今回はビッキー視点でお送りします。
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私が送られた座標に向かうと、そこでは既に戦闘が始まっていた。ノイズと戦闘をしていたのは、クリスちゃんだった。
「クソッわらわら出てきやがってうっとおしいんだよ!!!」
攻撃をするも、多勢に無勢だったクリスちゃんはノイズの攻撃を受けて態勢を崩してしまった。
「危ない!!クリスちゃんに近づくなぁぁぁーー!!」
「お前!!なんであたしを助けやがった!!あたしがお前に何をしたのか忘れたのか!!!」
驚くクリスちゃんに、私は最短で最速でまっすぐに、私の気持ちを伝えた。
「クリスちゃんが私達と幼馴染みだったあのクリスちゃんだったことは、勇君と未来から聞いたんだ!だからこそ!!三回も会ってながら思い出せなかったことが!!私は悔しいんだよ!!」
私の素直な気持ちを聞いて、クリスちゃんは動揺していた。でも、ノイズは空気を読まずに攻撃してきた。
「私はね!初めて襲撃された時から感じてたの!何故かはわからないけど、どこかで会っていた。そんな気持ちだったんだよ!
でも、二回目は言えなかった!!それが本当に悔しいよ。だって!!クリスちゃんに〈デュランダル〉を振り下ろしたのは、この私なんだよ!
そして三回目にクリスちゃんが来て、未来が巻き込まれた時は、クリスちゃんだって動揺を隠せてなかったんだ。そして私が初めてそれを言葉にして、クリスちゃんは怒ったじゃん!!!!〈人の思い出に土足で踏み込むなッ!!!〉て!!」
すると、クリスちゃんもノイズを殲滅しながら答えてくれた。
「ああそうさ!!どこか他人じゃあないような気持ちはあたしも同じだ!!だが!!勇に会えるかもしれないって言われた時、どう感じたかなんてお前にわかるかよ!!目の前でパパとママを失って!あたしを逃がすために囮になった勇をどんな気持ちで探したかを!!!」
確かにその話は未来から聞いた。だからこそ、
私はクリスちゃんに伝えるんだ!
「それをこれから話していきたいんだ!私たち四人が本当に再会したその時に!だからお願い!今は力を貸して欲しいんだ!!!」
「ハッ気に食わねえが言いたいことはわかった!!!なら、あたしについてきやがれっ!!!遅れてもフォローはしねえぞ!!!」
意見が一致した私たちは、二人でノイズの殲滅をはじめた。一人と一人じゃない!ここにいるのは、私たち二人なんだから!!!
「雑魚はあたしがやってやる!お前はデカイのを相手してな!!早く片付いたら援護くらいはしてやるよ!!」
役割を決めた私たちの動きは、それぞれで戦っていくよりも動き易くくなった。
「右のデカイのをどけてあたしの射線を通させろ!!」
「小型が左から三体!!背後から五体来てる!!撃ち抜ける?」
そんなやり取りをしながら私たちは、
ノイズをすべて倒しきった。
「せっかく会えたのにもう行っちゃうの?」
私はクリスちゃんに尋ねた。
「ああ。今はまだ、お前達を受け入れられねえ。だが、さっきのお前の動きは悪くなかった。………次があれば考えてやるよ」
ありがとうクリスちゃん。
今はまだ繋げないけど………私は信じているよ。
四人揃って再会して、翼さんとも手を取り合えるって!
勇君達のおかげで原作よりビッキーを信頼できるクリスちゃん。ひびクリは個人的には好きなんですが、本作品のクリス姉さんはブラコンです。
次回〈合流した者達〉
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