マジで……この世界⁉️   作:タク-F

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心の鍵が開けられたキャロルのお話です。

それではどうぞ。

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溢れた想い

僕がマスターとケンカして二週間がたち、気がつけば関係に変化が起きていた。

例えば、僕が「マスター」と呼ぶと怒るようになった。これからは、「オレのことはキャロルと呼べ」とのことらしい。流石に唐突過ぎる。

そして、キャロルが僕との外出を、ねだるようになった。曰く、「もう一度世界を見定める」つもりらしい。

でも、僕たちの見た目年齢は15歳くらいの姉弟なんだよね。僕にお姉ちゃんはいるんだけどなー。

 

でも今は何かが違う気がする。

 

「なあ勇、あそこの店にジェラートがあるな。さあ、はやく買いにいくぞ♥️」

 

うわぁぁーちょっと、引っ張らないで。ちゃんと行くから、服を伸ばさないでー。

 

「ああ。やはり甘い物は旨いな♥️。そらっお前も食えっ♪」

 

冷たい!?ちょっと、いきなり口に入れるのやめて欲しい。

でも、ジェラートは美味しいな。

ってキャロル?今しれっと間接キスさせた?

しかも、うっとりしながら食べてやがる。もういいや。溶けて服汚れても知らないよ。洗濯も大変なんだから。

 

「ああ、旨かった♥️そら勇!次に行くぞ♥️今日はあと服屋を三件♥️そしてマーケットに行くぞ♥️♥️」

 

わかった。わかりましたから、引っ張らないで?こっちは地味に痛いんだけど!?

でもキャロルの顔ってあんなに赤かったかな?

 

そんなことを考えつつ、僕は1日中彼女に連れ回された。

 

 

 

~~sideキャロル~~

 

勇とオレがケンカして二週間が経過した。

あの日以降、オレの胸はかつてない程、昂っていた。

今では、勇に「マスター」と呼ばれると、何故か心がモヤモヤした。なので「キャロル」と呼ばせよう、何故か心地が良いからな。

そしてオレは、カリオストロがわざと置いていったと思われる本をよんだ。

そしてそこには、年頃の男女の逢引を、

今では「デート」と言うこと。

そして、そのシチュエーションが、いくつも載っていた。その一つに、

 

年頃の男女が同じ物を食べるのを、今では「シェア」と言うらしい。面白い。

 

そうしてオレは、店に勇を引き連れることにした。

 

「なあ勇、あそこの店にジェラートがあるな。はやく買いにいくぞ♥️」

 

そして買えたオレはジェラートを食べた。

 

「ああ。やはり甘い物は旨いな。そらっ♪」

 

オレはやつに間接キスさせることができた。だが、何故かこのジェラートは、さっきよりも旨く感じたな♥️♥️

 

「ああ、旨かった♥️そら勇!次に行くぞ♥️今日はあと服屋を三件♥️そしてマーケットに行くぞ♥️♥️」

 

ああ……勇。お前はオレのモノだ。もはやオレはお前無しではもう生きられん。この責任は、必ず取って貰うからな。どれ、まずは手始めに子を成すか?




これはまさに愛憎反転のヤンデレ。

勇君………手を打たないと世界の危機がまた来るよ。


本日は12時時にまた投稿します。
お楽しみにしていてください。

次回〈キャロル・マールス・ディーンハイム〉

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