが憎いよぉ!」

 

装者の方々がようやく現実を理解しました。遅すぎて話が進みません。

 

「さて、本題にはいりましょう。」

 

「エルフナイン!まだあたし達に用があるのか?あたし達は今からキャロルをシバきに行かなきゃならねぇ。邪魔してくれるなよ?ああそれと、帰ってきたらお前もキャロルと一緒のところに送ってやるよ。安心しな?二人共殺さねぇからよぉ!あたし達は優しいからなあ!」

 

「残念ですがそれは叶いません。キャロルからの伝言はこうですから。」

 

〈お前達がオレの愛しい勇の魅力を知っているのは、仕方ないから許容してやる。だが見ただろう?オレと勇の愛を。故に勇の正妻はオレだ。それをお前らが認めれば今の生活を保証してやる。どうだ?魅力的な提案だろう?〉

 

「以上です。皆さんも勇さんと離されたくなければキャロルには逆らわないことをオススメします。」

 

「皆!予定変更するよ!悲しいけどエルフナインちゃんを縛りあげるよ!そしてキャロルちゃんを引きずり出さして今度こそボコボコにするよ!」

 

やはりこうなりましたか。本当に残念です。

 

「ちなみに僕の感覚器官はキャロルとリンクしています。ではキャロル後をお願いします。僕はお腹がすいたのでカップラーメンでも食べてきます。」

 

 

〈良いだろう小娘ども!妹に手を出し、更にはオレと勇を引き剥がそうとしたその罪の対価を支払うが良い!後……エル、カップラーメンならフィーネの部屋にあるからな。適当に食べてこい。〉

 

するとキャロルが転移して来ましたので、僕はフィーネさんのお部屋に向かってカップラーメンでも食べるとしましょう。

 

「一つ良いことを貴様等に教えてやろう。今のオレはあの時と違い完全礼装を纏うことができる。更に霊力はあの時の百倍は下らんぞ!つまり貴様等がオレを倒せる可能性は皆無だ!」

 

キャロル!流石です!やはりキャロルは雄々しい姿も似合います!……え~っとラーメンは……このラーメンが美味しそうなのでこれを食べましょう!(あっさり系の塩味のラーメン)

 

「お湯を入れて三分待ちます。その間にキャロルの様子を見ましょう。」

 

カップラーメンの準備を終えるとキャロルの方では場所を変えて戦いが始まるようです。

 

「キャロルちゃんからきてくれて私達は嬉しいよ。だって探す手間が省けたからさぁ!!」

 

装者が勘違いをしてるのですが今のキャロルはあの時の百倍強いです。本来のキャロルはあの時の時点で皆さんの十倍強かったので(一撃に束ねた虹の旋律のみ例外でした。)、今なら皆さんの千倍は強いですよ?

 

「嘘!虹の旋律が通じない!」

 

言わんこっちゃありません。だから警告したのです。これから全員仲良く吊るされますね。わからず屋の皆さんのことが、僕はとても悲しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに七人纏めて、三分足らずで吊るされてました。そして皆さんはキャロルからの条件を呑み、正妻はキャロルに決定しました。皆さんようやく理解してくれました。めでたしめでたしです。さて、ラーメンも出来上がったので僕も食べるとしましょう。

 

~~エルフナインsideout~~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~~翌日の司令室~~

 

 

(~~キャロルside~~)

オレが勇の正妻になることを小娘共の体に教えた翌日、ちゃんと書面にして渡してやる為に全員を呼び出した。

 

「ねえキャロルさん。何故フィーネさんもいるのでしょうか?」

 

そういえばこいつ等に教育を施したんだったな。あの時奴ら七人のいる空間の酸素濃度を、軽くラファエルでギリギリまで下げて、ダヴルダヴラで全員拘束した。その際に奴等を窒素させ、解放して欲しければ自らの言葉で正妻を諦めさせるように促した。そのためにガヴリエルは使わず少しずつ窒素させて、気絶したらキスを用いて酸素を供給してやる。この時にオレと勇の愛の記憶を流しこんでじわりじわりと教育した。流石にマリアと未来は手強かったが、時間の問題でしかなかったな。

 

「ああ…その件なら、フィーネの奴が勇の魅力に気付いた。そして勇とオレの愛を眺めている内に勇のモノになる覚悟ができただけさ。」

 

「そうだな。私は〈あの約束〉さえ果たしてもらえれば構わないからな。だから側室で構わないのさ。」

 

「マジかよ。フィーネまで虜にしたのかよ。勇のアレはそんなにすげぇのかよ。」

 

