また、閑話の期間で、アンケートを行います。
よろしければ回答をお願いします。
それでは本編をどうぞ。
僕が二人の精霊から託された力は、
今までの力と桁が違うことがわかった。
「三人とも!良かった!!戻ってこれたんだね!!」
「「「勇(君)!?その翼は!?!?!?」」」
響達に言われて自分の姿を見ると、限定礼装から完全礼装に変化し、ラファエルの翼とは別の、一対十色の翼が生えていた。
「どうやら、これが僕の本当の力みたいだ。そっちも似たようなものでしょ?」
「うん。なんだかよくわからないけど、力が溢れてくる。いつでもいけるよ!勇君!」
そんな話をしていると、フィーネはノイズで周囲を埋め尽くした。
「へっ、どれだけ出ようが今さらノイズごときであたしが止まるかよ!!」
その言葉を合図に姉さん達は、戦闘を再開した。
そして、エクスドライブによる念話での三人の息のあいようは、見ていて惚れ惚れしたが、僕も男だ。
格好をつけたいのは、男の方なんだよ、響。
「じゃあ僕もやるか」
〈時喰の城〉を展開して、周囲のノイズを一気に自壊させた。
「ハハハッ、おもしれえなぁ勇、お前の能力はよぉ!」
姉さんが本気で笑ってる。なら、僕も合わせるか。
「〈ザフキエル〉!行くぞ!!」
ザフキエルを呼び出して、2丁拳銃スタイルでノイズを撃ちまくった。
「二人ともすごい乱れ撃ちだね!!!」
「「残念だが、狙い撃ちだぜ!!!」」
響が、乱れ撃ち、翼さんが切り伏せる。片付くのは時間の問題だと思ったが、翼さんが何かに気づいた。
「気をつけろ皆!!!やつが次の手を撃って来るぞ!!」
すると、フィーネはソロモンの杖を自分に刺して、ノイズを取り込みはじめた。
「三人とも!やつがノイズを取り込んだ!!!」
すると、フィーネの体表面がノイズに覆われ、
カ・ディンギル程の大きさになった。
なのでとりあえず煽っておいた。
「オイオイ、敵の巨大化は負けフラグだって知らねーのかフィーネさん?」
「この私を見て尚侮辱するか!!!雪音勇!!!」
フィーネが放つ攻撃は町を消し飛ばした。
「町が!!」「なんという威力!?」
そして装者の攻撃を軽く耐え・返したフィーネは高らかに笑った。
「いくら、力を引き出しても欠片は欠片だ。完全聖遺物には敵わんさ」
そう攻撃して来るのを僕は待っていた。
「〈ミカエル〉〈ハニエル〉!!」
すかさずハニエルをミカエルに変え、二つのミカエルで攻撃を返してやった。
「自分の火力に潰れろ!!」
「チィ、また貴様か!?」
流石のフィーネもこれは効いたのか態勢を崩した。
すると、姉さんと翼さんが移動と陽動をはじめた。
なるほどね、狙いはアレか。
「響!!援護するからちゃんとつかめよ!!」
僕はすぐにメタトロンとカマエルを出し、砲撃を放った。そして空いた穴からデュランダルが飛んできた。
「そいつが勝機だ」 「掴みとれ!」 「援護するよ響!」
僕はラファエルを展開してデュランダルを引き寄せた。
「させるか!!!」
しかしフィーネも黙ってはとらせないように手を振り下ろして来た。
「サンダルフォン!!、ザドキエル!!」
こちらもサンダルフォンで手を切り落として更にあたらないように氷の塊を作って蹴飛ばした。
そしてデュランダルをつかめた響だが、本日二度目の暴走状態になった。
「〈ガヴリエル〉!!、みんな!!響に想いを届けてくれー!!!」
展開したガヴリエルにより、僕はその声はリディアンに届けた。
するとみんなの声が聞こえた。
「響聞こえるか?お前の勝利を願うみんなの声が!!」
響は、僕の・翼さんの・姉さんの・二課のみんなの・響がかつて助けた人達の・そして未来の声を聞いて正気を取り戻した。
そしてデュランダルを振り下ろした。
「ガアアッ、どうしたネフシュタン!何故再生しない!まさか!!完全聖遺物同士の対消滅か!」
「フィーネ!!簡単だよ!あんたは混ぜるな危険ってなる二つの道具を雑に扱い過ぎたんだよ!」
僕はもう一度フィーネに近づきながらラジエルを左手に展開した。よし、アレができるなら………
「そういえば、姉さんを苦しませて、見捨てた分はまだ許してねえぞ!!フィーネ!!」
僕はラジエルをもっていない右手に霊力を込めて全力でフィーネをぶん殴った。
だが、フィーネはその推進力で鞭を手繰り寄せて、月の欠片を落としてきた。
「しまった!!油断した!!!」
「フハハハ!!私の勝ちだ。私は何度でも、いつの時代でも蘇る。私は永遠に不滅だ!!!!」
流石はフィーネだ。倒れながらも言うその言葉には、
意志の強さを感じた。
でもそれは、僕の幼馴染みも同じだった。
「そうですね。なら、私達の代わりに伝えてください。人には歌がある。信じられる可能性は0じゃあないって」
「はあ……………、仕方ないわね、胸の歌を信じなさい」
そろそろだな。僕は口を挟むことにした。
「なあフィーネさん。貴女はこの世を楽しめたか?
僕は未練だらけさ。まだやり残したことがたくさんあるからね。本当は貴女も同じじゃあないのか?」
「勇君?どうしたの?」
響が僕に尋ねたが、構わず続けた。
「貴女の本音を教えてください」
フィーネは少し悩み
「そうだな。先史文明の次に良い世だったさ」
そう呟いた。その言葉が僕は聞きたかった。
「ありがとうございます。これで心おきなく使えます」
そして僕は創造と破壊の天使を呼んだ。
「頼むよ、〈アイン〉フィーネを救ってくれ」
すると、無色の天使がフィーネを覆い、
崩壊する体を作り直した。
「これ………は???」
「これが僕の最後の天使の力です。」
困惑するフィーネに、僕は言葉を続けた。
「貴女は姉さんを苦しめたけど、助けてはくれたんだ。僕だってそれには感謝してるんだ。
今のは、そのお礼ってことで良い」
「フフフ、姉弟揃って不器用ね」
そんなことを話していたら、響達が動き出してた。
「世界を救いに行ってきなよ三人とも。
今度は、僕たちが待ってるからさ」
すると、ここで姉さんが割って入った。
「勇!あたしは必ず帰ってくる。未来達のことをぜってー守れよ。泣かしたら許さないからな!!!」
なんとも姉さんらしいな。泣かせるのは、貴女達の方なのにな。
そうして僕たちが響達を見送った後、空に流れ星が見えた。どうやら、うまくやってくれたらしい。
だけど僕は、未来の涙だけは止められなかった。
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次回〈一番辛い三週間/幼馴染み〉
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