マジで……この世界⁉️   作:タク-F

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お待たせしました!
これよりデート章の開幕です!
第一話は翼さんからです!

それでは本編をどうぞ!


デート編 少女達は諦めない!
バイクデート


「勇!私とデートをして欲しい!」

 

「良いですよ翼さん。どこに行きますか?」

 

「その………今日デートに行く訳じゃあないの……実は明日行きたいの。朝六時に家の前にいてくれないかしら?」

 

ん?朝六時か……今日ではなく明日のデート。何か準備があるのかな?……まあとりあえず問題はないからオッケーなんだけど少し気になるな。

 

「翼さんのお願いは大丈夫ですよ。でもなんで明日の朝何ですか?まだお昼なのでデート自体は今からでもできると思いますよ?」

 

「実はね。今からでも行くだけなら大丈夫なんだけど、帰りが大変になるの。私が行きたいのは少し遠出になってしまうから……」

 

一体どこに行くつもりなんだろう。

 

「ちなみに目的地はどこですか?」

 

「静岡県で勇と海の幸を味わいたいの。バイクデートで、静岡に着いたら一泊するわ。それに明日からは天気も良いの。そして向こうで一泊して、海の幸を味わうわ。市場をめぐりましょう?移動には安全を兼ねて1日ずつ使いたいから二泊三日となるけど、かまわないかしら?」

 

バイクデートで静岡までね。多分道中をのんびり回りたいってことなのかな?

 

「なるほど。翼さんが遠慮気味な理由がわかりました。でも男に二言はありませんし、バイクはロマンでもあります。だからお願いします。一緒にデートに行きませんか?」

 

「ふふっ。お願いしているのはこちらなのよ?」

 

「ありがとうございます。あと翼さんのバイクって二人乗りとか大丈夫なんですか?」

 

「ええ。大丈夫よ。その為の準備は今日揃えてきたし、キャロルさんにも許可は貰えたわ。」

 

手回しの良いことで。

 

「わかりました。なら明日に間に合うように今日は早めに休みますね。お休みなさい翼さん。」

 

「ええ。良い夢を。」

 

こうして僕は明日からの予定が決まった。楽しみだなあ。前世ではバイクに乗ったことがなかったから僕の記憶でも初めてのことになるなぁ。

 

「静岡の海の幸か。一体何があるんだろうなぁ。」

 

こうして僕は明日からを楽しみに眠りについた。

 

 

 

 

~~翌日早朝~~

 

玄関には既に翼さんが待っていた。

 

「時間通りね。やはりこの時間は夏でも比較的涼しいわ。」

 

「そうですね。よろしくお願いしますよ翼さん。」

 

「ええ。二人きりのバイクデートね。普通は男の運転になるのだけと、今回は私が貴方を乗せたかったの。それとこのヘルメットを着けて貰えるかしら?エルフナインのお手製ヘルメットで、内臓マイクで会話も楽に行えるわ。」

 

そうか。エルも協力しているのか。だったら他の機能なんかもありそうだね。

 

「じゃあ翼さん。行きましょうか?」

 

「ええ。任せなさい。」

 

こうして僕達のドライブデートが始まった。

 

〈どう?綺麗な景色でしょう?眺めの良い道を調べてあるから、ゆっくり向かっても楽しめるわよ?〉

 

〈そうですね。こんなにのんびり移動を楽しめるのはいつぶりだったかな。ありがとうございます翼さん。とても楽しいです!〉

 

〈ふふっ。どういたしまして。さあ!次の絶景スポットに行きましょう!〉

 

その後も僕達は道中の風景を楽しみながら目的地の静岡まで向かい、寄り道を繰り返していたので、到着は夕方になってしまった。

 

「予約したホテルのチェックインを済ませるから、少し待っていてくれるかしら?」

 

「はい!待ってますよ翼さん!」

 

そう言って翼さんはホテルのチェックインを済ませに行った。そして僕の前にはなんとファラさんが現れた。

 

「こんばんはですね旦那様。マスターより伝言を預かりましたので、こちらに伺わせていただきました。」

 

伝言か………なんだろうな。

 

「遅くなったわね。ってファラ!何でここに!?」

 

「ふふっ。貴女に良い伝言を預かって来たのよ翼ちゃん。」

 

「私に……伝言?」

 

「ええ。マスターからの伝言では、〈下準備・配慮・内容まで文句無しだ。お前が望むなら勇との関係を進展させてもかまわない。但し初回はオレも同伴だ。オレもお前を味わいたくなったのでな。〉以上よ。良かったわね。マスターから許しが出たわ。覚悟が決まったら私に連絡をしなさい。必ずマスターに伝えるわ。」

 

そう言ってファラさんは転移して行った。

 

「私は………認められたのか?キャロルさんに。」

 

「みたいですね。じゃあ翼さん。今日は休みましょう。明日からは静岡の海の幸が待ってますよ!」

 

「ええ。オススメの市場とお店に行きましょう。それじゃあお休みなさい。良い夢を。」

 

「はい。明日も楽しみにしています。」

 

そして僕達は各々の部屋で休息をとった。

 

 

 

 

 

 

 

~~翌日~~

 

「おはよう。良く休めたかしら?」

 

「はい!お腹も減って来たので、早く市場に行きましょう!」

 

「ええ。私も楽しみなのよ。」

 

こうして僕達は市場に向かった。

 

「清水のマグロは美味しいと評判だったけど!これ程なのね!流石朝市ね!まだ一日の始まりだというのに!食欲がそそられるわ!」

 

「こっちのカツオも美味しいですよ!タタキは絶品ですね!カツオって確か特産品でしたよね?」

 

「ええ!水揚げの量は日本一よ。」

 

これは他の海産物も食べたくなって来たな。

 

「翼さん!昼は他の場所に行きませんか?」

 

「ええ!昼を過ぎたら沼津の方にも行きましょう。あそこは鯛やイクラも評判だったはずよ?」

 

これは楽しみだな。

 

「だったらお寿司が食べたいです!オススメのお店に連れて行ってください!」

 

「もちろんよ!楽しみにしてなさい!美味しいお店に連れて行ってあげるわ!」

 

こうして僕達は昼には沼津の方に行き、新鮮な海産物のお寿司を堪能した。また今度キャロルと一緒に来たいね。

 

 

 

観測者の報告による評価 風鳴 翼 の場合

 

文句無しの合格

 

デートプラン・配慮・下調べまで万全。更に勇の新しい楽しみを発見したのは好印象。そしてオレとの外出の動機に貢献したので、デートの途中だったが合格を出してしまった。それ程良いデートだった。オレも勇とデートがしたい。




そしてこの更新に合わせて番外編も投稿しています!
もしよろしければ番外編もお願いします!

次回は〈ホラー映画です〉

更新をお待ちください。

そして感想もお待ちしていますのでよろしければお願いします。

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