マジで……この世界⁉️   作:タク-F

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さて、次の投稿でアンケートの結果を発表します。
前半のアンケートを80~95話まで。
後半のアンケートは96話~この話まで掲載しています。投票がまだの方は明日の18時59分までにお願いします。そして結果は明日の設定集の前書きで発表します。

そして1日確認が遅れましたが、お気に入り登録が600件を越えました!皆様ありがとうございます!

そしてコレが四期へ至る最後の閑話です。

それでは皆様本編へどうぞ。


閑話 見限りのついた組織……そして新たなる敵

「局長!本気なんですね。貴方は本当に考えを変えるつもりはないとおっしゃるのですね。」

 

「変えないとも。それはね。僕の目的は至ることなんだよ。神の座にね。頑張ってきたじゃないかそのために。弱者を見限り強者のみが至る世界だ。素晴らしいだろう?」

 

もはやこの男は私達に本心を隠す気はないらしいわね。

 

「そうですか。では私達は、この組織に見限りをつけて離れるとします。」

 

「あるのかい?行く宛は。」

 

「ご心配なく。私達にも考えがあります。なので貴方はどうぞ至りたい形に向かってください。」

 

「寂しくなるね。この組織も。」

 

「ご冗談を。ではお互いに二度と会わないことを祈りましょう。貴方の作った組織が悲願を達成することはないと思いますよ。」

 

そう言って私は局長との話を終えて退室した。

 

「やはり勇の話の通りだったわね。キャロルがレイラインを一度スキャンしたことで、局長は本気でアン・ティキ・ティラの人形を探している。現在は修復されているけど、一度わかった場所は必ず攻撃されるわね。どうにかしないと不味いわね。」

 

私達が成すべきことは支配からの解放と、人類の未来を掴みとること。そのために結社に属して非道と言われることすらやってきたが、意味を成さない結果に繋がるなら、態々組織にいる意味はないわね。

 

「サンジェルマン………やはり局長は変わらなかったのね。そして私達はあの計画に賭けるしかないのね。」

 

「すまないわねカリオストロ。私達では局長は止められなかった。だから行きましょう。」

 

「キャロルの方にも連絡がついたワケだ。現在のシャトーはフロンティアにあるらしい。私はそちらに向かいたいが、どう思うワケだ?」

 

「ちょっとだけ待ってくれないかしらプレラーティ?どうせキャロルのことよ?あの規模で暴れた以上は、私達への報せだったのかもしれないわ。」

 

「先生。私達はそろそろ義兄さんと合流すべきではないでしょうか?独立戦力となった義兄さん達になら、今の私達が合流しても問題ないと思われます。」

 

「確かにセレナの言う通りね。そろそろ勇と合流しましょうか。どうせキャロルもそこにいるわよ。というか、そろそろ勇と結ばれる頃じゃないかしら?」

 

「そうね。キャロルが強欲なのはわかっていたことだし、勇への愛をこれでもかとシャトーを音響にして唄ったはずよ?なんなら装者を纏めてねじ伏せてしまったんじゃないかしら?」

 

というか嫉妬に狂ったキャロルは、間違いなく装者と戦った筈で、その結果和解したと見て良いわね。

 

「………勇の女性関係が不安になって来たわ!三人とも急いで日本に向かうわよ!」

 

「完全に母親よね!その考え方!なんだか組織を動かしていた時よりも良い顔してるわよ!」

 

「だが確かに勇のフラグ建築能力は高いワケだ。なんなら装者全員の心を掴んでいるかもしれないワケだ。」

 

「流石は義兄さんですね。マリア姉さんとの関係の進展が気になって来ました!」

 

「ふふっ、セレナは姉思いだったわね。だけど心配しなくても大丈夫だと思うわよ。きっと勇なら上手く関係を築いているわよ?」

 

「そうですよねカリオストロ先生!きっと素敵なことになっている筈です!」

 

 

 

彼女達は弟子の暮らす日本に向かった。だがその先で弟子がもっとスケールの大きなやらかしを、していたことはまだ知らない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~~結社執務室~~