オレの義姉にあたるクリスはフィーネと関わりが強かったな。ならばその反応は当然か。

 

「すごいどころではないな。オレが意識を保てない程素晴らしいモノだ。だが見ての通りあの状態の勇はすごい勢いなのでな。お前らにもチャンスをやることにしたのさ。」

 

「キャロル!私達に教えて欲しい!どうすれば勇に愛してもらえるの?」

 

「口の聞き方には気をつけろよ?貴様等はあくまでもオマケだ。だが、それでも尚チャンスが欲しいと言うなら、詳細を教えてやる。」

 

「お願いしますキャロルさん!私達にその詳細を教えてください!」

 

あの小日向未来さえもオレに逆らわない。それほどまでに勇と契りたいということか。面白いな、やはり機会を伺う眼をしている。奴等がオレと同じステージに立てばオレ自身の立場は危ういか。

 

「なに、簡単なことだ。お前達が既成事実を起こすのではなく、勇に起こしてもらうことだ。勇はオレにハジメテをくれてからは、そういうことを拒まなくなったからな。勇の言い方をするならそうだな……

 

〈デートしてデレさせる〉

 

ということだ。どうだ?簡単だろう?」

 

「あの勇さんに」

「デレてもらうデスか。」

 

「そうだ。但し勇を気絶させて拘束し、無理矢理合意させたらオレ自ら愚か者に灸を据えてやる。わかりやすいだろう?お前等の想いはお前等の物だ。そこにオレは介入しないし、お前等にも介入はさせない。」

 

「つまり私達がお互いの妨害をしなければ、勇と合意があれば到っても良いということですね。キャロル様の心の広さに感謝します。」

 

あの風鳴翼が土下座までするか!なんとすごい光景だな!トップスターも形無しだな!

 

「そうか………私達はこの想いを諦めなくて良いんだ。なら!私達はどんどんアピールしなきゃね!それこそキャロルさんに嫉妬されるくらいにね!」

 

やはり面白いな立花響!オレに従いながらも諦めを知らんその根性は素晴らしいな。

 

「ああそれと、寝込みを襲って来たせいで勇は自宅で熟睡できなかったらしいからな。もしオレに黙ってそんなことをすれば勇が許してもオレが許さんからな?」

 

この言葉にクリス・未来・マリアが反応した。成る程貴様等が主犯か。やはり未だに勇に抱かれたいということか。

 

「それと、貴様等は正妻になれずとも勇に愛されたいか?」

 

「もちろん!本当は正妻になりたかったけど、今の私じゃあ無理だから。でもいつかは私が奪い返す!正々堂々と勇君に愛されてみせる!その為に今は側室でも構わない!」

 

「私は勇に救われた!その想いを組んでもらえるなら!私は今の屈辱を受け入れる!そして必ず一番に至る!」

 

「どこまでいってもあたしの愛しい弟だ!だが!正妻以上に愛される姉をあたしは目指してやる!」

 

「私達の絆を思い出させてくれた勇さんに!」

「あたし達の想いで応えるデス!」

 

「「だから今は無理でも絶対に諦めない!」」

 

「彼は私の運命の王子様なの!絶対にハートを射ぬいて見せるわ!キャロルさんも覚悟してなさい!」

 

「今の私はキャロルさんに勝てないけど!勇君への想いまで負けた訳じゃあない!まだ勝負は終わってない!」

 

なんと全員オレから勇を奪うつもりだった。もはや呆れを通り越して清々しいな!

 

「良いだろう!オレは貴様等の挑戦から逃げんし!勇を奪わせるつもりは毛頭ない!故に格の違いをこれからも教えてやる!」

 

ああ楽しいなぁ!オレにもこんなに心踊るライバルがいるのだ!例え敵わずとも向かって来るそんな奴等がいる!それこそ嘗てオレが求めていたもう一つのモノだ!故にオレは負けられない!そこに求めているモノがあるのだからな!

 

 

もちろんこの後同盟締結の書類を全員に渡したぞ。約束は守るモノだからな!




なんとフィーネは司令との籍を抜けていました。コレはなんというか……。そして装者の心はボロボロですね。

次回〈見限りのついた組織……そして新たなる敵〉

ついにあの三人が表舞台に上がります。

更新をお待ちください。

神咲さんとのコラボまで後三日です!
〈錬金術師と心火燃やしてみよっか?〉
https://syosetu.org/novel/222283/
よろしければ此方を読んでお待ち下さい。

一話の長さはどちらの方が好きですか?

  • 一話を濃密にして話数を少なく
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  • どちらでも良し
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