俗にいう、原作二年前の話です。
マスターと出会ってから、2年がたち、ここでの生活に僕はようやく慣れてきた。
オートスコアラーの制作は、後は対応する聖遺物と、相応量の〈想い出〉が必要なだけらしい。あれ?準備早くない?それも絶対に師匠達からの提供待ちだよね。
そして疑似人格にマスターの深層意識を基にしたものを用いるらしい。僕も制作に関わろうとしたら、シャトーの建設に追い出されてしまった。
その所為か、はたまたた僕が協力している所為か、原作よりも高い完成度を誇っている気がする。あれ?コレ三期の難易度を、知らずに上げたか?もしそうなら、かなりまずいのでは?どーしよシンフォギア装者勝てるのかな。
そして去年の2041年、カリオストロさんがシャトーに合わせて二回訪れ、僕は二つの情報を聞かされた。
①クリス姉さんが国連のスタッフに連れられて1月の半ばに帰国できたが、すぐに行方不明になったこと。そして日本では多数の捜査員をだしたが、1人を除いて帰らぬ人になったこと。
あっこの人が〈OTONA〉として有名な風鳴司令官じゃん。生き様と性格は本当に尊敬できる人なんだよな。
②天羽 奏さんと 風鳴 翼さんのユニットコンサートが、10月頭に開催されたこと。その時日本政府は、
完全聖遺物である、〈ネフシュタンの鎧〉の起動実験を裏で行っていたこと。
そしてライブ中に人類の天敵である〈ノイズ〉が襲撃してきて、死者が一万人超えたこと。
そして〈特異災害対策機動部二課〉通称「特機部二」も、戦力の一人である天羽さんの槍が折れ、尚現れるノイズに対して、〈絶唱〉という自爆技を使って会場のノイズ諸共帰らぬ人となったこと。
あーー、だからライブがこの時期だったのね。
クリス姉さんは原作の一期で、
「あたしは、〈ソロモンの杖〉の起動に半年かかった」
って言っていたからなー。多分最初の姉さんは、反抗期そのものだって感じだったし、フィーネが姉さんの調教に要した時間は、2ヶ月弱ってところか。ぜってーフィーネ許さん。泣かす。姉さんを散々泣かせたんだ。この借りはきっちりと、耳を揃えて返させて貰おう。女性に暴力を振る舞った奴は例え相手が女性でもぜってー許さん。
そんなことを考えていると、カリオストロさんは、
僕にこうからかってきたのだ。
「ふふっ。勇はキャロルとうまくやれているようね。貴方はきっと、多くの女性にモテるわよ。背中に気をつけなさい。なんたって元男のあーしから見ても、素敵な男性に映っているわよ」って。
マジですか。周りがあれな環境過ぎて気付かんかった。
ってそうじゃないな。
「余計なお世話ですよ。からかうの本当に止めてください」って伝えたのにながされた。
しかし後にこの言葉が冗談にならないことになるなんて、この時の僕は気付いていなかった。
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次回〈譲れないモノ〉
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