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転移に成功した僕は、未来へ連絡した。
「未来、何とか写真の場所まで来た。今どこ「その路地を左に曲がって!」わかった、すぐ行く!」
さすがは未来だ助かる。
「その人が言ってた人だね。僕が背負うから未来は案内をお願いするよ」
そして未来は、〈ふらわー〉というお店に案内してくれた。………運んでる時に姉さんのモノが背中にあたっていた。何がとは言わないが、姉弟でも恥ずかしい。
「未来とお店の人には助かったよ。おかげですぐに休ませることができた」
僕は姉さんを運び込んで、未来と店長さんが姉さんの服を変えた。
「未来。君に写真をもらった時に僕は気づいたけど、この人は君たちの幼馴染みで、僕の姉の〈雪音クリス〉だよ。今はすごくボロボロになってるけどね」
僕は悩んだ末に未来に事実を伝えた。
「そんな………ウソだよね勇君。クリスさんがこんなに酷い怪我をしてるなんて。」
「僕だって信じたくないさ。でも、僕が姉さんのことを見間違えるわけにはいかないよ」
そう言って僕たちは姉さんが起きるのを待つこと30分で、姉さんは意識を取り戻した。
「うぐぅっ、ここはどこだ!?」
「姉さん!意識を取り戻したんだね。僕たちのことがわかる?」
僕は姉さんに声をかけることにした。
「えっ…………まさか………勇………なのか?」
「うん。クリス姉さん。そして隣にいるのは未来だよ」
当然だけど姉さんは酷く動揺していた。
「なんで勇がここに………それに未来って………じゃあもしかしてアイツは本当に………」
姉さんは小声で何か小さく呟いていた。
「あとは響がいれば全員集合なんだけど」
「ウソだ。それじゃあ………あたしは………何のために……」
僕の声が届かない程、姉さんが動揺していたので、僕は姉さんを優しく抱いて言葉を続けた。
「ゆっくり整理すれば良いんだよ。そしてできたら僕の話を聞いてくれたら嬉しいんだけど」
「それじゃあ勇君。まさか本当にクリスさんなの?」
ここで未来が会話に参加してきた。
「うん。僕たちは8年前、バルベルテで両親を失くした。そして僕は姉さんを逃がすために囮になった。そして姉さんと別の難民キャンプである組織に保護された」
「ホントに勇は………あたしのために………すまない………すまない………許してくれ………勇」
「別に良いよ。僕は姉さんを探したけど、それは姉さんも同じでしょ?」
ある意味では僕は姉さんを置き去りにしたんだ。恨まれるなら、きっとそれは僕の方だろう。
「姉さん。ひとまずは、これを受け取って欲しい。そこには未来と僕の番号が入ってる。僕はもう一台もらったから使い方は………」
そう言いかけた時、盛大な音が鳴り響いた。まさかコレがそうなのか?
「2人とも!!逃げないと!!ノイズ警報だよコレ!!」
「そんな………フィーネ………あたしを狙って本当に」
慌てて走り出した姉さん。僕は未来に叫んだ。
「姉さんのことは僕を信じて任せて欲しい。必ず連絡するから!!!」
そうして僕は姉さんを追いかけた。
〈クリスは端末を手に入れた。
しかし使い方を知らない〉
頑張って早めに持たせた意味ないじゃん!
次回〈どうする!?〉
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