 

 

「寂しいものだね。やはり。」

 

神にならび立つことを目刺し、〈シェム・ハ〉の打倒を目指す者〈アダム・ヴァイスハウプト〉。彼は組織を統制できる能力がなければ、人望もない。その場での出来事任せの傾向の強い彼は、先のこと等考えてはいなかった。そんな彼の元に新たなる来訪者が現れた。

 

「お初にお目にかかります。貴方が完璧な人間と呼ばれし存在とされるアダム・ヴァイスハウプトで間違いありませんか?」

 

「おや?見ない顔だね君達は。誰なんだい?一体。」

 

「これは失礼しました。私は結社所属の〈魔術師〉にて、嘗ては人類最強を目指した者。

名を〈エレン・M・メイザース〉と申します。エレンとお呼びください。」

 

「ワタシの名前は〈ジェシカ・ベイリー〉です。ジェシカとお呼びください。」

 

「私の名前は〈アルテミシア・ベル・アシュクロフト〉です。アルテミシアとお呼びください。」

 

彼女達は勇の力の前任者、嘗て〈精霊〉と呼ばれた少女達の力を使い、何者にも負けない存在に至ろうとしたイギリスに本社を置く巨大企業の、

〈デウスエクスマキナ(通称DEM)インダストリー〉の発明品であり、最強の技術でもある、顕現装置(リアライザ)の使い手であった。

 

「聞き覚えがあるね、その名前は。科学の力で異能の力に対抗せんと集められた者達だったね。確か。」

 

「はい。私達は〈魔術師〉として、人間でありながら超常の者達と渡り合うことを目的とした部隊でした。」

 

「だけど粛清されただろう?彼女達に。なのに何故ここにいるんだい?そんな君達が。」

 

「貴方は平行世界を信じますか?」

 

「穏やかじゃないな。その話題は。だがあるだろうね。可能性は。」

 

「私達は嘗て、〈精霊〉と呼ばれる者の力を求め、世界を上書きして目的を果たそうとしていました。しかし私達の前には、その目的を邪魔する者達がおり、その者達のせいで彼の世界では目的を果たせませんでした。」

 

「しかし気づいたらこの通り、私達は全く知らないにいたのよね。エレン?」

 

「だからワタシ達は情報を求めまシタ。」

 

「だからこそ行き着いたのかい?この組織に。」

 

「ええ。そして私達は偶然か、それとも必然かはわかりませんが、その世界の知識と記憶を持ってこの世界にたどり着きました。」

 

「目的があるんだろう?どうせ。だから語ると良いよ?詳細を。」

 

「ええ。この世界にもその精霊の力を宿した者達が確認できました。私達はその力を求めています。貴方は神下ろしを行おうとしています。ターゲットが同じ以上、手を組む価値はありませんか?」

 

「面白そうな話だね。色々と。だがこちらにあるのかい?見返りは。」

 

「私達の組織の技術の理論提供と、組織の運営。この二つでは不足でしょうか?」

 

「悪くないね。条件は。良い関係を築こうじゃないか。お互いに。」

 

こうして嘗て最強を目指した者達と、創造主への反逆を目論む完全なる者が手を組んだ。世界を巻き込む戦いの幕があがる日はそう遠い未来ではないだろう。




師匠達が組織を抜けたので、四期の開始時期は原作よりズレます。なので本作品のビッキーの宿題提出は支障がありません。具体的な時期は本編再開後に明記します。

また、27日に投稿した話で次章の予定タイトルを、
〈守りたい〉→〈救いたい〉に変更いたしました。
違和感があった方方には申し訳ありません。


次回〈設定 嫉妬の魔女降臨〉です!

そして11月1日からはコラボの投稿を開始します!

お楽しみにお願いします!

神咲さんの作品は此方からどうぞ
〈錬金術師と心火燃やしてみよっか?〉
https://syosetu.org/novel/222283/

一話の長さはどちらの方が好きですか?

  • 一話を濃密にして話数を少なく
  • このまま切りの良い範囲で
  • どちらでも良し
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